イングランドがシュクルテル退場のスロバキアをラストプレーのララナ弾で下し辛勝スタート《ロシアW杯欧州予選》
2016.09.05 03:04 Mon
▽イングランド代表は4日、ロシア・ワールドカップ欧州予選グループF第1節でスロバキア代表とのアウェイ戦に臨み、1-0で辛勝した。
▽この夏行われたユーロ2016ではベスト16でアイスランド代表に敗れたイングランドはホジソン前監督が辞任に追い込まれ、プレミアリーグで残留請負人としての地位を確立していた経験豊富な指揮官のアラダイス監督を招へい。そのイングランドはルーニーやケイン、スターリングといったユーロ2016の主力組が先発となった。システムは[4-2-3-1]を採用し、GKにハート、4バックに右からウォーカー、ケイヒル、ストーンズ、ローズ、中盤の2センターにヘンダーソンとE・ダイアー、2列目に右からスターリング、ルーニー、ララナと入り、1トップにケインが構えた。
▽一方、チェコとの分離独立後初出場を果たしたユーロ2016で決勝トーナメントに進出したスロバキアは、ハムシクとシュクルテルの両主軸が先発となった。
▽ユーロ2016のグループステージ最終節で対戦した際には0-0と引き分けた両チームの対戦は、アウェイチームのイングランドがポゼッションする展開で推移していく。しかし、アタッキングサードでの攻め手がなく膠着状態が続いた。
▽互いにシュートがない中、39分にようやくイングランドに決定機。ケインがボックス右ゴールライン際からクロスを入れると、DFにカットされてルーズとなったボールを拾ったゴールエリア右のスターリングがシュート。しかし、枠の左に外れてしまった。結局、互いに慎重な姿勢を崩さなかった前半はゴールレスで終了した。
▽そこでイングランドはヘンダーソンに代えてデレ・アリを投入。より攻撃的な布陣にシフトして一方的な展開に持ち込んだイングランドは、71分にルーニーの直接FKでゴールに近づくも枠を捉えきれない。
▽それでも76分にも決定機。ボックス手前左からララナの放った強烈なミドルシュートが左ポスト内側を叩いた。終盤にかけてもスロバキアを自陣に張り付けるイングランドは存在感のなかったケインに代えてスタリッジを投入。85分には再びララナがミドルシュートでゴールに迫るもわずかに枠を外れた。
▽そのままスロバキアの守備ブロックを攻略できないかに思われたが、所定の追加タイム4分が過ぎたラストプレーで劇的に決勝ゴールを奪う。ボックス左に侵入したローズの折り返しを受けたニアのララナがDFを外して左足を振り抜くと、シュートがGKの股間をすり抜けてネットを揺らした。直後にタイムアップを迎えたイングランドが勝利し、予選白星スタートを切っている。
▽この夏行われたユーロ2016ではベスト16でアイスランド代表に敗れたイングランドはホジソン前監督が辞任に追い込まれ、プレミアリーグで残留請負人としての地位を確立していた経験豊富な指揮官のアラダイス監督を招へい。そのイングランドはルーニーやケイン、スターリングといったユーロ2016の主力組が先発となった。システムは[4-2-3-1]を採用し、GKにハート、4バックに右からウォーカー、ケイヒル、ストーンズ、ローズ、中盤の2センターにヘンダーソンとE・ダイアー、2列目に右からスターリング、ルーニー、ララナと入り、1トップにケインが構えた。
▽ユーロ2016のグループステージ最終節で対戦した際には0-0と引き分けた両チームの対戦は、アウェイチームのイングランドがポゼッションする展開で推移していく。しかし、アタッキングサードでの攻め手がなく膠着状態が続いた。
▽互いにシュートがない中、39分にようやくイングランドに決定機。ケインがボックス右ゴールライン際からクロスを入れると、DFにカットされてルーズとなったボールを拾ったゴールエリア右のスターリングがシュート。しかし、枠の左に外れてしまった。結局、互いに慎重な姿勢を崩さなかった前半はゴールレスで終了した。
▽迎えた後半もイングランドがボールを保持したものの、やはりこう着状態が続く。そんな中57分、シュクルテルがケインを踏み付けて2枚目のイエローカードを受けて退場となり、イングランドが数的優位となった。
▽そこでイングランドはヘンダーソンに代えてデレ・アリを投入。より攻撃的な布陣にシフトして一方的な展開に持ち込んだイングランドは、71分にルーニーの直接FKでゴールに近づくも枠を捉えきれない。
▽それでも76分にも決定機。ボックス手前左からララナの放った強烈なミドルシュートが左ポスト内側を叩いた。終盤にかけてもスロバキアを自陣に張り付けるイングランドは存在感のなかったケインに代えてスタリッジを投入。85分には再びララナがミドルシュートでゴールに迫るもわずかに枠を外れた。
▽そのままスロバキアの守備ブロックを攻略できないかに思われたが、所定の追加タイム4分が過ぎたラストプレーで劇的に決勝ゴールを奪う。ボックス左に侵入したローズの折り返しを受けたニアのララナがDFを外して左足を振り抜くと、シュートがGKの股間をすり抜けてネットを揺らした。直後にタイムアップを迎えたイングランドが勝利し、予選白星スタートを切っている。
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