セルティックの主力CBスターフェルトがセルタへ完全移籍

2023.08.10 19:50 Thu
Getty Images
セルタは10日、セルティックからスウェーデン代表DFカール・スターフェルト(28)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの4年となる。

母国のブロマポイカルナでプロキャリアをスタートしたスターフェルトは、ヨーテボリを経て2019年夏にルビン・カザンに完全移籍。その後、2021年夏にセルティックへ加入した。
空中戦、対人戦の強さを特長とする187cmの屈強なセンターバックは、在籍2年間で公式戦87試合に出場し、3ゴールを記録。昨シーズンはヒザのケガで序盤戦を欠場したものの、最終的に公式戦37試合に出場。ディフェンスラインの主力として国内3冠に大きく貢献していた。

新天地ではラファエル・ベニテス新監督率いるチームで、元スペイン代表DFウナイ・ヌニェスらと共に主力センターバックとしての活躍が期待される。

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セルティックが新たなCBを獲得! スウェーデン代表DFラガービエルケと5年契約

セルティックは16日、スウェーデンのエルフスボリからスウェーデン代表DFグスタフ・ラガービエルケ(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2028年夏までの5年間とのこと。背番号は「4」を着用する。 ラガービエルケはAIKソルナの下部組織で育ち、ソレントゥナ、ヴェステロース、エルフスボリ、デーゲルフォルシュでプレーしてきた。 これまでアルスヴェンスカン(スウェーデン1部)では、38試合5ゴールを記録していた。 世代別のスウェーデン代表に選ばれ続け、2023年1月にはスウェーデン代表デビューも果たしている若手センターバック。将来が期待されている。 セルティックは主軸だったスウェーデン代表DFカール・スターフェルトがセルタへと完全移籍。予てからセンターバックの補強に動いていた中での獲得となった。 2023.08.17 09:58 Thu

小林友希がセルティックからレンタルか? 代理人を変更、ソン・フンミンやヴァランを抱えるエージェントに

セルティックのDF小林友希(23)がレンタル移籍に出されるようだ。『フットボール・スコットランド』が報じた。 ヴィッセル神戸の下部組織出身の小林は、FC町田ゼルビアや横浜FCへのレンタル移籍を経て、神戸でプレー機会を得ることに。すると2023年1月にセルティックへと完全移籍を果たした。 アンジェ・ポステコグルー監督の下で期待された中、公式戦7試合の出場に終わることに。レンジャーズとの“オールド・ファーム”で失点に絡むと、ファンからは厳しい声が届いていた。 その小林は、ブレンダン・ロジャーズ監督の下での活躍を誓ったが、ジャパンツアーでは横浜F・マリノス戦に先発も足首を痛めて途中交代。ガンバ大阪戦は欠場し、新シーズンが開幕しても出番はなかった。 セルティックは、スウェーデン代表DFカール・スターフェルト(28)に移籍の可能性があり、現状小林を手放すと枚数が不足することに。ただ、エルフスボリからスウェーデン代表DFグスタフ・ラガービエルケ(23)の獲得に動いており、加入が決まれば小林をレンタルに出す模様だ。 その小林は、最近代理人を変更。「CAA Base」と契約しており、抱える選手はバイエルンのフランス代表FWキングスレー・コマンやトッテナムのイングランド代表MFジェームズ・マディソン、韓国代表FWソン・フンミン、ブラジル代表FWリシャルリソン、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表DFラファエル・ヴァランなどがいるマネジメント会社となっている。 2023.08.10 12:05 Thu

ベストイレブン選出の古橋亨梧&旗手怜央がリーグの年間最優秀選手にノミネート! 2007年の中村俊輔以来の受賞は?

圧倒的な強さを見せて53回目のリーグ優勝を果たしたセルティック。FW古橋亨梧とMF旗手怜央が年間最優秀選手の候補に選ばれた。 SPFA(スコットランドプロサッカー選手協会)が選出する年間最優秀選手。9日に今シーズンのスコティッシュ・プレミアシップのベストイレブン(チーム・オブ・ザ・イヤー)が発表され、セルティックからは7名が選ばれた。 古橋、旗手と共に選ばれたのは、GKジョー・ハート、DFキャメロン・カーター=ヴィッカーズ、DFカール・スターフェルト、DFグレッグ・テイラー、MFカラム・マクレガーとなっている。 そして10日、年間最優秀選手(プレーヤー・オブ・ザ・イヤー)の候補4名が発表され、古橋、旗手、マクレガーがセルティックからノミネート。もう1名はマザーウェルのFWケビン・ファン・フェーンがノミネートされている。 古橋は32試合24ゴールを記録し、得点王の獲得が濃厚に。旗手は28試合5ゴール7アシストを記録し、チームにとって欠かせない存在となっていた。キャプテンを務めるマクレガーは、27試合で3ゴール2アシストと数字は残せていないが、その存在感はチームの連覇に大きく影響した。 また、ファン・フェーンは34試合に出場し21ゴール1アシストを記録している。 SPFA年間最優秀選手は、かつて元日本代表MF中村俊輔が2007年に受賞しており、古橋か旗手が受賞すれば2人目の快挙。数字を見ればどちらかが選ばれそうな気もするが、どのような結果になるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】古橋、旗手も!年間MVPノミネート4選手が集合</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Your 2023 Premiership Player of the Year Nominees - as voted for by the players. <a href="https://t.co/wDCxGFWAOV">pic.twitter.com/wDCxGFWAOV</a></p>&mdash; PFA Scotland (@PFAScotland) <a href="https://twitter.com/PFAScotland/status/1656365990031007744?ref_src=twsrc%5Etfw">May 10, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.11 12:20 Thu

ケガ不安視のセルティック古橋亨梧、CLマドリー戦でプレー可能! 指揮官が明かす

大一番を前にケガが心配されたセルティックの日本代表FW古橋亨梧だが、出られる状態のようだ。 今季もここまでのスコティッシュ・プレミアシップで得点ランキングトップタイの6ゴールを決め、首位を走るチームとともに上々のスタートを切った古橋。だが、3日に行われた第6節のレンジャーズ戦では開始早々の交錯で左肩を痛め、5分に交代を余儀なくされた。 チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節のレアル・マドリー戦が6日に迫るなかでの出来事とあって出場が不安視されたが、試合前日の全体トレーニングに参加し、プレー可能だという。 アンジェ・ポステコグルー監督は前日会見に出席。イギリス『BBC』によれば、元横浜F・マリノス指揮官はその席で「彼は今朝にトレーニングをやって、大丈夫そうだった」とコメントした。 「彼の起用はできる。彼がプレーするかどうかは私が決めるが、彼がトレーニングをやり、そのすべてをこなしたという点で問題なかった」 一方で、同じくレンジャーズ戦でヒザを痛めて交代したDFカール・スターフェルトに関しては「正確な診断はついておらず、深刻なものではないが、おそらく2週間ほど出られない」と語った。 2022.09.06 08:45 Tue

川崎Fの風呂イズム継承? 旗手の入浴シーンをセルティックのチームメイトが公開「俺たちは止まらないぜ!」

セルティックの日本代表MF旗手怜央がチームメイトと裸の付き合いだ。 セルティックは3日、スコティッシュ・プレミアシップ第32節でレンジャーズとのオールドファームに臨み、アウェイで1-2の逆転勝利を収めた。 ここまで31試合を消化して首位に立つセルティックと勝ち点「3」差で2位につけるレンジャーズ。勝てば優勝の可能性もより広がる重要な一戦には、日本代表FW前田大然や旗手も先発で起用された。 開始早々の3分に被弾したセルティックだったが、4分後にすぐさま同点とする。旗手のミドルシュートがGKに弾かれると、こぼれ球をオーストラリア代表MFトーマス・ロギッチが押し込んで同点に追いついた。 一進一退で推移する白熱の一戦は、前半終了間際にアメリカ代表DFキャメロン・カーター=ヴィッカーズのゴールでセルティックが逆転に成功すると、相手にボールを握られる苦しい時間を耐えながら、リードを守り切ってタイムアップを迎えた。 熱戦を制したセルティックの選手は試合後、アイスバスでクールダウン。逆転ゴールをアシストしたDFカール・スターフェルトが「俺たちは止まらないぜ!」と、興奮冷めやらぬといった様子で弾ける笑顔のジョタと旗手が、2人でアイスバスにつかる姿を公開した。 スコティッシュ・プレミアシップはラスト1節を残すのみ。その後は上位6チーム、下位6チームに分かれて総当り5試合を戦い、計38試合の勝ち点で最終順位が決まる。セルティックの日本人4選手のさらなる活躍に期待したい。 <span class="paragraph-title">【写真】裸の付き合い、2人でアイスバスにつかるジョタと旗手</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Jota and Reo Hatate toast Celtic&#39;s win over Rangers with ice bath as Carl Starfelt shares &#39;we never stop&#39; message<a href="https://t.co/7ucuA63CRD">https://t.co/7ucuA63CRD</a> <a href="https://t.co/gq8CGotygd">pic.twitter.com/gq8CGotygd</a></p>&mdash; Football Scotland (@Football_Scot) <a href="https://twitter.com/Football_Scot/status/1510640840477184001?ref_src=twsrc%5Etfw">April 3, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.04.04 20:45 Mon

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デ・パウル弾でセルタを下したアトレティコがリーグ戦3連勝!【ラ・リーガ】

アトレティコ・マドリーは12日、ラ・リーガ第35節でセルタと対戦し1-0で勝利した。 リーグ戦2連勝中の4位アトレティコ(勝ち点67)は、前節マジョルカ戦のスタメンからバリオスとヒメネスをグリーズマンとサビッチに変更した以外は同じスタメンを採用。2トップにグリーズマンとアンヘル・コレアを並べた[3-5-2]で試合に臨んだ。 残留争い中の16位セルタ(勝ち点34)に対し、立ち上がりから攻勢を続けるアトレティコは14分にリーノのパスを受けたリケルメがボックス左まで切り込みシュート。しかし、これはGKグアイタの好セーブに阻まれた。 その後も主導権を握るアトレティコだが、アタッキングサードでスペースを消す相手の守備に苦戦し、なかなかフィニッシュまで持ち込めず、時間が経過。 ハーフタイムにかけても押し込むアトレティコは40分、コケのロングパスでDFの裏に抜け出したM・ジョレンテがチャンスを迎えたが、シュートはGKグアイタの正面を突き、前半はゴールレスで終了した。 ハーフタイムにリーノを下げてモラタを投入したアトレティコは、後半も主導権を握ると、55分にはサビッチを下げてデ・パウルをピッチに送り出す。 積極的な選手交代で先制点を狙うアトレティコだったが、59分に最初のピンチを迎える。ベルトランのパスでボックス右から侵入したバンバがマイナスへ折り返しを供給すると、走り込んだアスパスがフリーでシュートを放ったが、これはGKオブラクがファインセーブで阻止。 膠着状態が続くなか、アトレティコは75分にグリーズマンとリケルメを下げてデパイとヘイニウドを投入。すると77分、バイタエルエリア中央でボールを拾ったデ・パウルがボックス右へ浮かせたパスを送ると、走り込んだM・ジョレンテがジャンピングボレーで合わせたが、これはGKグアイタがわずかに触り、クロスバーを直撃した。 その後も攻勢を続けるアトレティコは84分、コケの右CKのクリアボールをボックス左手前で拾ったデ・パウルが胸トラップから右足ボレーで狙うと、コントロールショットがゴール右に吸い込まれた。 結局、これが決勝点となり、アトレティコが1-0で勝利。リーグ戦3連勝のアトレティコは、来季のチャンピオンズリーグ出場権を争う5位アスレティック・ビルバオとの勝ち点差を「8」に広げている。 2024.05.13 01:15 Mon

セルタが3月解任のベニテス前監督との契約終了で合意

セルタは30日、ラファエル・ベニテス氏との契約を正式に終了したことを発表した。 ベニテス氏は、バレンシアやリバプール、インテル、チェルシー、ナポリ、レアル・マドリーを指揮してきた。 そんな中、今シーズンからセルタの監督に就任。しかし、28試合を終えて勝ち点24。3月にはレアル・マドリー相手に0-4で大敗を喫すると、クラブが解任を発表していた。 ベニテス氏は3年契約をクラブと結んでいた中、解任後には和解の交渉がスタート。50日が経過し、セルタは正式に契約が終了したことを発表した。 なおセルタは「この契約は、ラファエル・ベニテスが、現時点および今後数カ月にわたってセルタを傷つけず、最終的にはプロジェクトを支援し続けるという決意の結果だ」としている。 ベニテス監督解任後のセルタは5試合で3勝2敗と勝ち点9を積み上げており、降格圏の18位カディスとの勝ち点差は「8」となっている。 2024.04.30 21:55 Tue

ベニテス解任のセルタ、Bチームを指揮していたヒラルデス氏を暫定指揮官に任命

セルタは12日、Bチームを率いていたクラウディオ・ヒラルデス氏(36)をトップチームの暫定指揮官に任命したことを発表した。契約期間は明かされていない。 セルタでは同日、ラ・リーガで降格圏の18位カディスと2ポイント差の17位と低迷していることを受け、ラファエル・ベニテス監督(63)を解任していた。 ヒラルデス氏は現役時代、レアル・マドリーに在籍した経歴を持つ。ただ、トップチームに昇格することはできず、3部リーグで主にプレーしていた。2019年に引退後、2022年にセルタのBチームの指揮官に就任していた。 2024.03.13 06:30 Wed

セルタがベニテス監督を解任、降格圏と2ポイント差の17位に低迷

セルタは12日、ラファエル・ベニテス監督(63)の解任を発表した。 セルタは現在、ラ・リーガで降格圏の18位カディスと2ポイント差の17位に低迷していた。直近のレアル・マドリー戦では0-4で敗戦し、クラブは解任に踏み切った。 今季、2026年6月までの契約でセルタの指揮官に就任したベニテス監督だったが、1シーズン持たずに解任となってしまった。 ベニテス監督はこれまでバレンシアやリバプール、インテルにチェルシー、ナポリにレアル・マドリーとメガクラブを指揮。しかし、近年は結果を残せずにいる。 2024.03.12 23:45 Tue

ヴィニシウスvsミンゲサにアンチェロッティ監督が私見 「最初に思ったのはシャツが破れていないかだった」

レアル・マドリーが公式戦3試合ぶりの白星を手にした。 ラ・リーガ首位のレアル・マドリーは10日の第28節でセルタをホームに迎え撃ち、4-0と快勝。ジュード・ベリンガムの不在も感じさせない勝利で、2位ジローナとの勝ち点7差を維持した。 スペイン『アス』によると、カルロ・アンチェロッティ監督はリーグ戦2試合ぶりの白星に満足感を示している。 「強度を向上させられたね。(チャンピオンズリーグでRBライプツィヒと対戦した)水曜日よりもうまくやるのは難しくなかった。セットプレーを生かして先制できたよ。我々は満足感に満ちている。どんな試合も罠が潜むが、我々にモチベーションと集中力がある」 この試合では55分のヴィニシウス・ジュニオールと相手のオスカル・ミンゲサとのやり合いが話題に。ミンゲサに後ろからユニフォームを引っ張られ、倒されたヴィニシウスはすぐ立ち上がると、手で突き飛ばしてやり返し、主審から両者にイエローカードが出ている。 指揮官は「最初に思ったのはシャツが破れていないか、ということだった。主審はイエローでうまくやった。ヴィニシウスもああいうのを控えていけば、我々のカードが減るだろう。ヴィニシウスは憤ったが、それは普通だ」と私見を述べた。 また、89分からの出場だったが、90+4分に加入後初ゴールをマークしたアルダ・ギュレルにもこうコメントしている。 「彼には今日の試合で示したように素晴らしい才能がある。もっと多くの時間を増やしていくことだろう。彼のゴールはドリブル、フィニッシュ、ともに素晴らしかった。あのゴールは我々が素晴らしい選手を獲得するのと同じように、彼にとっても大きなものだ」 そして、タイトルを占う今後にも「我々は最大限の熱意をもって目指す。中断前にまだ非常に手ごわい相手との大事な試合がある。(エデル・)ミリトンと(ティボー・)クルトワが戻って、より完全なチームになるし、楽しみだ」と語った。 2024.03.11 12:40 Mon

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レアルのヴィルツへの関心は本物? 事前合意は不確かも来夏のトップターゲットか

レアル・マドリーがレバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(21)に興味を示している可能性は高いようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じた。 2020年7月にファーストチームに昇格し、今シーズンはチームのブンデスリーガ無敗優勝に大きく貢献したヴィルツ。10番を背負う中心選手としてリーグ戦32試合で11ゴール11アシストを記録し、リーグの最優秀選手にも選ばれた。 かねてから国内外のビッグクラブから関心を寄せられるなか、スペイン『マルカ』は先日、レアル・マドリーとヴィルツの間で、2025年夏の移籍に向けた協定が交わされていると報道。移籍金1億5000万ユーロ(約254億円)程度で移籍の可能性が伝えられていた。 しかし、これに反応した『スカイ・スポーツ』はその協定の存在を否定。しかし、マドリーやバイエルンがヴィルツを2025年夏の獲得リスト筆頭に挙げていることははっきりしているという。 なお、ユーロ2024のドイツ代表に帯同しているヴィルツは先週、「僕の契約は誰もが知っている」とコメント。レバークーゼンと残す2027年6月までの契約を強調しながら、今は目の前の大舞台に集中していると語っていた。 「今はそのことを話す時ではない。レバークーゼンでとても良い時間を過ごしているし、居心地もいい。今はユーロのことが100%頭にある。他のことは今は気にしていない」 今夏はすでにパリ・サンジェルマン(PSG)からフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)の加入が決まっているマドリー。1年後にもビッグディール成立となるのだろうか。 2024.06.11 16:42 Tue

バルセロナがシュツットガルトMFに関心? フリック監督の教え子

バルセロナが、シュツットガルトのU-21ドイツ代表MFアンジェロ・スティラー(23)に関心を示しているようだ。 今夏の移籍市場で、レアル・ソシエダのスペイン代表MFミケル・メリーノやレアル・ベティスのアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲス、バイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒら中盤の補強を優先事項とするバルセロナ。 その中盤の新たな補強候補として、リバプールなどプレミアリーグのクラブも関心を寄せる23歳の名前が挙がっているようだ。 スティラーはバイエルンの育成組織出身で戦術眼とキック精度に長けた左利きの守備的MF。各年代別のドイツ代表にも選出され、ホッフェンハイムで台頭すると、日本代表MF遠藤航のリバプール移籍の穴埋め補強として、バイエルンⅡ、ホッフェンハイムでも指導を受けたセバスティアン・ヘーネス監督からのラブコールを受けて完全移籍で加入した。 その新天地では今シーズンのブンデスリーガ32試合に出場し、1ゴール5アシストの数字を残し、リーグ2位フィニッシュの立役者となった。最大の魅力である長短交えたパスを駆使した展開力に加え、バイエルンのアカデミー育ちらしい足元の技術、ターンの巧さを活かしてハイテンポのブンデスリーガでも簡単にボールを失わないキープ力、8番でもプレー可能な推進力と、中盤のリンクマンとして非常に総合力が高い。守備面に関してもシュツットガルト移籍をきっかけに力強さ、アグレッシブさを増した印象だ。 スペイン『スポルト』によると、バイエルン時代にスティラーをトップチームデビューさせたハンジ・フリック監督は、その教え子の成長を高く評価しているという。 ただ、シュツットガルトとの現行契約は2027年までとなり、獲得には少なくとも2500万ユーロ(約42億3000万円)程度が必要となる模様で、クラブとしては限られた予算の中で前述の候補と並行しながら慎重に交渉を進めることになるようだ。 2024.06.11 15:02 Tue

「その可能性は閉ざされている」…グアルディオラ監督が古巣バルサ復帰を否定

ジョゼップ・グアルディオラ監督が、古巣バルセロナ帰還の可能性を否定した。『ESPN』が伝えている。 2016年からマンチェスター・シティで長期政権を築くグアルディオラ監督だが、2025年までの現行契約をもっての退団の可能性示唆。そのため、バルセロナ界隈では在任4年間で14個のタイトルをもたらしたレジェンド指揮官の復帰を望む声が強い。 しかし、スペインのジローナで開催されているゴルフトーナメント『レジェンズトロフィー』の記者会見に出席したカタルーニャ人指揮官は、「その可能性は閉ざされている」と古巣帰還の可能性を否定した。 「バルサのベンチは最も複雑な部類に入る。多くのケースを管理しなければならないからだ。マンチェスターでは我々が行うことはすべて内部にとどまるが、バルサではすべてが外部に漏れる」 さらに、53歳の指揮官は教え子でもあるチャビ・エルナンデス前監督、自身と同じバイエルンを指揮したハンジ・フリック新監督についても言及。 自身と比較されることも多かったチャビ監督に対しては「確かなのは、(比較は)私のせいではないということ。それは確かだ。私はバルセロナを離れて11、12年経っている。その意味では容疑者ではない。比較した人にそう聞いてみてほしい。私はそうしていない。チャビが新たな挑戦を見つけられるよう、私は祈っている」とコメント。教え子の今後の成功を祈っている。 一方で、ブラウグラナの新指揮官については「彼には最高の幸運を祈っている」と古巣での挑戦へエールを送る。 「新しいクラブに来た時は常に助けが必要だ。内部から助けを求め、全面的なサポートを得なければならない。少しずつ進んでいかなければならない。9月や10月にチャンピオンになることはできないからだ」 「ハンジは並外れた人物で、大きな願望を持っている。しかし、彼には時間が必要だ。バイエルンで彼が成し遂げたことは並外れたものだったし、彼はすべてを勝ち取った」 2024.06.11 13:40 Tue

人種差別行為のバレンシアサポーター数名に有罪判決…被害のヴィニシウスがSNSに心境綴る

レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに対する人種差別行為で、バレンシアのサポーター3名に有罪判決が下った。 アウェイのバレンシア戦だった昨年5月21日のラ・リーガ第35節に先発したヴィニシウスはキックオフから71分頃に相手ゴール裏の一部サポーターから人種差別的なチャントを浴びせられ、試合も一時中断に。この出来事にブラジル政府が反応するなど、外交問題にまで発展した。 マドリーの発表によると、地元バレンシアの裁判所は10日、人種差別的なチャントやジェスチャーで起訴された3名を禁錮8カ月に処すとともに、2年間のスタジアム入場禁止に。3名は刑事責任を認め、ヴィニシウスとマドリー、そして不快な思いをした者に謝罪文も出したようだ。 クラブは「こうした人種差別行為に裁判所や法廷が有罪判決を下したのは今回が初。この手続きでヴィニシウス・ジュニオールとともに訴追したレアル・マドリーは今後もクラブの価値観を守り、フットボールとスポーツの世界における人種差別的行為の根絶に努める」とした。 また、ヴィニシウス・ジュニオール本人も自身のSNSでこの件に言及。この判決を受けた思いを発信した。 「多くの人から無視するよう言われ、その戦いが無駄だから、『フットボールだけをしろ』と言う人もいた」 「でも、いつも言うように、僕は人種差別の被害者というわけじゃない。僕は人種差別主義者を懲らしめる者だ」 「スペイン史上初の有罪判決は僕のためのものじゃない。すべての黒人のためのもの。ほかの人種差別主義者たちは恐れ、恥じ、物陰に隠れるがいい」 「そうでないなら、僕はまた来る。この歴史的な判決に支援してくれたラ・リーガとレアル・マドリーに感謝する」 2024.06.11 12:45 Tue

マジョルカ新監督にアラサテ氏…直近6年はオサスナを率いてリーガ定着に導く

マジョルカは10日、ハゴバ・アラサテ氏(46)の監督就任を発表した。契約は2027年夏までの3年となる。 マジョルカでは2022年3月から指揮し、かつての日本代表指揮官でもあるハビエル・アギーレ監督(65)が今季限りで退任。後任として浮かぶのがオサスナを6シーズンにわたって率いるなかで、ラ・リーガ定着に導き、今季限りで退任のアラサテ氏だった。 オサスナで指導者としての評判を高めるなか、マジョルカ行きのアラサテ氏は「マジョルカは新興クラブだと思う。ここ数年がそれを示す」とし、「すでに強くなり、良い集団に仕上がるチームをより高いレベルに引き上げたい」などと述べている。 そんなアラサテ氏はオサスナを率いるまでレアル・ソシエダや、ヌマンシアなどの監督も歴任。オサスナでは2018年夏から指揮を執った。 2024.06.11 11:45 Tue

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