【珍プレー好プレー】痛恨ガリアルディーニ、ミス・オブ・ザ・シーズン級の決定機逸…《2020年6月・珍プレー》

2020.12.25 21:30 Fri
Getty Images
無観客試合の開催や各大会の延期や中止など、特別のシーズンとなった2020年のサッカー界。それでも、フットボーラーたちはピッチ内外で思わず唸るようなスーパープレーの他、クスッとさせてくれる小ネタも提供してくれた。今回は、2020年に生まれた珍プレーを1月から順に紹介!2020年6月の珍プレーは、インテルのイタリア代表MFロベルト・ガリアルディーニの痛恨のミスだ。
◆ガリアルディーニ、インテルでのプレー&ゴール集(痛恨のミスは記事下部)

当時首位のユベントスを勝ち点6差で追いかけていた3位のインテルは、ホームで行われたセリエA第27節でサッスオーロと対戦。白熱のシーソーゲームとなった中、最終的に3-3のドローで試合を終えることになった。

試合後にアントニオ・コンテ監督が、「両方のゴール前であまりに多くのミスを犯した」と振り返った一戦では、インテルサイドにあまりに痛いミスが起きていた。

インテルが2-1のスコアでリードしていた63分、ボックス左へ攻め入ったFWラウタロ・マルティネスが見事なタメからボックス中央に走り込んだFWロメル・ルカクに丁寧な横パスを送ると、これをベルギー代表FWが利き足の左足でダイレクトシュート。
これは相手GKアンドレア・コンシーリに触られるが、こぼれたボールがゴール前に走り込んでいたガリアルディーニの足元へ。ゴールまでわずか1メートルほどで完全にフリーの状況ということもあり、ピッチ上の選手やベンチサイド、テレビ観戦していたすべての人がインテルのゴールを確信していたが、なんとガリアルディーニは歩幅の問題か、見えざるプレッシャーか、子供でも決められそうなイージーシュートをクロスバーに当ててしまい、ミス・オブ・ザ・シーズン級の決定機逸に…。

それでも、チームが最終的に勝利していれば、試合後には笑い話になっていたはずだったが、チームはその後2度に渡って追いつかれ、手痛いドローとなった。

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