10人のセビージャを崩せなかったアトレティコが首位陥落《リーガエスパニョーラ》
2016.01.25 01:59 Mon
▽リーガエスパニョーラ第21節アトレティコ・マドリーvsセビージャが24日にビセンテ・カルデロンで行われ、0-0で引き分けた。
▽一方、要塞サンチェス・ピスファンでマラガとのアンダルシア・ダービーを制した7位セビージャ(勝ち点32)は、公式戦5連勝と好調。そのセビージャは3日前に行われたコパ・デル・レイ準々決勝1stレグ、ミランデス戦(2-0)のスタメンから8選手を変更し、バネガやビトロ、GKセルヒオ・リコら主力が先発に戻ったが、ガメイロがベンチスタートとなった。
▽グリーズマンがビエットと2トップを形成するフラットな[4-4-2]で臨んだアトレティコと、本職左サイドバックのエスクデロを左サイドハーフで起用したセビージャの一戦は、中盤での激しい攻防が立ち上がりから繰り広げられる展開となる。
▽その序盤を経て、まずゴールに迫ったのはアトレティコ。14分、サウール・ニゲスがボックス左に侵入して強烈なシュートを浴びせた。その後はアトレティコがポゼッションを高める中、25分にフアンフランの右からのクロスにグリーズマンが合わせれば、29分にはガビがミドルシュートを放つも枠の上へ外れる。そして、33分にはFKの流れからグリーズマンがジャンピングボレーで狙ったが、枠を捉えきれなかった。
▽後半頭からA・フェルナンデスに代えてカラスコを左ウイングに投入したアトレティコは、[4-3-3]に変更。右ウイングにグリーズマン、中盤アンカーにガビを配した。そのアトレティコが前がかっていくと52分、決定機を演出する。左サイド低い位置からのコケの右足でのクロスに、ゴール前へ飛び込んだグリーズマンのヘディングシュートが左ポストを叩いた。
▽アトレティコの攻勢が強まる中61分、左サイドで仕掛けたビエットがビトロに2枚目のイエローカードを誘発させ、アトレティコが数的優位となる。この判定に異議を唱えたエメリ監督が退席処分となった中、アトレティコは66分にサウール・ニゲスのヘディングシュートでゴールに迫れば、69分にはFKのサインプレーからボックス右のスペースに走り込んだカラスコがシュートを浴びせるもGKセルヒオ・リコのセーブに阻まれる。
▽ジョレンテに代えてガメイロを投入したセビージャに対し、一方的な展開としたアトレティコは72分にビエットがGKセルヒオ・リコを襲えば、73分にはFKからゴディンがヘディングシュートでゴールに近づいていく。
▽そして、サウール・ニゲスに代えてJ・マルティネスを投入したアトレティコが、両サイドバックを押し上げて厚みのある攻撃を続けると、82分にはガビのミドルシュートでGKセルヒオ・リコを強襲。しかし、これ以降は10人となったセビージャの守りを崩せずにタイムアップ。勝ち点1獲得にとどまったアトレティコは、1試合消化の少ないバルセロナに勝ち点で並ばれ首位陥落となった。
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▽前節ラス・パルマス戦では苦戦しながらも3-0で勝利し、リーガ4連勝で首位をキープしたアトレティコ。そのアトレティコは4日前に行われたコパ・デル・レイ準々決勝1stレグ、セルタ戦(0-0)のスタメンから4選手を変更し、GKオブラクやガビ、フアンフランら主力が先発に戻った。▽グリーズマンがビエットと2トップを形成するフラットな[4-4-2]で臨んだアトレティコと、本職左サイドバックのエスクデロを左サイドハーフで起用したセビージャの一戦は、中盤での激しい攻防が立ち上がりから繰り広げられる展開となる。
▽その序盤を経て、まずゴールに迫ったのはアトレティコ。14分、サウール・ニゲスがボックス左に侵入して強烈なシュートを浴びせた。その後はアトレティコがポゼッションを高める中、25分にフアンフランの右からのクロスにグリーズマンが合わせれば、29分にはガビがミドルシュートを放つも枠の上へ外れる。そして、33分にはFKの流れからグリーズマンがジャンピングボレーで狙ったが、枠を捉えきれなかった。
▽一方、タイトな守備とセットプレーを中心に応戦するセビージャは36分、ボックス左のエスクデロの折り返しにバネガがダイレクトで合わせるも、わずかに枠の上へ外れる。結局、膠着した前半はゴールレスで終了した。
▽後半頭からA・フェルナンデスに代えてカラスコを左ウイングに投入したアトレティコは、[4-3-3]に変更。右ウイングにグリーズマン、中盤アンカーにガビを配した。そのアトレティコが前がかっていくと52分、決定機を演出する。左サイド低い位置からのコケの右足でのクロスに、ゴール前へ飛び込んだグリーズマンのヘディングシュートが左ポストを叩いた。
▽アトレティコの攻勢が強まる中61分、左サイドで仕掛けたビエットがビトロに2枚目のイエローカードを誘発させ、アトレティコが数的優位となる。この判定に異議を唱えたエメリ監督が退席処分となった中、アトレティコは66分にサウール・ニゲスのヘディングシュートでゴールに迫れば、69分にはFKのサインプレーからボックス右のスペースに走り込んだカラスコがシュートを浴びせるもGKセルヒオ・リコのセーブに阻まれる。
▽ジョレンテに代えてガメイロを投入したセビージャに対し、一方的な展開としたアトレティコは72分にビエットがGKセルヒオ・リコを襲えば、73分にはFKからゴディンがヘディングシュートでゴールに近づいていく。
▽そして、サウール・ニゲスに代えてJ・マルティネスを投入したアトレティコが、両サイドバックを押し上げて厚みのある攻撃を続けると、82分にはガビのミドルシュートでGKセルヒオ・リコを強襲。しかし、これ以降は10人となったセビージャの守りを崩せずにタイムアップ。勝ち点1獲得にとどまったアトレティコは、1試合消化の少ないバルセロナに勝ち点で並ばれ首位陥落となった。
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