【日本代表プレビュー】9月の失意を胸に、勝利が必須のイラク戦
2016.10.06 12:39 Thu
▽日本代表は6日、埼玉スタジアム2002でロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第3戦である、イラク代表戦に臨む。9月の2試合を1勝1敗で終えた日本にとって、10月の2試合は連勝を飾りたいところだ。
◆2連敗スタートのイラク
▽9月に行われたオーストラリア代表、サウジアラビア代表との2試合で連敗を喫したイラク。世代交代を図り、若手を主体にチームを作っていることもあるが、ロシアW杯出場に向けて非常に厳しいスタートとなった。
▽アウェイでのオーストラリア戦、ホームでのサウジアラビア戦はともに2失点。得点はサウジアラビア戦の1点に終わり、チームとしての完成度はまだまだ低い印象だ。それでも、アンダー世代では結果を残しているため、侮ってはいけない相手。日本としても、しっかりと対処する必要がある。
◆悪夢を繰り返さないためにも
▽対する日本は、初戦のUAE代表戦で敗戦。同じ埼玉スタジアム2002でのイラク戦となる。およそ1カ月前に味わった屈辱を繰り返さないためにも、この一戦にかける想いは強いだろう。11日のオーストラリア戦に向けても弾みを付けたい一戦だ。
▽チームはFW宇佐美貴史(アウグスブルク)、FW武藤嘉紀(マインツ)が負傷で不参加となり、代わりにFW齋藤学(横浜F・マリノス)を招集。Jリーグでも結果を残し続け、局面を打開できる齋藤の能力はチームにとってプラスになることは間違いない。
◆リオ五輪世代には気をつけろ
▽今回のメンバーには、DF植田直通(鹿島アントラーズ)、MF大島僚太(川崎フロンターレ)、FW浅野拓磨(シュツットガルト)と3名のリオ五輪メンバーが招集されている。
▽日本と同様にグループステージ敗退に終わったイラクだが、今回の日本戦に向けて多くの五輪代表メンバーが招集されている。リオ五輪で唯一ゴールを決めたMFサード・アブドゥルアミールや、ウディーネーゼでプレーするDFアリ・アドナンなど、実力者も揃っている。
▽若いチームではあるが、それゆえに、日本戦での好パフォーマンスを目指して、高い志で挑んでくることは間違いないだろう。野心に満ち溢れたチームほど怖いものはない。そんな彼らに影響され、日本のリオ五輪世代の奮起にも期待したい。
◆トップ下は清武、左は好調・原口か
▽勝利が必要な日本は、いつも通りの[4-3-3]を起用するだろう。疲労度や、クラブチームでのパフォーマンスなどを踏まえ、予想してみた。
★予想フォーメーション[4-3-3]
▽また、ボランチにはMF長谷部誠(フランクフルト)とケガから復帰するMF柏木陽介(浦和レッズ)が起用されると見る。MF山口蛍(セレッソ大阪)は後半からの出場となるだろう。トップ下は、MF清武弘嗣(セビージャ)が入ると考えられる。通常ではMF香川真司(ドルトムント)が入るポジションだが、前回の2試合やドルトムントでのパフォーマンスを見る限り、香川よりも清武を起用した方が良いと見る。
▽右ウイングはFW本田圭佑(ミラン)で確定。一方で、左ウイングはタイ代表戦で結果を残し、チームでも結果を残しているFW原口元気(ヘルタ・ベルリン)が先発することになるだろう。追加招集を受けたFW齋藤学(横浜F・マリノス)は、展開次第で後半から起用されると見る。1トップはFW岡崎慎司(レスター・シティ)となるだろう。タイ戦同様に、FW浅野の可能性もあるかもしれない。
◆勝たなくてはいけないイラク戦
▽ホームでのUAE戦で失意の敗戦を喫した日本。これは、選手や監督、関係者のみならず、スタジアムやテレビで試合を観た人も大きな失望したはずだ。そんな中で迎えるホームでのイラク戦は、“負けられない”ではなく“勝たなければいけない”試合となる。
▽11日にグループ内で最も強敵といえるオーストラリア戦を控えていることも考えると、なおさら勝利は必要だ。2連勝を飾れば、オーストラリアを抜くこともできる。「日本が勝つためにすべての準備をする」とハリルホジッチ監督が語ったように、メンバーを含め、試合に勝てる決断を下し、しっかりと勝利してくれることだろう。絶対に勝たなくてはいけない試合。イラク戦は、6日(木)の19時35分にキックオフを迎える。
◆2連敗スタートのイラク
▽9月に行われたオーストラリア代表、サウジアラビア代表との2試合で連敗を喫したイラク。世代交代を図り、若手を主体にチームを作っていることもあるが、ロシアW杯出場に向けて非常に厳しいスタートとなった。
◆悪夢を繰り返さないためにも
▽対する日本は、初戦のUAE代表戦で敗戦。同じ埼玉スタジアム2002でのイラク戦となる。およそ1カ月前に味わった屈辱を繰り返さないためにも、この一戦にかける想いは強いだろう。11日のオーストラリア戦に向けても弾みを付けたい一戦だ。
▽チームはFW宇佐美貴史(アウグスブルク)、FW武藤嘉紀(マインツ)が負傷で不参加となり、代わりにFW齋藤学(横浜F・マリノス)を招集。Jリーグでも結果を残し続け、局面を打開できる齋藤の能力はチームにとってプラスになることは間違いない。
▽前回問題となったコンディション面については「フィジカルコンディションが違う状態」とヴァイッド・ハリルホジッチ監督が前日会見で明かした。合流日によってバラつきがあるようだが、「疲労回復のところにトライしないといけない」というコメントを考えると、遅れて合流したメンバーも状態を上げて試合に起用する考えがありそうだ。
◆リオ五輪世代には気をつけろ
▽今回のメンバーには、DF植田直通(鹿島アントラーズ)、MF大島僚太(川崎フロンターレ)、FW浅野拓磨(シュツットガルト)と3名のリオ五輪メンバーが招集されている。
▽日本と同様にグループステージ敗退に終わったイラクだが、今回の日本戦に向けて多くの五輪代表メンバーが招集されている。リオ五輪で唯一ゴールを決めたMFサード・アブドゥルアミールや、ウディーネーゼでプレーするDFアリ・アドナンなど、実力者も揃っている。
▽若いチームではあるが、それゆえに、日本戦での好パフォーマンスを目指して、高い志で挑んでくることは間違いないだろう。野心に満ち溢れたチームほど怖いものはない。そんな彼らに影響され、日本のリオ五輪世代の奮起にも期待したい。
◆トップ下は清武、左は好調・原口か
▽勝利が必要な日本は、いつも通りの[4-3-3]を起用するだろう。疲労度や、クラブチームでのパフォーマンスなどを踏まえ、予想してみた。
★予想フォーメーション[4-3-3]
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▽まず、GKは西川周作(浦和レッズ)で変更なしだろう。クラブや代表でのパフォーマンスを見ても、ここは変わらない。また、最終ラインは慣れ親しんだメンバーになるだろう。右からDF酒井高徳(ハンブルガーSV)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、DF森重真人(FC東京)、DF長友佑都(インテル)と予想。長友の代わりに酒井高が左サイドバックにまわり、DF酒井宏樹(マルセイユ)が右サイドバックになる可能性もある。▽また、ボランチにはMF長谷部誠(フランクフルト)とケガから復帰するMF柏木陽介(浦和レッズ)が起用されると見る。MF山口蛍(セレッソ大阪)は後半からの出場となるだろう。トップ下は、MF清武弘嗣(セビージャ)が入ると考えられる。通常ではMF香川真司(ドルトムント)が入るポジションだが、前回の2試合やドルトムントでのパフォーマンスを見る限り、香川よりも清武を起用した方が良いと見る。
▽右ウイングはFW本田圭佑(ミラン)で確定。一方で、左ウイングはタイ代表戦で結果を残し、チームでも結果を残しているFW原口元気(ヘルタ・ベルリン)が先発することになるだろう。追加招集を受けたFW齋藤学(横浜F・マリノス)は、展開次第で後半から起用されると見る。1トップはFW岡崎慎司(レスター・シティ)となるだろう。タイ戦同様に、FW浅野の可能性もあるかもしれない。
◆勝たなくてはいけないイラク戦
▽ホームでのUAE戦で失意の敗戦を喫した日本。これは、選手や監督、関係者のみならず、スタジアムやテレビで試合を観た人も大きな失望したはずだ。そんな中で迎えるホームでのイラク戦は、“負けられない”ではなく“勝たなければいけない”試合となる。
▽11日にグループ内で最も強敵といえるオーストラリア戦を控えていることも考えると、なおさら勝利は必要だ。2連勝を飾れば、オーストラリアを抜くこともできる。「日本が勝つためにすべての準備をする」とハリルホジッチ監督が語ったように、メンバーを含め、試合に勝てる決断を下し、しっかりと勝利してくれることだろう。絶対に勝たなくてはいけない試合。イラク戦は、6日(木)の19時35分にキックオフを迎える。
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