【プレビュー】決勝Tで3年連続の対戦! 盤石パリが手負いのブルーズを迎え撃つ《PSGvsチェルシー》

2016.02.16 15:00 Tue
▽チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16の1stレグ、パリ・サンジェルマン(PSG)vsチェルシーが16日の日本時間28:45からパルク・デ・プランスで開催される。
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▽レアル・マドリーの後塵を拝したものの、シャフタールとマルメという格下相手に全勝し、グループA2位通過を決めたPSGは、4連覇を狙う国内リーグでも26戦無敗(22勝4分け)の圧倒的な強さで首位を独走している。シーズン4冠に向けて順調な歩みを見せる“パリの巨人”は、盤石の状態で昨シーズンのプレミアリーグ王者との一戦に臨む。
▽一方、ディナモ・キエフとポルト、マッカビ・テル・アビブと比較的組し易いグループGに入りながら最終節の勝利で辛くも首位通過を決めたチェルシーは、2連覇を目指したプレミアリーグでも序盤から大苦戦。第26節終了時点で12位に低迷するチームは、昨年12月にモウリーニョ前監督が退任となり、現在はヒディンク新監督の下で立て直しの真っ最中だ。新体制移行後、公式戦12試合無敗を継続するものの、その内訳は6勝6分けと勝ち切れない状況が続いている。

▽なお、両チームの決勝トーナメントでの対戦は3年連続。さらに、いずれのシーズンも2戦合計スコアが3-3だったが、2013-14シーズンはチェルシー、昨シーズンはPSGがアウェイゴール数の差で勝ち抜いている。果たして3度目の対戦となる今回はどちらが勝ち抜けるのか…。

◆パリ・サンジェルマン◆
【4-3-3】


▽パリ・サンジェルマン予想スタメン
GK:トラップ
DF:ファン・デル・ヴィール、チアゴ・シウバ、ダビド・ルイス、マクスウェル
MF:ラビオ、モッタ、マテュイディ
FW:ディ・マリア、イブラヒモビッチ、カバーニ
出場停止者:なし
負傷者:なし
▽出場停止者および負傷者もいない。ただ、SNS上に発信された動画でブラン監督やチームメートを侮辱したDFオーリエが規律違反でメンバー外。また、中国行きが濃厚なFWラベッシも招集外となる。さらに、直近のリーグ戦で復帰したばかりのMFヴェッラッティとMFパストーレは、リスク回避のためベンチスタートとなる見込みだ。したがって、若手MFラビオがMFモッタ、MFマテュイディと共に中盤の一角で起用されるはずだ。

◆チェルシー◆
【4-2-3-1】


▽チェルシー予想スタメン
GK:クルトワ
DF:アスピリクエタ、イバノビッチ、ケイヒル、ババ
MF:ミケル、セスク
MF:アザール、ウィリアン、ペドロ
FW:ジエゴ・コスタ
出場停止者:MFマティッチ
負傷者:DFズマ(右ヒザ)、テリー(筋肉系)、FWパト(コンディション不良)、ファルカオ(太もも)

▽グループステージ最終節のポルト戦でカードをもらったMFマティッチが累積警告で出場停止となる。負傷者に関しては、右ヒザ前十字じん帯断裂のDFズマに加え、直近のリーグ戦で負傷したDFテリーが欠場する見込み。これを受けて、今冬加入のDFミアズカとアカデミーの18歳DFクラーク=ソルターが急遽招集メンバーに入った。なお、今冬加入のFWパトはコンディションが整っていないため、起用不可能だ。

★タクティカル・プレビュー
◆ポゼッションのPSGvsカウンターのチェルシーという明確な構図
▽両チームのプレースタイルや現状のチーム状況を鑑みれば、格上のPSGがボールを保持して、アウェイのチェルシーが自陣に構えてロングカウンターを狙うという形に落ち着くはずだ。PSGとしてはできるだけ早い時間帯に先制点を奪い、前がかりとなった相手を前線の強力なアタッキングユニットで粉砕したいところ。対するチェルシーは、0-0の時間をできるだけキープして焦れた相手のミスや得意のセットプレーから1点を奪いたい。

◆変化は必要なし、横綱相撲で〜パリ・サンジェルマン〜
▽規律違反のオーリエの招集外という誤算はあったものの、負傷明けのヴェッラッティを除くベストメンバーでこの一戦に臨めるPSGとしては、リーグ戦無敗を継続する今まで通りの戦い方で問題ない。後方からショートパスを繋ぎながらアタッキングサードでは、イブラヒモビッチやディ・マリアといった個のアイデアを生かしてチェルシーの守備を攻略していきたい。

▽昨シーズンの対戦ではテリーやマティッチの高さと強さに苦戦したPSGだが、今回は前者が負傷、後者がサスペンションで欠場となる。したがって、最終ラインとセントラルMFのフィジカル強度は著しく下がっており、最前線と1.5列目を行き来してプレーするイブラヒモビッチがより起点になり易い。加えて、右ウイングのディ・マリアがマッチアップする相手は経験の少ないババとなるため、同サイドにおける優位性は明白だ。

▽さらに逆サイドのカバーニがアスピリクエタ相手に高さのミスマッチを作り、中盤に下りたイブラヒモビッチがセンターバックを釣り出し、そこに裏への飛び出しに長けたマテュイディが顔を出せれば、チェルシーの守備ブロック攻略はさほど難しいミッションとはならないだろう。

▽相手のロングカウンターへの対応に関しては、積極的な持ち上がりで攻撃の起点となるウィリアンに対人対応に長けたマテュイディ、好調を継続するジエゴ・コスタには同胞のチアゴ・シウバとダビド・ルイスの2センターバックでタイトに監視を行いたい。とりわけ、後者に対してはクサビを受けに中盤に下りた際もセンターバック1人が必ず前に出て簡単に前を向かせないように対応し、後方のスペースはポジショニングセンスに長けたアンカーのモッタが埋めるという形を徹底したい。

◆引くも地獄、前から行くのも地獄…解決策はバランス〜チェルシー〜
▽ここまでのチーム状態に加え、センターバックに負傷者が続出しているチェルシーは、敵地での1stレグに向けて懸念材料が多い。この一戦でヒディンク監督は堅守速攻スタイルを採用することが濃厚だが、漠然と引いて守ってロングカウンターを狙うだけでは勝機は薄い。

▽ベストメンバーで戦えれば、前指揮官モウリーニョ仕込みの“ゴール前に2台のバス”というリアリスティックな戦術も採れるが、急造のディフェンスライン+ミケルとセスクのセントラルMFで、PSGの強力攻撃陣を自陣深くで迎え撃つのはあまりに無謀だ。したがって、時間限定で前からプレスに行ったり、ディフェンスラインの上げ下げなど、臨機応変な対応が必要となってくる。

▽無失点を優先するゲームプランのため、前線の選手はサイドバックのサポートや高精度のフィードを狙うモッタやセンターバックに対して、きっちり寄せていくことが求められる。また、セントラルMFは中央のスペースを埋めるだけでなく、イブラヒモビッチへのパスコースを切る役割も担うことになる。

▽0-0をベースに考えつつ勝利を得るには、セスクとアザール、ウィリアン、ジエゴ・コスタら個の打開力が求められる。前述した4人には、与えられた守備のタスクをこなしつつ、プラスアルファでチャンスを演出する仕事が期待される。

▽とりわけ、ロングカウンターの起点となるセスクはイブラヒモビッチの対応に当たりつつ、虎視眈々と裏のスペースを狙うペドロやジエゴ・コスタに極上のフィードを届ける役割を担う。また、後方からのサポートが少ない中、ウィリアンとアザールには1人で複数のDFを相手にする個人技、ジエゴ・コスタには同胞のセンターバックコンビをイラ立たせ、ワンチャンスをモノにする“賢さ”が期待される。

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