カンセロはこのままシティ残留も? ペップが他からの打診なき現状も明らかに

2024.08.17 15:55 Sat
シティ残留の可能性も浮上したカンセロ
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シティ残留の可能性も浮上したカンセロ
いよいよプレミアリーグ開幕戦を迎えるマンチェスター・シティだが、ポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(30)の去就が依然として不透明だ。

かつてはサイドバックながら中盤のような立ち回りもして唯一無二の存在感を放ったカンセロ。だが、ある時期を境に出番が減り、2023年冬のバイエルン行きに続いて、昨季もバルセロナにレンタル移籍した。
バルセロナでは主力として重宝され、カンセロも残留を望むとされるが、今夏のここまで何の音沙汰もなく、ひとまずシティにレンタルバックの運びに。だが、シティでは今も居場所なしが大方の見方だ。

イギリス『BBC』によると、ジョゼップ・グアルディオラ監督がそのカンセロの去就について発言。いまだ不透明な現状とともに、残留決着も選択肢の1つと認めた。

「彼は我々とトレーニングをしている。様子を見よう。残るかもしれないし、レンタルで出るかもしれない。まだわからないんだ」
また、他クラブからの打診有無を問われると、「ない」と返し、こう続けている。

「これからどうなるかは彼の代理人とクラブ次第だ。最終的に、彼が残らなければならないのであれば、我々は他の選手と同じように敬意をもって接するし、彼が持つクオリティを最大限に生かせるよう努める」

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「完全に狂っている」「まったくもって理不尽」 過密日程問題にベルナルド・シウバも声を大に…今季のシティだけで最大68試合

近年のフットボール界で問題視される日程のタイトさにまた1人の選手が声を上げた。 ビジネス化が進むなかで、大会の拡大や試合数の増でスケジュールが過密化するフットボール界。代表でもプレーする有力選手であればあるほどハードスケジュールを強いられており、ビジネス路線に舵を切る流れは今後のフットボール界全体で考えるべきテーマといえる。 最近ではノルウェー代表FWアーリング・ハーランドもこの風潮に嘆いたなか、マンチェスター・シティでの同僚でもあるポルトガル代表MFベルナルド・シウバも危機感。ポルトガル『Record』が伝えた。 「ここには2つのまったく異なる問題が存在すると思う。選手たちが不平不満を口にすると、周りは文句を言うべきでないと話し、それは正しい。僕らは夢を叶えて、やりたいことをやっているのだから」 「その一方で、スケジュールは完全に狂っている。ついこの前、イングランドのリーグカップに向けて休みが1日しかないという知らせを受けた。アーセナル戦から1日休み、ワトフォードとの試合だ」 「大会を勝ち進めば、何カ月も3日おきにプレーするんだろうね。まったくもって理不尽だ。チャンピオンズリーグ(CL)に至ってはベスト16に残れなくても、あと2試合を戦わないといけないんだ」 「スカッドが大きくなっているのは事実だけど、簡単だとは言えない。楽ではないよ。家族や友人と過ごす時間なんてほとんどない。僕らが抱える試合数はまったくもってばかばかしいものだ」 ちなみに、イギリス『デイリー・メール』によると、今季のシティはすべての大会で決勝まで勝ち残ると、68試合の試合を戦うようだ。 2024.09.07 12:10 Sat
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イングランド代表から3名が離脱…パーマー、ワトキンス、フォーデンがUNL不参加

イングランドサッカー協会(FA)は3日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むイングランド代表から3選手が離脱したことを発表した。 離脱するのはMFコール・パーマー(チェルシー)、FWオリー・ワトキンス(アストン・ビラ)、MFフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)の3名となる。 イングランド代表の選手たちは3日に集合したが、検査の結果、パーマーとワトキンスに関しては、負傷の回復状況が思わしくなく、リハビリのためにクラブへと戻った。 また、フォーデンは体調不良のため合流せず、そのまま不参加となった。 イングランドは7日にアウェイでアイルランド代表と、10日にホームでフィンランド代表と対戦する。 なお、今回の3人に代わるメンバーの追加招集は予定されていないとのことだ。 2024.09.04 11:20 Wed

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