バイエルンに完敗のインテル…インザーギ監督は落胆「並外れたチームを相手に緊張があった」

2022.09.08 13:22 Thu
Getty Images
インテルシモーネ・インザーギ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での完敗を認めた。クラブ公式サイトが伝えている。
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インテルは7日にホームで行われたCLグループC開幕節で、バイエルンと対戦した。
強豪相手に立ち上がりから守勢に回ったチームは、GKアンドレ・オナナの好セーブもありピンチをしのぎ続けていたが、25分に失点。後半は同点とすべく攻勢を仕掛けたものの、徐々に押し込まれると66分にオウンゴールで再び失点を許すとその後は反撃もままならず、0-2で敗れた。

先週末に行われた“ミラノ・ダービー“に続く敗戦となったことに、試合後のインザーギ監督も落胆。強豪を相手にする以上、完璧な試合をする必要があったと嘆いた。

「最初の20分間は、ヨーロッパで最も強いチームの1つであり、強烈で並外れたチームを相手に緊張があったと思う。ただ、それでも先制された後はもっとうまくやる必要があった。攻撃では最後の部分で技術的なミスがあり、(エディン・)ジェコや(ホアキン・)コレアが決められるチャンスはあっただろう」
「バイエルンのようなチームに対しては、完璧なパフォーマンスを見せなければならない。今日はトップクオリティを備えるチームとの対戦だった。最初のサネのゴールに対しては、より良いカバーが必要だっただろう。2点目はサネが本当に素晴らしかった。ただ、特定の相手に対して完璧である必要があると理解しているなら、よりうまくやるべきだった」

「いつでも危険な状況を作り出せる選手たちが相手だった以上、状況をよく読む必要があった。試合はオープンな状態だったが、2点目を与えてはいけなかったと思う。とはいえ、その後のチームはよく守れていた」




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