レアル会長、ソシオ総会でベルナベウ全面改装計画を勝手に進めたと指摘され…「モドリッチとクロースの契約延長も投票が必要なのか?」
2016.10.23 23:01 Sun
レアル・マドリーは、22日にソシオ(クラブ会員)総会を開催した。フロレンティーノ・ペレス会長はその場で、本拠地サンティアゴ・ベルナベウの全面改装計画をソシオの承認なしで進めた決断が過ちではないことを強調している。
レアルはベルナベウの全面改修に伴い、ホテル建設するためにスタジアム付近の土地を購入する考えだったが、2015年2月にマドリッド高等裁判所から同土地を購入することに関して違法性があるとの判決を受け、改修計画は一時的に頓挫した。だが先にマドリッド市役所と代替案について合意に至り、2017年に工事に着工する目処が立っている。
しかしながら22日のソシオ総会で、ペレス会長はソシオの代表選挙人の一人から、なぜ全面改修計画の再開をソシオの承認を求めずに決めたのかと意見されることになった。この意見に対する同会長の返答は、じつに強烈なものだった。
ペレス会長は自身が2000年にレアル会長に就任しなければ、同クラブの経営が立ち行かなくなり、ソシオ制(社団法人の一種)から株式会社に移行していたとの見解を述べた。
「しかし、なぜ私がクラブを株式会社に移行するようなリスクを取らなければならない? 2000年、私はクラブ予算の内1億7000万ユーロもの額を保証した。もし私が2000年に到着していなければ、このクラブは株式会社となっており、あなた方(ソシオの代表選挙人)はここで話す機会すら持ち得なかったんだ」
「我々は新しい時代に適応するスタジアムを必要としている。そして費用が4億~4億2000万ユーロという、最も安上がりにスタジアムを全面改装する道にたどりついた。なぜ、ソシオにこの件について問わなければならない? IPIC(国際石油投資会社、レアルとベルナベウのネーミングライツ契約を締結することで合意している)との合意は、すべて破棄しろと? ならばソシオは、クロースやモドリッチの契約延長についても投票で決めることを望むというのかね?」
現在、スペインでソシオ制を維持するプロサッカークラブはレアル、バルセロナ、アスレティック・ビルバオ、オサスナの4クラブのみであり、そのほかは株式会社として経営している。ソシオ制のクラブの会長はソシオの代表者という位置付けだが、ペレス会長の今回の発言は大きな波紋を呼ぶことになりそうだ。
提供:goal.com
レアルはベルナベウの全面改修に伴い、ホテル建設するためにスタジアム付近の土地を購入する考えだったが、2015年2月にマドリッド高等裁判所から同土地を購入することに関して違法性があるとの判決を受け、改修計画は一時的に頓挫した。だが先にマドリッド市役所と代替案について合意に至り、2017年に工事に着工する目処が立っている。
しかしながら22日のソシオ総会で、ペレス会長はソシオの代表選挙人の一人から、なぜ全面改修計画の再開をソシオの承認を求めずに決めたのかと意見されることになった。この意見に対する同会長の返答は、じつに強烈なものだった。
ペレス会長は自身が2000年にレアル会長に就任しなければ、同クラブの経営が立ち行かなくなり、ソシオ制(社団法人の一種)から株式会社に移行していたとの見解を述べた。
「しかし、なぜ私がクラブを株式会社に移行するようなリスクを取らなければならない? 2000年、私はクラブ予算の内1億7000万ユーロもの額を保証した。もし私が2000年に到着していなければ、このクラブは株式会社となっており、あなた方(ソシオの代表選挙人)はここで話す機会すら持ち得なかったんだ」
「我々は新しい時代に適応するスタジアムを必要としている。そして費用が4億~4億2000万ユーロという、最も安上がりにスタジアムを全面改装する道にたどりついた。なぜ、ソシオにこの件について問わなければならない? IPIC(国際石油投資会社、レアルとベルナベウのネーミングライツ契約を締結することで合意している)との合意は、すべて破棄しろと? ならばソシオは、クロースやモドリッチの契約延長についても投票で決めることを望むというのかね?」
現在、スペインでソシオ制を維持するプロサッカークラブはレアル、バルセロナ、アスレティック・ビルバオ、オサスナの4クラブのみであり、そのほかは株式会社として経営している。ソシオ制のクラブの会長はソシオの代表者という位置付けだが、ペレス会長の今回の発言は大きな波紋を呼ぶことになりそうだ。
提供:goal.com
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