PK戦制したポルトガルがポーランドを退けて2大会連続ベスト4進出《ユーロ2016》
2016.07.01 06:50 Fri
▽ユーロ2016準々決勝のポーランド代表vsポルトガル代表が6月30日にベロドロームで行われ、1-1で120分を終了。PK戦を3-5で制したポルトガルが2大会連続ベスト4へ進出している。
▽5日前に行われた決勝トーナメント1回戦のスイス代表戦を1-1に持ち込まれたPK戦の末に5-4で競り勝ったポーランドは、その試合と同様のスタメンを送り出した。
▽一方、決勝トーナメント1回戦のクロアチア代表戦を睨み合いの末に延長戦のクアレスマ弾で1-0と辛勝して6大会連続ベスト8進出を果たしたポルトガルは、その試合のスタメンから2選手を変更。ラファエウ・ゲレーロと負傷したアンドレ・ゴメスに代えてレナト・サンチェスとエリセウを起用した。
▽試合は開始2分にいきなり動きを見せる。サイドチェンジを被ったセドリクのミスを突いてグロシツキが左サイドを突破。深くえぐってマイナスのクロスを折り返すと、最後は正面のレヴァンドフスキがゴール左へ流し込み、ようやくエースに今大会初ゴールが生まれた。
▽先制を許したポルトガルはC・ロナウドを1トップに置き、2列目に右からナニ、レナト・サンチェス、A・シウバ、ジョアン・マリオと配置する[4-1-4-1]を採用。失点を受けて圧力を強めていくと、サイドを起点にポーランドの強固な守備を崩しにかかった。
▽互いにゴールに迫る中、ポルトガルは28分にC・ロナウドがミドルシュートでGKファビアンスキを強襲。続く30分にはC・ロナウドがボックス内でパズダンに倒されるもノーファウルの判定が下されたが、33分に試合を振り出しに戻した。
▽決めたのは新進気鋭の18歳。ナニとのワンツーでペナルティアーク右まで進入し、レナト・サンチェスが左足を一閃すると、クリホヴィアクに当たってディフクレクトした強烈なシュートがゴール右隅に突き刺さった。ハーフタイムにかけてはポルトガルが押し気味に試合を運んだものの決定機を生み出すには至らず、1-1で前半を終えた。
▽ナニを2トップの一角に置く[4-4-2]で後半に臨んだポルトガルに対し、ポーランドがポゼッションを高めていく展開となった。すると56分、C・ロナウドがボックス左に侵入してシュートに持ち込む決定機を演出。だが、左足でのシュートは枠を捉えきれなかった。
▽自陣に引く慎重な試合運びにシフトしたポルトガルが64分にセドリクの際どいミドルシュートで勝ち越しゴールに迫れば、ポーランドは69分にイェンドジェイチクの左サイドからのクロスをニアのミリクが合わせる決定機を演出。しかし、GKルイ・パトリシオの好守に阻まれてしまう。
▽膠着状態に陥る中、74分にA・シウバに代えてモウティーニョを投入したポルトガルは79分、右CKからフォンテのヘディングシュートがGKファビアンスキを強襲。そして、ジョアン・マリオに代えクアレスマを投入して勝負をかけたポルトガルは、86分にビッグチャンスが訪れる。C・ロナウドが浮き球パスに抜け出してボレーシュート。完全にフリーだったが空振りしてしまい、90分を終えて1-1で終了。両チームにとって2戦連続での延長戦突入となった。
▽延長戦に入って押し込んだのはポルトガル。しかし、水際で耐えるポーランドを崩しきることができない。103分にはナニがミドルシュートを狙うもGKファビアンスキの正面を突いてしまう。迎えた延長後半は一転してポーランドが押し気味に試合を進めるも、互いにシュートチャンスを生み出すことはできない。
▽結局、120分を1-1で終えてPK戦に突入した一戦は、全員が成功して迎えたポーランド4番手のキッカー、ブワシュチコフスキがGKルイ・パトリシオにセーブされたのに対し、ポルトガルは5人全員が成功。ポルトガルが2大会連続ベスト4進出を決めている。準決勝ではウェールズvsベルギーの勝者と決勝を懸けて対戦する。
▽5日前に行われた決勝トーナメント1回戦のスイス代表戦を1-1に持ち込まれたPK戦の末に5-4で競り勝ったポーランドは、その試合と同様のスタメンを送り出した。
▽試合は開始2分にいきなり動きを見せる。サイドチェンジを被ったセドリクのミスを突いてグロシツキが左サイドを突破。深くえぐってマイナスのクロスを折り返すと、最後は正面のレヴァンドフスキがゴール左へ流し込み、ようやくエースに今大会初ゴールが生まれた。
▽先制を許したポルトガルはC・ロナウドを1トップに置き、2列目に右からナニ、レナト・サンチェス、A・シウバ、ジョアン・マリオと配置する[4-1-4-1]を採用。失点を受けて圧力を強めていくと、サイドを起点にポーランドの強固な守備を崩しにかかった。
▽しかし、ポーランドは15分にカウンターからミリクがミドルシュートを放てば、17分にもレヴァンドフスキがGKルイ・パトリシオを強襲し、ポルトガルをけん制していく。
▽互いにゴールに迫る中、ポルトガルは28分にC・ロナウドがミドルシュートでGKファビアンスキを強襲。続く30分にはC・ロナウドがボックス内でパズダンに倒されるもノーファウルの判定が下されたが、33分に試合を振り出しに戻した。
▽決めたのは新進気鋭の18歳。ナニとのワンツーでペナルティアーク右まで進入し、レナト・サンチェスが左足を一閃すると、クリホヴィアクに当たってディフクレクトした強烈なシュートがゴール右隅に突き刺さった。ハーフタイムにかけてはポルトガルが押し気味に試合を運んだものの決定機を生み出すには至らず、1-1で前半を終えた。
▽ナニを2トップの一角に置く[4-4-2]で後半に臨んだポルトガルに対し、ポーランドがポゼッションを高めていく展開となった。すると56分、C・ロナウドがボックス左に侵入してシュートに持ち込む決定機を演出。だが、左足でのシュートは枠を捉えきれなかった。
▽自陣に引く慎重な試合運びにシフトしたポルトガルが64分にセドリクの際どいミドルシュートで勝ち越しゴールに迫れば、ポーランドは69分にイェンドジェイチクの左サイドからのクロスをニアのミリクが合わせる決定機を演出。しかし、GKルイ・パトリシオの好守に阻まれてしまう。
▽膠着状態に陥る中、74分にA・シウバに代えてモウティーニョを投入したポルトガルは79分、右CKからフォンテのヘディングシュートがGKファビアンスキを強襲。そして、ジョアン・マリオに代えクアレスマを投入して勝負をかけたポルトガルは、86分にビッグチャンスが訪れる。C・ロナウドが浮き球パスに抜け出してボレーシュート。完全にフリーだったが空振りしてしまい、90分を終えて1-1で終了。両チームにとって2戦連続での延長戦突入となった。
▽延長戦に入って押し込んだのはポルトガル。しかし、水際で耐えるポーランドを崩しきることができない。103分にはナニがミドルシュートを狙うもGKファビアンスキの正面を突いてしまう。迎えた延長後半は一転してポーランドが押し気味に試合を進めるも、互いにシュートチャンスを生み出すことはできない。
▽結局、120分を1-1で終えてPK戦に突入した一戦は、全員が成功して迎えたポーランド4番手のキッカー、ブワシュチコフスキがGKルイ・パトリシオにセーブされたのに対し、ポルトガルは5人全員が成功。ポルトガルが2大会連続ベスト4進出を決めている。準決勝ではウェールズvsベルギーの勝者と決勝を懸けて対戦する。
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