ダンブロージオが在籍9年半のインテルに別れ…「ずっと応援してきたチームでキャリアを終えたかった」

2023.06.29 22:05 Thu
Getty Images
元イタリア代表DFダニーロ・ダンブロージオ(34)が、今シーズン限りでのインテル退団を発表した。
PR
今月末でネッラズーリとの契約が終了するダンブロージオは、自身の公式インスタグラムを通じて愛するクラブへの別れのメッセージを綴った。
「ずっと応援してきたチーム(今なら言える)でキャリアを終えたかったけど、それは不可能だった。とても残念だ」

「僕にとってインテルは家族を意味する。妻を含めてこのシャツを愛し、喜びも悲しみも経験しながら育った」

「インテルのメンバー全員で構成された家族のようなもので、僕らはインテルをふさわしい場所に導くために日々協力してきたし、彼らは今後もその方向に進み続けると確信しているよ」
「それは愛、情熱、献身、勇気、そして謙虚さを伴った旅だった。常に、そしてインテルの利益のためだけに歩んできた」

「僕と家族にとって、とてもエキサイティングな旅であり、僕らの人生の一部として心の中に永遠に残るものになると確信しているよ」

「いつも僕をサポートし、評価してくれている人たち、考えを変えた人もそうでない人も、すべてに感謝するよ。なぜなら、皆さん全員が僕のプロフェッショナルとしての成長を促し、評価においてバランスのとれた人間にしてくれたからだ」

「ミラノは僕らだけのものだ。そして、現時点でわかっていることは、いつか息子をスタジアムに連れて行き、彼にそう告げることだけだ…」

2014年1月にトリノからインテルに加入したダンブロージオ。以降は左右のサイドバック、ウイングバック、センターバックとあらゆる守備的なポジションをカバーするユーティリティー性を武器に、ここまで公式戦284試合に出場。2020-21シーズンのスクデット獲得、コッパ・イタリア2連覇に貢献した。

今シーズンは公式戦24試合に出場したものの、先発出場は11試合にとどまり、出場機会を求める34歳は今シーズン限りでの退団を決断した。

PR
関連ニュース

ラウタロ・マルティネスがインテルと2029年まで契約延長か! 伊紙が合意と報道

アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(26)がインテルとの契約延長に合意したようだ。 イタリア『スカイ』によれば、現行の契約が2026年6月までとなっているラウタロとインテルの話し合いは以前から行われてきたが、5月30日に行われた交渉の場で選手側が2029年6月までの新契約に合意したとのこと。新たな契約でラウタロの年俸は900万ユーロ(約15億円)+ボーナスになるとのことだ。 なお同紙は、両者は原則合意に至っているが、現在も話し合いが続いており、正式な契約はまだ結ばれていないと続けている。 2018年7月にアルゼンチンのラシン・クラブから加入したラウタロは、加入から6シーズンで公式戦282試合129ゴール43アシストをマークし、リーグ優勝2回、コッパ・イタリア2回、スーペル・コッパ3回と6つのタイトル獲得に貢献。 サミル・ハンダノビッチからキャプテンを引き継いだ今季は、公式戦44試合に出場し27ゴール7アシストをマーク。33試合に出場したセリエAでは24ゴール6アシストを記録。3年ぶり20度目のスクデット獲得に大きく貢献し、個人としても得点王とセリエAのシーズンMVPに輝いた。 2024.06.01 07:00 Sat

FIGC、優勝パレードでテオ・エルナンデスを侮辱する旗を掲げたダンフリースとインテルに4000ユーロの罰金処分を科す

イタリアサッカー連盟(FIGC)は5月31日、インテルと同クラブに所属するオランダ代表MFデンゼル・ダンフリースに対し、4000ユーロ(68万円)の罰金を科したことを発表した。 インテルとダンフリースは、4月28日にクラブがリーグ優勝を祝うためにオープントップバスでパレードを行った際、ミランのDFテオ・エルナンデスを連想させるような侮辱的な旗を掲げたことが問題視され、FIGCによる調査が行われていた。 FIGCの発表によれば、今回の処分は当事者間の司法取引(CGS126条)によりダンフリースに4000ユーロの罰金処分が科せられ、インテルも連帯責任として同額の罰金を科せられたという。 両者は4月22日に行われたセリエA第33節のミラノ・ダービーで試合終盤の 93分にピッチ内で小競り合いを起こし、喧嘩両成敗の形で両者とも退場処分となっていた。 2024.06.01 06:30 Sat

35歳アチェルビ負傷でインテル内部にある“兆候”? 充実するCB陣のテコ入れを早める可能性も

インテルが比較的安価なセンターバックを獲得へ? イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 イタリアサッカー連盟(FIGC)は30日、ユーロ2024に臨むイタリア代表のメンバー候補から、DFフランチェスコ・アチェルビ(35/インテル)が負傷で離脱すると発表した。 昨季インテル加入で最終ラインの中枢を担ってきたアチェルビ。年齢を感じさせない活躍が際立っていたが、今回のケガ発表に前後し、インテル内部から、ある“兆候”があったという。 それこそ「比較的安価なセンターバック(CB)を獲得か」というもの。 ご存知の方も多い通り、インテルはアチェルビ、バンジャマン・パヴァール、アレッサンドロ・バストーニ等々、最終ラインの頭数・クオリティが充実。「次のCB補強は2025年夏が現実的」とも報じられてきた。 ただ、アチェルビが8月で36歳、ステファン・デ・フライは来季中に33歳。ベテランになればなるほど、ケガを境にコンディションが戻らなくなっていくのが非情な現実であり、今回アチェルビがこの恐れにあたる。 今夏の移籍市場における、CBの補強優先順位は高くないようだが、アチェルビの経過を見ながらそれも変化する可能性が。 ウディネーゼのスロベニア代表DFジャカ・ビヨル(25)、アンデルレヒトのベルギー代表DFゼノ・デバスト(20)、オーデンセのU-19デンマーク代表DFトビアス・スロットセイガー(18)への関心を強めているという。 ベルギーの次代を担うデバスト、プレミアリーグ行きも噂のスロットセイガー。この2人は獲得へのハードルが低くないようだが、スロベニア代表でゲーム主将を担うこともあるビヨルについては、かなり「お手頃」な価格とのこと。 アチェルビの状態と最終ライン、ここはインテルの来季を占う上で重要なポイントとなるかもしれない。 2024.05.31 19:05 Fri

イタリア代表候補メンバー変更、アチェルビが負傷により辞退でガッティが代替招集

イタリアサッカー連盟(FIGC)は30日、インテルのDFフランチェスコ・アチェルビが負傷により代表招集を辞退し、代わってユベントスのDFフェデリコ・ガッティを招集したことを発表した。 インテルのスクデット獲得に大きく貢献していたアチェルビだが、鼠径部に痛みを抱えていたようだ。新シーズンを万全な状態で迎えるため31日に手術を行うとのこと。 一方、代替招集となったガッティは今季、ユベントスの主軸DFに成長。4ゴールを挙げ、攻撃面での貢献も目立っていた。 ルチアーノ・スパレッティ監督は23日、ユーロ2024に臨む代表候補メンバー30名を発表していた。31日よりコヴェルチャーノで練習を開始し、最終的には26人で本大会へ挑むことになる。 2024.05.31 06:00 Fri

インテルの新経営陣オークツリーがファンへ挨拶「本日が新章の始まりです」

インテルの経営権を取得したアメリカ「オークツリー」が27日、クラブ公式サイトを通じて声明を発表した。 22日にインテル経営権の取得が発表されたオークツリー。現オーナーグループ、中国「蘇寧ホールディングス」の21日期限となっていた3億9500万ユーロ(約670億円)が債務不履行(デフォルト)となったことによる買収だ。 イタリア国内最強の現インテルを築いたジュゼッペ・マロッタCEO、ピエロ・アウシリオSDらが職務を継続することは確認されているなか、オークツリーが買収発表に続き、クラブを通じて声明。ファンへの挨拶とした。 「全世界のネラッズーリファンへ」 「本日はインテルとオークツリーにおける新たな章の始まりです。所有権を引き継ぐにあたり、クラブの繁栄と成功に対する私たちのコミットを改めて表明したいと思います」 「2021年以来、私たちはインテルのパートナーとして、その伝統、歴史、そして選手とファンの揺るぎない精神を大切にしてきました。あなたの情熱と忠誠心こそ、ネラッズーリの永続的な成功の原動力なのです」 「私たちの資金援助が過去3年間のクラブの成功を支えたことを誇りに思うとともに、現在の経営陣と緊密に協力して、歴史に残る”2つ目のスター”(通算20度目のスクデット)”の勢いを、さらに高めていくことを楽しみにしています」 「私たちは、ピッチ内外でクラブが一貫して成功できるよう、運営と財務の安定性確保に注力していきます」 オークツリーの代表団は28日にトップチームを率いるシモーネ・インザーギ監督(48)との顔合わせ、会談に臨む予定。前々から用意されていた2年間の契約延長(〜2027年6月)で合意に至る運びと伝えられている。 2024.05.27 18:20 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly