プレミアリーグ王者の岡崎「やれないことはないというのをチームで示した」《日本代表海外組合宿》
2016.05.26 21:28 Thu
▽6月にキリンカップサッカー2016を控える日本代表は26日、千葉県内で海外組の一部選手が集まり、合宿3日目を行った。この日から合宿に合流したFW岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)が、プレミアリーグでの優勝や今後の目標について語った。
◆FW岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)
――みんなから祝福されて、ミーティングの時には笑いも起きていたが
「監督が優勝したと言ってくれて、それでみんながおめでとうと」
――改めて優勝を実感したのでは
「僕の中では優勝は終わりました。逆に疲れましたね」
――この一週間はパレードなどをやって、そのあとはどう過ごしてきたか
「チームの会があって、パレードしてタイに行きました。タイでもパレードして、色々回って仕事して。あとは家族とロンドンで過ごしていました」
――あまり体を動かしてはいないのか
「そうですね。でもそのおかげで、優勝を引きずらないというか。今はもっとサッカーをしたいと思えています。いつもの自分だと感じています」
「チームにも必要とされているし、自分はそういう場にいたいと思っています。休む時にいつも思うのですが、またサッカーしたいなという思いが出てきます。今はそういう気持ちがあります」
――もともと今日合流する予定だったのか
「そうですね。監督と話をして決めました」
――レスターでの優勝が代表に何かもたらせるとしたら
「1つは、やれないことはないということをチームが証明しました。1人ではなく、チームが特徴を最大限に出せば、やれないことはない。みんなが奇跡と言っているようなことが起こせるという事実を証明しました。これは結果が出ないと証明できないもので、日本代表だけでなく、誰しもが希望を持てる優勝だったのではないかと思います。現場の自分もそう思っています」
「頭でっかちになりがちだった自分も、シンプルになりました。最近は戦術やなんだかんだが主流になっていますが、やってきたことはシンプルに戦うだけでした。もちろん守備面などは監督が考えていたと思いますが、みんなで理解していれば、言い過ぎなくてもできると証明できました」
――自身の役割は
「役割という風に認識していませんでした。自分は、生き残るために、試合に出るために、その中でできることを絞り出してやった結果が、試合に出続けられたと思います。ただ、満足はしていないですし、自分がやりたいことはその先。ただ、希望、道筋は見えたので、それを活かしたいなと思います」
――やりたいこととは
「ゴールです。惜しいという場面もありましたし、一歩届かなかった場面をゴールにつなげられればもっと違ったと思います。触れなかったクロスの場面などは、そこを触るかどうが、自分が見えている先に行けるかどうかだと思っています。動きの質なのか、タイミングなのか。そこにボールが来ると100%信じきれていないとか。そういうものがあるのかなと。その何かを自分で探さないといけないですし、見つければストライカーとしてもう少し上に行けると思います」
――リーグ戦が終わってからコンディション面は
「全く何も考えてなかったです。そういうチームのこともありますし、サッカーをまたやりたいという気持ちは勝手に出てくるのかなと思っています。チームは2試合前に優勝が決まったので、その後の練習は2回ほどやって試合をやるような感じでした。チームは優勝ムードでしたね。コンディション作りは難しかったですし、そのまま休みに入りましたからね。軽く走ったりはしましたが、気持ちの面ではフレッシュになっていて、優勝のことは完全に忘れています」
「こうやって聞かれれば、改めて優勝のことを考えなければいけませんが(笑)。難しい問題ですが、嬉しい気持ちもありますが、悔しい気持ちもありました。この代表の試合もいつもどおり試合に出たいと思っていますし、いつも通り結果を出したいです。来シーズンに向けても、ここからまたスタートするんだという思いはあります」
――来シーズンはCLに出場するが、チームや個人の目標は
「チーム自体は選手も意識も変わるでしょう。目標は監督も言っているように、残留争いです。CLも決勝トーナメントに行ければ良いという考えです。その中で、自分が必要になってくると信じていますし、その時にストライカーの位置で結果を残して入っていくことが最大の目標です。そのためには、途中からでもゴールを決める意識が必要です。チャンスはあると思うので、そこで決めるかどうか。そういう意味ではプレミアリーグで2桁取ることもですし、CLも出来るだけ点を取る。これが必要だと思います」
――今回のキリンカップではシュマイケル選手など知っている選手も参加するが
「シュマイケルは、日本かよと(笑)。日本は遠いなと言っていましたね。楽しみにはしているでしょう。その他のチームではボスニアにイビセビッチがいます。知っている選手はいるので、楽しみです。知っている選手と戦えるのは楽しみですし、今回はホームです。僕らは勝たないといけない理由があります。相手より有利です。相手は僕らと対等かそれ以上だと思いますが、そういうチームにどういうサッカーをするかが今後の大事なことですね」
◆FW岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)
――みんなから祝福されて、ミーティングの時には笑いも起きていたが
「監督が優勝したと言ってくれて、それでみんながおめでとうと」
「僕の中では優勝は終わりました。逆に疲れましたね」
――この一週間はパレードなどをやって、そのあとはどう過ごしてきたか
「チームの会があって、パレードしてタイに行きました。タイでもパレードして、色々回って仕事して。あとは家族とロンドンで過ごしていました」
――あまり体を動かしてはいないのか
「そうですね。でもそのおかげで、優勝を引きずらないというか。今はもっとサッカーをしたいと思えています。いつもの自分だと感じています」
――空港から代表に直行するあたりも岡崎選手らしいが
「チームにも必要とされているし、自分はそういう場にいたいと思っています。休む時にいつも思うのですが、またサッカーしたいなという思いが出てきます。今はそういう気持ちがあります」
――もともと今日合流する予定だったのか
「そうですね。監督と話をして決めました」
――レスターでの優勝が代表に何かもたらせるとしたら
「1つは、やれないことはないということをチームが証明しました。1人ではなく、チームが特徴を最大限に出せば、やれないことはない。みんなが奇跡と言っているようなことが起こせるという事実を証明しました。これは結果が出ないと証明できないもので、日本代表だけでなく、誰しもが希望を持てる優勝だったのではないかと思います。現場の自分もそう思っています」
「頭でっかちになりがちだった自分も、シンプルになりました。最近は戦術やなんだかんだが主流になっていますが、やってきたことはシンプルに戦うだけでした。もちろん守備面などは監督が考えていたと思いますが、みんなで理解していれば、言い過ぎなくてもできると証明できました」
――自身の役割は
「役割という風に認識していませんでした。自分は、生き残るために、試合に出るために、その中でできることを絞り出してやった結果が、試合に出続けられたと思います。ただ、満足はしていないですし、自分がやりたいことはその先。ただ、希望、道筋は見えたので、それを活かしたいなと思います」
――やりたいこととは
「ゴールです。惜しいという場面もありましたし、一歩届かなかった場面をゴールにつなげられればもっと違ったと思います。触れなかったクロスの場面などは、そこを触るかどうが、自分が見えている先に行けるかどうかだと思っています。動きの質なのか、タイミングなのか。そこにボールが来ると100%信じきれていないとか。そういうものがあるのかなと。その何かを自分で探さないといけないですし、見つければストライカーとしてもう少し上に行けると思います」
――リーグ戦が終わってからコンディション面は
「全く何も考えてなかったです。そういうチームのこともありますし、サッカーをまたやりたいという気持ちは勝手に出てくるのかなと思っています。チームは2試合前に優勝が決まったので、その後の練習は2回ほどやって試合をやるような感じでした。チームは優勝ムードでしたね。コンディション作りは難しかったですし、そのまま休みに入りましたからね。軽く走ったりはしましたが、気持ちの面ではフレッシュになっていて、優勝のことは完全に忘れています」
「こうやって聞かれれば、改めて優勝のことを考えなければいけませんが(笑)。難しい問題ですが、嬉しい気持ちもありますが、悔しい気持ちもありました。この代表の試合もいつもどおり試合に出たいと思っていますし、いつも通り結果を出したいです。来シーズンに向けても、ここからまたスタートするんだという思いはあります」
――来シーズンはCLに出場するが、チームや個人の目標は
「チーム自体は選手も意識も変わるでしょう。目標は監督も言っているように、残留争いです。CLも決勝トーナメントに行ければ良いという考えです。その中で、自分が必要になってくると信じていますし、その時にストライカーの位置で結果を残して入っていくことが最大の目標です。そのためには、途中からでもゴールを決める意識が必要です。チャンスはあると思うので、そこで決めるかどうか。そういう意味ではプレミアリーグで2桁取ることもですし、CLも出来るだけ点を取る。これが必要だと思います」
――今回のキリンカップではシュマイケル選手など知っている選手も参加するが
「シュマイケルは、日本かよと(笑)。日本は遠いなと言っていましたね。楽しみにはしているでしょう。その他のチームではボスニアにイビセビッチがいます。知っている選手はいるので、楽しみです。知っている選手と戦えるのは楽しみですし、今回はホームです。僕らは勝たないといけない理由があります。相手より有利です。相手は僕らと対等かそれ以上だと思いますが、そういうチームにどういうサッカーをするかが今後の大事なことですね」
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