PSG、モンテネグロ代表MFマルシッチ獲得に動く

2020.06.02 13:55 Tue
Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)が、ラツィオのモンテネグロ代表MFアダム・マルシッチ(27)獲得に動くようだ。フランス『レキップ』が伝えている。

先日、アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの買い取りを発表したPSG。『レキップ』によると、レオナルドSD(スポーツ・ディレクター)の次なる狙いは、今夏に契約満了を迎えるDFトーマス・ムニエの後継者だ。
マルシッチは母国セルビアのヴォジュドヴァツでプロデビューしたあと、コルトレイクやオーステンデなどベルギーのクラブで活躍。2017年夏にラツィオに加入した。3バックを常用するラツィオでは右サイドハーフで地位を築くと、1年目からセリエAで3ゴール4アシストを記録するなど、瞬く間にファンの心を掴んだ。しかし、今季はMFマヌエル・ラッツァーリの加入やケガによる離脱の影響で出場機会を減らし、ここまでセリエAで10試合2ゴールという成績となっている。

それでも、サイドバックやウイングもこなせるポリバレント性は高く評価されており、PSGに他にも、近年の大型補強が印象的なエバートンも関心を示しているという。2022年まで契約を残すモンテネグロ代表MFの市場価値は1500万ユーロ(約18億円)前後となっているようだ。

PSGは一方で、マルシッチの交渉と並行してセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチの交渉も進める算段のようだが、伝えられるところによると争奪戦をリードする別のクラブがいるようだ。

アダム・マルシッチの関連記事

「まさにサムライ」「最も驚き」久々先発で躍動の鎌田大地を現地も評価、ユベントス相手の高いパフォーマンスに「もう1人の鎌田を見た」

ラツィオの日本代表MF鎌田大地が称賛を受けている。 30日、セリエA第30節でラツィオはホームにユベントスを迎えた。 マウリツィオ・サッリ監督が辞任し、イゴール・トゥドール監督が就任したラツィオ。新監督での初陣の相手は、監督の古巣でもあるユベントスだった。 サッリ監督の下で不遇の時間を過ごしていた鎌田は先発に抜擢されることに。リーグ戦では1月7日行われた第19節のウディネーゼ戦以来の先発出場となった。 試合前に鎌田に期待を寄せていたトゥドール監督。試合はゴールレスで終わるかと思われた中、93分にアダム・マルシッチがネットを揺らし、1-0で劇的な勝利を収めていた。 80分までプレーした鎌田に対し、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』は7点(10点満点)を与え、パフォーマンスを評価した。 「ミッドフィルダー兼プレーメーカー。もう1人の鎌田を見た」 「97タッチあり、組み立て、推進力はまさにサムライ。デュエル、タックル、リカバリー、ザッカーニへのロングスロー。良い80分だった」 また、イタリア『カルチョメルカート』は、「最も驚くべき選択」として鎌田の先発起用を伝え、「これまでコロッセオの影で、そしてかなり苦労してきた日本人の遠い親戚のようだ」と別人のような活躍を見せたと称えた。 『フットボール・イタリア』は6点(10点満点)をつけ、「ロングレンジのシュートはポストを越えていった」と、惜しいシュートがあったとした。 <span class="paragraph-title">【プレー動画】久々の先発出場を果たした鎌田大地、ユベントス相手に躍動</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zgK2rPW85Jo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.31 22:50 Sun

ラツィオ新監督が初陣で抜てきの鎌田大地に…「このフットボールに合っている」 ユーベ撃破の船出にも「映画なら最高」

“新生”ラツィオが白星リスタートを切った。 ラツィオは30日に行われたセリエA第30節でユベントスとホームで対戦。こう着状態が続いたが、90+3分にアダム・マルシッチのヘディング弾で1-0の勝利を掴んだ。 辞任したマウリツィオ・サッリ前監督の後任として、後を継いだイゴール・トゥドール新監督からすれば、いきなりの強敵戦を制した格好となっている。 イタリア『スカイ』によると、「これが映画だったら最高だね。これ以上のスタートなんてないよ」と喜び、こう続けた。 「選手たちは良いプレーをしてくれた。ほとんど時間がなかったが、良いスタートが切れたよ」 そんなクロアチア人指揮官は初陣ゲームで鎌田大地を先発に抜てき。前任のもとで燻った鎌田にとって、公式戦では15試合ぶりの先発で、80分までプレーした。 鎌田については「彼は重要な試合をした。このフットボールに合っていると思う。フィット感や、柔軟性があって、頭も良いから、とても気に入ったよ」と話した。 なお、ラツィオはこれでリーグ戦2連勝とし、順位も暫定ながら9位から7位に。ヨーロッパカップ戦出場権争いに食い下がっている。 2024.03.31 10:40 Sun

ラツィオ、ロベッラに続きユベントスからルカ・ペッレグリーニを2年契約で獲得

ラツィオは17日、ユベントスからイタリア代表DFルカ・ペッレグリーニ(24)を2年間のレンタル移籍で獲得した。 ユベントス側の発表によれば、一定の条件下での買い取り義務が発生する契約とのことで、買い取りの際の移籍金は400万ユーロ(約6億4000万円)になるという。 ペッレグリーニはローマの下部組織出身で、2019年夏にイタリア代表DFレオナルド・スピナッツォーラとの実質トレードの形でユベントスに加入。その後、カリアリやジェノアへの武者修行を経て、2021-22シーズンはユベントスでセリエA18試合に出場していた。 昨夏にはフランクフルトに1年間のレンタルで加入し、公式戦14試合に出場したが、中断期間でレンタル契約を早期解消。その後、今年1月末にラツィオへ再レンタルされた。 ラツィオでは、DFエルセイド・ヒサイやDFアダム・マルシッチの控えとして公式戦8試合の出場にとどまっていた。 2023.08.18 06:40 Fri

ナポリFWロサーノ、顔面強打で交代も骨折回避

ナポリのメキシコ代表FWイルビング・ロサーノは最悪の事態を回避したようだ。 3日のセリエA第5節でラツィオとの敵地戦に挑んだナポリ。開始4分に先制を許す展開を強いられたが、38分にDFキム・ミンジェ、61分にMFクヴィチャ・クワラツヘリアと立て続けのゴールで逆転勝ちした。 開幕から5試合負けなしで来週ミッドウィークから始まるチャンピオンズリーグ(CL)グループステージにも弾みをつけたナポリだが、前半終了間際の44分にロサーノが周囲を心配させる出来事に見舞われた。 左サイドからのクロスにボックス右で反応すると、ヘディングに持ち込もうとしてDFアダム・マルシッチの頭部に顔面を激しく強打。ドクターからベンチに交代の合図が送られ、カートでピッチを去った。 そのシーンを観る限り、かなりの衝撃だっただけに顔面骨折も疑われたが、ナポリの発表によると、病院でのレントゲン検査で大事に至らずが確認され、そのままチームとともに帰路についたという。 ともあれ、頭部によるダメージだけに経過観察も大事になってくるが、顔面骨折の重傷を負わなかったのは不幸中の幸いといえそうだ。 なお、マルシッチは頭部強打で流血したが、包帯を巻いてプレーを続行。ダメージがないわけではなかったが、結局はフル出場している。 2022.09.04 17:25 Sun

ラツィオの右サイドのスペシャリストを巡り、リバプールとトッテナムが熱視線

▽リバプールとトッテナムが、ラツィオに所属するモンテネグロ代表MFアダム・マルシッチ(26)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『talkSPORT』が伝えている。 ▽セルビアのヴォジュドヴァツで2012年にプロデビューを飾ったマルシッチ。その後、ベルギーのコルトレイク、オーステンデを経て、2017年夏にラツィオ加入を果たした。主戦場は右サイドハーフとしながらも右サイドバックもこなすことができ、クラブでは右サイドのスペシャリストとしてウィングバックに定着。今シーズンも主力として公式戦10試合に出場している。 ▽今回伝えられるところによると、リバプールとトッテナムはマルシッチ獲得に既に動き出しているという。また、ドルトムントもここ数か月間マルシッチを注視しており、来年1月の移籍市場で獲得に動き出す可能性があるようだ。 ▽しかし、マルシッチとラツィオの契約は2022年までのため、獲得するには大金を費やす必要があることも伝えられている。 2018.10.31 17:56 Wed

パリ・サンジェルマンの関連記事

代理人や父親の移籍発言に反発! ナポリ「クワラツヘリアはメルカートに出ていない」

ナポリがジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)の残留を主張した。 来季からアントニオ・コンテ新監督のもとで新たにスタートするナポリ。これまでと変わらず、攻撃陣の中心として期待される1人がクワラツヘリアだが、今季のセリエAでも34試合で11得点8アシストをマークした活躍ぶりから、パリ・サンジェルマン(PSG)の関心が取り沙汰される。 そのなか、選手代理人のマムカ・ジュゲリ氏が先日、ジョージアのメディアで「ナポリからの退団を望むが、彼の邪魔にならないように、まずはユーロが終わるのを待っているところ。彼のプライオリティはチャンピオンズリーグに出るチームへの移籍だ」と発言し、これが話題となる。 また、選手の父親であるパドリ氏からも「息子にはナポリに残ってほしくない」と移籍を後押しする発言が飛び出すが、ナポリは16日にクラブのSNSを通じて、その件に対する声明で反論。2027年夏までの契約を残す現状とともに、非売品のスタンスを強調した。 「ナポリはクワラツヘリアの代理人であるマムカ・ジュゲリ氏と父親であるパドリ氏の発言を受けて、彼と3年間の契約が残っていることを改めて発表する。クワラツヘリアはメルカートに出ていない。ナポリと契約している選手の将来を決めるのは代理人や父親ではなく、カルチョ・ナポリだ!!! この話はこれで終わりだ」 2024.06.17 13:50 Mon

GK陣刷新のPSG、ロシア代表の守護神サフォノフを獲得

パリ・サンジェルマン(PSG)は14日、FCクラスノダールのロシア代表GKマトヴェイ・サフォノフ(25)の獲得を発表した。契約期間は2029年6月までの5年間。移籍金はフランス『レキップ』によると2000万ユーロ(約33億7000万円)とのことだ。 PSGではジャンルイジ・ドンナルンマが守護神を務めるが、ケイロル・ナバスとアレクサンドル・ルトゥリエが契約満了に伴って今シーズン限りで退団。さらに、セカンドGKを担うアルナウ・テナスもレンタル移籍を希望しているとの報道もあり、GK陣の刷新が求められていた。 クラスノダールの下部組織出身のサフォノフは、2017年8月に18歳でファーストチームデビュー。2019-20シーズンに守護神のポジションを獲得すると、ここまで公式戦175試合に出場。ロシア代表では13試合に出場し、こちらでも守護神を務めている。 2024.06.15 06:30 Sat

PSG行き決定的なロシア代表守護神、プライベートの問題で出国禁じられる…

パリ・サンジェルマン(PSG)行きが決定的とみられるロシア代表守護神が、ロシアからの出国を禁じられていることが判明した。フランス『RMC Sport』が報じている。 FCクラスノダールに所属するロシア代表GKマトヴェイ・サフォノフ(25)は、2000万ユーロ(約33億8000万円)の金額でクラブ間合意に至り、5年契約でのパリ行きが決定的となっている。 しかし、同選手は配偶者への未払いの経済的支援のため、地元当局からロシアからの出国を禁止されていることが判明した。 サフォノフは元パートナーと3年間に渡って離婚手続きを行っており、娘の親権をめぐって争っている。そして、地元の裁判所は同選手が元パートナーに60万ユーロ(約1億円)程度とみられる多額の支払い義務を負っているとの判決を下したという。 ロシア『Match TV』の取材に対し、サフォノフの弁護士は「金額については肯定も否定もできない。しかし、負債は莫大な額だ」と、未払いの扶養料があることを認めた。 今回の問題によってPSG行きが流れる可能性は低そうだが、クラブとしては選手サイドとしっかりとコミュニケーションを取っていく必要がありそうだ。 2024.06.08 22:30 Sat

ロ・チェルソがエメリ監督と再々タッグも? 来季CLのビラが関心

アルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソ(28)に恩師と再会を果たす可能性があるようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 2019年夏にトッテナム入りのロ・チェルソ。2022年1月から1年半にわたってビジャレアルにローン移籍した後、今季からトッテナムに戻り、公式戦24試合で2得点2アシストの数字を残した。 ただ、アンジェ・ポステコグルー新監督のもとでレギュラーの座を確約される存在となれたわけではなく、22試合出場のプレミアリーグでは4回の先発のみ。契約も次シーズンが最終年となる。 連覇がかかるコパ・アメリカ2024の最終メンバー入りとともに、去就も注目となるなか、今夏にいくつかのクラブから関心が示されており、チャンピオンズリーグ(CL)出場のアストン・ビラもその1つという。 ビラを率いるウナイ・エメリ監督はロ・チェルソにとってパリ・サンジェルマン(PSG)、そしてビジャレアル時代の恩師。ビジャレアル時代は公式戦33試合で起用され、信頼も厚かった。 他方では古巣のレアル・ベティスからも興味があるが、呼び戻す余裕があるか疑問符が付くというロ・チェルソ。ビラ行きなら、エメリ監督と3度目のタッグだが、果たして。 2024.06.07 12:50 Fri

アトレティコやPSGが獲得狙うフリアン・アルバレス、シティは退団阻止の構え

マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス(24)には、多くのクラブが関心を示しているようだ。 2022年夏に、リーベル・プレートからシティ入りを果たしたアルバレス。初年度からジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼を得て出場機会を得ると、チームの3冠獲得に貢献した。 今シーズンも、公式戦54試合19ゴール13アシストを記録。前人未到のプレミアリーグ4連覇に尽力した一方で、アーリング・ハーランドの存在もあって常にスタメンの座を得られるわけではなく、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の2試合はいずれもベンチスタートとなった。 そんなアルバレスに対しては、今夏の移籍市場で多くのクラブが関心を示している模様。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、かねてより報じられているアトレティコ・マドリーだけでなく、パリ・サンジェルマン(PSG)やプレミアリーグのクラブも獲得を狙っているようだ。 PSGはキリアン・ムバッペが契約満了により退団。今夏は新たな攻撃陣の補強を模索しており、トップクラブで安定したパフォーマンスを見せるアルバレスは魅力的な存在と考えているようだ。 ただし、アルバレスとの契約を2028年6月まで残すシティに、売却の意思はなし。選手の代理人とは話し合いを続けていく意向であり、いずれのクラブも獲得は至難の業になると見られる。 2024.06.06 18:20 Thu

記事をさがす


NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly