【CLグループD総括】久保建英擁するソシエダが首位通過! 昨季ファイナリストのインテルは2位通過

2023.12.15 12:31 Fri
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インテルをラウンド16進出の本命に、レアル・ソシエダベンフィカザルツブルクがもう1枠を争う構図とみられたグループD。結果はソシエダが首位通過、インテルは2位通過となった。

◾️順位表◾️
[勝ち点/勝/引/負/得失点]
1.レアル・ソシエダ[12/3/3/0/5]
2.インテル[12/3/3/0/3]
3.ベンフィカ[4/1/1/4/-4]
4.ザルツブルク[4/1/1/4/-4]

◆20年ぶりのラウンド16進出~ソシエダ~
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2013-14シーズン以来10年ぶりのCL参戦となったなか、昨季ファイナリストを抑え、グループ1位で2003-04シーズン以来となるラウンド16進出を掴み取った。
日本代表MF久保建英のみならず、スペイン代表でも主力級のFWオヤルサバル、MFブライス・メンデス、MFスビメンディ、DFル・ノルマンなど数多くのタレントを擁するソシエダ。それでも当初はインテルに次ぐ次点候補と考えられた。

第1節のインテル戦(1-1)で得た自信が大きかったのだろう。10年ぶりのCL初戦で本拠地アノエタに昨季ファイナリストを迎え、開始早々に先制すると、互角以上の戦いを披露して試合終盤まで1点をリード。最後は追いつかれて勝ち点1発進となったが、勇敢かつ実り多き試合運びを披露したラ・レアルの選手たちに対し、サポーターは大きな拍手を贈った。
第2節、第3節はそれぞれ敵地でザルツブルク、ベンフィカを下し、この時点でグループステージ突破に大きく前進。第4節でベンフィカとのリターンマッチを制すと、2試合を残してラウンド16進出が決まった。ノックアウトステージでは是非とも久保のCL初ゴールが見たい。

◆2位通過は想定内?想定外?〜インテル〜
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昨季ファイナルでマンチェスター・シティと互角に渡り合ったインテル。グループDをソシエダと共に無敗で駆け抜けたが、2位でのラウンド16進出となった。

充実のスカッド、昨季ファイナリストという実績…グループステージ突破は固いと当初から考えられたインテルだが、2位通過となったことにより、ラウンド16では他組首位通過のバイエルン、アーセナル、レアル・マドリー、シティ、バルセロナといった強敵と対戦する可能性が広がってしまった。

第1節でソシエダと引き分けたのち、第2〜4節を3連勝とし、この時点でラウンド16進出が決定。シモーネ・インザーギ監督は第5節のベンフィカ戦(3-3)で控え組主体の先発11人を送り出し、前半を0-3と3点ビハインドで終える。最終的には主力組を投入した後半に3点を奪い返してドローに持ち込むも、目標をEL行き(グループ3位)に切り替えたベンフィカを相手に“ほぼ2軍”を送り込んだ判断は、最終的に2位通過もOKという考え方があったからなのか。

勿論、ハードスケジュールをこなすにはメンバーをローテーションする必要があり、チームの競争力・成熟度を高めるには控え組の実戦起用が必須。とはいえ、他組では前述の強豪が軒並み順当に首位通過…盤石の強さが光る今季のインテルであれば恐れるべき相手などいないだろうが、一抹の不安を覚えるインテリスタも少なからずいるだろう。

◆意外すぎるほどあっさり敗退〜ベンフィカ〜
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2大会連続でベスト8進出中だったポルトガルの雄だが、あっさりとグループステージで姿を消した。

ベンフィカは2021-22シーズンにFWヌニェス(現リバプール)、昨季はFWゴンサロ・ラモス(現PSG)という頼れる点取り屋が最前線に君臨し、2大会連続でベスト8進出。昨季準々決勝はインテルと大接戦を演じ、ベスト4まであと一歩…という印象を残している。

ところが、今季の彼らには絶対的エースが不在で、第1節でザルツブルク相手にホームで不覚をとると、そのまま4連敗…ゴールも4試合で「1」のみ。ポルトガル国内でもCLでも試合ごとに1トップを入れ替えるチームは、確固たるスタイルを押し出せぬままCLから去ることとなった。

その一方、グループステージ敗退決定後は吹っ切れたように攻撃陣が活性化。第5節のインテル戦(3-3)、第6節のザルツブルク戦(3-1)で勝ち点「4」を積み上げたことにより、EL行きを確保した。目指すはチャンピオンズカップ(現CL)を制した1961-62シーズン以来62年ぶりとなる欧州タイトル…35歳のMFディ・マリアは今季が欧州でのラストシーズンになるとも言われており、ELでのベンフィカも見逃せない。

◆首位発進も最下位で敗退〜ザルツブルク〜
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ベンフィカ撃破で首位発進も、最後は戦前の予想通りグループステージ敗退となった。

若手の登竜門として名高いザルツブルク。ここでプレーする10代後半から20代前半の有望タレントは、CLというショーウィンドウを経由してビッグクラブ移籍を目指すのが恒例パターンとなっており、クラブとしてもこれをビジネスモデルとして確立している。

したがってCL参戦のモチベーションは他クラブに引けを取らず、アウェイで迎えた第1節でベンフィカを撃破。しかし、続くソシエダ戦を落とすと、インテルとの2連戦はいずれもPKが決勝点となって連敗…3連敗を喫し、2試合を残してグループステージ敗退が決まった。

最後は最下位となってELにも進めなかったが、今回も有望なタレントを欧州5大リーグが“発見”。イスラエル代表MFグルーク(19)、クロアチア代表FWシミッチ(20)、同代表MFスチッチ(21)などにビッグクラブ行きやプレミアリーグ行きの噂が浮上している。

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NEC小川航基と同僚のインドネシア代表DFが日本戦へ意欲…堂安律と空港で遭遇し「クボよりドウアンと対峙したいな」

インドネシア代表DFカルヴィン・フェルドンクが日本代表戦へ意気込んだ。 フェルドンクはインドネシア系オランダ人で、今年急増したインドネシア代表“帰化組”の1人。 2026年W杯アジア2次予選のラストゲームで初キャップを飾り、そこから先日の中国代表戦まで5試合連続先発出場と、すぐさま主軸に。守備的ポジションを複数こなすレフティだ。 クラブキャリアはフェイエノールト育ちで、現在は日本代表FW小川航基も所属するNECナイメヘンで不動の左サイドバック。 そんなフェルドンク、ナイメヘン紙『Forza NEC』で代表活動について触れ、11月15日の日本代表戦(H)に向けては、チームメイト小川とあれこれ話に花を咲かせていると言う。 「僕にとって最も楽しい試合になるはずだよ。もちろんコウキと対戦するからだ」 本職左サイドバックということで、出場なら久保建英(レアル・ソシエダ)と対峙する可能性が大。フェルドンクは「マッチアップの相手となるかもしれないのがクボ。ラ・リーガで輝く姿を想像してごらん?」と目を輝かせた。 一方、代表活動に前後し、オランダのスキポール国際空港で、堂安律(フライブルク)とばったり遭遇したことがあるそうで、その時小川が堂安と一緒だったため、その場で談笑。 「もちろんインドネシアvs日本について話したよ。ドウアンと冗談を言い合い、その時から僕は『クボよりもドウアンと対峙したいな』って思っているよ」 「彼らのコーチ(森保一監督)は『日本とインドネシアがW杯にいけることを願う』とか言ってなかったっけ?(笑) 僕たちにとっては難しい対戦になるけど、全てが順調に進んでいるよ」 2024.10.22 19:50 Tue
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「出だしは悪くなかったが…」 ソシエダが早くも5敗目、指揮官がここからの立て直しを誓う

レアル・ソシエダは27日のラ・リーガ第11節でオサスナをホームに迎え撃ち、0-2で敗れた。 久保建英をベンチに温存しての今節だったが、23分、33分と連続失点。後半から久保のカードを切り、その久保が切れ味鋭いプレーを披露したが、無得点で敗れた。 今節まで4戦負けなしと右肩上がりだったが、5試合ぶりの黒星で12位に後退。イマノル・アルグアシル監督はまず試合をこう振り返る。スペイン『マルカ』が報じた。 「チームに影響を与えるものではないが、これがフットボールというもの。出だしは悪くなかったが、セットプレーで先制されてしまった。それが彼らの強みであるのは把握していたが、オナスナ相手に0-2とされると非常に難しくなる」 「チャンスをすべてセルヒオ(・エレーラ)に阻まれるとなおさらだ。彼の存在もあって、彼らの守備が機能し、我々は試合に入っていけなかった」 そう総括したイマノル監督だが、これで早くも5敗目(3勝3分け)。得点自体も最少タイの8ゴールと振るわずだが、「我々はこの状況から前に進み、ファンが喜んで帰ってもらえるよう全力を尽くしている」とも述べている。 「ヨーロッパの出場圏までそれほど遠くなく、(試合も)たくさん残っている」と巻き返しに意欲を示すソシエダ指揮官だが、立て直せるか。 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英は途中出場で存在感も…ソシエダが5敗目</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tU8_ODcYPHQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.28 13:20 Mon
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【ラ・リーガ第11節プレビュー】今季最初のエル・クラシコ! 今季初連勝狙うソシエダはオサスナ戦

先週末に行われた第10節はバルセロナ、レアル・マドリー、アトレティコ・マドリーの3強が揃って勝利。また、唯一未勝利だったラス・パルマスがバレンシアとの下位対決を制して初勝利を挙げている。 10月最終週に開催される今節は2位のレアル・マドリーと、首位のバルセロナが勝ち点3差で激突する、今シーズン最初のエル・クラシコが開催される。 マドリーは前節、難敵セルタとのアウェイゲームをFWムバッペ、FWヴィニシウス・ジュニオールの両エースによるゴールで2-1の勝利。セルタの決定力次第では取りこぼしの可能性もあったが、持ち味の勝負強さを発揮した。 続くチャンピオンズリーグ(CL)では昨季決勝のリターンマッチとなったドルトムント戦で圧巻のレモンターダを達成。前半を2点ビハインドで終えたが、後半に一気にギアを上げると、ヴィニシウスの圧巻のトリプレーテにDFルーカス・バスケスの決勝点などで5-2の逆転勝利。まさにベルナベウ劇場というど派手な内容で、ホーム開催の伝統の一戦に弾みを付けた。ただ、同試合では守護神クルトワ、FWロドリゴが負傷し、長期離脱中のDFカルバハルに続く離脱者を出して大一番に臨む形となった。 一方、バルセロナは前節、ホームでセビージャと対戦し、FWレヴァンドフスキとMFパブロ・トーレのドブレーテ共演によって5-1のマニータの圧勝。続くCLでは直近6戦全敗だった天敵バイエルン相手にフリック新体制初のビッグマッチで、その真価を示した。 FWハフィーニャの開始1分の電光石火弾の後は押し込まれて同点ゴールを奪われたが、前半終盤にレヴァンドフスキの恩返しゴールで勝ち越し。さらに、前半終了間際と後半序盤にハフィーニャがゴールを重ねてトリプレーテを達成。以降は危なげないゲームクローズでブンデスリーガ首位チーム相手に4-1で完勝した。対戦相手と異なり、こちらは負傷明けのMFダニ・オルモ、MFガビ、MFフレンキー・デ・ヨングが状態を上げており、敵地での大一番へ準備万端だ。 前節、レガネス相手の3-1の快勝で公式戦4試合ぶりの白星を挙げたアトレティコ。しかし、直近のCLリール戦ではマドリーに今季初黒星を与えた曲者に1-3で敗戦。CLではベンフィカ戦に続く連敗となった。相手のミスを突いた前半序盤のFWアルバレスのゴールで先制に成功したが、後半序盤に同点ゴールを奪われると、MFコケのかなり微妙なボックス内のハンドで与えたPK、不運なディフレクトによってFWデイビッドに2ゴールを叩き込まれて逆転負けした。物議を醸すPK献上が大きく響いた一方、主力を欠くディフェンスラインや最適解を見いだせない中盤や前線に問題を抱えていることは事実で、難敵ベティスのホームに乗り込む今回の一戦では攻守両面で改善を示したい。 MF久保建英を擁するレアル・ソシエダは、今季初のリーグ戦連勝を懸けて曲者オサスナとのホームゲームに臨む。ジローナとの強豪対決となった前節はFWオヤルサバルの今季初ゴールを守り切ってウノセロ勝利。さらに、ヨーロッパリーグ(EL)では今季EL初先発となった久保を左ウイング、オヤルサバルを右ウイングに配置する新たな形からマッカビ・テルアビブにDFパチェコ、DFセルヒオ・ゴメスのゴールによって2-1の勝利。新たなオプションもまずまず機能し、EL初勝利を手にした。75分間のプレータイムとなった久保に関しては中2日のホームゲームで引き続きスタメン起用が見込まれる。イマノル監督の起用法次第ではあるが、チャンスメイクとフィニッシャーの双方での活躍を期待したい。 FW浅野拓磨が負傷離脱中の6位マジョルカは、マンデーナイトの一戦で5位アスレティック・ビルバオとの同勝ち点対決に挑む。前節はラージョ相手にウノセロ勝利を収めて連敗ストップ後の一戦でしっかり白星を取り戻した。昨季コパ・デル・レイ決勝で苦杯をなめた因縁の相手に対して、コンディション面のアドバンテージを活かしてリベンジしたい。 その他では4位のビジャレアル、クラブ史上初のCL勝利で勢いづくジローナ、ラス・パルマスに初白星を献上して最下位に転落したバレンシアといったチームの戦いにも注目だ。 《ラ・リーガ第11節》 ▽10/25(金) 《28:00》 エスパニョール vs セビージャ ▽10/26(土) 《21:00》 バジャドリー vs ビジャレアル 《23:15》 ラージョ vs アラベス 《25:30》 ラス・パルマス vs ジローナ 《28:00》 レアル・マドリー vs バルセロナ ▽10/27(日) 《22:00》 レガネス vs セルタ 《24:15》 ヘタフェ vs バレンシア 《26:30》 ベティス vs アトレティコ・マドリー 《29:00》 レアル・ソシエダ vs オサスナ ▽10/28(月) 《29:00》 マジョルカ vs アスレティック・ビルバオ 2024.10.25 19:00 Fri
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「優位性を生み出した」「良くなかった」ソシエダ久保建英の評価が分かれることに…ELで先発も決定的な仕事はなし

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英の評価は真っ二つに分かれた。 24日、ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第3節でソシエダは中立地のセルビア・ベオグラードでイスラエルのマッカビ・テルアビブと対戦した。 久保も先発した試合は、19分に右CKからジョン・パチェコがヘディングで合わせて先制。その後、チャンスを活かせないでいると、64分にセルヒオ・ゴメスが追加点。終盤に失点を喫するも、1-2で今季のEL初勝利を収めた。 この試合も右サイドでプレーした久保。現地メディアではその評価が分かれることとなった。 <h3>◆スペイン『Noticias de Gipuzkoa』/ 5点(10点満点)</h3> 「良くなかった。彼はたくさんボールをロストした」 「彼は自分の力を最大限に引き出すために、環境的な要因を必要とする典型的なサッカー選手だ」 「いつものように、何度もチャレンジしたが、バランスを崩したり、変化をもたらすことはできなかった」 <h3>◆スペイン『El Desmarque』/ 7点(10点満点)</h3> 「アウトサイドからインサイドへの動きが良く、優位性を生み出していた」 「自由自在に動き回る鋭さを見せた。イエローカードをもらい、74分に交代した」 <span class="paragraph-title">【動画】ソシエダが今季のELで初勝利!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="/LXj6Sep-Dfc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.25 11:45 Fri

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