危なげない戦いを見せたレギュラー組、気になる遠藤航抜きの戦い方【日本代表コラム】
2023.10.18 23:20 Wed
「一試合ひと試合、少しずつメンバーを代えていく中でもパフォーマンスを落とすことなくチームとしての戦い、個々の良さを出してくれるという、日本代表として戦力になり得る選手が力を示してくれたことは監督としてありがたいですし、選手たちをリスペクトしています」チュニジア代表との試合で2-0と勝利した日本代表の森保一監督が試合後に語った言葉。1年前は0-3で惨敗に終わったが、この試合ではしっかりと良い流れを継続して勝利を収めた。
13日のカナダ代表戦は、これまで出番が少なかった選手たちを起用し、テスト的な意味合いが強かったなか、チュニジア戦は現状のベストメンバーに近い顔ぶれが並んだ。
レギュラー組では、左サイドのMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)がいない状況だったが、GK鈴木彩艶(シント=トロイデン)を除けば常連組。右サイドでポジションを争うMF伊東純也(スタッド・ランス)とMF久保建英(レアル・ソシエダ)を2列目に並べ、左サイドにはMF旗手怜央(セルティック)を起用。トップにもFW古橋亨梧(セルティック)を並べ、攻撃陣は少し顔ぶれを変えて臨んだ。
◆圧巻パフォーマンスを見せた最終ライン
その中で、1トップにはFWイッサム・ジェバリ(ガンバ大阪)が入ったが、センターバックでコンビを組んだDF冨安健洋(アーセナル)とDF板倉滉(ボルシアMG)が完璧に封じることに。激しさはない中でも、しっかりとコンビネーションを見せて封じ、代表2試合目となったGK鈴木との連係も見せてピンチというピンチを迎えないまま戦った。
冨安は「クリーンシートに抑えるというところは試合前からみんなで達成しようといっていましたし、それが達成できたことは1つの成果」とコメント。板倉は「1発でやられることはなかったですし、一対一で掴みに行く時もあった。距離感もチャレンジしやすい」と振り返った。
2人共に大きなピンチを作らせなかったことを語ったが、まさにその通りの展開に。ピンチと言えば、ラストプレーに近いところでのポストに当たってヘディングシュート、その前のキックミスからのピンチの2つと言える。
いずれもディフェンスラインのミスではなかったものであり、守備で大きな差を見せたと言える戦いぶりだった。
また、右サイドバックのDF菅原由勢(AZ)はインナーラップ、オーバーラップを含めて積極的に攻撃参加。斜めのボールも多用して、しっかりと攻撃で良いところを見せた。
左サイドバックで連続先発出場となったDF中山雄太(ハダースフィールド・タウン)も、カナダ戦で課題としていた高いポジションを狙い続け、旗手と連携して攻撃を活性化させていた。
冨安と板倉は前に出たボール奪取から持ち上がることも行い、ビルドアップでも相手が食いついてくるまで待ってから組み立てることに。出色の出来と言えるだろう。
◆試して欲しかった別の組み合わせ
一方で気になったのはボランチ。MF遠藤航(リバプール)とMF守田英正(スポルティングCP)が先発フル出場を果たし、攻守のバランスを取ることはもちろん、危険な場面を作らせないために事前に潰しに行くなど、2人の好連係を見ることができた。
この2人もドイツ戦でコンビを組んでおり、[4-2-3-1]であれば間違いなく選択される2人。特に守田は久保との関係で積極的に攻撃に関わりに行き、クラブで見せるパフォーマンスを発揮しようとしていた。
気になるのはこの2人ではない。むしろ、この2人がいなくなったことを想定した戦いを見たかった。
カナダ戦は[4-1-4-1]のシステムでスタートし、遠藤がアンカーに。チュニジア戦は[4-2-3-1]で遠藤と守田のコンビだった。カナダ戦では、MF田中碧(デュッセルドルフ)が先発し、MF伊藤敦樹(浦和レッズ)、MF川辺駿(スタンダール・リエージュ)が途中出場となったが、チュニジア戦では出番がなかった。
この先、北中米W杯アジア2次予選が11月からスタートし、アジアカップを挟んで予選は続く。ただでさえ過密日程が続くリーグを選手たちが戦っている中、起こり得そうなことが遠藤の不在。出場停止やイングランドの過密日程によるコンディションの問題などで、起用できない可能性がゼロではない。
ただ、キャプテンでもある遠藤が居ない戦いはほとんど行っていない。明らかな格下であった6月のエルサルバドル代表戦では出番がなかったが、ペルー代表戦、ドイツ代表戦、トルコ代表戦と連続で出場。10月の2試合も遠藤がチームを支えていた。それだけ重要な存在である一方で、いない戦いの準備をしても良かったのではないかと思う。
アンカーに入れば危険なポイントを見つけて埋めに行き、ダブルボランチになれば守備での強度の高さを見せた一方で、攻撃参加もして活性化させていく。守田とのコンビも阿吽というところだろう。冨安、板倉、守田、そして遠藤という4枚の並びは、チームとしての安定感が全く違った。
そう考えれば、チュニジア戦は守田と組ませる相手を伊藤や川辺にしても良かっただろう。伊藤はアジアカップで軸となる可能性があるが、国際経験がまだまだ少ない状況。経験という意味でも、チュニジア戦で試さなかったのは気になる。川辺は久々の代表だったが、カナダ戦のアグレッシブさを見れば、長い時間みたいところでもあった。
攻撃陣の底上げは、三笘をはじめ、MF鎌田大地(ラツィオ)、MF堂安律(フライブルク)、FW前田大然(セルティック)らがいなくても通用することは証明した。他の選手が抜けても、一定のクオリティを示せることは間違いないといえる。
一方で、守備陣はそのテストをやり切れているとは言い難い。特にボランチの組み合わせ。常にベストな選手が呼べなかったとしたらどう戦うのか。森保監督のメンバー先行を含めた予選での動きにも注目していきたいところだ。
《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》
13日のカナダ代表戦は、これまで出番が少なかった選手たちを起用し、テスト的な意味合いが強かったなか、チュニジア戦は現状のベストメンバーに近い顔ぶれが並んだ。
◆圧巻パフォーマンスを見せた最終ライン
9月のドイツ代表戦に近いメンバーで臨んだ試合。チュニジアは引いてブロックを敷くスタイルで臨み、あまり前からアグレッシブにはプレーしないスタイルだった。
その中で、1トップにはFWイッサム・ジェバリ(ガンバ大阪)が入ったが、センターバックでコンビを組んだDF冨安健洋(アーセナル)とDF板倉滉(ボルシアMG)が完璧に封じることに。激しさはない中でも、しっかりとコンビネーションを見せて封じ、代表2試合目となったGK鈴木との連係も見せてピンチというピンチを迎えないまま戦った。
冨安は「クリーンシートに抑えるというところは試合前からみんなで達成しようといっていましたし、それが達成できたことは1つの成果」とコメント。板倉は「1発でやられることはなかったですし、一対一で掴みに行く時もあった。距離感もチャレンジしやすい」と振り返った。
2人共に大きなピンチを作らせなかったことを語ったが、まさにその通りの展開に。ピンチと言えば、ラストプレーに近いところでのポストに当たってヘディングシュート、その前のキックミスからのピンチの2つと言える。
いずれもディフェンスラインのミスではなかったものであり、守備で大きな差を見せたと言える戦いぶりだった。
また、右サイドバックのDF菅原由勢(AZ)はインナーラップ、オーバーラップを含めて積極的に攻撃参加。斜めのボールも多用して、しっかりと攻撃で良いところを見せた。
左サイドバックで連続先発出場となったDF中山雄太(ハダースフィールド・タウン)も、カナダ戦で課題としていた高いポジションを狙い続け、旗手と連携して攻撃を活性化させていた。
冨安と板倉は前に出たボール奪取から持ち上がることも行い、ビルドアップでも相手が食いついてくるまで待ってから組み立てることに。出色の出来と言えるだろう。
◆試して欲しかった別の組み合わせ
一方で気になったのはボランチ。MF遠藤航(リバプール)とMF守田英正(スポルティングCP)が先発フル出場を果たし、攻守のバランスを取ることはもちろん、危険な場面を作らせないために事前に潰しに行くなど、2人の好連係を見ることができた。
この2人もドイツ戦でコンビを組んでおり、[4-2-3-1]であれば間違いなく選択される2人。特に守田は久保との関係で積極的に攻撃に関わりに行き、クラブで見せるパフォーマンスを発揮しようとしていた。
気になるのはこの2人ではない。むしろ、この2人がいなくなったことを想定した戦いを見たかった。
カナダ戦は[4-1-4-1]のシステムでスタートし、遠藤がアンカーに。チュニジア戦は[4-2-3-1]で遠藤と守田のコンビだった。カナダ戦では、MF田中碧(デュッセルドルフ)が先発し、MF伊藤敦樹(浦和レッズ)、MF川辺駿(スタンダール・リエージュ)が途中出場となったが、チュニジア戦では出番がなかった。
この先、北中米W杯アジア2次予選が11月からスタートし、アジアカップを挟んで予選は続く。ただでさえ過密日程が続くリーグを選手たちが戦っている中、起こり得そうなことが遠藤の不在。出場停止やイングランドの過密日程によるコンディションの問題などで、起用できない可能性がゼロではない。
ただ、キャプテンでもある遠藤が居ない戦いはほとんど行っていない。明らかな格下であった6月のエルサルバドル代表戦では出番がなかったが、ペルー代表戦、ドイツ代表戦、トルコ代表戦と連続で出場。10月の2試合も遠藤がチームを支えていた。それだけ重要な存在である一方で、いない戦いの準備をしても良かったのではないかと思う。
アンカーに入れば危険なポイントを見つけて埋めに行き、ダブルボランチになれば守備での強度の高さを見せた一方で、攻撃参加もして活性化させていく。守田とのコンビも阿吽というところだろう。冨安、板倉、守田、そして遠藤という4枚の並びは、チームとしての安定感が全く違った。
そう考えれば、チュニジア戦は守田と組ませる相手を伊藤や川辺にしても良かっただろう。伊藤はアジアカップで軸となる可能性があるが、国際経験がまだまだ少ない状況。経験という意味でも、チュニジア戦で試さなかったのは気になる。川辺は久々の代表だったが、カナダ戦のアグレッシブさを見れば、長い時間みたいところでもあった。
攻撃陣の底上げは、三笘をはじめ、MF鎌田大地(ラツィオ)、MF堂安律(フライブルク)、FW前田大然(セルティック)らがいなくても通用することは証明した。他の選手が抜けても、一定のクオリティを示せることは間違いないといえる。
一方で、守備陣はそのテストをやり切れているとは言い難い。特にボランチの組み合わせ。常にベストな選手が呼べなかったとしたらどう戦うのか。森保監督のメンバー先行を含めた予選での動きにも注目していきたいところだ。
《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》
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日本サッカー協会(JFA)は29日、U16アルガルベカップに臨む、U-16日本代表メンバーを発表した。 2月6日からポルトガルへと渡りアルガルベカップに臨むU-16日本代表。大会では、U-16ドイツ代表、U-16オランダ代表、U-16ポルトガル代表と対戦する。 廣山望監督が率いるU-16日本代表は、レアル・ベティスのDFバンデラ吉田健太(15)を海外組として唯一招集。その他、Jリーグクラブの下部組織所属の選手を中心に、浜松開誠館中学校のGK松浦迅ビエラ(15)を招集した。 また、トレーニングパートナーには4名が選ばれている。 ◆U-16日本代表メンバー GK 12.松浦迅ビエラ(浜松開誠館中学校) 1.松浦大翔(アルビレックス新潟U-15) DF 3.バンデラ吉田健太(レアルベティス/スペイン) 2.田中遥大(FC東京U-15深川) 18.オディケチソン太地(JFAアカデミー福島U-15EAST) 4.吉川晴翔(柏レイソルU-15) 17.大島琉空(VIVAIO船橋SC) 5.元砂晏翔仁ウデンバ(FCフレスカ神戸) 15.熊田佳斗(大宮アルディージャU15) MF 8.岩崎亮佑(横浜FCユース) 16.針生涼太(清水エスパルスユース) 7.野口蓮斗(サンフレッチェ広島F.Cユース) 14.神田泰斗(大宮アルディージャU15) 10.平島大悟(鹿島アントラーズジュニアユース) 19.姫野誠(ジェフユナイテッド市原・千葉U-15) 6.小川直澄(浦和レッズジュニアユース) FW 9.山田将弘(東京ヴェルディユース) 11.浅田大翔(横浜F・マリノスユース) 13.小林志紋(サンフレッチェ広島F.Cユース) 20.吉田湊海(FC多摩ジュニアユース) ◆トレーニングパートナー(国内のみ) 伊藤蒼空(鹿島学園高校) 木下永愛(鹿島学園高校) 佐藤桜久(柏レイソルU-15) 田中理久(FC東京U-15深川) 2024.01.29 19:30 Mon2
偉大なるキャプテン、眞城美春の2ゴールなどで日本が韓国に3発快勝! U-17女子W杯出場権を獲得【U-17女子アジアカップ】
16日、AFC U17女子アジアカップ2024の準決勝がインドネシアで行われ、U-17日本女子代表はU-17韓国女子代表と対戦し、3-0で勝利。U-17女子ワールドカップ(W杯)出場を決めた。 上位3カ国はドミニカ共和国で今年10月から11月にかけて行われるU17女子W杯の出場権を獲得できる今大会。グループステージを3連勝で終えた日本は、グループAで2位の韓国と対戦した。 日本は[4-2-3-1]のシステムを採用。GKに福田真央、最終ラインは右から福島望愛、太田美月、牧口優花、鈴木温子と並び、中盤は榊愛花と眞城美春がダブルボランチ、2列目が右から木下日菜子、辻あみる、根津里莉日と並び、1トップに古田麻子が入った。 キックオフから日本はそのまま攻め込み、辻が10秒でファーストシュート。ミドルシュートはGK正面に飛んだが、キャッチされる。3分には榊のパスを受けた辻がボックス内からシュート。これもセーブされる。 立ち上がりから日本がプレスをかけて前からボールを奪って攻めていく展開に。ポゼッションをしつつ、一気にゴールに迫る形を続けていくが、決定機は作れずに得点は遠い。 対する韓国はなかなかマイボールにできない展開に。それでもスペースをついた攻撃で日本ゴールを目指すが、大きなチャンスは作れない。 日本が攻め込む展開は変わらず。左右のサイドを使って崩していくがゴールは遠い。すると40分、左サイドから古田がクロスを入れると、ボックス内中央で辻がダイレクトで落とし、最後は根津がボックス内からコースを狙ってダイレクトシュート。これが決まり、日本がようやくゴールを奪う。 攻めあぐねた日本だったがリードして後半を迎えることに。日本はハーフタイムで交代を行わず、後半もペースを握って試合を進めていく。 韓国は積極的に選手交代を行い、52分の時点で4枚のカードを切ることに。それだけ日本が押し込んでいる展開となるが、追加点が遠い。 日本は60分に太田と辻を下げ、朝生珠実と平川陽菜を投入。流れを変えにいく。 しかし65分、韓国の自陣からのロングボールを日本が拾うも、バックパスが短くなると、狙っていたケイシー・フェアが奪い飛び出していたGK福田を交わしていくことに。福田はすぐに戻ると、ボックス内からのシュートを水口がブロック。こぼれ球をケイシー・フェア再びシュートもGK福田がセーブ。日本は最大のピンチを凌ぐこととなる。 すると68分に日本がついにスコアを動かす。榊が右サイドに大きく展開すると、ボックス右から福島がクロス。これを相手がクリアミスすると、ボックス内で拾った眞城が落ち着いて左足でシュート。これがネットを揺らし、待望の追加点を奪うことに成功する。 リードを広げた日本は71分に2枚替え。古田、根津を下げて、佐藤ももサロワンウエキと菊地花奈を起用する。 日本は菊地や佐藤を中心に攻め込んでいくと、88分にも追加点。敵陣でボールを奪うと、菊地がクロスこぼれ球を拾った眞城がボックス内でシュートもブロックされると、こぼれ球を木下がボックス内でシュート。これはGKがセーブするが、眞城がすぐに詰めてネットを揺らし、リードを3点とする。 日本は90分に今大会唯一出番がなかったGK永井愛理を福田に変えてピッチへ送ることに。これで、GK、FP全選手がピッチに立つこととなった。 最後までゲームをコントロールし続けた日本。4試合連続4得点以上とはならなかったが、クリーンシートでしっかりと勝利を収めた。 3-0で勝利した日本は、U-17女子W杯の出場権を獲得。決勝では、この後行われるU-17北朝鮮女子代表とU-17中国女子代表の勝者と対戦し5度目の優勝を懸けて戦う。一方の敗れた韓国は、3位決定戦に回ることとなった。 U-17日本女子代表 3-0 U-17韓国女子代表 【得点者】 1-0:40分 根津里莉日(日本) 2-0:68分 眞城美春(日本) 3-0:88分 眞城美春(日本) 【出場メンバー】 GK 21.福田真央(JFAアカデミー福島) →90分 1.永井愛理(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) DF 16.福島望愛(JFAアカデミー福島) 4.太田美月(大商学園高校) →60分 17.朝生珠実(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) 3.牧口優花(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) 6.鈴木温子(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) MF 5.榊愛花(JFAアカデミー福島) 14.眞城美春(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) 8.木下日菜子(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) 19.辻あみる(三菱重工浦和レッズレディースユース) →60分 22.平川陽菜(三菱重工浦和レッズレディースユース) 11.根津里莉日(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18) →71分 7.菊地花奈(マイナビ仙台レディースユース) FW 10.古田麻子(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) →71分 9.佐藤ももサロワンウエキ(大商学園高校) <span class="paragraph-title">【動画】キャプテン・眞城美春が勝利を近づける落ち着いたゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/U17WAC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#U17WAC</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/JPNvKOR?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#JPNvKOR</a> <a href="https://t.co/lSHN7hfmQ5">pic.twitter.com/lSHN7hfmQ5</a></p>— #AsianCup2023 (@afcasiancup) <a href="https://twitter.com/afcasiancup/status/1791038962221683107?ref_src=twsrc%5Etfw">May 16, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.16 17:58 Thu3
連覇目指したU-17日本女子代表、北朝鮮に屈して準優勝…2大会ぶり4度目【U-17女子アジアカップ】
19日、AFC U17女子アジアカップ決勝が行われ、U-17北朝鮮女子代表vsU-17日本女子代表の試合は、1-0で北朝鮮が勝利。2大会ぶり4度目の優勝を果たした。 グループAを首位で勝ち上がった北朝鮮と、グループBを首位で勝ち上がった日本の対戦。アジアではこの世代をリードする両国の決勝となった。 日本はこの試合も[4-2-3-1]のシステムを採用。GKに坂田湖琳、4バックは右から福島望愛、太田美月、牧口優花、鈴木温子と並び、ボランチに眞城美春と榊愛花、2列目はトップ下に平川陽菜、右に木下日菜子、左に古田麻子が入り、1トップに佐藤ももサロワンウエキが入った。 両者は2019年の前回大会でも決勝で対戦し、日本が2-1で勝利していた。 序盤から互いにペースを握っていきたい中、日本はポゼッションをして行こうとパスを繋ぎ、北朝鮮は素早く前にボールを送って機転を前に作っていく。 ディエルの激しさでは北朝鮮が一歩リード。セカンドボールの回収や前線からのプレスで日本を牽制。繋ぎたい日本は、プレスに屈してパスミスが多く目立ち、すぐにボールを相手に渡してしまう。 9分には北朝鮮がチャンス。ソ・リュギョンが左足でボックス外からミドルシュート。これが牧口の頭に当たってゴールへ飛ぶが、GK坂田がセーブする。 北朝鮮は前からぷれすをかけてハメに行く形を取り続けると、12分にはビッグチャンス。長い縦パスを入れると、ホ・ギョンがボックス内で受けて反転しシュートもGK坂田がセーブする。 日本は13分に眞城がファーストシュートを放つも、これは力なくGKがキャッチ。その逆襲で、北朝鮮はGKからのキック1本でゴールに迫るが、ボックス外に飛び出たGk坂田がクリアする。 北朝鮮がペースを握り続けた前半だったが、日本はGK坂田の好判断が続いてゴールを許さず。ただ、セカンドボールへの反応含め、北朝鮮が大きく上回っていく。 日本は徐々にリズムを掴むと、31分にビッグチャンス。右サイドでパスを持った福島のまた抜きパスをインナーラップした榊が受けてクロス。ボックス中央で平川がボールを収めるが、シュートはミートし切らずに決定機を逸してしまう。 ゴールレスで試合を折り返すと、日本は平川を下げて菊地花奈を投入。攻撃の流れを掴みに行くが、迎えた後半早々のプレーでスコアが動く。 46分、北朝鮮は日本のビルドアップを封じると、自陣から背後へロングボールを蹴り出す。これに対して、太田、牧口がお見合いのような形となり、GK坂田が前に出るのが遅れてしまうと、チェ・イルサンがボールを奪いにいきパス。これをジョン・イルチョンが無人のゴールに流し込み先制。今大会6ゴール目となった。 ペースを掴まれた中で先に失点してしまった日本。勢いに乗る北朝鮮は、後半も押し込み続けていき、何度も日本にシュートを浴びせていく。 日本は選手を入れ替えてなんとか追いつきにいくが、それでも北朝鮮の勢いは止められず。結局最後まで北朝鮮のゴールを打ち破れずにタイムアップ。北朝鮮が2大会ぶり4度目の優勝を無失点で達成した。 日本は悔しい敗戦で準優勝に終わった。なお、3位決定戦ではU-17中国代表とU-17韓国代表が対戦し、1-2で韓国が勝利。U-17女子ワールドカップの切符を掴んだ。 U-17北朝鮮女子代表 1-0 U-17日本女子代表 【得点者】 0-1:46分 ジョン・イルチョン(北朝鮮) 【出場メンバー】 GK 18.坂田湖琳(開志学園JAPANサッカーカレッジ高校) DF 3.牧口優花(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) 4.太田美月(大商学園高校) →86分 17.朝生珠実(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) 6.鈴木温子(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) 16.福島望愛(JFAアカデミー福島) MF 5.榊愛花(JFAアカデミー福島) 8.木下日菜子(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) 10.古田麻子(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) →86分 11.根津里莉日(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18) 14.眞城美春(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) 22.平川陽菜(三菱重工浦和レッズレディースユース) →46分 7.菊地花奈(マイナビ仙台レディースユース) FW 9.佐藤ももサロワンウエキ(大商学園高校) →58分 12.津田愛乃音(マイナビ仙台レディースユース) 2024.05.19 22:35 Sun4
「全ての監督が日本人を指導すべき」守田英正に感銘を受けたスポルティング監督が絶賛「良いことしか言えない」
スポルティングCPのルベン・アモリム監督が、日本代表MF守田英正を絶賛した。ポルトガル『A Bola』が伝えた。 今夏サンタ・クララからスポルティングに完全移籍した守田。念願の移籍を果たし、ポルトガル国内でのステップアップを果たした。 ポルトガル3強の一角に加入したが、開幕戦から出場機会を得ると、プリメイラ・リーガ6試合全てに出場。チャンピオンズリーグ(CL)でも初戦のフランクフルト戦に出場し、アシストを記録した。 新天地でも順調なスタートを切り、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けて準備を進めている守田だが、指揮官も大きな信頼を寄せている様子。日本人選手への評価が大きく変わっているようだ。 「全ての監督が日本人選手を指導すべきだと思う。常にチームを助け、どんなポジションでもプレーし、1日に1000回も謝る選手が、どのようなものであるかを理解するためにだ」 「守田には良いことしか言えない。テクニックのある選手だ。彼は6番でプレーしに来たが、8番でもプレーすることができる」 「私は彼にとても満足している。我々が守田を選んだ日、その価値と人柄をよく表している」 監督も絶賛する守田は、アンカーだけでなくインサイドハーフでもプレー。13日に予定されているトッテナムとのCL第2節でも先発が予想されており、さらに力をつけて日本代表にも貢献してもらいたいところだ。 <span class="paragraph-title">【動画】CLデビュー戦で守田が飛び出しから見事なアシスト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tvsV4ByUmUo";var video_start = 15;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.09.13 21:17 Tue5