「可能な限り最善の措置を」トッテナムファンが最低の行為…ダービー敗戦直後、スタンドから蹴りを入れる愚行にクラブも声明「愕然としている」

2023.01.16 10:45 Mon
Getty Images
トッテナムのファンの最低な行為が大きな問題となっている。15日、プレミアリーグ第20節でトッテナムvsアーセナルのノースロンドン・ダービーが行われた。
トッテナムの本拠地、トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われた試合。リーグ首位のアーセナルが試合を支配し、前半で2点のリードを奪うと、後半はホームのトッテナムが盛り返したものの、アーセナルが逃げ切り、0-2でアーセナルが勝利。2013-14シーズン以来のダービー連勝を飾った。

ライバルに敗れたことへのフラストレーションがあったのか。試合終了直後、アーセナルのイングランド代表GKアーロン・ラムズデールがトッテナムのファンから背中を蹴られそうになるシーンがテレビカメラに映し出された。

途中出場したブラジル代表FWリシャルリソンがボックス内でヒートアップ。ラムズデールは意に介さず、ゴール脇のドリンクボトルを拾いにいく。これがゴール裏の看板の近くまで転がっていたために拾いにいくと、突然スタンドから乗り出してきた金髪の若者が蹴ろうとした。
近くにいたスチュワードがすぐに対応。アーセナルのDFガブリエウもその瞬間を目の前で見た他、その他のスチュワードも駆けつけ、犯人を目視。選手たちはトッテナムファンと一触即発状態となっていた。なお、ラムズデールにはケガがなかったという。

トッテナムはこのファンの行為に対して声明を発表。厳しい処分を下すとした。

「今日の試合後、アーセナルのGKアーロン・ラムズデールを攻撃しようとしたサポーターの行動に愕然としています。どんな形であれ、暴力はサッカー界には存在しません」

「クラブはCCTV(防犯カメラ)の映像を確認してサポーターを特定し、ロンドン警視庁、アーセナル、アーロン・ラムズデールと協力し、トッテナム・ホットスパー・スタジアムへの即時入場禁止を含む、可能な限りの最善の措置を講じる予定です」

明らかなファンの違反行為に厳しい処分を下すとしたトッテナム。プロサッカー選手協会(PFA)も声明を発表した。

「選手に対する暴力は完全に容認できない。これらの事件は、あまりにも頻繁に起きている」

「選手は職場では安全である権利がある。選手が攻撃された場合、選手を保護するための規則が適切に機能することを期待している」

「選手組合として、これを優先課題として扱っている。当局と協力し、選手とスタッフが職場でより良く守られるように要求する」

さらに、イングランドサッカー協会(FA)も声明を発表。ファンを糾弾した。

「今日のプレミアリーグのトッテナムvsアーセナルの試合後に発生した、観客を巻き込む事件に対し、強く非難します」

「これらは完全に容認できない行為であり、適切な措置が取られるよう、警察、関係当局、クラブと協力していきます」


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コパ・アメリカ落選…リシャルリソンの負傷についてポステコグルー監督が共有「当初は大したことないと…」

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今季18試合32得点がバイエルンを魅了...アーセナルが16歳チド・オビの流出を阻止すべく必死

アーセナルはU-17デンマーク代表FWチド・オビ=マルティン(16)の流出を阻止すべく必死だ。 チド・オビは2007年生まれの188cmセンターフォワード。ナイジェリア出身の両親を持ち、世代別代表は故郷デンマークと在住地イングランドを行ったり来たりする。 22年夏にコペンハーゲンからアーセナルへ加入後、現在はU-18チームに身を置き、今季のU-18プレミアリーグで18試合32得点。一方、ここ最近バイエルンからの接触が伝えられる。 イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、これを受けてアーセナルはチド・オビとの新契約締結へ向けた作業を加速。プロ契約前の16歳とあって金銭的な誘惑はできず、とにかく説得、説得、説得だという。 同じくナイジェリア系のブカヨ・サカを挙げて、近いうちのトップチーム昇格も提示しているとされる一方、バイエルンも動きを止めず。16歳はどのような判断を下すだろうか。 2024.06.17 18:25 Mon

留任のテン・ハグ監督、経緯を語る 「私にトゥヘルと話をしたと言ったが…」

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督(54)が来季の続投見通しを認め、その経緯を語った。 ユナイテッドを率いて2年が過ぎ、初年度のカラバオカップに続いて、今季もFAカップのタイトルに導いたテン・ハグ監督。最終的に来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を手にしたが、プレミアリーグに目を向ければクラブワーストの8位で終戦したほか、チャンピオンズリーグ(CL)でもグループステージ最下位に終わった。 ケガ人の多さも大きく影響した1年ではあったが、ユナイテッド内では共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏のもとで新組織となり、テン・ハグ監督の進退も不透明に。そのなかで、解任されるのではとの見方が強く、後任探しの動きも取り沙汰されたが、最近では今季総括を経て、留任の見通しと報じられる。 イギリス『BBC』によると、渦中のオランダ人指揮官は母国のテレビ局『NOS』でその件にこう述べたという。 「私がイビサ島で休暇を過ごしていると、クラブの経営陣はその私のところまで来た。突然のことだったが、私の目の前に現れ、彼らから続投させたいと言われたんだ」 「マンチェスター・ユナイテッドは(後任候補の1人に浮上したトーマス・)トゥヘルと話をしたと言ったが、最終的にもうベストな監督がいるとの結論に達したと説明した」 「『INEOS』は時間をかけているが、新しくフットボール界に参入したばかりで、シーズンを振り返るのもごく普通のこと。複数の後任候補と話をしたのは周知の事実だ」 そう明かしたテン・ハグ監督は続投に伴ってクラブと来季までの契約を巡り、延長交渉も噂に。その件にも口を開いた。 「マンチェスター・ユナイテッドと私は新契約に関してまだ合意していない。簡単にいくものでもないし、まだ話し合わないといけない」 2024.06.17 12:55 Mon

リバプールが2季連続シュツットガルト主将引き抜きか…ドイツ代表CBが獲得候補に

リバプールが、2シーズン連続でシュツットガルトの主将引き抜きを画策しているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 昨夏、シュツットガルトの前主将の日本代表MF遠藤航を獲得したリバプール。加入当初とシーズン最終盤はやや微妙なパフォーマンスとなったものの、シーズン中盤と後半にはほぼフル稼働でチームの中盤を牽引する、好補強となった。 そういった中、シュツットガルトの“目利き”に信頼を置くアルネ・スロットのチームは、元カメルーン代表DFジョエル・マティプの退団によって手薄となったセンターバックの補強として、遠藤の元同僚の獲得を検討しているようだ。 報道によると、リバプールは2週間前にシュツットガルトの現主将であるドイツ代表DFヴァルデマール・アントン(27)獲得に向けた問い合わせを行ったという。 なお、ドルトムント、レバークーゼンの獲得候補にも挙がる同選手には2250万ユーロ(約37億9000万円)の契約解除条項が設定されており、リバプールが興味を示すその他の候補に比べて割安と言える。 ハノーファーの下部組織出身のアントンは、2015年7月にファーストチームに昇格。ハノーファーでは、センターバックを主戦場に守備的MFや右サイドバックもこなす万能型の守備者として活躍。 2020年7月に完全移籍で加入したシュツットガルトではセンターバックを主戦場にプレーし、3バックと4バックを併用するチームのディフェンスラインの要を担う。今シーズンはブンデスリーガ2位と大躍進したチームでハイパフォーマンスを披露し、今年3月にA代表デビューを飾ったドイツ代表ではユーロ2024のメンバーにも入っている。 現時点では問い合わせを行った段階ではあるが、リバプールは2シーズン連続でシュツットガルトの主将を獲得することになるのか…。 2024.06.17 09:30 Mon

アーセナルのバックアッパー・キヴィオルに恩師着任ユーベが関心…ミランは16日にポーランド代表戦を視察へ

アーセナルのポーランド代表DFヤクブ・キヴィオル(24)はやはりイタリア方面から人気が根強い。 アーセナル最終ラインのバックアッパー、キヴィオル。初めてプレミアリーグをフルシーズン戦った今季は2月〜3月にかけて先発フル出場が続くも、やはり位置付けはサブ。周りの選手が万全なら、キヴィオルの序列は高くない。 そんなポーランド代表DFに対しては、前所属がセリエA時代のスペツィアとあってか、イタリア国内で今も評価が高く、ここ半年以上、移籍先としてミランがよく上がる。 イタリア各紙はミランがキヴィオル獲得を目指し続けていると紹介するなか、『カルチョメルカート』によると、どうやらユベントスも参戦。本腰を入れるかは不透明だが、16日に入ってこの動きが確認されたという。 ミランについては、今日現在ポーランド代表一行がユーロ2024で滞在しているドイツ・ハンブルクへリクルート班を向かわせており、16日のポーランドvsオランダをキヴィオル目的で視察するとのこと。 ユベントスは、守備陣補強としてボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリを狙いつつ、キヴィオルもマーク。スペツィア時代のキヴィオルを育てたのは、21-22シーズンに同クラブを率いたチアゴ・モッタ監督だ。 キヴィオル本人はというと、ユーロ2024終了後の移籍を決意済みとも。同選手を2500万ユーロ(約42.2億円)と評価するアーセナルも、1800万〜2000万ユーロ(約30億〜33.7億円)のオファーが来れば妥協すると伝えられている。 2024.06.16 21:45 Sun

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