ルカクから手を引いたインテル、代替案を複数リストアップ… バログンやモラタら4選手が浮上

2023.07.16 18:28 Sun
Getty Images
インテルはベルギー代表FWロメル・ルカク(30)に代わるストライカーを複数リストアップしているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

昨シーズンにチェルシーからレンタルで獲得していたルカクを再びチームに迎え入れようとしていたインテル。選手もインテル残留を望むといわれたが、ユベントスからの関心に目移り。これに怒ったインテルがチェルシーとの交渉から撤退したと報じられた。
インテルはルカクの態度が怪しくなったあたりからプランBの検討を始めていたようで、4人の選手の名前が候補に浮上。シモーネ・インザーギ監督をはじめとする首脳陣たちは誰を獲得するべきか会議を行うという。

まず本命とみられているのが年齢的にもちょうどよく、インテルファンの絶対的なお気に入りだというアーセナルのアメリカ代表FWフォラリン・バログン(22)だ。アーセナルとの契約は残り2年を切っているが、獲得には相当な投資が必要だと考えられている。

確実に計算できる選手としては、セリエAを熟知しているアトレティコ・マドリーのスペイン代表FWアルバロ・モラタ(30)が候補に。ローマが獲得に向け本格的に動いているものの、インテルの参入により大きく流れが変わる可能性もあるという。
他には、ミランが関心を示しているポルトのイラン代表FWメフディ・タレミ(30)や、セビージャのモロッコ代表FWユスフ・エン=ネシリ(26)が選択肢に。タレミの獲得には移籍金2000万ユーロ(約31億2000万円)がかかる見込みで、エン・ネシリは他の選手に比べると、そこまで有力視されているわけではないという。

また、アルゼンチン代表FWホアキン・コレア(28)にはサウジアラビア方面からの関心があるようで、売却した場合はコレアに代わる第4のストライカーとして、スペツィアのアンゴラ代表FWエムバラ・エヌゾラ(26)の獲得に動く可能性もあるという。はたして、インテルはこの中のうち、どのストライカーの獲得を目指すことになるのだろうか。

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新体制でメルカート臨むローマが大幅刷新へ…優先事項はCF、WG、SBの3ポジション

新体制でメルカートに臨むローマは、幾つかのポジションで大幅な刷新が見込まれている。 今シーズン途中にジョゼ・モウリーニョ監督、ゼネラルマネージャーのチアゴ・ピント氏が去ったローマ。オーナーのフリードキン・ファミリーはリナ・スルークCEO、ダニエレ・デ・ロッシ監督、ニースから引き抜いた新スポーツディレクター(SD)のフローラン・ギゾルフィ氏の3者により多くの権限を与え、今夏のメルカートに臨む構えだ。 現時点ではRBライプツィヒからレンタル中だったDFアンヘリーニョの買い取りオプション行使が発表され、同じくリーズ・ユナイテッドのDFディエゴ・ジョレンテのレンタル期間延長あるいは完全移籍での買い取りが既定路線に。 一方、退団ではチェルシーからレンタルしていたFWロメル・ルカクに加え、レバークーゼンとパリ・サンジェルマン、リーズからレンタル中だったFWサルダール・アズムン、MFレナト・サンチェス、DFラスムス・クリステンセンのローンバックに、DFレオナルド・スピナッツォーラの契約満了による退団が濃厚だ。 そういった中、今夏のメルカートで焦点となりそうなのが、ルカク、アズムン退団に加えて引き抜きの噂が絶えないパウロ・ディバラ、売却の可能性が伝えられるタミー・エイブラハムの去就が注目される前線だ。 センターフォワードではリールのジョナサン・デイビッドが理想のターゲットとして名前が挙がるが、資金力やチャンピオンズリーグ(CL)出場を逃した点でプレミアリーグを中心とする競合クラブ相手に太刀打ちができない。 これを受け、ブラガでプリメイラ・リーガ2位の21ゴールを挙げたシモン・バンザ、トゥールーズのエースストライカーであるタイス・ダリンガらが候補として名前が挙がる。 [4-3-3]をメインシステムで採用する中、手薄なウイングではユベントスのフェデリコ・キエーザをトップターゲットにナポリのマッテオ・ポリターノ、サッスオーロのアルマン・ロリエンテらデ・ロッシ監督のリクエストとみられるセリエAの選手。新SDのルートからリールのエドン・シェグロヴァ、ニースのジェレミー・ボガらが獲得候補に名を連ねる。 さらに、近年チームの泣き所となっているサイドバックでは指揮官が熱望するトリノのラウル・ベッラノーバ、古巣帰還に含み持たせるウェストハムのエメルソン・パルミエリが有力なターゲットに。その他ではギゾルフィ氏が推すリールのバフォデ・ディアキテ、スタッド・レンヌのゲラ・ドゥエらがプランBとして計画される。 その3つのポジションに比べて優先度は低いものの、補強の必要性があるポジションではGKルイ・パトリシオの退団で空く控えGKにレッチェのヴラディミーロ・ファルコーネ、デ・ロッシ監督が求める中盤の補強ではインテルのダビデ・フラッテージを理想に、SPAL時代の教え子でカリアリでプレーするマッテオ・プラーティにも関心を示している。 2024.06.08 17:38 Sat

ベルギー代表のテデスコ監督が25名でのユーロ参戦明言! キャンプ参加の若手2人は不参加に

ベルギー代表を率いるドメニコ・テデスコ監督が、25名でのユーロ2024参戦を明言した。 今大会は最大26名の登録が認められているが、テデスコ監督は先月27日の登録メンバー発表時に26名ではなく、25名を選出した。 ただ、ヤン・ヴェルトンゲン、アルトゥール・テアテの2選手が負傷を抱えており、今回の準備期間ではMFアルネ・エンゲルス(アウグスブルク)、MFマンデラ・ケイタ(ロイヤル・アントワープ)と2人の若手選手をチームキャンプに参加させていた。 しかし、同監督は7日に行われた会見で「ユーロ2024には25人で出場することに決めた。すべてはチームスピリット次第だ。若いプレーヤーを失望させたくなかったし、ドイツには25人で行くと常に明言してきた」と、改めて25名で戦うことを宣言した。 また、負傷を抱えるヴェルトンゲン、テアテの2選手に関して後者がもうしばらく時間を要することを認めつつ、「ヴェルトンゲンはもうすぐ復帰できる。もちろん、彼にとってベンチにいるのは楽なことではないが、彼は我々の選手選考において重要なプレーヤーだ」と、歴代最多出場記録保持者の重要性を強調した。 これに伴い、エンゲルスとケイタは7日のトレーニング後に一足早くチームを離れることになる。 ベルギーはユーロ本大会でグループEに入っており、スロバキア代表、ルーマニア代表、ウクライナ代表と対戦する。 ◆ベルギー代表メンバー25名 GK コーエン・カスティールス(ヴォルフスブルク/ドイツ) トーマス・カミンスキ(ルートン・タウン/イングランド) マッツ・セルス(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) DF ティモシー・カスターニュ(フルアム/イングランド) マキシム・デ・カイパー(クラブ・ブルージュ) ゼノ・デバスト(アンデルレヒト) バウト・ファエス(レスター・シティ/イングランド) トーマス・ムニエ(トラブゾンスポル/トルコ) アルトゥール・テアテ(スタッド・レンヌ/フランス) ヤン・ヴェルトンゲン(アンデルレヒト) MF ヤニク・カラスコ(アル・シャバブ/サウジアラビア) ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/イングランド) チャールズ・デ・ケテラエル(アタランタ/イタリア) オレル・マンガラ(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) アマドゥ・オナナ(エバートン/イングランド) ユーリ・ティーレマンス(アストン・ビラ/イングランド) アーサー・フェルメーレン(アトレティコ・マドリー/スペイン) アステル・ブランクス(ヴォルフスブルク/ドイツ) アクセル・ヴィツェル(アトレティコ・マドリー/スペイン) FW ヨハン・バカヨコ(PSV/オランダ) ジェレミー・ドク(マンチェスター・シティ/イングランド) ロメル・ルカク(ローマ/イタリア) ドディ・ルケバキオ(セビージャ/スペイン) ロイス・オペンダ(RBライプツィヒ/ドイツ) レアンドロ・トロサール(アーセナル/イングランド) 2024.06.07 21:30 Fri

1年前に断ったサウジ行き…ルカクが疑念払拭で移籍も? 「考えるよりもレベルが高い」

チェルシーで去就注目のベルギー代表FWロメル・ルカク(31)はサウジアラビア行きも選択肢となるのだろうか。 ここ2シーズンにわたり、インテル、ローマといずれもローン移籍のルカク。今季も最終的に公式戦21ゴールを積み上げたストライカーだが、チェルシーでは依然として戦力に計算されず、来季も他で出番を求めるのが確実視される。 ローマのほか、アントニオ・コンテ新監督が率いるナポリや、ミランも関心を寄せるが、この夏のチェルシーは完全売却のみを視野に入れ、イタリアのクラブが交渉の席についても資金力的に一筋縄ではいかないものとみられる。 そのなかで、新天地選びでサウジアラビアも1つに。ルカクは昨夏、チェルシーが受けたアル・ヒラルからのオファーを拒んだが、サウジアラビア行きの見方が変わったようだ。ベルギー『HLN』で語った。 「サウジアラビアは僕を止められない。(サウジのフットボールレベルは)上がる一方だ。多くの人が考えるよりもはるかにレベルが高い」 「多くの選手がどんどんとあの場所でプレーするだろう。それと、あの場所のファンがフットボールをどのように体験しているかもある」 「インフラはまだ改善すべきだけど、ヨーロッパの主要クラブは『サウジアラビアがくる』と知っている。ボクシングや、ゴルフ、F1ではもうそれが目にできる」 2024.06.07 13:50 Fri

ストライカー探すチェルシー、キャルバート=ルーウィンも選択肢に…今季は1年通してプレー

チェルシーはエバートンのイングランド代表FWドミニク・キャルバート=ルーウィン(27)にも注目しているようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 今夏はセネガル代表FWニコラス・ジャクソンと争えるストライカーを探すチェルシー。筆頭にはRBライプツィヒのスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ(21)が挙がっているが、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドも狙う人気銘柄だ。 また、シェシュコの契約には解除条項が存在するが、その額はパフォーマンス次第で5950万ポンド(約118億8000万円)程度に上るとのこと。そのため、チェルシーはエバートンとの契約が残り1年を切るキャルバート=ルーウィンをより安価な選択肢として考えているという。 一時はイングランド代表まで上り詰めながら、ケガに悩むキャリアを送るキャルバート=ルーウィンだが、今シーズンは1年を通してプレー。公式戦32試合で8ゴール3アシストを記録しており、エバートンは契約更新に着手している。 なお、チェルシーはベルギー代表FWロメル・ルカク(31)やアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(22)を売却しての資金調達を視野に。プレミアリーグの利益と持続可能性に関する規則(PSR)の違反を避けるべく、イングランド代表MFコナー・ギャラガー(24)やイングランド人DFトレヴォ・チャロバー(24)の売却も取り沙汰されている。 2024.06.06 18:18 Thu

チェルシーがルカク巡って求むは完全移籍オファー…その額は73億円

チェルシーはベルギー代表FWロメル・ルカク(31)の完全売却を目指しているようだ。イギリス『BBC』が報じた。 ここ2シーズンにわたり、インテル、ローマといずれもローン移籍のルカク。今季も最終的に公式戦21ゴールを積み上げたストライカーだが、依然としてチェルシーに戻る道なく、来季も他で出番を求めるのが確実視されるところだ。 といっても、チェルシーは次のマーケットで売りたく、これまでのローン話を受けつけないスタンス。求める移籍金額はおよそ3700万ポンド(約73億7000万円)で、ローマは引き留めに興味ありだが、要求額に応じれないという。 また、恩師のアントニオ・コンテ監督を招へいしたナポリや、ミランも関心を示すと報じられるが、ローマを含め、イタリアのクラブは予算的に厳しく、チェルシーがスタンスを軟化させるか否かを見極めていく必要性があるそうだ。 ちなみに、2021年夏にチェルシーが連れ戻す際に投じた移籍金額は9750万ポンド(現レートで約194億3000万円)。今回の売却でその一部を取り戻したく、売れれば週給32万5000ポンド(約6000万円)の給与削減にもなる模様だ。 2024.06.06 12:00 Thu

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「他クラブから提案が来ると踏んでいる」ダンフリースの去就にインテル幹部が言及

インテルのスポーツ・ディレクター(SD)、ピエロ・アウシリオ氏が去就注目のオランダ代表戦士について「売却の可能性あり」を明言した。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 主将にして現セリエANo.1のスター選手であるアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス、そして自国民No.1の市場価値を誇るイタリア代表MFニコロ・バレッラとの契約延長が近いとされるインテル。 ジュゼッペ・マロッタCEO(新会長)とのコンビで国内最強インテルを築いたアウシリオSDは、ラウタロ&バレッラと異なり、退団の噂が絶えないオランダ代表MFデンゼル・ダンフリース(28)について「2人と状況が違う」と話す。 「最近もダンフリースと話したよ。インテルに残留したい気持ちは間違いなくあるし、今回もそれを認めた。喜んでここに残る…と言いたいところだが、その契約につき、我々は様子を見ないといけない」 「詰まるところ、ダンフリースには他(クラブ)のチャンスが訪れる、と我々は踏んでいる。今はインテルの選手だし、我々は互いに満足感を持っている。もし他クラブから提案があれば、それについて本人交えて話し合うということだ」 ダンフリースは昨季まで2年間、インテル不動の右ウイングバックに君臨。しかし初スクデットの今季は序列が不安定になり、メンタルコントロールに苦しんだことも告白している。 契約は2025年6月まで。昨年から長く続く延長交渉は一向に進展しておらず、“マロッタ・インテル”の性質を考慮すれば、今夏での売却が最も妥当かつ、選手本人の今後を考えても良い選択肢ではないか、という見立てが少なくない。 2024.06.07 14:40 Fri

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20度目のスクデットを獲得したインテル。シモーネ・インザーギ監督(48)が新契約締結に近づいているようだ。 2021年夏にインテルの監督に就任したインザーギ監督。チームを立て直すと、2023-24シーズンは20度目のスクデットを獲得。これまでの3シーズンで、コッパ・イタリアで2回、スーペル・コッパで3回優勝しており、6つ目のタイトルとなった。 インテルは蘇寧グループからオーナーが変更となり、アメリカのオークツリーが買収。最高経営責任者(CEO)を務めていたジュゼッペ・マロッタ氏が新たな会長に就任していた。 マロッタ会長の下、すでに新シーズンに向けて動き出しており、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスやイタリア代表MFニコロ・バレッラとの契約延長に向けて交渉をスタートさせている。 そんな中、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、インザーギ監督の代理人がマロッタ会長と会談。複数年契約を結ぶための詳細を詰める予定としている。 契約内容は1シーズン当たりの報酬が約650万ユーロ(約11億円)、オプションがついた3年契約になるとのことだ。 2024.06.06 23:58 Thu

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