今冬補強ゼロのエバートンがフリーのアンドレ・アイェウに接触!

2023.02.01 22:55 Wed
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新戦力補強なしで今冬の移籍市場を終えたエバートンが、ガーナ代表FWアンドレ・アイェウ(33)の獲得に動いているようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じている。

現在、プレミアリーグで降格圏の19位に低迷するエバートンは、先日にフランク・ランパード前監督を解任し、ショーン・ダイチ新監督の招へいを発表した。
しかし、今冬の移籍市場では残留を争うライバルが必死の積極補強を敢行した中、トッテナムにオランダ代表FWアルノー・ダンジュマを土壇場でかっさらわれた影響などもあり、まさかの新戦力補強ゼロに。逆に、10番を背負っていたU-21イングランド代表FWアンソニー・ゴードンがニューカッスルに流出し、新生トフィーズの船出は前途多難だ。

この移籍市場の失態を挽回したいクラブは、フリーで獲得な選手として先日にカタールのアル・サッドを退団したアイェウをリストアップしているという。

ヨーロッパでのキャリア再開を希望するアイェウは、すでにエバートンとの交渉のためにイングランドに向かっており、クラブは今回の話し合いの中で250万ポンド(約4億円)の今季終了までの半年契約を掲示する見込み。ただ、現時点でアイェウとの契約の可能性は五分五分と不確実なもののようだ。
マルセイユの下部組織出身のアイェウは、これまでスウォンジーとウェストハムと2つのクラブでプレミアリーグを戦い、89試合21ゴール12アシストの数字を残している。

アル・サッドでは在籍1年半で39試合22ゴール3アシストを記録し、先のカタール・ワールドカップでも健在ぶりを示していた33歳は、クリスタル・パレスで活躍する実弟ジョルダンと共に再びプレミアを舞台にプレーすることになるのか。

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ネーションズカップ不参加のトーマスは「これまでで最大のケガ」 ガーナ代表監督が明かす

ガーナ代表のクリス・ヒュートン監督がアーセナルのMFトーマス・パルティのケガに言及した。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えた。 今月開催のアフリカ・ネーションズカップ(CAN)2023に臨むガーナ代表は、1日に27名の招集メンバーを発表。FWアンドレとFWジョルダンのアイェウ兄弟や、MFモハメド・クドゥス、FWイニャキ・ウィリアムズらが順当に選出された中、11月から負傷欠場が続いているトーマスは選外となった。 ヒュートン監督は「これまでで最大のケガ」とトーマスの状態についてコメント。アーセナルと連携しながら復帰をサポートしていることも明かした。 「我々のチームに悪影響を与えるつもりで言うわけではないが、トーマス・パルティは我々にとって最も重要な選手の1人だ」 「これは我々がよく理解していることであり、本来であればケガを抱えていたとしても確実にメンバー入りするはずだ。我々は彼の選手としてのクオリティを知っているが、かなりのケガを抱えている」 「私はこの間、トーマスと多くの時間を過ごしたし、アーセナルのメディカルスタッフとも協力してきた。彼らはこのケガを慎重に扱うつもりであり、選手本人も同様だ。これは彼にとって大きなケガであり、これまでで最大のケガだ」 「監督として、そして(ガーナサッカー)協会として最も重要なのは、この時期中、彼に必要なサポートを与えることだ。我々が得た全ての情報によると、彼のリカバリーのスケジュールや今後注意すべきことを踏まえれば、アフリカ・ネーションズカップには間に合わないだろう」 トーマス抜きでの戦いが続くアーセナルは、レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(24)や、フルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の状況を追っており、1月に獲得に動くことも考えられるようだ。 2024.01.02 16:55 Tue

ガーナ代表が発表! アイェウ兄弟やI・ウィリアムズ招集もトーマスが選外に【CAN2023】

ガーナサッカー協会(GFA)は1日、アフリカ・ネーションズカップ(CAN)2023に臨む同国代表メンバー27名を発表した。 クリス・ヒュートン監督率いるガーナは、通算5度目の優勝を目指す今大会に向けて主力を順当に招集。アンドレとジョルダンのアイェウ兄弟やモハメド・クドゥス、イニャキ・ウィリアムズ、モハメド・サリスらがメンバーに名を連ねた。 一方で負傷離脱中のMFトーマス・パルティ(アーセナル)、MFジェフリー・シュラップ(クリスタル・パレス)、FWカマルディーン・スレマナ(スタッド・レンヌ)らが招集外となった。 ガーナは今大会でグループBに入っており、14日にカーボベルデ代表戦、18日にエジプト代表戦、22日にモザンビーク代表戦を戦う予定だ。 ◆ガーナ代表27名 GK ローレンス・アティ・ジギ(ザンクト・ガレン/スイス) ジョー・ウォラコット(チャールトン/イングランド) リチャード・オフォリ(オーランド・パイレーツ/南アフリカ) DF デニス・オドイ(クラブ・ブルージュ/ベルギー) アレクサンダー・ジク(ベジクタシュ/トルコ) ダニエル・アマルティ(ベジクタシュ/トルコ) ギデオン・メンサー(オセール/フランス) モハメド・サリス(モナコ/フランス) ニコラ・オポク(アミアン/フランス) アリドゥ・セイドゥ(クレルモン/フランス) タリク・ランプティ(ブライトン/イングランド) ハミドゥ・ファタウ(メデアマ) MF アンドレ・アイェウ(ル・アーヴル/フランス) エリシャ・オウス(オセール/フランス) サリス・アブドゥル・サメド(RCランス/フランス) アーネスト・ヌアマ(リヨン/フランス モハメド・クドゥス(ウェストハム/イングランド) ジョルダン・アイェウ(クリスタル・パレス/イングランド) オスマン・ブカリ(ツルヴェナ・ズヴェズダ/セルビア) イドリス・ババ(アルメリア/スペイン) ジョセフ・ペイントシル(ヘンク/ベルギー) マジード・アシメル(アンデルレヒト/ベルギー) ランスフォード=イェボア・ケーニヒスドルファー(ハンブルガーSV/ドイツ) FW イニャキ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ/スペイン) アントワーヌ・セメンヨ(ボーンマス/イングランド) ジョナサン・ソワー(メデアマ) 2024.01.01 22:35 Mon

アンドレ・アイェウが8年ぶりにリーグ・アン帰還! 昇格組ル・アーヴルへ加入

ガーナ代表FWアンドレ・アイェウ(33)が8年ぶりにリーグ・アンへ帰還することになった。 ル・アーヴルは12日、アイェウの加入を発表。背番号は「28」に決定し、契約期間は今シーズン終了までとなる。 昨年のカタール・ワールドカップでも健在ぶりを示し、ガーナ代表として通算114キャップを誇るアイェウ。昨シーズン限りでノッティンガム・フォレストを退団して以降はフリーの状況が続いていたが、8年ぶりに生まれ故郷であるフランス帰還を決断した。 先日にカタールのアル・サッドを退団したアイェウは、ヨーロッパでのキャリア再開に向けて1日にイングランド入り。現地報道ではエバートンとフォレストの2クラブと交渉を行った模様だが、クラブの現状やスウォンジー時代に指導を受けたスティーブ・クーパー監督の存在もあり、フォレスト行きを決断する形となった。 マルセイユの下部組織出身のアイェウは、これまでイングランドのスウォンジーやウェストハム、トルコのフェネルバフチェ、カタールのアル・サッドといったクラブで活躍。今年2月にはスウォンジー時代に指導を受けたスティーブ・クーパー監督の存在もあり、フォレストに短期契約で加入。しかし、シーズン終了後にクラブを離れていた。 なお、アイェウの加入が決定したル・アーヴルは昨シーズンのリーグ・ドゥを優勝し、2008-09シーズン以来のリーグ・アンの舞台で戦っている。ここまで7位と健闘を見せているなか、百戦錬磨のベテランアタッカーの加入でさらなる躍進も期待されるところだ。 2023.11.13 22:56 Mon

「試合を壊すレベル」「理不尽」「差別を疑われる」冨安健洋への不可解判定が話題に、元イングランド代表FWも疑問「そこには全く何もなかった」

アーセナルの日本代表DF冨安健洋の退場ば大きな波紋を呼んでいる。 21日、アーセナルはプレミアリーグ第2節でクリスタル・パレスとアウェイで対戦した。 開幕戦ではホームでノッティンガム・フォレスト相手に勝利したアーセナル。連勝スタートと行きたい中、冨安は左サイドバックで先発出場を果たした。 後半にマルティン・ウーデゴールがPKを決めて先制したアーセナルだったが、67分に冨安が退場。中盤でアンドレ・アイェウと軽く接触したところ、冨安にはまさかのイエローカード。主審はユニフォームを引っ張ったというアクションを示したが、実際に冨安は体に触れていただけ。不可解な退場となった。 1枚目のイエローカードはスローインの際の遅延行為。今シーズンから遅延行為に対してかなり判定が厳しくなっており、仕方ない部分はあるが、2枚目は主審がユニフォームを引っ張ったとアピールしたために明らかな誤審となった。 これに対してファンは「厳しすぎる。誤審だろ」、「良いプレーしてたのに」、「試合を壊すレベルの誤審」、「意味が分からない」、「これは気の毒すぎる」、「これは理不尽」、「信用できないわ」、「あれでイエローなら何枚出るんだ」、「差別を疑われるぞ」とコメントを寄せている。 また、イギリス『スカイ・スポーツ』で解説を務めた元イングランド代表FWアラン・スミス氏は「私はここでアーセナルのユニフォームは着てはいないが、これで退場になるというのは、彼にとって2枚目のイエローカードではあるが、本当に厳しいことに見える」とコメント。「シャツを引っ張ったのならばわかるが、そこには全く何もなかった」と誤審であると見解を示した。 プレミアリーグの審判団はこのところ誤審続きで何度も謝罪を行うことに。開幕戦でもマンチェスター・ユナイテッドvsウォルバーハンプトンでVARが介入。明らかにユナイテッドGKアンドレ・オナナがアフターチャージをしてPKだと思われたが、ノーファウルとなっていた。試合後にプレミアリーグプロ審判協会(PGMOL)が誤審であることを認めており、主審、VAR、AVARの3名を第2節の担当から外すという処分を下していた。 今回の件も不可解すぎるジャッジであり、アーセナルが異議申し立てをする可能性は高い。果たしてどういう結末を迎えるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】元代表FWも疑問、冨安健洋が不可解なジャッジで退場…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="LBrN_Oi9-pY";var video_start = 338;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.08.22 12:10 Tue

24年ぶりプレミアでなんとか残留のフォレスト、リンガードら6選手が退団…ナバスやヘンダーソンらはレンタル満了

ノッティンガム・フォレストは2日、6選手の退団を発表した。 今シーズン限りでチームを去ることが発表されたのは、イングランド代表MFジェシー・リンガード(30)、ガーナ代表MFアンドレ・アイェウ(33)、MFカフー(30)、MFジャック・コールバック(33)、GKジョーダン・スミス(28)、FWライル・テイラー(33)となる。 リンガードは出番が多く得られなかったマンチェスター・ユナイテッドから今シーズン完全移籍で加入。期待された中で、プレミアリーグでは17試合の出場に終わり、ゴールとアシストはなしだった。 アイェウはカタールのアル・サッドから今年2月に加入。プレミアリーグで13試合に出場したがこちらも数字は残せず、4カ月で退団となった。 また、パリ・サンジェルマンからレンタル中のコスタリカ代表GKケイロル・ナバス、ユナイテッドからレンタル中のGKディーン・ヘンダーソン、アトレティコ・マドリーからレンタル中のDFレナン・ロディはいずれもレンタル期間終了に伴い、クラブへと戻ることとなる。 加えて、ニューカッスルからレンタル中のニュージーランド代表FWクリス・ウッド(31)は、完全移籍へと移行。プレミアリーグ25試合で3ゴールを記録したが、ケガでシーズン終盤は離脱していた。 大型補強を敢行して24年ぶりのプレミアリーグに臨み、夏と冬の移籍市場で合計30名の選手を獲得した中、プレミアリーグはそんなに甘くなく、最後まで残留を争ったが、第37節でアーセナルを下したことで残留が決定。ただ、今夏も多くの選手が入れ替わることになりそうだ。 2023.06.02 22:10 Fri

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エバートン史上最多PL出場の主将DFコールマンが1年契約延長「貢献できると感じていなかったらサインしなかった」

エバートンは14日、アイルランド代表DFシェイマス・コールマン(35)との契約延長を発表した。 契約期間は2025年6月までの1年間。エバートンで16シーズン目を迎える。 コールマンは2009年1月に母国アイルランドのスライゴ・ローヴァーズから6万ポンド(約1200万円)でエバートンに加入。公式戦通算422試合で28ゴール29アシストを記録しており、プレミアリーグ通算364試合出場はクラブ史上最多記録となっている。 エバートンの象徴とも言える右サイドバックは、2019年からキャプテンも担当。2023年5月に負ったヒザの大ケガからの復帰を目指して始まった今シーズンは、公式戦15試合でプレーした。 ショーン・ダイチ監督の下でもう1年戦うことを決意したコールマンは、クラブメディアの『エバートンTV』でその喜びを語っている。 「エバートンが僕にとって何を意味するかは誰もが知っている。新しい契約にサインし、世界最高のリーグで戦うこの特別なクラブでプレーし続けられることがとても誇らしいし、光栄に思う」 「僕はこのサッカークラブのために全力を尽くす。ここでの時間を延長できることを本当に嬉しく思っている。全ての瞬間を大切にし、楽しんでいくつもりだ」 「僕にとって、そして全てのエバートンファンにとっての特別な場所であるグディソンでの最後のシーズン(2024-25シーズン限りで移転)になるなんて信じ難いことだ。もちろん僕はその一員でありたい」 「僕はまだピッチ内外でこのサッカークラブのために仕事ができると感じている。グディソンでの最後のシーズンとなれば良い形でシーズンに臨めると思うけど、チームに貢献できると感じていなかったら、契約にはサインしなかっただろう」 「母国のために2試合プレーしたばかりだ。調子は良いし、ピッチ上で選手たちを助けたい。まだ楽しんでいるし、それなら愛するクラブでプレーするのが一番だろう?」 「昨シーズンは監督が僕らのパフォーマンスと共にチームを大いに安定させたと思う。僕はその一員でありたいし、これからもこのサッカークラブの一員であり続けたい」 2024.06.14 20:31 Fri

CB補強に動くユナイテッド、ブランスウェイトと個人合意? エバートンは160億円求む

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンとの交渉に入るようだ。 イギリス『BBC』が報じたところによると、ユナイテッドは選手の代理人と個人条件ですでに合意しているといい、14日イングランドの今夏移籍ウィンドーが開いてから、エバートンとの話し合う見込みだ。 ただ、エバートンは将来の代表でもレギュラーになるとの期待をかけるブランスウェイトを手放したくなく、移籍金もかつてのハリー・マグワイアやヨシュコ・グヴァルディオルと同じレベルを求めるという。 その額は最低でも8000万ポンド(約160億3000万円)。エバートンは今月末までにプレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)をクリアするために選手売却を迫られているとも報じられている。 ユナイテッドの方ではケガ人の多さが主因だが、今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣を補強ポイントの1つに。すでにラファエル・ヴァランの退団が決まっている。 2024.06.14 10:15 Fri

ローマのオーナーがエバートンを買収か? 売却失敗の中で候補者が複数浮上

クラブ売却話が頓挫してしまったエバートン。救世主として浮上したのは、ローマのオーナーであるダン・フリードキン氏だという。イギリス『BBC』が伝えた。 エバートンは、現オーナーであるファルハド・モシリ氏がクラブの売却を考え始めると、アメリカの投資会社「777パートナーズ」に株式の94%を売却することで合意に達していた。 しかし、クラブの売却期限だった今月1日までに取引が行われず。クラブの売却は成立しなかったことが発表されていた。 そんな中、新たな買い手として浮上したのがローマを保有するダン・フリードキン氏。純資産は48億ポンド(約9629億円)とも言われているアメリカ人の実業家で、モシリ氏が持つ94%の株式を全て購入することを目指しているという。 なお、その他にも、エバートンに1億5800万ポンド(約313億8000万円)を貸し付けたMSPスポーツキャピタル、地元の実業家であるアンディ・ベル氏とジョージ・ダウニング氏も買収を目指しているとされている。 また、クリスタル・パレスの共同オーナーであるジョン・テクスター氏もエバートンに興味を示しており、クリスタル・パレスの株式45%を売却することを検討し始めたとも言われている。 いずれにしても、買い手の候補はいくつかいる中で、エバートンの将来がどうなるのか注目を集める 財政的に問題を抱えていたエバートン。2023-24シーズンのプレミアリーグでは、プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)の違反のため、勝ち点8をマイナスされていたが、なんとか残留を果たしていた。 2024.06.09 12:01 Sun

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「エバートンはショーン・ダイチに感謝せよ」…エバートンの元最高経営責任者(CEO)が主張した。 ファルハド・モシリ氏のオーナー就任以来、イングランドの古豪として地位を保ってきたエバートンは、一転して残留争いが常となり、何より経営状況が「最悪」と言って差し支えない。 クラブを維持するには主力の売却が必須で、大きな勝ち点剥奪を課されて生き延びた今夏は特にそう。よく名の通る主力は軒並み移籍の噂が存在する。 そんななか、1年ほど続けてきた「777パートナーズ」へのクラブ売却交渉が、とうとう6月1日で期限切れ。 イギリス『フットボール・インサイダー』のポッドキャスト番組に出演したエバートン元CEO、サッカーコンサルタントのキース・ワイネス氏は、古巣についてショーン・ダイチ監督がいなくなれば「一巻の終わり」と語る。 「エバートンの債権者もモシリも、ダイチ(監督)の多大なる働きに感謝の念を抱いていることだろう。今シーズンは選手だけでなく、彼も大活躍したと言える。来季以降も残るよう慰留に努めるべきだ」 「ないとは思うが、もしダイチが今夏でエバートンを去るようなことになれば、大きな打撃…いや、最後にして最大の打撃となる」 「まあ、彼自身にそんな願望がないだろうがね。エバートンのパフォーマンスは悪くなかったし、勝ち点剥奪がなければ48ポイントだ。立派な積み上げと言える」 2024.06.07 10:40 Fri

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2023-24シーズンのプレミアリーグが終了しました。そこで本稿では今シーズンのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 ◆プレミアリーグベストイレブン GK:ピックフォード DF:サリバ、ファン・ダイク、ガブリエウ MF:ウーデゴール、ロドリ、パーマー、ライス FW:サカ、ワトキンス、フォーデン GK ジョーダン・ピックフォード(30歳/エバートン) 出場試合数:38(先発:38)/失点数:51 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 残留の立役者に。最多クリーンシートのラヤやヴィカーリオ、マルティネスの活躍も光ったが、リーグ2位の13試合でクリーンシートを達成したトフィーズの守護神を選出。財務違反による勝ち点8剥奪で残留争いを強いられたチームはリーグワースト2位の深刻な得点力不足に喘いだが、タルコウスキ率いるディフェンスラインと共に再三の好守で失点を防いだイングランド代表GKの活躍によって残留を勝ち取った。 DF ウィリアム・サリバ(23歳/アーセナル) 出場試合数:38(先発:38)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のベストDF。実質プレミアリーグ2年目でその才能を完全に開花させた。若さを全く感じさせない余裕を持った守備対応で各クラブの一線級のアタッカーを封殺。また、痺れるビッグマッチにおいては傑出した集中力をみせ、攻守に研ぎ澄まされたプレーを披露。完全にワールドクラスの域に到達した。 DF ヴィルヒル・ファン・ダイク(32歳/リバプール) 出場試合数:36(先発:36)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 完全復活。過密日程を強いられた後半戦にややパフォーマンスを落としたが、全盛期に近いコンディションを取り戻した結果、再び世界最高峰のセンターバックに返り咲く。圧倒的なフィジカルとプレーリードによってピンチの芽を積み続け、新キャプテンとしてのリーダーシップや持ち味であるビルドアップ、セットプレー時のターゲット役としての存在感も抜群だった。 DF ガブリエウ・マガリャンイス(26歳/アーセナル) 出場試合数:36(先発:34)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグ最少失点に貢献。判断、安定感の部分で昨季以上の進化を見せてサリバと共に鉄壁のセンターバックコンビを形勢。地対空の圧倒的な対人戦の強さで相手のエースを封じ込め、ビルドアップの部分でも大幅にミスが減った。攻撃時のセットプレーでは常に相手の脅威に。 MF マルティン・ウーデゴール(25歳/アーセナル) 出場試合数:35(先発:35)/得点数:8 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ガナーズ牽引のスキッパー。指揮官アルテタからピッチ上の指揮官として全幅の信頼を受け、ハイインテンシティとハイクオリティを両立させたパフォーマンスで攻守に安定をもたらした。8ゴール10アシストの数字に加え、キーパスや崩しの起点の仕事、プレッシングのスイッチ役と目に見えない貢献度が非常に高かった。 MF ロドリ(27歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:34(先発:34)/得点数:8 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 4連覇王者の心臓。シーズンMVPはフォーデンに譲る形となったが、その活躍と遜色ない圧巻のパフォーマンスでシティ優勝に大きく貢献。現時点で世界最高のホールディングMFという評価を確立しており、攻守両面での安定感は異次元のレベル。加えて、セットプレーやミドルシュートを武器に8ゴールを挙げる得点力、勝負強さは驚異的だ。 MF コール・パーマー(22歳/チェルシー) 出場試合数:33(先発:29)/得点数:22 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新天地で大爆発。期待の若手との評価にとどまったマンチェスター・シティを離れて加入したチェルシーでリーグ屈指のアタッカーに急成長。シーズン序盤は高精度の左足にPKの巧さにスポットライトが当たっていたが、中盤戦以降は試合ごとに進化を示し、組み立ての能力、局面打開力、アタッキングサードでの圧倒的なクオリティを示し、いずれもリーグトップクラスの22ゴール11アシストを記録。不調のブルーズを6位まで押し上げた原動力に。 MF デクラン・ライス(25歳/アーセナル) 出場試合数:38(先発:37)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MVP級の輝き。最終結果によってMVPには選出しなかったが、パフォーマンスとチームへの影響力という部分ではフォーデン、ロドリと同等の評価だ。守備では傑出したデュエルの強さにカバーリング能力、攻撃では質の高い繋ぎに推進力で起点役を担い、後半戦はプレースキッカーとしても能力の高さを示した。さらに、7ゴールを挙げるという文句なしの活躍ぶりだった。 FW ブカヨ・サカ(22歳/アーセナル) 出場試合数:35(先発:35)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感抜群のガナーズのエース。幾つかのビッグマッチで消えた試合もあったが、35試合ほぼフル稼働で常に攻撃の起点を担ってきたタフさと安定感は素晴らしかった。16ゴール9アシストというスコアポイントに加え、時にダブルチームで対応される中でも右サイドで質的優位を生み出し続け、周囲の味方に自由を与えるエースとしての仕事も光った。 FW オリー・ワトキンス(28歳/アストン・ビラ) 出場試合数:37(先発:37)/得点数:19 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のベストストライカー。リーグ4位タイの19ゴールにリーグ最多の13アシストと32ゴールに関与する驚異的なスタッツを記録。シーズンを通して多くの選手と前線でコンビを組みながら、チャンスメーカー、フィニッシャーとしてハイレベルのプレーを披露。得意のオフ・ザ・ボールの動き出しとシュート精度を武器に、例年通りにゴールを量産しつつ、磨きをかける個人での局面打開やラストパス、クロスで味方のゴールをお膳立てし、より万能型のプレースタイルに進化を遂げる1年となった。 FW フィル・フォーデン(24歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:35(先発:33)/得点数:19 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のMVP。キャリアハイの19ゴールに加え、8アシストを記録。左右のウイングにトップ下を主戦場にゲームメーカー、チャンスメーカー、フィニッシャーとマルチタスクをハイレベルでこなし、前人未踏の4連覇の立役者に。 2024.06.06 19:05 Thu

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