ミスを突いてユナイテッドに金星のヤング・ボーイズ指揮官、プラン遂行の選手たちを称賛「一緒に働き始めてからの原則」

2021.09.15 09:02 Wed
Getty Images
ヤング・ボーイズデイビッド・ワグナー監督が、チャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。スイス『Aargauer Zeitung』が伝えた。

14日に開幕を迎えた2021-22シーズンのCL。グループステージ初戦でヤング・ボーイズは、ホームにユナイテッドを迎えた。
試合では開始13分にクリスティアーノ・ロナウドがゴールを奪い、アウェイのユナイテッドが先制。良い形で試合を進めたが、35分にアーロン・ワン=ビサカが一発退場となり、前半のうちに数的不利となる。

追いついて試合を進めたヤング・ボーイズは、66分にニコラ・ムミがネットを揺らし同点に。このまま1-1の引き分けで終わると思われたが、後半アディショナルタイム5分に相手のバックパスに反応したテオソン・ジョルダン・シエバチュが劇的な逆転ゴール。ヤング・ボーイズが大金星を記録した。

CLの初戦でユナイテッド相手に勝利を収めたワグナー監督は、勝利を喜ぶとともに、自分たちの戦い方を出せたと、プランを遂行した選手たちを称賛した。
「もちろん、ヤング・ボーイズにとって素晴らしい夜になった。我々はハイプレスから始め、ほとんど何もさせなかった。また、最初に我々が何をできるかを示した。遅れた時の反応も良かった」

「後半は引き続き素晴らしいプレーができた。選手たちは激しさ、エネルギー、アグレッシブさを持ってプレーしていた。これは我々が一緒に働き始めてからの原則であり、今日もそれを続けられたことを嬉しく思う」

また、この試合で先制ゴールを記録したC・ロナウドについても言及。ユナイテッドは手強いと認めながらも、勝てると信じていたと明かした。

「彼は彼の仕事をしていた。殺人者だからね。でも、彼が途中で交代しても、何の安心も感じなかった」

「私は完全にチームとともにいた。彼らがプレーしているのを見て、ただ考えていた。『勝つことができる』とね」

大きな勝利を収めたヤング・ボーイズは、第2節でアタランタと対戦。グループの台風の目となれるか注目だ。

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フォレストFWファン・ウィジョ、2部ノリッジにローン移籍…今季もPLデビューならず

ノリッジ・シティは1日、ノッティンガム・フォレストから韓国代表FWファン・ウィジョ(31)の1年レンタルを発表した。 かつてガンバ大阪でもベストイレブンに輝く活躍を披露したファン・ウィジョ。2019年夏のボルドー行きから欧州に舞台を移し、昨夏にフォレスト入りした後、姉妹クラブのオリンピアコスにローン移籍した。 だが、ギリシャでは次第に序列を下げ、今年2月から母国クラブのFCソウルにレンタル先を変更。そうしてフォレストに戻り、プレシーズンでアピールに励んだが、今季がいざ開幕すると、出番なしだった。 チャンピオンシップのノリッジではジョシュ・サージェントが負傷。その穴埋めとしてファン・ウィジョに白羽の矢を立てた格好で、デイビッド・ワグナー監督も「この解決策を見つけられて満足」と話した。 ファン・ウィジョは新天地を通じて「とてもワクワクしている。できる限りチームの力になりたい。プレーが待ち遠しいよ」とコメントしている。 2023.09.02 10:35 Sat

ティエリ・アンリがイングランド帰還? 昇格目指すボーンマスが監督候補に

プレミアリーグへの復帰を目指すボーンマスが、新監督にプレミアリーグのレジェンド招へいを考えているようだ。イギリス『BBC』が報じた。 エディ・ハウ監督の下、プレミアリーグに初昇格を果たしたボーンマスは、2015-16シーズンから2019-20シーズンまでプレミアリーグに所属。しかし、5シーズンでその挑戦は終わり、チャンピオンシップ(イングランド2部)に降格していた。 降格とともにハウ監督は退任すると、今シーズンからジェイソン・ティンダル監督が就任。しかし、3日に解任され、現在は元イングランド代表DFのジョナサン・ウッドゲート氏が暫定監督を務めている。 後任の候補には、今シーズン途中までシャルケで指揮をした、デイビッド・ワグナー氏が候補になるなか、1人のレジェンドの招へいを目論んでいるとのこと。それは、アーセナルのエースとして活躍したティエリ・アンリ氏(43)とのことだ。 アンリ氏は、現役引退後に指導者の道を歩み、ベルギー代表でロベルト・マルティネス監督のアシスタントコーチを務めた後、古巣のモナコで監督に就任。しかし3カ月でその職を終えると、2019年11月からはメジャーリーグ・サッカーのCFモントリオールで監督を務めている。 ボーンマスがアンリ氏を招へいするには、モントリオールとの交渉があるものの、プレミアリーグ昇格の切り札として呼びたい意向があるようだ。 ボーンマスは、30試合を終えた時点で勝ち点49の6位に位置。首位のノリッジとは勝ち点差12となっているが、プレーオフ圏ギリギリにいるため、さらなる結果が求められている状況だ。 2021.02.18 08:55 Thu

開幕2連敗のシャルケがワグナー監督解任、昨季から18戦未勝利と長いトンネルの中

シャルケは27日、デイビッド・ワグナー監督(48)の解任を発表した。なお、後任は未定となっている。 ワグナー監督は、ホッフェンハイムやドルトムントの下部組織で指揮を執り、2015年11月にハダース・フィールドの監督に就任。2019-20シーズンからシャルケの監督に就任していた。 2019-20シーズンはブンデスリーガで9勝12分け13敗の勝ち点39で12位と低迷。さらに、最後の16試合は未勝利と、最悪な状態でシーズンを終えていた。 そのまま続投した2020-21シーズンだったが、開幕ゲームとなったバイエルン戦で8-0と屈辱の惨敗。昨シーズンからの流れもあり、ワグナー監督の進退問題が浮上すると、26日に行われた第2節のブレーメン戦でも1-3と敗れ開幕2連敗となり、そのまま解任となった。 なお、アシスタントコーチのクリストフ・ビューラー氏、フランク・フローリング氏らコーチングスタッフも一緒に解任されることとなった。 スポーツ・ディレクター(SD)を務めるヨッヘン・シュナイダー氏はワグナー監督の解任についてコメント。難しい決断だったと語った。 「我々はみんな、デイビッド・ワグナーとともに、スポーツ面で物事を好転させることができることを望んでいた。残念ながら新たなシーズンの最初の2節は、必要なパフォーマンスを結果が得られなかった」 「そのため、人事面で新たなスタートを切ることにした。残念な結果にも関わらず、この決定は我々にとって決して簡単ではなかった。シャルケを軌道に戻すために日々全力を尽くした、デイビッド・ワグナー、クリストフ・ビューラー、フランク・フローリングに感謝します」 2020.09.27 18:40 Sun

シャルケ、惨敗のワグナー監督に最後通告…次節ブレーメン戦が正念場に

シャルケがデイビッド・ワグナー監督(48)に最後通告を突きつけたようだ。ドイツ『ビルト』が伝えている。 ブンデスリーガ開幕節で、バイエルンに0-8という屈辱的なスコアを付けられたワグナー監督。クラブは26日に行われる次節のブレーメン戦で勝てなければ即刻解雇という決断を指揮官に伝えたようだ。 ワグナー監督はドルトムントのリザーブチームとハダースフィールド・タウンでの指導を経て、2019年7月にシャルケの監督に就任。堅守を武器に昨季前半戦は5位という成績を収めたものの、第19節以降は一度も勝てないまま、12位という平凡な結果に終わっていた。 なお、後任候補としてはドイツ人指揮官のサンドロ・シュヴァルツ氏(41)の名前が上がっている模様だ。 同氏はマインツの下部組織の監督を務めていた中で2017-18シーズンにトップチームの監督に抜擢。2019年2月には2022年まで契約延長したものの、昨シーズンの開幕からの成績不振により、昨年11月に解任されていた。 2020.09.22 14:58 Tue

ラウールにシャルケ帰還の可能性…現在はレアルの下部組織を指揮

シャルケがレアル・マドリー・カスティージャを指揮するラウール・ゴンザレス氏(42)の招へいを検討しているようだ。スペイン『アス』が伝えた。 <div id="cws_ad"><a href="https://web.ultra-soccer.jp/movie/view?movie_id=254&from=cws_news">【動画】 ラウール・ゴンサレスのセカンドシーズンゴール集</a></div> シャルケは現在、ブンデスリーガ再開初戦のレヴィア・ダービーで完敗を喫して4連敗となり、これでリーグ戦11試合未勝利。デイビッド・ワグナー監督に対する疑問の目が向いている。 シャルケのスポーツディレクター(SD)を務めるヨッヘン・シュナイダー氏は公に現体制を支持したが、ドイツ『Sport Bild』で「ラウールの復帰は考えられないことではない」とも話したという。 ラウール氏のほかにも、サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督やPSVのロジャー・シュミット監督、『レッドブル・グループ』のスポーツ部門兼サッカー開発部門を統括するラルフ・ラングニック氏をリストアップしているようだ。 ラウール氏は2010年夏にマドリーを退団後、シャルケで2年間プレー。アル・サッド、ニューヨーク・コスモスを渡り歩いた後、現役を引退した。2017年からマドリーの育成部門のスタッフに就任すると、昨年6月からカステージャの指揮を執り、今季は10勝10分け8敗の成績を収めている。 2020.06.05 10:00 Fri

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守田欠場のスポルティングがラウンド16進出!ホームで引き分けも初戦のアドバンテージ活かす【EL】

守田英正が所属するスポルティングCPは22日、ヨーロッパリーグ(EL)プレーオフ2ndレグでヤングボーイズと対戦し1-1の引き分けに終わった。この結果、2戦合計スコア4-2でスポルティングがラウンド16へ駒を進めた。なお、守田はベンチ入りを出場機会はなかった。 15日に行われた敵地での1stレグを3-1で勝利したスポルティングは、その試合のスタメンからヌーノ・サントスとゴンサウヴェスをトリンコンとディオマンデに変更した以外は同じスタメンを採用。守田はベンチスタートとなった。 圧倒的有利な状況でホームに帰還したスポルティングは13分、エドワーズの縦パスをバイタルエリア中央で受けたトリンコンが繋ぐと、ボックス内に切り込んだギョケレシュが左足を振り抜くと、豪快なシュートがゴール右に突き刺さった。 幸先良く先制したスポルティングだったが、その後は膠着状態が続く。それでもスポルティングは45分、中盤でのパスカットからブラガンサがカウンターを仕掛けると、縦パスをボックス手前のギョケレシュが落とすと、再びボールを受けたブラガンサがミドルシュート。しかし、これはわずかに枠の上に外れた。 迎えた後半、スポルティングはイナシオを下げてヌーノ・サントスを投入。すると55分、エドワーズのパスをボックス内で受けたトリンコンがルステンベルガーに倒されてPKを獲得。しかし、ギョケレシュのPKは相手GKの完璧な読みで弾かれると、こぼれ球を詰めたブラガンサのシュートもGKフォン・バルムースのセーブに阻まれた。 さらにスポルティングは63分、ドリブルでボックス右深くまで侵入したエドワーズの折り返しからゴール前のトリンコンが決定機を迎えたが、シュートは再びGKフォン・バルムースのファインセーブに防がれた。 その後、ガンヴラのPKで1点を返されたスポルティングだが、1-1でタイムアップ。2戦合計スコア4-2でヤングボーイズを下したスポルティングがELラウンド16へ駒を進めた。 2024.02.23 06:58 Fri

今季の守田英正は3冠も視野に…スポルティング指揮官がEL制覇へ意欲「厳しい日程だが勝ち残り続けたい」

スポルティングCPのルベン・アモリム監督がヨーロッパリーグ(EL)制覇へ意気込んだ。ポルトガル『Diario de Noticias』が伝えている。 ポルトガルの名門・スポルティング。クラブ史上2人目の日本人選手として所属するMF守田英正はボランチで定位置を掴み、チームの浮沈を左右する1人として高い評価を得ている。 その守田、今季はポルトガル移籍4シーズン目にして初のタイトル獲得となる可能性も。スポルティングはポルトガル1部で首位と勝ち点1差の2位につけ、欧州の戦いも継続中だ。 22日にはELノックアウトステージ・プレーオフの2ndレグでヤングボーイズと対戦。敵地での1stレグは3-1と勝利しており、順当にいけばラウンド16進出を掴むだろう。 前日会見に臨んだアモリム監督は、「EL制覇には運も必要」としつつ、手元の選手たちへの信頼を口にし、可能性を排除しない。 「選手全員があらゆる目標に対して準備できているが、サッカーは多くの“運”も結果を左右する。特に我々のようなポルトガルクラブが欧州で勝つには、本当にたくさんの運が必要だ」 謙虚な姿勢を崩さないアモリム監督。ELの優勝候補を問われると「リバプールとレバークーゼンだろう」とし、自分たちは国内リーグでの覇権争いがより重要との認識を語る。 「試合の間隔が『2日』と『3日』では、天と地のような差があり、ELで勝ち進むほどに厳しいカレンダーとなっていく。我々はリーグ戦で重要なゲームが数多く残っている」 それでもやはり、欧州のタイトルを獲得、という栄誉をみすみす手放す気はない。 「だからと言ってELが嫌なわけじゃない。明らかにこの大会で勝ち残り続けたいと考えているし、この大会で経験する1分1秒がかけがえのないものなのだ。我々は何事も手を抜かないぞ」 39歳の青年指揮官アモリムが率い、日本代表MF守田が中盤で存在感を示すスポルティング。彼らは直近の公式戦14試合で13勝1敗と、国内リーグカップ1試合以外は全て勝利している。 守田はポルトガルで初のタイトル獲得となるか。国内リーグとEL、また国内カップ戦も含めた3冠にも可能性を残している。 2024.02.22 13:40 Thu

守田途中出場のスポルティング、敵地でヤング・ボーイズに3発先勝【EL】

スポルティングCPは15日、ヨーロッパリーグ(EL)プレーオフ1stレグでヤング・ボーイズとのアウェイ戦に臨み、3-1で快勝した。スポルティングのMF守田英正は60分から出場している。 アタランタやシュトゥルム・グラーツが同居したグループを3勝2分け1敗の2位で通過したスポルティングは、守田がベンチスタートとなった。 マンチェスター・シティやライプツィヒが同居したグループを3位で終えELに回ったヤング・ボーイズに対し、開始1分にスポルティングに決定機。ギョケレシュがゴンサウヴェスとのパス交換からボックス左に侵入。シュートに持ち込んだが、GKにセーブされる。 良い入りを見せたスポルティングは16分のCKからアメンダのヘディングシュートが枠を捉えるピンチをGKアダンがファインセーブで凌ぐと、31分に先制する。エドワーズの右クロスがアメンダのオウンゴールを誘った。 さらに39分、エドワーズがボックス右に侵入したところでGKに倒されPKを獲得。これをギョケレシュが決め、リードを広げた。 しかし42分、サイド攻撃で揺さぶられた流れからウグリニッチにゴールを許し、2-1で前半を終えた。 それでも迎えた後半、開始3分にゴンサウヴェスのFKからイナシオがヘディングシュートを決めたスポルティングが再びリードを2点に広げ、主導権を渡さない。 そして60分に守田がボランチに投入された中、89分にカマラが2枚目のイエローカードを受けて10人となったヤング・ボーイズにスポルティングが3-1で先勝。 来週、ホームで行われる2ndレグを前に大きなアドバンテージを手にしている。 2024.02.16 04:40 Fri

フランクフルトがスイスの逸材DFアメンダを来季加入で獲得! 5年契約に

フランクフルトは7日、ヤング・ボーイズに所属するU-21スイス代表DFオーレル・アメンダ(20)の獲得合意を発表した。契約は2029年まで。7月1日から加入する。 2014年にヤング・ボーイズの下部組織に入団したアメンダは、197㎝の長身センターバック。入団後は順調にステップアップを果たし、2022年2月のバーゼル戦でトップチームデビュー。これまでトップチームでは公式戦45試合に出場しており、今季も公式戦19試合に出場している。 また、各年代のスイス代表にも選出されるエリートで、2023年3月にはU-21スイス代表デビュー。同年6月に行われたU-21欧州選手権にもスイス代表として参加し2試合に出場するなど、ここまで8試合に出場している。 フランクフルトのマルクス・クレーシュSD(スポーツ・ディレクター)は、アメンダの獲得について公式サイトで以下のように語った。 「オーレルは若くしてすでに国際的な経験を積んでいる、非常に才能のある選手だ。彼は足が速く、ヘディングがとても強いし、ビルドアップもうまい。オーレルは人間的な面でも私たちのチームにぴったりだ」 2024.02.08 07:30 Thu

マルセイユ、ヤング・ボーイズのスイス代表DFウリッセス・ガルシアを獲得

マルセイユは16日、ヤング・ボーイズのスイス代表DFウリッセス・ガルシア(28)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月までとなっている。移籍金は300万ユーロ(約4億8000万円)とのこと。 2018年夏にブレーメンからヤング・ボーイズに加入した左サイドバックのウリッセス・ガルシアは、ヤング・ボーイズで主力として活躍し、公式戦195試合に出場して12ゴール40アシストを記録した。 今季はスイス・スーパーリーグ14試合の出場で1ゴール5アシスト、チャンピオンズリーグには全6試合に出場していた。 2024.01.17 07:30 Wed

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宿敵の勝負強さ認めるメッシ…「プレーレベルではシティが最高で、結果で言えばマドリーだ」

元バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、かつての宿敵の傑出した勝負強さを認めた。 2022年カタール・ワールドカップ制覇によってクラブレベル、代表レベルでも獲得可能なほぼすべてのメジャータイトルを獲得したメッシ。 その生まれながらの勝者は『Infobae』のインタビューで世界最高のチームについて問われると、恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督が率い、前人未踏のプレミアリーグ4連覇を達成したマンチェスター・シティを「好きなチーム」と絶賛。その一方で、今シーズンのチャンピオンズリーグでそのシティの連覇を阻み、最多15度目の優勝を達成したレアル・マドリーの勝負強さを認めた。 「プレーで言えば、個人的にグアルディオラのシティが好きだ。グアルディオラのいるチームは、彼の在り方、トレーニングの仕方、仕事の仕方、そしてチームをプレーさせる方法の点で、特別だと思うよ」 「僕にとってプレーのレベルではシティが最高で、結果で言えばマドリーだ」 「結果で言えば、現在のチャンピオンズリーグの王者であるレアル・マドリーになるね」 「結果で言えば」という言葉を強調するあたりに元バルセロナの選手ゆえのライバル意識も窺えたが、やはり宿敵のその傑出した勝負強さはメッシにとっても認めざるを得ないようだ。 2024.06.08 23:11 Sat

クロースが現役引退後のプラン明かす…引退決断についても言及

ユーロ2024後に現役を引退するレアル・マドリーのドイツ代表MFトニ・クロース(34)が、引退後のプランを明かした。 バイエルン、ドイツ代表、レアル・マドリーで通算6度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇や7度のリーグ制覇、2014年ブラジル・ワールドカップ優勝とキャリアを通じて30以上のタイトルを獲得してきたクロース。 今シーズンも34歳という年齢を全く感じさせない傑出したパフォーマンスを披露し、マドリーのラ・リーガとCLのシーズン2冠に貢献したが、以前からトップレベルでの引退の意向を伝えてきた稀代のマエストロは、先日に母国開催のユーロをもってスパイクを脱ぐことを宣言した。 そのクロースはユーロを間近に控えた中、ドイツ『キッカー』のインタビューで今後のプランを明かし、ひとまずは家族と共にマドリードに滞在し続けることを明かした。 「何よりも家族のために時間を使いたい。弟のフェリックスとのポッドキャストも続けていくよ。そして、マドリードの若いフットボーラーのためのトニ・クロース・アカデミーを拡大し続けたい。エリアス・ネルリッヒと創設したアイコン・リーグも9月にスタートするね」 「だけど、18ものプロジェクトに携わるつもりはないし、現役だった頃と同じくらい遠征することはないよ。それは明らかだね」 また、改めて現役引退という決断について問われた34歳MFは「僕は、レアルで最後に最高のシーズンを過ごした34歳のトニ・クロースとして記憶されたいだけなんだ。僕はそれを成し遂げた。多くの人がその時が早すぎると思うのは、褒め言葉だと受け止めているよ」と、自身の美学を貫いている。 さらに、ユーロの結果に関わらず、現時点でドイツ人選手として歴代最多のタイトル保持者は、「​​それは僕にとってとても重要なことだ。常にタイトルを獲得したいと思っていた。フットボールをプレーし始めた時から、成功したいと思っていた。僕にとって個々のタイトルが重要で、チャンピオンズリーグで優勝することが各シーズン前の大きなモチベーションだった。最終的にそれを達成できたことは、大きな意味があるんだ」と、生まれながらの勝者らしいコメントを残している。 2024.06.07 23:05 Fri

マドリッドのクラブサッカー最後の週末はお祝い三昧…/原ゆみこのマドリッド

「そうか、優勝だもんね」そんな風に私が早合点を後悔していたのは月曜日、お昼のニュースで2部のマドリッドの弟分、レガネスの選手たちがブタルケのピッチや彼らのお祝い事の定点、同市のエスパーニャ広場でトロフィーを誇らしげに掲げている映像を見た時のことでした。いやあ、日曜は私も彼らの1部昇格を見るため、エルチェ戦に足を運んだんですけどね。試合の方は前半早々から、ミゲール・デ・ラ・フエンテのゴールで先制したボルハ・ヒメネス監督のチームが、ロスタイムにもファン・クルスのシュートで2点目をゲット。相手が前節に昇格プレーオフ入りがなくなり、消化試合モードだったおかげもあって、2-0のまま、後半が終わる前から、ファンは4年ぶりの1部昇格祝いを満喫することに。 ただ、これは「Campeones, campeones/カンペオネス(チャンピオン)」と皆が歌っているのをレガネスの優勝と結び付けなかった私の浅はかさもあって、ええ、同時進行だった、勝ち点3差で直接昇格の2位を奪われる可能性が僅かにあった3位のエイバルのオビエド戦は時々、経過を伺っていたんですけどね。レガネスの勝利により、昇格条件だった勝ち点1奪取を満たしたため、他は気にしていなかったところ、何と前節、今季29節の間、首位をキープしていたレガネスを出し抜いて、一足先に1部復帰を決めたバジャドリーがテネリフェに負けていたんですよ。 そのおかげで最終節に再び首位に返り咲いた彼らは2部王者として、トロフィー授与されたんですが、そこまで頭が回らなかったのが運の尽き。後はもう、ファンとお祝いするだけだろうと、チームが場内一周を始めた時点でスタジアムを出ることに。いえ、午後6時から始まったTDP(スペイン国営放送のスポーツチャンネル)のDecimoquinta(デシモキンタ/15回目のCL優勝)祝勝行事追っかけ生中継を試合中もスマホで流しっぱなしにしていたため、レアル・マドリーがアルムデナ大聖堂、続いてアジュソ州知事がブタルケに駆けつける約束をキャンセルして、チームを迎えた州庁舎訪問とプエルタ・デル・ソル(マドリッドの中心にある広場)を埋め尽くすファンへのバルコニーからの挨拶。 更にシベレス噴水広場にある市庁舎訪問という、リーガ優勝時とほぼ同じ行程に例年通り、遅れが出ていたため、あと30分ぐらいはブタルケにいても、午後10時スタート予定だったサンティアゴ・ベルナベウでのフィエスタには間に合いそうだったんですけどね。それが、前日のCL決勝パブリックビューイングに行った時、普段のマッチデー以上の混雑に巻き込まれてしまってねえ。サンティアゴ・ベルナベウ駅で人を捌ききれず、メトロも1駅前のヌエボス・ミニステリオスから歩かされたため、ええ、だって、このカンカン照りの暑さの中、5、6時間もの間、何千人もののファンが選手たちを見ようと待機していたシベレスのステージでのお祝いの後、マドリーのオープンデッキバスがベルナベウに到着する時間に重なったら、大変じゃないですか。 それこそ、バスを走って追うようなファンが多数いるぐらいですから、フィエスタの始まる前、スタジアム周辺が到着を待つ群衆で身動きできなるのは火を見るよりも明らか。そこで早めにブタルケを切り上げ、セルカニアス(国鉄近郊路線)に乗ることにしたんですが、いやあ、今季をスタートした時はまったく、目標に入ってなかった1部再昇格を果たしたレガネスのはじけっぷりも半端ないよう。すでに日曜夜には選手たちが行っていたにも関わらず、月曜にはオープンデッキバスに乗っての市内パレード。その後、またエスパーニャ広場で、今度はステージを組んで、お祝いをしていましたが、更に水曜午後9時にはブタルケのピッチで選手たちを囲んで、軽食をつまむイベントを入場料65ユーロ(1万2000円)で開催。うーん、今は皆、1部に上がるにはあと3週間、プレーオフで戦わないといけないエイバル、エスパニョール、スポルティング、オビエドの4チームを尻目に、少しでも早く、バカンスに行きたいんじゃないですかね。 そんなことはともかく、先週末のビッグイベントだったCL決勝ドルトムント戦がどんなだったかもお話ししていかないと。7万5000人の満員御礼となったベルナベウのピッチは、突貫工事でテイラー・スウィフトのコンサート舞台を撤去し、中央に巨大スクリーンを設置。これは2014年のDecima(10回目のCL優勝)以来、必ず、翌日は優勝祝いにも使われるお便利設備なんですが、加えて、天井から吊り下がった360度大型スクリーンにもTV中継の映像だけでなく、時間や交代選手の名前が出たため、試合の見やすいことといったら、もう。 実況もしてくれる上に、マドリーの得点時など、普通の試合のように盛大なゴールコールで盛り上がることができたんですが、それは後半の話。そう、前半は、うーん、開始30秒でウェンブリーのピッチに3人も乱入者が現れて、2分近くもゲームが止まっていたのが影響したんですかね。前半23分にはフュルクルクのシュートがゴールポストを直撃し、オフサイドだったのにホッとさせられたり、アデイェミには2度も肝を冷やされる始末。更にはサビッツァーの強烈シュートを弾くなど、マドリッドから当日移動して、その日のベンチにいたインフル明けのルーニンの代わりに決勝の舞台に立った、GKクルトワの正当性を証明するシーンのオンパレードだったんですよ。 いやあ、これにはアンチェロッティ監督も「En la primera parte hemos sido un poco vagos/エン・ラ・プリメーラ・パルテ・エモス・シドー・ウン・ポコ・バゴス(前半のウチはちょっと怠け者だった)。ボールロストが多くて、相手のしたいようにされてしまった」と反省していたんですけどね。私もその光景には、ええ、準々決勝2ndレグではアトレティコがまさにこのドルトムントに4点も奪われ、逆転敗退していただけに、このままじゃ、絶対、ゴールを入れられる。いや、マドリーのことだから、却って、先制された方が根性のremontada(レモンターダ/逆転劇)精神に火がついていいのかもとか、あれこれ考えさせられることに。 幸運にも0-0のまま、始まった後半もしばらく相手の優勢が続いたんですが、そこはCLの権化と言っていいマドリー。それはドルトムントがアデイェミから、2013年には同じウェンブリーでのCL決勝でクロースのいたバイエルンに負け、奇しくも同様に今季限りで引退するマルコ・ロイスを投入したすぐ後の29分のことでした。何と、クロースの蹴ったCKに身長173cmのカルバハルが189cmのフュルクルクより高く跳び、ヘッドで先制ゴールを挙げたから、それまで欲求不満の塊だったベルナベウのファンたちがどんなに沸いたことか。 いやあ、このゴールついて、「今季はCKの時に自分も上がるようになったんだけど、大事なのは決意を持って挑むことだ。Se me fue una arriba y la segunda la tenía que enchufar/セ・メ・フエ・ウナ・アリーバ・イ・ラ・セグンダ・ラ・テニア・ケ・エンチュファール(1つ目は上に行ってしまったから、2度目は入れないと)」と当人は言っていたんですけどね。本当にマドリーの怖いところは、後でアンチェロッティ監督も「Otra vez la tactica del muerto/(オトラ・ベス・ラ・タクティカ・デル・ムエルトー(また死人の振り作戦))」と茶化していたそうですが、どんな劣勢にある試合でも、一瞬で状況を引っくり返せる力があること。 実際、今季の決勝トーナメントでは16強対決ライプツィヒ戦、準々決勝マンチェスター・シティ戦、準決勝バイエルン戦でも、え?と思うような場面で得点していましたからね。それこそ、テルジッチ監督も「チャンスを沢山、作りながら、ゴールにできなかったのが肝だった」と言っていたんですが、まあ、それも慣れない決勝ではありうることかと。大体がして、あんなにポンポン、ゴールを決められたアトレティコが愚かだっただけで、しかも相手がCL絶対王者となれば…。 結局、マレン、ハラーとFWを総動員しながら、その1点を返せなかったドルトムントは総攻撃態勢に入っていた38分、ベリンガムのラストパスからビニシウスに2点目を奪われて、最後は0-2で敗北。マドリーの優勝が決まった途端、ベルナベウには「We are the Champions」が鳴り響き、表彰式を待つ間、場内はカンペオネスやマドリーのクラブ歌などを延々と合唱することに。 そしていよいよ、「La voy a levantar lo más alto que pueda, es la más especial como capitán/ラ・ボイ・ア・レバンタール・ロ・マス・アルトー・エ・プエダ、エス・ラ・マス・エスペシアル・コモ・カピタン(できる限り、高く上げるよ。キャプテンとして、最高のCL優勝だ)」というナチョがチームメートの待つ壇上でトロフィーを掲げた瞬間、巨大スクリーンのボックスから紙吹雪が飛び出し、レーザー光線ショーも始まるといった具合で、もうそれだけで、翌日の祝賀イベントのバージョンアップ予告には十分だった? それにしたって凄いのはもちろん、これでマドリーはCL優勝回数ダントツの15回に到達、しかもうち6回はここ10年で達成というのもそうなんですが、指揮官として、5回目のCL優勝となったアンチェロッティ監督の選手たちへの信頼ぶり。ええ、「Estábamos tranquilos pese a todo/エスタバモス・トランキーロス・ペセ・ア・トードー(何があっても私たちは落ち着いていた)。ちょっと変えるだけで良かったよ。ドルトムントはウチを生かしておいてくれたし」と、ええ、彼もCLマッチでは幾度も土壇場で奇跡が起きるのを見てきましたからね。 ナチョ、カルバハル、モドリッチと共にCL優勝6回となり、マドリーのレジェンド、ヘントに並んだクロースなども「La primera parte no ha salido bien pero da igual, este equipo siempre sigue/ラ・プリメーラ・パルテ・ノー・ア・サリードー・ビエン・ペロ・ダ・イグアル、エステ・エキポ・シエンプレ・シゲ(前半は上手くいかなかったけど、構わない。このチームは常に進み続ける)」と言っていましたが、ホント、マドリーのCL神話は度し難い。ウェンブリーのピッチで思う存分、お祝いをしたチームは翌日早朝にマドリッドに帰還。そして翌日も6時間以上、マラソン祝賀行事に取り組むだけの体力が選手たちに残っていたんですが…。 だってえ、シベレスからオープンデッキバスがベルナベウに着いたのは午後10時45分近くだったんですよ。ピッチの巨大スクリーンがイベントスタートを告げる1回目から15回目のハイライトを映し始めたのが11時過ぎで、いやもう、これはそのうち、30回とか、40回になったら、できなくなるんでしょうけどね。アンチェロッティ監督を筆頭に選手が1人ひとり、紹介されながら、登場したのは11時10分頃からで、巨大スクリーンのボックス屋上のステージに全員が揃ったのが40分頃。ナチョが再び、トロフィーを掲げると、屋内で花火が上がったのにはビックリさせられましたが、これは前回まで、場外からの打ち上げ花火の大爆音が怖くて仕方なかった私には嬉しい変更だったかと。 まあ、さすがコンサート会場機能を強化すべく、大改装を行ったおかげで、またしても満員となった場内を彩る光のショーや音響など、見事なものではありましたけどね。マイクを握ったモドリッチが「Nos vemos la temporada que viene/ノス・ベモス・ラ・テンポラーダ・ケ・ビエネ(来季にまた会おう)」と言ったため、契約延長が確実なのもわかりましたし、実はいつの間にか、ベリンガムのスペイン語力もかなりアップしていたよう。「Como no te voy a querer/コモ・ノー・テ・ボイ・ア・ケレール(どうして君を好きにならずにいられようか)」の定番応援歌を歌い出して、驚かせてくれましたが、トロフィーを持っての場内一周が終わり、ピッチに選手たちの家族が登場。キッズパークと化して、ようやくお開きとなったのは日付の変わった0時15分過ぎでしたっけ。 まあ、こんな感じのベルナベウでの2夜だったんですが、マドリーファンのための今季はこれで店仕舞いとはいえ、さすがにエリート揃いのチームだけあって、このままバケーション入りできる選手は少数派。ええ、月曜夕方に入団が公式発表されたエムバペ(PSGと契約終了)やエンドリッキ(パルメイラスから移籍)らを含め、18人もがユーロ、コパ・アメリカに出場する各国代表のお勤めに出ることに。折しもCL決勝の日にラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会施設で合宿を始めたスペイン代表にはホセル、ナチョ、カルバハルの3人が招集されているんですが、こちらは木曜からの合流が予定されています。 実際のところ、スペインの合宿開始は遅い方で、ユーロのグループリーグで当たるクロアチア、イタリア、アルバニアはとっくに練習を始めているみたいですけどね。ただ、私もCL決勝のせいで、土曜の公開セッションに行けずに生配信で我慢するしかなかったため、まだあまり、今回の代表の情報を仕入れていないんですが、ちなみに初日は29人の招集選手中、マドリー勢、サルジアラビア杯決勝のせいでまだ来ていないラポール(アル・ナスル)、自身の結婚式と被ったミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ)、兄イニャキの結婚式があったニコ・ウィリアムス(アスレティック)らを除く、23人が参加。45分程の練習の後、彼らは施設のスタンドを埋めたファンのサインやセルフィーのリクエストにせっせと応えることに。 早くも水曜午後9時30分(日本時間翌午前4時30分)からはバダホス(スペイン南部)で強化親善試合のアンドラ戦も控えているため、早いところ、私もモードをスペイン代表に切り替えないといけないんですが…とりあえず、最初の焦点は最初の招集リストから、落ちる3人がどの選手になるかという辺りでしょうか。 <hr>【マドリッド通信員】 原ゆみこ 南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。 2024.06.04 20:00 Tue

美しい物語…15度目のCL制覇、パレードするレアルのチームバスを先導した騎馬隊に選手の父親!

史上最多を更新する15度目のチャンピオンズリーグ(CL)を制覇したレアル・マドリー。現役を引退するドイツ代表MFトニ・クロースにとってはマドリーでのラストマッチとなり、感動的な別れとなった。 ラ・リーガも制していた今シーズンのマドリー。シベレス広場では2度目の優勝セレモニーが行われ、選手たちを乗せたチームバスはパレードを行った。 お祝いムードのパレードとなった中、驚きの事実も判明。チームバスを警備するために警察の騎馬隊が先導していたが、なんとその騎馬隊の1人がスペイン代表DFダニエル・カルバハルの父だった。 馬に乗った父がエスコートするバスの上で優勝を祝うのが息子という構図。さぞかし誇らしいはずだ。 また、カルバハルはパレードが終わりバスを降りた際に父親の元へビッグイヤーを持っていき、2ショット撮影。親子にとって素晴らしい思い出になったことだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】息子のCL制覇のパレードを先導したのは騎馬隊の父親(手前の方)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/ignacio_marcano?ref_src=twsrc%5Etfw">@ignacio_marcano</a> <a href="https://t.co/ezKQn3aBmm">pic.twitter.com/ezKQn3aBmm</a></p>&mdash; Carrusel Deportivo (@carrusel) <a href="https://twitter.com/carrusel/status/1797344757019976131?ref_src=twsrc%5Etfw">June 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.04 15:50 Tue

ヴィニシウスがCL最優秀選手に輝く! 最優秀若手選手はベリンガムに

欧州サッカー連盟(UEFA)は24日、2023-24シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)最優秀選手として、レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールを選出した。 ヴィニシウスは、今シーズンのCL10試合に出場し6ゴール5アシストを記録。1日に行われたローマとの決勝では、1-0で迎えた83分にベリンガムのラストパスを受けると、ボックス左からシュートを決めきり、2季ぶり15度目のCL制覇に貢献した。 また、最優秀若手選手にはCL11試合に出場して4得点5アシストを記録したマドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが選出された。 そのほか、[4-3-3]の布陣に合わせて選出された今大会のベストイレブンでは、GKは準優勝のドルトムントからグレゴール・コベルを選出。最終ラインは、右サイドバックに決勝戦で先制弾を挙げたダニエル・カルバハル、左サイドバックにドルトムントのイアン・マートセンが選ばれ、センターバックは決勝を戦った両チームの守備を支えるアントニオ・リュディガーとマッツ・フンメルスが選出された。 中盤では優勝したマドリーからベリンガム、準優勝のドルトムントからマルセル・ザビッツァーが選ばれたほか、パリ・サンジェルマンの中盤を支えるヴィティーニャが選出。3トップには今大会の得点王であるバイエルンのハリー・ケインと最優秀選手賞に輝いたヴィニシウスに加え、マンチェスター・シティのフィル・フォーデンが選ばれた。 2024.06.04 06:30 Tue

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