契約満了迫るインテルGKハンダノビッチ、来夏のレッジーナ行きが浮上… 指揮官はピッポ

2022.12.29 18:40 Thu
S・インザーギ率いるインテルから、F・インザーギ率いるレッジーナへ?
Getty Images
S・インザーギ率いるインテルから、F・インザーギ率いるレッジーナへ?
インテルの元スロべキア代表GKサミル・ハンダノビッチ(38)に、セリエBのレッジーナが関心を寄せているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

インテル在籍11シーズン目を迎えたハンダノビッチ。長らく主将を務め、過去10シーズンにわたって正GKの座も守り続けてきたが、今季は新加入のアンドレ・オナナにポジションを明け渡している。
クラブとの契約は今季限りとなっており、先日にはシーズン終了後、はたまたシーズン途中で現役を退くのではないかとの憶測まで飛び出すなど、バンディエラの周辺がかなり騒がしくなっている状況だ。

そんななか、インテルのシモーネ・インザーギ監督の実兄であるフィリッポ・インザーギが率いるレッジーナが、来夏のハンダノビッチ獲得という野望を密かに抱き始めたという。

就任1年目のピッポ監督の下、セリエBで2位につけるレッジーナ。この順位を最後までキープすれば15シーズンぶりのセリエA昇格を掴むこととなるが、来夏に向けてはGKの補強を検討しているとのことだ。
ハンダノビッチの他にはトリノのアルバニア代表GKエトリト・ベリシャ(33)、インテルからの1年レンタルでクレモネーゼに在籍するルーマニア代表GKヨヌーツ・ラドゥ(25)もリストアップしているようだ。

サミル・ハンダノビッチの関連記事

ラウタロ・マルティネスがインテルと2029年まで契約延長か! 伊紙が合意と報道

アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(26)がインテルとの契約延長に合意したようだ。 イタリア『スカイ』によれば、現行の契約が2026年6月までとなっているラウタロとインテルの話し合いは以前から行われてきたが、5月30日に行われた交渉の場で選手側が2029年6月までの新契約に合意したとのこと。新たな契約でラウタロの年俸は900万ユーロ(約15億円)+ボーナスになるとのことだ。 なお同紙は、両者は原則合意に至っているが、現在も話し合いが続いており、正式な契約はまだ結ばれていないと続けている。 2018年7月にアルゼンチンのラシン・クラブから加入したラウタロは、加入から6シーズンで公式戦282試合129ゴール43アシストをマークし、リーグ優勝2回、コッパ・イタリア2回、スーペル・コッパ3回と6つのタイトル獲得に貢献。 サミル・ハンダノビッチからキャプテンを引き継いだ今季は、公式戦44試合に出場し27ゴール7アシストをマーク。33試合に出場したセリエAでは24ゴール6アシストを記録。3年ぶり20度目のスクデット獲得に大きく貢献し、個人としても得点王とセリエAのシーズンMVPに輝いた。 2024.06.01 07:00 Sat

インテルの主将ラウタロ・マルティネスがセリエAのシーズンMVPに輝く! ここまで24得点で得点王も確実に

レガ・セリエAは24日、インテルに所属するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(26)を2023-24シーズンのセリエA最優秀選手賞に選出した。 2018年7月にアルゼンチンのラシン・クラブから加入したラウタロは、加入から6シーズンで公式戦282試合129ゴール43アシストをマーク。 サミル・ハンダノビッチからキャプテンを引き継いだ今季は、ここまで公式戦44試合に出場し27ゴール7アシストをマーク。33試合に出場したセリエAでは24ゴール6アシストを記録し3年ぶり20度目のスクデット獲得に大きく貢献していた。 また、最優秀監督賞にはインテルのシモーネ・インザーギ監督(48)が選ばれた。2022-23シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)決勝までチームを導くも、マンチェスター・シティの前に敗れていたインザーギ監督。今シーズンはセリエAで他を寄せ付けず、29勝6分け2敗で20度目の優勝を果たしていた。 そのほか、最優秀若手選手賞にボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)、最優秀GKにモンツァのイタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(26)、最優秀DFにインテルのイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニ(25)、最優秀MFにインテルのトルコ代表MFハカン・チャルハノール(30)、最優秀FWにユベントスのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ(24)が選ばれた。 2024.05.25 07:00 Sat

インテル愛の根底は信頼関係…バストーニが仲間たちを称える「結束が強まった一年だった」

イタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニがインテルへの愛を語る。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 自身2度目のスクデットに輝いたバストーニ。10年近い暗黒時代を乗り越え、再び栄冠を掴んだインテルの最終ラインには、常にこの25歳がいる。 主将ラウタロ・マルティネスを筆頭に、クラブ愛を口にすることをはばからない選手が多いインテル。バストーニもその1人であり、祝賀会を終えて応じた『スカイ』のインタビューでも、尽きることのない愛を語る。 「物事がうまくいっていれば、みんなが幸せになる…これは当たり前のこと。祝賀会でまわりを見て、改めてそう思ったよ。でも僕の場合、ここへ至るまでにインテルで大きな敗北と失望を何度も経験してきている」 「今季はこれまで以上に集団としての結束が強まった一年だったかな。ピッチでは現代サッカーを少しでも体現できたと思うし、これはインザーギによってもたらされた進化だよ」 バストーニは、シモーネ・インザーギ監督やチームメイトへの称賛に話を切り替えていく。 「以前は[3-5-2]なんて古典的って言われてたろう? 今はそんな風潮もないし、 このシステムのトップランナーこそインザーギだ。僕も11人が一気に広がっていく光景が好きだよ」 「ロッカールームには去年までサミル・ハンダノビッチがいた…ラウタロがその代わりを担うのは簡単じゃなかったと思う。サミルは素晴らしい人格者で、後任には大きな責任が生まれるからね」 「それでもラウタロは役割を果たしている。サミルに比べると若いけど、選手たちの年齢はバラバラ。若い選手がラウタロや僕のように、それなりに色々経験してきた者にアドバイスを求めたりすると、互いの意識や責任感が高まる…ラウタロはこういった雰囲気を醸成したんだ」 「マルクス・テュラム? 正直インテルのサッカーでこれほど重要な存在になるとは思ってなかったよ(笑) 実際、ボルシアMG時代の彼と対峙したけど、ハッキリ言って感銘は受けなかった。今季一番の驚きだ」 「でも今は? フィジカル面に言うことなし、動き出しは知的、そして献身性。この一年で最も感銘を受けた人物はマルクスだ」 クラブ愛の強い選手が非常に多いインテル…それは、各々の同僚たちとの信頼関係が根底にありそうだ。 2024.05.02 14:15 Thu

インテルのゾマー後継者候補に新たな名前…三竿健斗&明本考浩と同僚の21歳GKトーベ・レイセン

インテルが新たなGKをリストアップしたようだ。 今シーズンからGKヤン・ゾマーが正守護神につくインテル。GKアンドレ・オナナの後釜という難しい役割を託されたスイス代表戦士だが、そこは長年ブンデスリーガで活躍したベテラン、そつなくこなして首位チームを支える。 ゾマーが安定感ある働きぶりを披露する一方、クラブはその後継者の選定を続けており、昨夏以降、アトレチコ・パラナエンセのブラジル代表GKベント(24)、モンツァのイタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(26)、フロジノーネ(サッスオーロ保有)のU-21イタリア代表GKステファノ・トゥラティ(22)らをリストアップしていると報じられてきた。 ベントはブラジル国内No.1守護神との評価もあるイタリア系(パスポート保有)で、ディ・グレゴリオとトゥラティについてはインテルの下部組織で育った自国民。イタリア『カルチョメルカート』によると、この度新たにベルギー人が挙がったという。 インテルが新たにリストアップしたのは、U-21ベルギー代表GKトーベ・レイセン(21)。ヘンク下部組織の出身で、今季からは日本人MF三竿健斗、明本考浩も所属するOHルーヴェンでプレーする189cm守護神だ。 加入当初はベンチに控えていたものの、ジュピラー・プロ・リーグ第15節のクラブ・ブルージュ戦でリーグデビュー。そこから現在に至るまで、公式戦13試合連続でフル出場中…早くもインテルがそのプレーを嗅ぎつけたようだ。 どうやら要職としてインテルに帰還したサミル・ハンダノビッチ氏が、10日に行われたルーヴェンvsスタンダール・リエージュを現地視察。ルーヴェンは0-1で敗れるも、バンディエラはレイセンに「合格点」をつけたとみられている。 2024.02.13 19:45 Tue

インテルに忠誠誓う主将ラウタロ、新契約で手にする年俸は?

インテルはアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(26)との契約延長交渉が大詰めを迎えているという。 クラブ愛溢れる選手が多い印象のインテルにおいても、とりわけ忠誠心という点で並外れている男こそ、今シーズンよりサミル・ハンダノビッチから主将の座を引き継いだラウタロ。ハビエル・サネッティ副会長の系譜も受け継ぐ、アルゼンチン産のバンディエラだ。 2026年6月までとなっている契約について、延長間近と現地イタリアで報じられるようになって久しく、どこかしら不安を覚えるインテリスタもいるはず…しかし、イタリア『カルチョメルカート』いわく心配は無用だという。 その忠誠心ゆえに延長合意までの道筋が楽観視“されすぎていた”だけとのことで、交渉は至って順調。遅かれ早かれどこかのタイミングで完全合意まで辿り着くとみられている。 また、ラウタロは新契約で1000万ユーロ(約15億9000万円)級の年俸を手にする模様。スティーブン・チャン会長体制下での給与上限を大幅に上回る、いかにインテルがラウタロの存在を重視しているかがわかる契約となっている。 現在のインテル内部は、今大会から開催方式が変わるスーペルコッパ・イタリアーナ(サウジアラビア開催/1月19日〜23日)への準備で大忙しだといい、ラウタロとの契約延長合意は2月にずれ込むとの見方も。いずれにせよ「ラウタロのリニューアルに影を落とすものではない」とのことだ。 2024.01.11 20:40 Thu

インテルの関連記事

デ・フライに古巣フェイエノールトからオファーもインテル残留が基本線「100%残るはず」

オランダ代表DFステファン・デ・フライ(32)は来季もインテルで。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 セリエA歴、インテル歴も長くなったデ・フライ。今季はネラッズーリの主力センターバックとしてキャリア2度目となるスクデット、最後はオランダ代表としてユーロ2024を戦う。 そんなデ・フライ、インテルとの契約をあと1年残すなか、代理人のフェデリコ・パストレロ氏いわく「最近オランダのトップクラブからオファーがあった」とのこと。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は先月、デ・フライにPSV、古巣フェイエノールトがオファーと報じており、これを認めた形だ。 それでも「現段階で来季もインテルの選手。私の視点では100%残るはず」と付け加えたパストレロ氏。これはインテル側とのミーティングを終えた直後のコメントであり、契約に関する何らかの話し合いがあったとされる。 ラツィオ時代を含め、今夏でイタリア在住10年となるデ・フライ。オランダへの復帰、イタリアとの別れ、どちらも考えていないようだ。 2024.06.14 10:30 Fri

グズムンドソンが欲しいインテル、獲得にはアルナウトビッチ売却がマストも…

インテルがオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ(35)を売却したいようだが…。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 アルナウトビッチは昨夏13年ぶりにインテル復帰。09-10シーズンのトレブルを唯一知る35歳は、バックアッパーとして要所要所で存在感を発揮し、ほぼほぼ途中出場の公式戦35試合で7得点3アシストを記録した。 ただ、クラブはこれらにさほど満足せず、ジェノアからアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(26)の獲得を目指していることもあり、位置付けは「売却」。そのパーソナリティからくる奔放さ、波の大きさも、外野の目に触れないところで引っかかっているという。 しかし、やはりイタリアでプレーするフットボーラーにとって「ミラノでの生活」は心地よいようで、アルナウトビッチ側はあと1年残す契約を盾に断固拒否しているとのこと。 幸いにもピエロ・アウシリオSDらはこの状況下でノンストレス。アントニオ・コンテ監督時代と違い、アルナウトビッチとグズムンドソンの入れ替えを求める現職シモーネ・インザーギも、過度には圧力をかけない穏健派だ。 アルナウトビッチはこれからユーロ2024へ向かうため、今後もインテルがこの35歳の売却を図るなら、「時間と忍耐が必要」とのことだ。 2024.06.12 15:10 Wed

バレッラがインテルと2029年まで契約延長、セリエAでのイタリア人最高額年俸者に

インテルは11日、イタリア代表MFニコロ・バレッラ(27)との契約を2029年6月まで延長したことを発表した。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると年俸は500万ユーロから650万ユーロに昇給。ボーナス込みで700万ユーロ(約11億8000万円)となり、セリエAにおけるイタリア人最高額年俸者になったとのことだ。 2019年夏にカリアリからインテルに加入したバレッラはこれまで公式戦235試合出場22ゴール51アシストを記録。2度のセリエA優勝、2度のコッパ・イタリア優勝に貢献している。 2024.06.12 06:00 Wed

マロッタ会長時代到来の新生インテルは営業面も順調? 新規のスポンサー獲得でまず23億円確保

インテルが1400万ユーロ(約23億6000万円)を手に入れた。イタリア『Calcio Finanza』が伝えている。 オークツリーへの体制移行でジュゼッペ・マロッタ新会長時代が到来するインテル。何よりの成果は、マロッタ新会長やピエロ・アウシリオSDら、補強に関与する幹部陣の残留か。 そんななか、新たなパートナーシップを結んだようで、イタリア国内のスポーツベット「Betsson.sport」(※1)が来季からユニフォームスポンサーになるとのこと。 (※1)健全な民間企業。法令を遵守しており、イタリア通信庁も認可。フランチェスコ・トッティ氏が広告塔となっている これは第3四半期予算書の内容から明らかになったもので、すでに表題の1400万ユーロが入金済み。「Betsson.sport」との合意、そして新ユニフォームは数週間以内に発表される。 また、インテルは24-25シーズンのスポンサー収入について7800万ユーロ(約131億8000万円)が確定と発表済みだが、ユニフォームの袖部分等にまだ空きがあり、今後の進展も注目されている。 2024.06.09 14:15 Sun

新生インテルが「ゾマーの後継者」探しを加速へ…今夏バックアップ獲得で来季への準備なるか

新生インテルがスイス代表GKヤン・ゾマー(35)の後継者探しを加速する。 現インテルの正GKはゾマー。昨夏2年契約で加入し、スクデット奪還の立役者の1人となった国際経験も豊富な35歳だが、イタリア『カルチョメルカート」いわく、24-25シーズンで満了となる契約の延長は十中八九ないという。 オークツリーへの体制移行で“慧眼”ジュゼッペ・マロッタ氏が新会長となるなか、今後補強活動で重要性が増していくのが、現スポーツ・ディレクター(SD)のピエロ・アウシリオ氏。幹部全員が一致するゾマーへの信頼は一旦隅におき、ゾマーの後継者探しを加速する見通しだ。 具体的な獲得候補1人目は、以前からよく名前の上がる“ブラジル国内No.1守護神”、アトレチコ・パラナエンセのブラジル代表GKベント(24)。 イタリア国籍も保有するベントは、昨秋ブラジル代表から初めてお声がかかり、今年3月の国際親善試合、イングランド代表戦とスペイン代表戦に2試合連続先発出場。2024シーズンの国内では、公式戦26試合出場で13試合無失点と「クリーンシート」の多さが光る。 ただし、獲得にはかなりのコストを要するとのことで、アウシリオSDは別の候補も準備。ジェノアの元スペイン代表GKホセフ・マルティネス(26)だ。 J・マルティネスはバルセロナ下部組織出身のGKで、ラス・パルマスでプロデビュー後、RBライプツィヒ時代の2021年に23歳でスペイン代表初キャップ。ライプツィヒで定位置を確保できなかったためにラ・ロハはこれっきりだが、昨季加入のジェノアで正GKとなり、今季のセリエA昇格と残留に大きく貢献した。 また、インテルはウディネーゼのナイジェリア代表GKマドゥカ・オコイェ(24)もリストアップしているそうだが、こちらは安価で獲得できるのが間違いない一方、スターターを任せられるほどの確信がない模様。 したがって今日現在、ゾマー後継者の優先順位は、1番手ベント、2番手ホセフ・マルティネス。オコイェは複数いる候補の1人にすぎないと位置付けられている。 インテルとしては、今夏中にベント(仮)を獲得し、1年間ゾマーのバックアップを任せて来季からポジション交代…これを理想としているようだ。 2024.06.08 14:00 Sat

記事をさがす

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly