父の失踪に母の病死、苦難の人生を語るナインゴラン「サッカーボールは僕の救いだった」
2015.11.28 03:48 Sat
▽ローマのベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが、幼少期の父の失踪や癌で亡くなった母親についてなど、苦難の人生を語っている。同選手がベルギーのテレビ番組で語った内容をイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
▽ナインゴランは、自身や姉たちに惜しみない愛情を注いでくれた母親への感謝を語りつつも、現在別居中の父親に関しては「知らない人」と糾弾している。
「僕はこれまでの人生で自分がしてきた行いを誇りに思っている。そのほとんどは母から受け継いできたものなんだ。父が出て行った後、母は僕たちを育てるために懸命に働いてくれた。そして、半年間の闘病の末に癌で亡くなったんだ」
「一方、父は僕の人生において終わった章だ。仮に僕がフットボーラーでなければ、彼を自分の家に招待することはなかったと思う。父と再会したときは、何も感じなかったし、彼は知らない人だ」
▽また、ナインゴランは苦難を乗り越えられた大きな要因がサッカーだったと語り、現在はローマで幸せなときを過ごしていると語っている。
「サッカーボールは僕の救いだった。そして、今はローマで元気に過ごしている。ここは素晴らしいクラブだからね」
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▽インドネシア人の父とベルギー人の母の間に生まれたナインゴランは、幼少期にその父親が失踪。ナインゴランの母親は同選手と双子の姉の3人を女手一つで立派に育て上げた後、2010年に半年の闘病の末、癌で亡くなった。「僕はこれまでの人生で自分がしてきた行いを誇りに思っている。そのほとんどは母から受け継いできたものなんだ。父が出て行った後、母は僕たちを育てるために懸命に働いてくれた。そして、半年間の闘病の末に癌で亡くなったんだ」
「一方、父は僕の人生において終わった章だ。仮に僕がフットボーラーでなければ、彼を自分の家に招待することはなかったと思う。父と再会したときは、何も感じなかったし、彼は知らない人だ」
「父に関しては幼い頃から悪いイメージしか持っていなかった。現在、僕が有名になったことで父は僕のことを探し当てた。ただ、僕が父を必要としていたのは、幼い頃だけだった」
▽また、ナインゴランは苦難を乗り越えられた大きな要因がサッカーだったと語り、現在はローマで幸せなときを過ごしていると語っている。
「サッカーボールは僕の救いだった。そして、今はローマで元気に過ごしている。ここは素晴らしいクラブだからね」
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