CB不足のローマ、1月の補強を画策… プレミアで燻るキヴィオルらが標的に

2023.11.18 22:57 Sat
ローマ移籍の可能性がありそうなアーセナルのキヴィオル
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ローマ移籍の可能性がありそうなアーセナルのキヴィオル
ローマが冬の移籍市場でのディフェンス補強を画策しているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。

現在セリエAで7位につけているローマは、昨シーズン終盤からアルバニア代表DFマラシュ・クンブラが右ヒザの負傷により長期離脱中。最終ラインの主軸である元イングランド代表DFクリス・スモーリングも9月中旬から欠場が続いている。
また、コートジボワール代表DFエヴァン・エンディカは来年1月に開催されるアフリカ・ネーションズカップ2024に参加することがほぼ確実されており、センターバックの層に問題を抱えている状況。クラブは夏に確保できなかった6人目のセンターバックを獲得するべく、冬の移籍市場では速やかに動くと予想されている。

新戦力の条件は契約が満了する選手か、買い取り義務なしで半年のレンタルが可能な選手とのこと。候補の1人に挙がっているのは、セリエA経験がありながらアーセナルであまり出場機会を得られていないポーランド代表DFヤクブ・キヴィオル(23)のようだ。

また、トッテナムで出番が限られているイングランド代表DFエリック・ダイアー(29)も選択肢の1つとなっている模様。トッテナム時代のジョゼ・モウリーニョ監督と共闘した過去があるこの選手は、負傷者や退場者が複数出た今月6日のチェルシー戦まで、今シーズンは一切ピッチに立つことができていなかった。
さらに、モウリーニョ監督はモンツァのスペイン人DFパブロ・マリ(30)も注視しているとのこと。他の選手に比べると給与は高いが、チェルシーで燻るフランス人DFマラン・サール(24)やイングランド人DFトレヴォ・チャロバー(24)のレンタルも視野に入るようだ。

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アルバニア代表の最終メンバー確定! 初の決勝T進出を目指す精鋭たちにブロヤら【ユーロ2024】

アルバニアサッカー連盟(FSHF)は8日、ユーロ2024に臨む最終メンバー26名を発表した。 2大会ぶり2回目の出場となるアルバニア。大会ではイタリア代表、クロアチア代表、スペイン代表と強豪国が集ったグループBから、初の決勝トーナメント進出を目指す。 開幕が刻々と迫るなか、27選手の予備リストからフランクフルトGKシモン・シモニが外れ、最終メンバーが確定。唯一落選のシモニだが、大会中もチームに帯同するという。 一方で、精鋭たちにはインテルMFクリスティアン・アスラニらが選出。チェルシーからローン移籍し、今夏も去就注目のフルアムFWアルマンド・ブロヤもリスト入りした。 ◆メンバー一覧 GK エトリト・ベリシャ(エンポリ/イタリア) トーマス・ストラコシャ(ブレントフォード/イングランド) エルハン・カストラティ(チッタデッラ/イタリア) DF ベラト・ディムスティ(アタランタ/イタリア) エルセイド・ヒサイ(ラツィオ/イタリア) イバン・バジウ(ラージョ・バジェカーノ/スペイン) アルディアン・イスマイリ(エンポリ/イタリア) アルリンド・アイエティ(CFRクルージュ/ルーマニア) ナセル・アリイ(FCヴォルンタリ/ルーマニア) マリオ・ミタイ(ロコモティフ・モスクワ/ロシア) エネア・ミハイ(ファマリカン/ポルトガル) マラシュ・クンブラ(サッスオーロ/イタリア) MF アミル・アブラシ(グラスホッパー/スイス) クリスティアン・アスラニ(インテル/イタリア) ネディム・バイラミ(サッスオーロ/イタリア) メドン・ベリシャ(レッチェ/イタリア) クラウス・ギャスラ(ダルムシュタット/ドイツ) カジム・ラチ(スパルタ・プラハ/チェコ) エルネスト・ムチ(ベシクタシュ/トルコ) イルベル・ラマダニ(レッチェ/イタリア) FW ジャシル・アサニ(光州FC/韓国) アルマンド・ブロヤ(フルアム/イングランド) ミルリンド・ダク(ルビン・カザン/ロシア) アルベール・ホッジャ(ディナモ・ザグレブ/クロアチア) レイ・マナイ(スィヴァススポル/トルコ) タウラン・セフェリ(バニーヤース/UAE) 2024.06.10 10:45 Mon

アスラニやヒサイ、ブロヤらが選出! 2度目の出場となったアルバニア代表が候補メンバー27名を発表【ユーロ2024】

アルバニアサッカー連盟(FSHF)は27日、ユーロ2024に臨むアルバニア代表候補メンバー27名を発表した。 現役時代はアーセナルやバルセロナ、マンチェスター・シティなどで活躍したシウヴィーニョ監督率いるアルバニア。ワールドカップ(W杯)出場はないものの、ユーロは2016年に初出場。今回が2大会ぶり2度目の出場となる。 今回のメンバーには、GKシモン・シモニ(フランクフルト)、MFメドン・ベリシャ(レッチェ)が初招集。また、セリエAでプレーする選手が多く、DFマラシュ・クンブラ(サッスオーロ)、DFエルセイド・ヒサイ(ラツィオ)、MFクリスティアン・アスラニ(インテル)などの他、FWアルマンド・ブロヤ(フルアム)、GKトーマス・ストラコシャ(ブレントフォード)らプレミアリーグでプレーする選手たちも招集されている。 アルバニアは本大会でグループBに入り、スペイン代表、クロアチア代表、イタリア代表という強豪揃いのグループを戦うこととなる。 今回発表されたアルバニア代表候補メンバーは以下の通り。 ◆アルバニア代表候補メンバー27名 GK エトリト・ベリシャ(エンポリ/イタリア) エルハン・カストラティ(チッタデッラ/イタリア) トーマス・ストラコシャ(ブレントフォード/イングランド) シモン・シモニ(フランクフルト/ドイツ) DF マリオ・ミタイ(ロコモティフ・モスクワ/ロシア) ナセル・アリイ(FCヴォルンタリ/ルーマニア) アルリンド・アイエティ(CFRクルージュ/ルーマニア) エネア・ミハイ(ファマリカン/ポルトガル) イバン・バジウ(ラージョ・バジェカーノ/スペイン) アルディアン・イスマイリ(エンポリ/イタリア) マラシュ・クンブラ(サッスオーロ/イタリア) ベラト・ディムスティ(アタランタ/イタリア) エルセイド・ヒサイ(ラツィオ/イタリア) MF カジム・ラチ(スパルタ・プラハ/チェコ) アミル・アブラシ(グラスホッパー/スイス) エルネスト・ムチ(ベシクタシュ/トルコ) クラウス・ギャスラ(ダルムシュタット/ドイツ) メドン・ベリシャ(レッチェ/イタリア) イルベル・ラマダニ(レッチェ/イタリア) ネディム・バイラミ(サッスオーロ/イタリア) クリスティアン・アスラニ(インテル/イタリア) FW アルマンド・ブロヤ(フルアム/イングランド) レイ・マナイ(スィヴァススポル/トルコ) アルベール・ホッジャ(ディナモ・ザグレブ/クロアチア) ミルリンド・ダク(ルビン・カザン/ロシア) ジャシル・アサニ(光州FC/韓国) タウラン・セフェリ(バニーヤース/UAE) 2024.05.28 00:10 Tue

ローマのアルバニア代表DFクンブラがサッスオーロへレンタル移籍、ヒザの重傷から復帰

サッスオーロは1日、ローマのアルバニア代表DFマラシュ・クンブラ(23)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 クンブラは、エラス・ヴェローナの下部組織で育ち、2018年7月にファーストチームに昇格。2020年9月にローマへレンタル移籍すると、2021年7月に完全移籍となった。 ローマでは公式戦通算68試合院出場し4ゴールを記録。しかし、2023年4月のミラン戦で右ヒザ前十字じん帯断裂の重傷。今シーズンはここまでプレーしていなかったが、昨年11月にトレーニング復帰していた。 2024.02.01 21:58 Thu

ローマが意中のエンポリ至宝バルダンツィ獲得へ! 個人間&クラブ間で合意

ローマがエンポリのU-21イタリア代表MFトンマーゾ・バルダンツィ(20)の獲得を決定的なモノとした。 ローマは今冬の移籍市場でセンターバック、サイドバックの確保を最優先事項としてきたが、元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティをフィオレンティーナ、アルバニア代表DFマラシュ・クンブラをサッスオーロにレンタル移籍で放出することが決定したことで、同じく補強を目指していたアタッカーの補強に着手。 そして、昨年冬の段階から強い関心を示してきたイタリアの世代別代表で活躍する攻撃的MFの確保に近づいているという。 イタリア『TuttoMercatoWeb』などによると、ローマはバルダンツィ本人、エンポリの双方との交渉が最終局面を迎えており、買い取りオプションが付帯する18カ月のレンタル移籍での獲得で合意に至ったという。なお、完全移籍で買い取る際の金額は総額1500万ユーロ(約23億9000万円)程度となるようだ。 バルダンツィはエンポリの下部組織で育った170cmの左利きの攻撃的MF。ファーストチーム昇格2年目の昨シーズンは年明けごろから定位置を確固たるものとし、インテル戦で決勝ゴールを記録し1-0の勝利に貢献するなど、随所で存在感を見せつけた。 最終的にはリーグ戦26試合の出場で4ゴールを挙げ、チームのセリエA残留に大きく貢献。また、今シーズンここまではセリエA14試合2ゴールを記録したほか、先のFIFA U-20ワールドカップではイタリアの準優勝に貢献していた。 奇しくもローマでエースを担うアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラをアイドルと語る20歳は、圧倒的な左足のスキル、優れたアジリティと駆け引きの巧さを駆使したドリブル突破、創造性を最大の特長とするカルチョでも絶滅危惧種のファンタジスタだ。 ジャッロロッシでは[4-3-2-1]の2シャドーの一角や得点が求められる状況においてトップ下やセカンドトップでのジョーカー起用が想定される。 2024.02.01 06:30 Thu

退任まで48時間余り…ローマのピントGMは最後までクラブのために! 補強プロセス優先で慣例のメディア対応に現れず

ローマのゼネラル・マネージャー(GM)を務めるティアゴ・ピント氏。退任目前でもクラブのために汗を流している。『フットボール・イタリア』が伝えている。 年明け4日、ピントGMは今冬の移籍市場閉幕(1月31日)後に自らが退任すると発表。2021年1月に就任後、元々は今年6月まで契約を残していたが、クラブ側から契約非更新を伝えられ、先立って辞任を決めた格好だ。 そんなピントGM、これまで移籍市場の最中やそれに前後した時期は、ローマの試合前にメディア取材で補強の進捗状況に言及することが慣例となっており、それは今冬も同じ。しかし29日、退任前最後の一戦となったサレルニターナ戦(2◯1)はテレビカメラの前に姿を現さなかったという。 どうやら「複雑な移籍交渉」に取り組んでおり、メディア対応どころではなかった模様。RBライプツィヒからガラタサライへレンタル移籍中のスペイン人DFアンヘリーノ(27)獲得に向けたプロセスが大詰めを迎えているとされ、それに伴う既存戦力の放出も同時並行で進めているようだ。 アンヘリーノについては500万ユーロ(約7億9000万円)の買い取りオプションが付帯したレンタル獲得に接近しており、選手はメディカルチェックを通過済み。ただ、元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティ(30)、もしくはアルバニア代表DFマラシュ・クンブラ(23)の放出が完了するまではアンヘリーノと契約できない財務状況とされている。 2月1日夜にローマを去るピントGM。退任まで48時間余り、最後までローマのために業務を全うする。 2024.01.30 15:05 Tue

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ローマのオーナーがエバートンを買収か? 売却失敗の中で候補者が複数浮上

クラブ売却話が頓挫してしまったエバートン。救世主として浮上したのは、ローマのオーナーであるダン・フリードキン氏だという。イギリス『BBC』が伝えた。 エバートンは、現オーナーであるファルハド・モシリ氏がクラブの売却を考え始めると、アメリカの投資会社「777パートナーズ」に株式の94%を売却することで合意に達していた。 しかし、クラブの売却期限だった今月1日までに取引が行われず。クラブの売却は成立しなかったことが発表されていた。 そんな中、新たな買い手として浮上したのがローマを保有するダン・フリードキン氏。純資産は48億ポンド(約9629億円)とも言われているアメリカ人の実業家で、モシリ氏が持つ94%の株式を全て購入することを目指しているという。 なお、その他にも、エバートンに1億5800万ポンド(約313億8000万円)を貸し付けたMSPスポーツキャピタル、地元の実業家であるアンディ・ベル氏とジョージ・ダウニング氏も買収を目指しているとされている。 また、クリスタル・パレスの共同オーナーであるジョン・テクスター氏もエバートンに興味を示しており、クリスタル・パレスの株式45%を売却することを検討し始めたとも言われている。 いずれにしても、買い手の候補はいくつかいる中で、エバートンの将来がどうなるのか注目を集める 財政的に問題を抱えていたエバートン。2023-24シーズンのプレミアリーグでは、プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)の違反のため、勝ち点8をマイナスされていたが、なんとか残留を果たしていた。 2024.06.09 12:01 Sun

新体制でメルカート臨むローマが大幅刷新へ…優先事項はCF、WG、SBの3ポジション

新体制でメルカートに臨むローマは、幾つかのポジションで大幅な刷新が見込まれている。 今シーズン途中にジョゼ・モウリーニョ監督、ゼネラルマネージャーのチアゴ・ピント氏が去ったローマ。オーナーのフリードキン・ファミリーはリナ・スルークCEO、ダニエレ・デ・ロッシ監督、ニースから引き抜いた新スポーツディレクター(SD)のフローラン・ギゾルフィ氏の3者により多くの権限を与え、今夏のメルカートに臨む構えだ。 現時点ではRBライプツィヒからレンタル中だったDFアンヘリーニョの買い取りオプション行使が発表され、同じくリーズ・ユナイテッドのDFディエゴ・ジョレンテのレンタル期間延長あるいは完全移籍での買い取りが既定路線に。 一方、退団ではチェルシーからレンタルしていたFWロメル・ルカクに加え、レバークーゼンとパリ・サンジェルマン、リーズからレンタル中だったFWサルダール・アズムン、MFレナト・サンチェス、DFラスムス・クリステンセンのローンバックに、DFレオナルド・スピナッツォーラの契約満了による退団が濃厚だ。 そういった中、今夏のメルカートで焦点となりそうなのが、ルカク、アズムン退団に加えて引き抜きの噂が絶えないパウロ・ディバラ、売却の可能性が伝えられるタミー・エイブラハムの去就が注目される前線だ。 センターフォワードではリールのジョナサン・デイビッドが理想のターゲットとして名前が挙がるが、資金力やチャンピオンズリーグ(CL)出場を逃した点でプレミアリーグを中心とする競合クラブ相手に太刀打ちができない。 これを受け、ブラガでプリメイラ・リーガ2位の21ゴールを挙げたシモン・バンザ、トゥールーズのエースストライカーであるタイス・ダリンガらが候補として名前が挙がる。 [4-3-3]をメインシステムで採用する中、手薄なウイングではユベントスのフェデリコ・キエーザをトップターゲットにナポリのマッテオ・ポリターノ、サッスオーロのアルマン・ロリエンテらデ・ロッシ監督のリクエストとみられるセリエAの選手。新SDのルートからリールのエドン・シェグロヴァ、ニースのジェレミー・ボガらが獲得候補に名を連ねる。 さらに、近年チームの泣き所となっているサイドバックでは指揮官が熱望するトリノのラウル・ベッラノーバ、古巣帰還に含み持たせるウェストハムのエメルソン・パルミエリが有力なターゲットに。その他ではギゾルフィ氏が推すリールのバフォデ・ディアキテ、スタッド・レンヌのゲラ・ドゥエらがプランBとして計画される。 その3つのポジションに比べて優先度は低いものの、補強の必要性があるポジションではGKルイ・パトリシオの退団で空く控えGKにレッチェのヴラディミーロ・ファルコーネ、デ・ロッシ監督が求める中盤の補強ではインテルのダビデ・フラッテージを理想に、SPAL時代の教え子でカリアリでプレーするマッテオ・プラーティにも関心を示している。 2024.06.08 17:38 Sat

ポリターノにローマ帰還の可能性? コンテ就任で退団取り沙汰される

ナポリのイタリア代表FWマッテオ・ポリターノ(30)にローマ帰還の可能性が浮上している。 今夏の移籍市場で前線の大幅な刷新を試みるローマ。その中で補強に関する権限も与えられるダニエレ・デ・ロッシ監督は、ポゼッションとカウンターの両方で優位性をもたらす選手を探すようクラブにリクエストしている。 そして、クラブは[4-3-3]の右ウイングを主戦場とするプリマヴェーラ育ちのレフティーを獲得候補にリストアップしているようだ。 2020年1月の加入以降、ナポリの前線の主力の一人として活躍してきたポリターノだが、インテル時代に自身を放出したアントニオ・コンテ新監督の就任によって微妙な立場に晒されており、今夏新天地を求める可能性が伝えられている。 そして、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、そのポリターノに対してローマが獲得への動きを見せているという。 デ・ロッシ監督は現役時代のローマ、イタリア代表のテクニカルスタッフ時代にポリターノと共に仕事をした経験があり、同選手のプレースタイルや性格を熟知しており、良好な関係性を築いてきた。 獲得に向けては今年8月で31歳になる年齢がネックとなるが、年俸や移籍金に関しては大きな障害とはならないとみられる。 なお、ポリターノはナポリ移籍前にインテルからローマに移籍する可能性があったが、トレード相手だったDFレオナルド・スピナッツォーラのメディカルチェックに対するインテル側の疑念によって最終的に交渉が破談。それから4年半を経て古巣帰還は実現するのか…。 2024.06.07 21:55 Fri

1年前に断ったサウジ行き…ルカクが疑念払拭で移籍も? 「考えるよりもレベルが高い」

チェルシーで去就注目のベルギー代表FWロメル・ルカク(31)はサウジアラビア行きも選択肢となるのだろうか。 ここ2シーズンにわたり、インテル、ローマといずれもローン移籍のルカク。今季も最終的に公式戦21ゴールを積み上げたストライカーだが、チェルシーでは依然として戦力に計算されず、来季も他で出番を求めるのが確実視される。 ローマのほか、アントニオ・コンテ新監督が率いるナポリや、ミランも関心を寄せるが、この夏のチェルシーは完全売却のみを視野に入れ、イタリアのクラブが交渉の席についても資金力的に一筋縄ではいかないものとみられる。 そのなかで、新天地選びでサウジアラビアも1つに。ルカクは昨夏、チェルシーが受けたアル・ヒラルからのオファーを拒んだが、サウジアラビア行きの見方が変わったようだ。ベルギー『HLN』で語った。 「サウジアラビアは僕を止められない。(サウジのフットボールレベルは)上がる一方だ。多くの人が考えるよりもはるかにレベルが高い」 「多くの選手がどんどんとあの場所でプレーするだろう。それと、あの場所のファンがフットボールをどのように体験しているかもある」 「インフラはまだ改善すべきだけど、ヨーロッパの主要クラブは『サウジアラビアがくる』と知っている。ボクシングや、ゴルフ、F1ではもうそれが目にできる」 2024.06.07 13:50 Fri

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