ウェストハムがFWサマーフィルを5年契約で獲得!「完璧なステップアップだ」

2024.08.04 08:30 Sun
Getty Images
ウェストハムは3日、リーズ・ユナイテッドからオランダ人FWクリセンシオ・サマーフィル(22)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年6月30日までで、1年間の延長オプションが付随している。

フェイエノールトの下部組織出身であるサマーフィルは、2020年9月にリーズへ完全移籍で加入。昨シーズンのプレミアリーグでは28試合4ゴール2アシストの数字を残し、降格となったチームにあって存在感を示した。
2023-24シーズンも、チャンピオンシップ(イングランド2部)43試合で19ゴール9アシストの活躍でチャンピオンシップMVPに輝いた。だが、リーズはプレーオフで涙し、プレミアリーグ返り咲きとはならなかった。

ウェストハムへの移籍を決断したサマーフィルは、公式サイトで以下のように喜びを語った。

「本当に嬉しいし、今から楽しみで仕方がないよ。僕のキャリアにとって、完璧なステップアップだよ。ウェストハムは野心に溢れ、素晴らしい選手が揃うビッグクラブだ。だからここでプレーできることをとても楽しみにしている」
「僕は常に自分の心に従おうとしているし、選手として成長し続け、自分の可能性を最大限に引き出すには、ここが最適な場所だと感じたんだ」

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「もっと上手くなりたい」通算8度目、2試合連続ハットのハーランドは更なるゴールを目指す「本当に気分が良いし、更なる活躍への準備ができている」

マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが2試合連続ハットトリックを達成。自身の調子の良さを語った。クラブ公式サイトが伝えた。 8月31日、プレミアリーグ第3節でシティはウェストハムとアウェイで対戦した。 前人未到の5連覇を目指すシティは、開幕2連勝。ハーランドは、第2節のイプスウィッチ・タウン戦でもハットトリックを記録していた。 2試合連続とエースとしての仕事をすでにしているハーランド。この試合でも10分に先制ゴールを決めると、1-1となった30分に勝ち越しゴール。83分にダメ押しの3点目を決め、2試合連続でハットトリックを達成。チームも1-3で開幕3連勝を飾った。 ハーランドは3試合で7ゴールという驚異的なペースでゴールを重ねており、プレミアリーグ69試合で70ゴールに到達。ハットトリックはこれで8度目で、アウェイでのハットトリックは初めて。プレミアリーグ歴代4位タイという驚異的な数字を残している。 試合後ハーランドは自身のハットトリックを振り返り、今はフィジカルもメンタルも充実しているとコメント。ただ、ゴールへの意欲は留まるところを知らないようだ。 「気分は良いよ。エネルギーに満ちている。長い休暇と長いプレシーズンを過ごした。気分は良い」 「ここでの数年間はあっという間に過ぎ、バンバンバンと過ぎていった。今は体と足を少し休めている。本当に気分が良いし、更なる活躍への準備ができている」 「サッカー選手だけが、休みを取ること、それも十分に休むことの大切さを知っている。結局のところ、体と心を落ち着かせる必要があるんだ。シーズンは長く、みんなが思っているほど簡単ではない。僕はフレッシュだし、気分が良い。それが一番大事なことだ」 「2点目のゴールは本当に良かった。もちろん、全部良かったけど、特に2点目は素晴らしかった。リコ(・ルイス)の素晴らしいボール、完璧なファーストタッチ、悪くないフィニッシュだった」 「こういうゴールを決めるのは好きだ。時々、少し強めにシュートするのも好きだ。簡単なシュートだけじゃない。体から少しパワーをもらえるのは良いことだ。嬉しいね。もちろん、勝ち点3を取ることが一番大事だから嬉しいよ」 「気分がリフレッシュできていて、エネルギーが湧いてきた。そうすれば、トレーニング以外でもっと上手くなりたいことをトレーニングできる。気分が良いんだ。もっと上手くなりたいし、幸せだよ」 開幕3連勝を収めたシティ。2シーズン連続で優勝を争ったアーセナルは、第3節でブライトン&ホーヴ・アルビオン相手に1-1のドローで3連勝を逃した。 ハーランドは優勝争いについて時期尚早とコメント。1つずつ勝っていくだけだとした。 「彼ら(アーセナル)はまだ負けていない。3試合で9ポイント。これは素晴らしいスタートだ」 「でも、あまり先のことを考え過ぎないようにしよう。今シーズンはあと70試合残っている可能性があるからだ。少し落ち着いて、1試合ずつ戦っていこう」 <span class="paragraph-title">【動画】お気に入りは2点目! ハーランド圧巻の2試合連続ハットトリック!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="MKJ7h-aTYi0";var video_start = 14;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.01 10:05 Sun
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今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」

現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon

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