「良い段階を踏めている」 畠中槙之輔がニューカッスル戦で復帰! Jリーグ再開へ決意…「より活性化できれば」
2024.08.04 01:40 Sun
横浜F・マリノスは3日に国立競技場で来日中のニューカッスル・ユナイテッドを対戦した。
『Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo』と冠されての親善試合だが、監督交代を経て再建に着手する横浜FMにとって今後の戦いぶりを見極める機会にもなる一戦というなかで、2-0の勝利。内容でも上回るシーンを数多く作り、攻守にポジティブな戦いぶりだった。
そんな横浜FMだが、戦力面では今夏新加入のジャン・クルードが上々デビューしたほか、畠中槙之輔が負傷離脱からカムバック。後半からセンターバックの一角でプレーするなかで、プレミアリーグクラブ相手に復活をアピールした。
観客の前では5月3日に行われた明治安田J1リーグ第11節のジュビロ磐田戦以来となる実戦だった28歳DFは「より公式戦に近い雰囲気とレベルのなかで45分間できたし、復帰へ良い段階を踏めているのかなと思う」と感触を語った。
肝心のプレーでは「まだまだコミュニケーションのところでうまくいかないときもあった」としつつ、「トランジションや、前からプレスにいくところだったりは表現できたシーンがいくつかあった」と一定の手応えを口にした。
「元々、こういうサッカーをずっとやってきたし、何も。選手が変わっているから、そこで細かな違いだったりがあるけど、戸惑いなく、やれた」
Jリーグ再開後の過密日程だけでなく、J1リーグで11位から巻き返しを期すという部分でも、チームにとって大きい畠中の戦列復帰。畠中は「自分が出て、より活性化できれば良い」とし、チームの状態を上向かせる存在になれればと話す。
「全勝しても、優勝は難しいかもしれないけど、全勝を目標にやらないと無駄な時間になってしまうし、結果にもこだわっていきたい」
この日のジャン・クルードがセンターバックとして攻守に印象的なプレーを披露し、試合後のハッチンソン暫定監督からはポジション争いの激化を期待する発言が聞こえてくるが、畠中もそれに同調つつ、そこを生き抜く覚悟を示した。
「彼も本当に素晴らしいプレーをしていたし、(上島)拓巳も、エドゥ(エドゥアルド)も良いプレーをしていた。また競争が始まるなと」
「簡単なポジションではないけど、僕も負けていないと思っているし、自分がもっと引っ張っていかないといけない選手だとも感じる」
「誰と組むかわからないけど、マリノスをより上に押し上げていくためにはポジション争いも必要だし、良いことだと思う」
『Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo』と冠されての親善試合だが、監督交代を経て再建に着手する横浜FMにとって今後の戦いぶりを見極める機会にもなる一戦というなかで、2-0の勝利。内容でも上回るシーンを数多く作り、攻守にポジティブな戦いぶりだった。
観客の前では5月3日に行われた明治安田J1リーグ第11節のジュビロ磐田戦以来となる実戦だった28歳DFは「より公式戦に近い雰囲気とレベルのなかで45分間できたし、復帰へ良い段階を踏めているのかなと思う」と感触を語った。
肝心のプレーでは「まだまだコミュニケーションのところでうまくいかないときもあった」としつつ、「トランジションや、前からプレスにいくところだったりは表現できたシーンがいくつかあった」と一定の手応えを口にした。
自身が離脱するなか、チームでは上向かない調子から監督交代が起こり、ジョン・ハッチンソン暫定体制に。戦い方の軸はアタッキングフットボールで変わらずとも監督が代われば少なからず変わるが、スムーズに入っていけたようだ。
「元々、こういうサッカーをずっとやってきたし、何も。選手が変わっているから、そこで細かな違いだったりがあるけど、戸惑いなく、やれた」
Jリーグ再開後の過密日程だけでなく、J1リーグで11位から巻き返しを期すという部分でも、チームにとって大きい畠中の戦列復帰。畠中は「自分が出て、より活性化できれば良い」とし、チームの状態を上向かせる存在になれればと話す。
「全勝しても、優勝は難しいかもしれないけど、全勝を目標にやらないと無駄な時間になってしまうし、結果にもこだわっていきたい」
この日のジャン・クルードがセンターバックとして攻守に印象的なプレーを披露し、試合後のハッチンソン暫定監督からはポジション争いの激化を期待する発言が聞こえてくるが、畠中もそれに同調つつ、そこを生き抜く覚悟を示した。
「彼も本当に素晴らしいプレーをしていたし、(上島)拓巳も、エドゥ(エドゥアルド)も良いプレーをしていた。また競争が始まるなと」
「簡単なポジションではないけど、僕も負けていないと思っているし、自分がもっと引っ張っていかないといけない選手だとも感じる」
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“神奈川ダービー”は役者揃った横浜FMに軍配! 西村拓真が復帰後初ゴール、川崎Fは決定機を活かせず後半戦初黒星【明治安田J1第27節】
17日、明治安田生命J1リーグ第27節の川崎フロンターレvs横浜F・マリノスがUvanceとどろきスタジアムby Fujitsuで行われ、1-3で横浜FMが勝利を収めた。 現在10位の川崎F(勝ち点34)と9位の横浜FM(勝ち点35)の“神奈川ダービー”。中位で苦しむ両者の意地をかけた戦いとなる。 ホームの川崎Fは現在3連勝、後半戦無敗の中で迎える一戦。GKチョン・ソンリョンがメンバー外となり、下部組織出身でもあるGK早坂勇希が公式戦初出場を果たすことに。ダービーでのデビューとなった。 対する横浜FMは5名を変更。飯倉大樹、上島拓巳、加藤蓮、喜田拓也、天野純が外れ、ポープ・ウィリアム、畠中槙之輔、永戸勝也、山根陸、西村拓真が入った。畠中はリーグ戦では5月の第11節以来の出場となる。 日本代表の森保一監督も視察に訪れた試合。川崎FのFW山田新は3試合連続2ゴール中と絶好調で、この試合でもゴールが期待される。 横浜FMはエンドを変更してキックオフとなった試合。4分、自陣からのロングスルーパスに山田が抜け出した中、ボックス内でGKポープ・ウィリアムと一対一になると浮き球でネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールは認められない。 横浜FMはパスを繋いで攻め込む中で12分にチャンス。永戸がボックス左からクロスを上げると、西村がボックス中央でヘッド。しかし、これは三浦颯太が頭でブロックする。さらにこれで得たCKからアンデルソン・ロペスがヘッドも、これは枠を外れる。 横浜FMは17分にもチャンス。右サイドを仕掛けると、松原の深い位置からの折り返しを受けた山根がボックス内でシュート。ただ、シュートは枠を捉えられない。 川崎Fは徐々に盛り返していくと、22分に家長昭博が渡辺皓太からボールを奪いカウンター。パスを受けたマルシーニョがカットインからシュートを放つと、ディフレクトもある中で枠に飛んだが、GKポープ・ウィリアムがなんとかセーブする。 27分にはマルシーニョのパスを山田が浮かせて裏に抜けると、マイナスのクロス。これに対して走り込んだ家長がダイレクトシュートも、永戸がブロックしてなんとか凌いでいく。 決定機の多い川崎F。32分には大島僚太の右サイドへのパスをファンウェルメスケルケン際がダイレクトクロス。低いボールが混戦になると、家長が強かに狙ってシュートも、畠中がブロックに入りゴールを許さない。 39分にもビッグチャンス。ボックス右でフリーだった家長にパスを通ると、狙いすましてシュート。しかし、右ポストに嫌われてしまい、ゴールを奪えない。 互いにゴールに迫った中でゴールレスで終わった前半。後半最初にチャンスを作ったのは川崎F。49分、ボックス右から家長が右足でクロス。これに山田がボックス内でヘッドで合わせると、シュートはクロスバーを直撃。こぼれ球にファンウェルメスケルケン際が詰めるも、横浜FMが守りきった。 後半も川崎Fが主導権を握っていく中、54分にはカウンターからマルシーニョが抜け出しGKと一対一へ。しかし、これはシュートがミートせずに終わる。 すると今度は55分に横浜FMが一瞬の隙を突いてPKを獲得。左サイドから永戸がグラウンダーのクロスを入れると、アンデルソン・ロペスがワンタッチで繋ぐと、西村が反応。ボックス内に持ち込んだところで橘田健人が後ろから倒してしまいPK。これをアンデルソン・ロペスが右隅に蹴ると、GK早坂は読み切って僅かに触れるがネットを揺らし、横浜FMが先制に成功する。 均衡を破った横浜FMだったが、すぐに追加点を奪う。右サイドからの斜めのパスをアンデルソン・ロペスが受けようとすると、こぼれ球を西村が拾い、ボックス手前から左足一閃。強烈なシュートがネットに突き刺さり、横浜FMが一気にリードを広げる。西村は復帰後初ゴールとなった。 追いかけたい川崎Fは攻撃陣をテコ入れ。エリソン、小林悠らを投入して反撃に出るが、ゴールを決めたのは横浜FMだった。79分、CKの流れからボックス右で天野がクロス。これをニアで畠中がバックヘッドで合わせ、3点目を奪う。 全ての交代カードを切っている川崎Fにとっては重くのしかかる3点目。横浜FMは落ち着いて川崎Fの攻撃に対応しながら、カウンターでゴールに迫っていく戦い方で時計を進めていく。 川崎Fもポゼッションをしながら崩しにかかると89分、ボックス左から佐々木旭がクロス。これをボックス中央でエリソンが左足ボレー。川崎Fがついに1点を返す。 その後も追いかけたい川崎Fだったが、横浜FMがしっかりと対応して凌ぎ勝利。1-3で“神奈川ダービー”を横浜FMが制した。なお、川崎Fは後半戦初黒星となった。 川崎フロンターレ 1-3 横浜F・マリノス 【川崎F】 エリソン(後44) 【横浜FM】 アンデルソン・ロペス(後13) 西村拓真(後15) 畠中槙之輔(後34) <span class="paragraph-title">【動画】西村拓真が左足一閃! 強烈ミドルが復帰後初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1824787609941336385?ref_src=twsrc%5Etfw">August 17, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.17 21:09 Sat4
「最適解ではなかった」名古屋vs横浜FMの選手交代問題にJFA審判委員会が見解、ただ「協議規則の適用ミスではない」と説明
3日、日本サッカー協会(JFA)は今シーズン第2回目のレフェリーブリーフィングを開催した。 2024シーズンの明治安田Jリーグが開幕してから初めて開催されたブリーフィング。その中ではJリーグでの事象がいくつか取り上げられた。 最も関心を寄せられている事象の1つが、3月30日に行われた明治安田J1第5節の名古屋グランパスvs横浜F・マリノスの試合での出来事。78分に森島司のゴールが決まる前の判断だった。 ゴールが生まれる前、横浜FMは選手交代を用意。加藤蓮に代えて、畠中槙之輔を投入しようとしていた。しかし、そのタイミングで渡辺皓太が負傷しピッチに座り込むことになったため、横浜FM側が「一旦交代を待つこと」と求めたという。 その間に名古屋は米本拓司、永井謙佑に代えて、椎橋慧也、倍井謙の交代を準備し、スムーズに交代。横浜FMは3回目の交代のタイミングとなるため、渡辺に代えて山根陸を用意していたが認められず、横浜FMは10人の状況でその後のスローインの流れから森島が同点ゴールを決めていた。 この状況にはハリー・キューウェル監督ら横浜FM陣営が猛抗議。交代が認められなかったことに抗議もしており、SNSを通じて多くのサッカーファンが清水勇人主審の判定に疑問を呈していた。 この件について、元プロフェッショナルレフェリーで元国際審判員でもあったJFA審判マネジャー Jリーグ担当統括の佐藤隆治氏がコメント。「協議規則の適用ミスではない」とした。 佐藤氏はこのタイミングでの第4審について説明。「ドクターを入れるか、担架を入れるのかのコミュニケーションを主審と取っていた」とコメント。その間に、交代作業が進んでいったという。 佐藤氏は「一連の流れを見ていて、競技規則上の適用ミスということではない」と、主審や第4審が何か間違いを起こしたわけではないと説明。ただ、「色々なことを感じられたと思いますし、我々も分析をして、すぐに審判員と話はしました。結論としては、もっとやり方はあった。適用上のミスをしたわけではなく、レフェリーが再開を判断したということ。再開してはダメだったということではない」と説明。「最適解ではなかった」と結論づけた。 また第4審についても「選手交代は業務が多くなっている」とコメント。「まずは、3回目、何人目ということ」、「交代用紙」、「交代ボードを作る」、「メンバー表との照合」、「交代選手の用具チェック」と、やることが多々あるとした。 審判員の心情も代弁し「すごいプレッシャーを受けたと思う。名古屋側の選手の交代も準備できていた」とし、主審についても「レフェリーは早く再開しなければいけないという気持ちにもなったと思う」とコメント。ただ、「色々考えれば、やり方はもっとあったかなと思う」と、違う結果になっていてもよかっただろうとした。 すでに担当の審判員に加え、Jリーグの担当審判員とも話をしたとのこと。「レフェリーがリードして行くことが大事、受け入れられるレフェリングが大事ということを話させていただいた」と語った。 第4審のオーバータスクという質問が出た中で佐藤氏は「色々なやり方がある中で、Jリーグと話はしている」と語り、今後の運用も改善できるところはしていきたいとした。 <span class="paragraph-title">【動画】物議を醸した名古屋vs横浜FMの同点ゴールシーン。キューウェル監督も激怒</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="vJZIETklEn4";var video_start = 313;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.03 16:15 Wed5
横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】
横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】 横浜F・マリノスは25日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24決勝戦2ndレグのアル・アイン戦を戦い、1-5で敗戦。2戦合計3-6で敗れて悲願の初優勝を逃した。 アジア王者を目指し、熾烈な東地区の激闘を勝ち抜いた横浜FMは、西地区を勝ち抜いたUAEのアル・アインとクラブ史上初のACL王者を懸けて激突。 11日にホームで行われた1stレグは前半序盤に先制を許したが、後半半ば以降に植中朝日、渡辺皓太が決めた連続ゴールによって2-1の逆転勝利。悲願達成へ王手をかけた。 1stレグ後のアルビレックス新潟戦、FC東京戦を1分け1敗で終えたハリー・キューウェル監督率いるチームは、敵地での大一番に向けて前回対戦から先発2人を変更。エドゥアルド、ナム・テヒに代えて上島拓巳、渡辺を起用した。 日本からも割り当て上限のサポーターが集ったものの、完全アウェイの空気の中で幕を開けた運命のファイナル第2戦。立ち上がりはアドバンテージを意識しつつリスク回避の落ち着いた入りを見せたトリコロールだが、早い時間帯にゴールをこじ開けられる。 8分、相手の左サイドを起点としたカウンターからラヒミにボックス手前までドリブルで運ばれると、起点となったナデルに中央から斜めのランニングでポケットを取られてヒールで落としたボールを、ラヒミに右足でゴール右隅へ蹴り込まれた。 これで2戦合計2-2のイーブンに戻された横浜FMだが何とか守勢を撥ね返すと、16分には相手のビルドアップのミスを突く形から松原健が枠の右隅を狙ったミドルシュートで相手GKを脅かす。 勝ち越しゴールには至らずも、ひとまず五分の展開に持ち込んだ横浜FM。だが、前半半ば過ぎには再び一瞬の隙を突かれてしまう。29分、右サイドから背後に流し込んだボールに反応したラヒミとDF畠中槙之輔がボックス内で交錯。当初、ラヒミのシュミレーションとの判定が出たが、オンフィールド・レビューの結果、畠中の微妙なアフターチャージによるPKに判定が変更。これをキッカーのアレハンドロ・ロメロが右下隅に蹴り込み、34分の追加点とした。 これで2戦合計2-3と逆転を許したアウェイチームはすぐさま反撃に出たいところだが、引き続き後方からのボールの前進で苦戦。逆に、相手が狙うカウンターからラヒミに決定機も作られる。 それでも、序盤から可能性のある仕掛けを見せていたトリコロールの右の矢が決定的な仕事を果たす。41分、相手左センターバックのクアディオが後ろ向きで浮き球のボールをコントロールした際に死角からプレッシャーをかけてまんまとボール奪取。そのままボックス右に持ち込むと、ヒールを使った巧みな切り返しから最後は左足のグラウンダーシュートをゴール左隅に流し込んだ。 ヤン・マテウスの価千金のゴールによって2戦合計3-3のイーブンに戻したキューウェルのチームは、試合展開でもイーブンの形に戻す。そして、10分が加えられた前半アディショナルタイムではうまくディフェンスラインの背後を取ったアンデルソン・ロペスにビッグチャンス。馬力のある仕掛けでDFを振り切ってボックス右に持ち込むが、左足シュートは相手GKの好守に阻まれる。 すると、この決定機直後には中央でオフサイドラインをかいくぐったラヒミの突破に対してペナルティアーク付近に飛び出したGKポープ・ウィリアムが接触。ギリギリで足を引っ込めたようにも見えたが、この決定機阻止のファウルに対してレッドカードが掲示された。これで守護神を欠くことになったチームは前線のエウベルを削って控えGK白坂楓馬をスクランブル投入した。 2戦合計イーブンも数的不利で後半に臨んだ横浜FM。後半の守勢の展開を想定してか、植中朝日を下げて榊原彗悟をハーフタイム明けに左サイドに入れた。 後半序盤は粘り強く守れていたが、トリコロールに再びのアクシデント発生。競り合いの際に右ヒザを痛めた畠中が一度はプレーに復帰したものの続行叶わず。そして、63分にエドゥアルドがスクランブル投入となり、同じタイミングで喜田拓也から山根陸への交代も行われた。 するとこの交代から数分後の67分、ボックス手前でボールを動かされて波状攻撃を受けると、ボックス右でクリアボールを回収したラヒミに深い切り返しから強烈な左足シュートをニアに突き刺された。 耐え切れずに痛恨の勝ち越しゴールを許した横浜FMは相手の攻勢を何とか撥ね返しながら、少ないチャンスをモノにすべく粘り強く戦う。79分にはヤン・マテウスを下げて個で局面を打開できる宮市亮を最後の交代カードとして切った。 だが、序盤から守備に走らされたことで最終盤の勝負所でパワーを出せずにいると、10分が加えられたアディショナルにはGK白坂のクリアミスを含め途中出場のコジョ・ラバに2点を叩き込まれて万事休す。クラブ悲願のACL初制覇の夢は潰えた。 一方、アル・アインは2002-03シーズン以来、通算2度目のアジア制覇を成し遂げている。 アル・アイン 5-1(AGG:6-3) 横浜F・マリノス 【アル・アイン】 ラヒミ(前8、後22) アレハンドロ・ロメロ(前34)【PK】 コジョ・フォ=ドー・ラバ(後45+1、後45+6) 【横浜FM】 ヤン・マテウス(前40) <span class="paragraph-title">【動画】ヤン・マテウスが冷静に決めた貴重な同点ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/YwwvNOofgg">pic.twitter.com/YwwvNOofgg</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794410557933584784?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.26 03:19 Sun横浜F・マリノスの人気記事ランキング
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攻撃陣爆発の横浜FMが6発圧勝でベスト4に王手! 10人札幌は一矢報いるも第2戦前に敗退濃厚に…【YBCルヴァンカップ】
YBCルヴァンカップ プライムラウンド準々決勝第1戦の横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌が4日にニッパツ三ツ沢球技場で行われ、ホームの横浜FMが6-1で先勝した。 AFCチャンピオンズリーグ2023-24ノックアウトステージ出場によって今ラウンドからの参戦となった横浜FM。直近リーグ連勝と好調を維持するチームは先週末のジュビロ磐田戦が台風の影響で中止となったなか、約10日ぶりの公式戦に臨んだ。4-0で圧勝したセレッソ大阪戦からはGK飯倉大樹、畠中槙之輔、喜田拓也を除く先発8人を変更。控え中心のメンバー構成となり、3トップは井上健太、植中朝日、宮市亮が並んだ。 一方、プレーオフラウンドでJ3のカターレ富山を退けた札幌は、直近のリーグ戦でも今シーズン初の3連勝で最下位を脱出。勢いづくペトロヴィッチのチームは2-0で勝利した直近の川崎フロンターレ戦から髙尾瑠、パク・ミンギュ、菅大輝、駒井善成を除く先発7人を変更。宮澤裕樹や荒野拓馬、アマドゥ・バカヨコらが起用された。 好調同士の初戦は立ち上がりにいきなり決定機。開始3分、小林祐希の左足ミドルシュートをGK飯倉が触って右ポストを叩くと、これに詰めたバカヨコが冷静に右足シュートを流し込むが、ここは惜しくもオフサイド判定となった。 このプレーをきっかけにオープンな流れができると、札幌はボックス内に侵入した菅のシュート、横浜FMはカウンターから井上、宮市が精度の高いシュートを飛ばしてGK児玉潤を脅かす。 以降はより効果的なボールの前進と共に良い形で崩しを見せる札幌がペースを握ると、菅やバカヨコにボックス内で続けてビッグチャンスが舞い込む。 22分には田中宏武の右クロスをゴール前でフリーのバカヨコがヘディングで合わせるが、ここはGK飯倉のビッグセーブに遭う。さらに、27分には相手陣内でDF加藤聖からボールを奪ったショートカウンターからバカヨコに連続で決定機も、2度のシュートはいずれも飯倉の驚異的な連続セーブに阻まれ、絶好機を活かせなかった。 すると、守護神の再三のビッグセーブで流れを引き寄せた横浜FMが決定力の差を見せつける。30分、カウンターから左サイド深くに抜け出した宮市のクロスがボックス内で馬場晴也のクリアミスを誘発。このこぼれに反応した植中が抑えの利いた右足ボレーシュートを叩き込み、待望の先制点を挙げた。 さらに、直後の36分には再びカウンターから宮市がボックス手前左まで運んで中央の植中に短い横パスを繋ぐと、植中が狙いすました見事な右足のコントロールシュートをゴール右隅に突き刺した。 一方、序盤の良い流れから一転して2点のビハインドを背負った札幌はアクシデントにも見舞われる。2失点目を喫した後のキックオフの流れから荒野が自陣でボールロストすると、ボックス手前で植中を後ろから倒してしまう。DOGSOのシチュエーションでのこのファウルに対してレッドカードが掲示され、数的不利まで背負って前半を終えることになった。 迎えた後半、横浜FMはGKを飯倉から寺門陸に入れ替え、小池龍太に代えて小池龍太を投入。一方の札幌は高尾に代えて中村桐耶を投入した。 数的優位を活かして完全に主導権を握るホームチームは59分、左サイド深くに侵攻した加藤聖のグラウンダーのクロスにゴール前の植中が飛び込む。ボールには触れなかったものの、後方で戻りながらの対応となったDFパク・ミンギュの足に当たったボールがゴールネットに吸い込まれた。 このオウンゴールで試合の大勢が決した中、互いに様々な思惑の中で交代カードを切っていくが、ホームチーム圧倒の流れは変わらず。63分には左サイドでポケットを取った井上の丁寧な折り返しを、中央の天野純が利き足とは逆の右足インサイドのダイレクトシュートで合わせて4点目。さらに、74分には右CKの場面でデザインされたプレーからボックス右でボールを受けた天野がファーポストへ今度は左足のコントロールシュートを突き刺し、植中に続くこの試合2点目を挙げた。 その後、札幌は77分に左クロスをGK寺門がはじいたところに詰めた途中出場の白井陽斗のゴールで一矢を報いるが、86分には横浜FMが波状攻撃から水沼宏太の渾身の右足シュートが決まり点差は再び5点に。 その後、貪欲にハットトリックを狙った植中が絶好機を逸したが、ホームの横浜FMが控えの攻撃陣爆発の圧勝でベスト4進出に王手をかけた。なお、ベスト4進出を懸けた第2戦は8日に札幌ドームで開催される。 横浜F・マリノス 6-1 北海道コンサドーレ札幌 【横浜FM】 植中朝日(前30、前36) オウンゴール(後14) 天野純(後18、後29) 水沼宏太(後41) 【札幌】 白井陽斗(後32) <span class="paragraph-title">【動画】植中朝日が決めた狙いすましたコントロールシュート!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">コースを狙ったシュートで本日2点目<br><br> ゴール動画 <br> JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第1戦<br> 横浜FMvs札幌<br> 2-0<br> 36分<br> 植中 朝日(横浜FM)<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ルヴァンカップ</a> <a href="https://t.co/VQhBjF5G3G">pic.twitter.com/VQhBjF5G3G</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1831301681960652814?ref_src=twsrc%5Etfw">September 4, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.04 21:00 Wed2
ベスト8決定! J1降格圏の鳥栖&札幌はJ2勢に苦杯を喫する…横浜FMは後半ATに大きなドラマ【天皇杯】
21日、第104回天皇杯のラウンド16が各地で行われた。 前回王者の川崎フロンターレは既に敗退している今大会。J1勢が苦しみ、ベスト16には10チームしか勝ち上がれず。残りの6チームはJ2クラブとなった。 前回大会準優勝の柏レイソルは、ヴィッセル神戸と対戦。開始3分に佐々木大樹がゴールを決めて神戸が先制。このゴールを最後まで守り切り、0-1で神戸がベスト8に進出した。 J2勢では、前々回王者のヴァンフォーレ甲府がJ1優勝争い中の鹿島アントラーズと対戦した。 過去2大会連続で対戦し、いずれも甲府が勝利しているこのカード。3連勝を目指した中、甲府は29分に三沢 直人のゴールで先制する。鹿島を相手に互角に戦い続けて行ったが、前半アディショナルタイムに藤井智也がゴールを決めて鹿島が追いつくと、後半も互いにビッグチャンスがないまま終了するかと思われたが、89分に植田直通がCKからヘディングを叩き込み鹿島が逆転。甲府へのリベンジを果たしてベスト8に進出した。 また、J2vsJ1のカードでは、V・ファーレン長崎と横浜F・マリノスが白熱の戦いに。前半は互いにゴールを奪えずにゴールレスで進むと、58分に長崎がフアンマ・デルガドのゴールで先制する。 先制を許した横浜FMだったが、67分に天野純のゴールで同点に。しかし、後半アディショナルタイム2分にマテウス・ジェズスがゴールを奪い、長崎が土壇場で勝ち越しに成功する。 下剋上達成かと思われたが、8分間のアディショナルタイムにはさらなるドラマが、アディショナルタイム8分には加藤蓮のクロスを西村拓真が合わせて横浜FMが同点とすると、アディショナルタイム10分には西村のパスを受けた植中朝日が豪快なシュート。古巣相手のゴールで横浜FMが奇跡の逆転勝利を収めた。 また、J1で降格圏に沈み苦しんでいる2チームは苦しい戦いに。最下位の北海道コンサドーレ札幌はジェフユナイテッド千葉に1-0、19位のサガン鳥栖はレノファ山口FCに0-2とゴールを奪えずに敗戦。また残留争い中の湘南ベルマーレも、優勝を争うガンバ大阪に3-2で逆転負けを喫することに。柏、湘南、鳥栖、札幌と残留争い中のチームが軒並み敗れる中、京都サンガF.C.は大分トリニータに2-0で勝利を収めた。 準々決勝は9月18日に開催予定。J1勢6チームvs J2勢2チームの争いとなる。 ◆準々決勝カード ▽9/18 横浜F・マリノス vs レノファ山口FC サンフレッチェ広島 vs ガンバ大阪 ヴィッセル神戸 vs 鹿島アントラーズ ジェフユナイテッド千葉 vs 京都サンガF.C. ◆ラウンド16結果 V・ファーレン長崎 2-3 横浜F・マリノス 【長崎】 フアンマ・デルガド(後13) マテウス・ジェズス(後45+2) 【横浜FM】 天野純(後22) 西村拓真(後45+8) 植中朝日(後45+10) サガン鳥栖 0-2 レノファ山口FC 【山口】 若月大和(前6) 山本駿亮(前11) サンフレッチェ広島 2-0 愛媛FC 【広島】 トルガイ・アルスラン(後23) 加藤陸次樹(後34) ガンバ大阪 3-2 湘南ベルマーレ 【G大阪】 山下諒也(前14) 福岡将太(前41) 中谷進之介(後31) 【湘南】 奥野耕平(前11) 鈴木章斗(前35) ヴァンフォーレ甲府 1-2 鹿島アントラーズ 【甲府】 三沢直人(前29) 【鹿島】 藤井智也(前45+3) 植田直通(後44) 柏レイソル 0-1 ヴィッセル神戸 【神戸】 佐々木大樹(前3) 京都サンガF.C. 2-0 大分トリニータ 【京都】 松田佳大(後11) 川崎颯太(後36) ジェフユナイテッド千葉 1-0 北海道コンサドーレ札幌 【千葉】 品田愛斗(前45) <span class="paragraph-title">【動画】植田直通が強烈ヘッド! 鹿島が土壇場で逆転に成功!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/Jl8QpHyi44">https://t.co/Jl8QpHyi44</a> <a href="https://t.co/1g1PD5cTLG">pic.twitter.com/1g1PD5cTLG</a></p>— NHK水戸放送局 (@nhk_mito) <a href="https://twitter.com/nhk_mito/status/1826228091209072764?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.21 21:50 Wed3
横浜FM加入内定の19歳、慶應大FW塩貝健人がNECに加入決定! 4年契約で背番号「9」
NECナイメヘンは29日、慶應大学のU-19日本代表FW塩貝健人(19)の加入を発表した。 契約期間は2028年夏までの4年間。背番号は「9」を託されることとなった。 塩貝は、2027年2月から横浜F・マリノスに加入することが内定。今シーズンは特別指定選手として登録され、明治安田J1リーグで7試合に出場し1得点を記録していた。 また、今年6月にはU-19日本代表として参加したモーリスレベロトーナメントで、U-21イタリア代表相手にハットトリックを決めるなど、4ゴールの活躍を見せていた。 かつてはフローニンヘン時代に堂安律(フライブルク)を、AZ時代に菅原由勢(サウサンプトン)を見出したテクニカルディレクター(TD)のカルロス・アールバース氏は、塩貝の獲得にコメントしている。 「この選手がヨーロッパのクラブから非常に人気があるという事実を考慮すると、スカウティングチームは良い仕事をしてくれた。当社の実績とネットワークのおかげで、ケントにNECを選んでもらうことができた」 「我々は、年齢の割にすでに身体が発達しており、小川航基とは異なるプロフィールを持つストライカーを迎え入れることになる。彼はこれからの期間、オランダの文化とサッカーに適応していくだろう。佐野航大と航基がチームに入っており、この日本人選手もすぐに観客に付加価値を発揮できると確信している」 <span class="paragraph-title">【動画】横浜FM加入内定の塩貝健人をNECが獲得</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/WelkomKento?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WelkomKento</a> <a href="https://t.co/yGhPqtjXFS">pic.twitter.com/yGhPqtjXFS</a></p>— N.E.C. Nijmegen (@necnijmegen) <a href="https://twitter.com/necnijmegen/status/1828824897558303181?ref_src=twsrc%5Etfw">August 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.29 11:20 Thu4
横浜FMが逆転負けも2年連続ベスト4入り! 札幌は“4連敗”阻止も第1戦の大敗響く【YBCルヴァンカップ】
YBCルヴァンカップ プライムラウンド準々決勝第2戦の1試合が8日に大和ハウス プレミストドームで行われ、横浜F・マリノスが2戦合計スコア7-4で北海道コンサドーレ札幌を退けた。 4日の第1戦では6ゴールと攻撃陣爆発の横浜FMが先勝したこのカード。J1リーグを含め、4度も負けるにいかない札幌がホームでのリターンレグでリーグ戦同様のメンバーをぶつけたなか、大きなアドバンテージをもって再戦の横浜FMも主力と呼べる面子を先発起用した。 6点差以上の勝利が逆転突破の絶対条件となる札幌だが、横浜FMが立ち上がりから全体の位置取りを高くし、押し込む形を作るなか、9分にオフサイドながらエウベルがネットを揺らすシーン。その後、札幌がボールを握り返し、攻めに転じる。 だが、14分にエドゥアルドが後ろから縦パスを出すと、敵陣中央の西村拓真が潰れ役となり、ボールが相手最終ラインの背後に。うまく抜け出したヤン・マテウスがそのままボックス内で相手GKも冷静にかわしながら左足でネットを揺らす。 横浜FMが先制してから、相手にボールを持たせる戦いが色濃くなり、攻めの時間が増加した札幌だが、横浜FMが反撃を許さず。横浜FMが2戦合計7-1とさらにアドバンテージを大きくして、ハーフタイムに入る。 横浜MFが後半から天野純を送り込み、リスタートしたなか、パク・ミンギュとアマドゥ・バカヨコの交代カードを切った札幌は48分、右ウイングバックにポジションチェンジの菅大輝がカットインから左足フィニッシュ。札幌が追いつく。 そんな札幌は岡村大八のロングシュートからさらにアマドゥ・バカヨコが詰めにかかるシーンも作り、ピンチ時も菅野孝憲がしっかりと処理。54分から出場した小林祐希がGKポープ・ウィリアムの守るゴールに迫ったりと攻勢を続ける。 横浜FMは植中朝日、小池裕太、水沼宏太の一挙に投入して次のゴールを狙うが、ジョルディ・サンチェスの攻撃的カードも切った札幌が77分、青木亮太がバイタルエリア左から浮き球パス。大外の菅が右足アウトサイドで合わせ、勝ち越す。 最後の交代カードでケガ明けで今季初出場となる深井一希を送り出した札幌は85分の青木に決定機が巡ったが、相手GKの正面。さらに、深井がゴール前で合わせにかかるシーンもあるなど、相手ボックス内でのシーンを作り出していく。 90+3には左CKからボックス内の混戦からジョルディ・サンチェスが自身の右足フィニッシュで跳ね返ったボールを左足で蹴り込み、札幌が突き放しに成功。このまま3-1で逆転勝ちしたが、2戦合計スコアで及ばず。横浜FMが2年連続のベスト4入りを果たした。 北海道コンサドーレ札幌 3-1(AGG:4-7) 横浜F・マリノス 【札幌】 菅大輝(後3、後32) ジョルディ・サンチェス(後45+3) 【横浜FM】 ヤン・マテウス(前14) 2024.09.08 16:09 Sun5