途中出場のカバーニ弾でPSGがチェルシーに先勝《CL》
2016.02.17 06:49 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16の1stレグ、パリ・サンジェルマン(PSG)vsチェルシーが16日にパルク・デ・プランスで行われ、PSGが2-1で先勝した。
▽一方、苦しみながらも最終節で首位通過を決めたチェルシーは、ヒディング体制で公式戦12試合無敗。しかし、この重要な一戦でマティッチが出場停止により欠場となり、直近のニューカッスル戦で負傷したテリーも不在となった。最終ラインには左サイドバックにババを起用し、イバノビッチとケイヒルがセンターバックのコンビを組んだ。
▽戦前の予想通り、立ち上がりからPSGが圧倒。モッタを起点にボールを動かし、ディ・マリアとルーカス・モウラの両ウイングが中央に絞ったり、下がったりしてボールに関与し、両サイドバックを高い位置に押し上げて圧力を強めていく。ヴェッラッティとルーカス・モウラがミドルシュートで相手ゴールを襲えば、13分には左サイドに抜け出したマクスウェルのクロスが飛び込んだディ・マリアに合えばというシーンを作り出す。
▽一方、開始直後から押し込まれたチェルシーだったが、引きすぎずに全体をコンパクトに保ち、PSGの攻撃に対応。徐々に自分たちの時間を作り始めると、22分に決定機を作り出す。ボックス手前でボールを動かし、左サイドに抜け出したババが良質なクロスを供給。これをD・ルイスの背後を取ったジエゴ・コスタがヘディングで合わせたが、GKトラップに辛うじて右手で触られ、さらにはクロスバーに弾かれてしまう
▽先制点を許したチェルシーは、すぐさま攻勢に出ると、前半の最後に追いつく。追加タイム1分、ウィリアンの右CKを中央からニアサイドに入り込んだジエゴ・コスタが頭でフリック。これをフリーで受けたミケルがゴール右に蹴り込んだ。失点に絡んだミケルのゴールにより、チェルシーが同点にして前半を終える。
▽迎えた後半も、ボールを保持するPSGと守ってカウンターを仕掛けるチェルシーという構図となる。チェルシーは49分、ウィリアンのスルーパスからジエゴ・コスタがボックス左へ抜け出すが、GKトラップとの一対一を制すことができない。対するPSGもディ・マリアやイブラヒモビッチがGKクルトワを強襲する際どいシュートを放っていった。
▽すると、時間の経過とともにPSGが攻勢を強める。特に、左サイドを徹底的に攻め立て、アスピリクエタの裏を幾度も突いていった。しかし、相手のセンターバック2枚やGKクルトワの好守に遭い、ゴールをこじ開けられない。それでもブラン監督は74分、ルーカス・モウラを下げてカバーニを送り出すと、この交代が的中する。
▽78分、敵陣の中央でボールをキープしたイブラヒモビッチが前方のディ・マリアにパスを出すと、前を向いたディ・マリアは裏のスペースへフライスルーパス。これにオフサイドラインぎりぎりでボックス右へ抜け出したカバーニが、GKクルトワの股を抜くシュートでゴールに流し込んだ。
▽その後はヴェッラッティとマテュイディを下げてラビオとパストーレを送り出したPSGが、チェルシーの反撃を許さずに試合をコントロール。3点目を奪えなかったが、PSGが2-1で先勝した。貴重なアウェイゴールを奪ったチェルシーは、逆転が十分に可能な状況とし、本拠地スタンフォード・ブリッジでの2ndレグへ向かう。
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▽レアル・マドリーと同居したグループステージを2位通過したPSGは、今季の公式戦39試合で33勝1敗5分けと圧倒的な成績を残している。ブラン監督は、公式戦の連勝が16で止まった直近のリール戦(0-0)のスタメンから6人を変更。温存されたエースのイブラヒモビッチや主将のチアゴ・シウバがスタメンに戻り、負傷明けのヴェッラッティも先発入りしたが、カバーニがベンチスタートとなった。▽戦前の予想通り、立ち上がりからPSGが圧倒。モッタを起点にボールを動かし、ディ・マリアとルーカス・モウラの両ウイングが中央に絞ったり、下がったりしてボールに関与し、両サイドバックを高い位置に押し上げて圧力を強めていく。ヴェッラッティとルーカス・モウラがミドルシュートで相手ゴールを襲えば、13分には左サイドに抜け出したマクスウェルのクロスが飛び込んだディ・マリアに合えばというシーンを作り出す。
▽一方、開始直後から押し込まれたチェルシーだったが、引きすぎずに全体をコンパクトに保ち、PSGの攻撃に対応。徐々に自分たちの時間を作り始めると、22分に決定機を作り出す。ボックス手前でボールを動かし、左サイドに抜け出したババが良質なクロスを供給。これをD・ルイスの背後を取ったジエゴ・コスタがヘディングで合わせたが、GKトラップに辛うじて右手で触られ、さらにはクロスバーに弾かれてしまう
▽その後はチェルシーが守備を機能させ、PSGにチャンスを作らせずにいたが、ホームチームのエースが試合を動かす。39分、ドリブルでつっかけたルーカス・モウラがボックス手前でミケルに倒されてFKを獲得。この好位置でのFKをイブラヒモビッチが右足の強シュートで直接狙うと、壁のミケルに当たってコースが変わり、GKクルトワの逆を突いてゴール中央に突き刺さった。
▽先制点を許したチェルシーは、すぐさま攻勢に出ると、前半の最後に追いつく。追加タイム1分、ウィリアンの右CKを中央からニアサイドに入り込んだジエゴ・コスタが頭でフリック。これをフリーで受けたミケルがゴール右に蹴り込んだ。失点に絡んだミケルのゴールにより、チェルシーが同点にして前半を終える。
▽迎えた後半も、ボールを保持するPSGと守ってカウンターを仕掛けるチェルシーという構図となる。チェルシーは49分、ウィリアンのスルーパスからジエゴ・コスタがボックス左へ抜け出すが、GKトラップとの一対一を制すことができない。対するPSGもディ・マリアやイブラヒモビッチがGKクルトワを強襲する際どいシュートを放っていった。
▽すると、時間の経過とともにPSGが攻勢を強める。特に、左サイドを徹底的に攻め立て、アスピリクエタの裏を幾度も突いていった。しかし、相手のセンターバック2枚やGKクルトワの好守に遭い、ゴールをこじ開けられない。それでもブラン監督は74分、ルーカス・モウラを下げてカバーニを送り出すと、この交代が的中する。
▽78分、敵陣の中央でボールをキープしたイブラヒモビッチが前方のディ・マリアにパスを出すと、前を向いたディ・マリアは裏のスペースへフライスルーパス。これにオフサイドラインぎりぎりでボックス右へ抜け出したカバーニが、GKクルトワの股を抜くシュートでゴールに流し込んだ。
▽その後はヴェッラッティとマテュイディを下げてラビオとパストーレを送り出したPSGが、チェルシーの反撃を許さずに試合をコントロール。3点目を奪えなかったが、PSGが2-1で先勝した。貴重なアウェイゴールを奪ったチェルシーは、逆転が十分に可能な状況とし、本拠地スタンフォード・ブリッジでの2ndレグへ向かう。
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