セスク監督率いるコモがアルトゥールも狙う? ヴィオラで復活もユーベで構想外

2024.07.22 16:40 Mon
ユベントスでは構想外のアルトゥール
Getty Images
ユベントスでは構想外のアルトゥール
ユベントスの元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(27)を巡り、新シーズンをセリエAで迎えるコモが獲得を検討しているようだ。イタリア『スカイ』が報じた。

この夏はセリエAでのシーズンを睨み、それ仕様のチームを作ろうとここまで元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティ、元スペイン代表GKホセ・マヌエル・レイナ(41)、元スペイン代表DFアルベルト・モレノ(32)といった実力者を獲得済みのコモ。さらに、元フランス代表DFラファエル・ヴァラン(31)の獲得も濃厚視され、戦力強化を着々と進める。
セスク・ファブレガス監督の後押しをすべく、積極的に動くコモだが、さらなる補強としてアルトゥールを獲得するアイデアも。とはいえ、プレミアリーグからエバートンとレスター・シティが関心を寄せるとされ、アルトゥールの高額な年俸からもして簡単な取引にならず、交渉先となるユベントスの歩み寄りがなければ実現性が低いのが現状のようだ。

昨季のアルトゥールはフィオレンティーナにレンタル移籍し、公式戦48試合で2得点4アシストをマーク。リバプールにレンタル移籍し、わずか1試合にしか絡めなかった一昨季と比べても復活の1年だったが、ユベントスでは依然として構想外であり、ドイツでのトレーニングキャンプメンバーにも入っていない。

なお、フィオレンティーナは2000万ユーロ(約34億円)の買取オプションを有してのレンタルだったが、選手の高額なサラリーも考慮して、行使を見送ったといわれる。

アルトゥール・メロの関連記事

ユベントスがフィオレンティーナのアルゼンチン代表FWニコラス・ゴンサレス(26)の獲得に迫っているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。 今夏は早くからウイング補強が取り沙汰されたユベントス。二転三転しながらイタリア国内でプレーするアルゼンチン代表ウインガーと合意し、クラブ間合意を目指している。 ア 2024.08.21 14:47 Wed
フィオレンティーナの元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(27)が、現在の充実ぶりを語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。 所属先のユベントスで売却候補となり、昨シーズンは1年のレンタル移籍でリバプールに加わったアルトゥール。しかし、加入直後に左足太ももの負傷で長期離脱を余儀なくされると、復帰後もチーム 2024.05.29 11:30 Wed
フィオレンティーナで主力を担う元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(27)だが、現時点では今シーズン終了後のユベントス復帰が既定路線のようだ。 これまでバルセロナとユベントス、2022年夏にレンタル加入したリバプールと3つのメガクラブで思うような活躍を見せられなかったアルトゥール。 昨夏にはキャリア再生へス 2024.03.19 07:45 Tue
フィオレンティーナは22日、ユベントスの元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(26)を買い取りオプション付きのレンタルで獲得したことを発表した。買い取る際の移籍金は2000万ユーロ(約31億3000万円)と報じられている。 またユベントスは同日、アルトゥールとの契約を2026年6月まで延長したことを発表している。 2023.07.23 00:40 Sun
元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(26)のフィオレンティーナ行きが目前に迫っているようだ。 昨夏にケガ人が相次いだリバプールから声がかかり、1年ローンに出たが、ケガに苦しみ、まったく戦力になれずのアルトゥール。当然ながら、リバプールも買い取りを見送り、ひとまずユベントスに戻った。 だが、ユベントスでは新 2023.07.20 23:08 Thu

コモの関連記事

コモの新戦力、元フランス代表DFラファエル・ヴァラン(31)が契約解除へ? 複数のイタリアメディアが伝えている。 レアル・マドリーでラ・リーガ優勝やチャンピオンズリーグ(CL)優勝、フランス代表ではロシアW杯優勝などなど、そのキャリアで数多のタイトルを獲得してきたヴァラン。 今季マンチェスター・ユナイテッド 2024.08.31 22:17 Sat
コモは28日、ヘルタ・ベルリンからドイツ人DFマルク=オリヴァー・ケンプフ(29)が完全移籍で加入すると発表した。 契約は2027年6月までの3年契約。移籍金については非公表とされている。 ケンプフはフランクフルトのユースで育ち、2012年7月にファーストチームへ昇格。その後、フライブルクを経て2018年7 2024.08.29 11:00 Thu
セリエA昇格のコモは25日、レアル・マドリーからU-23アルゼンチン代表MFニコ・パス(19)の獲得を発表した。契約は4年となる。 下部組織時代にテネリフェからレアル・マドリーに移り、その後も順調な成長曲線を描いたニコ・パス。昨年11月にトップチームデビューを果たすと、チャンピオンズリーグ(CL)のナポリ戦で決勝 2024.08.26 11:15 Mon
セリエAのコモは25日、マンチェスター・シティの元U-20アルゼンチン代表MFマキシモ・ペローネ(21)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 なお、延長オプション付きのレンタル移籍とのことだ。 ベレス・サルスフィエルドの下部組織育ちのペローネは、2022年1月にファーストチーム昇格。2023年1月にマン 2024.08.25 20:05 Sun
コモは23日、バルセロナを退団した元スペイン代表DFセルジ・ロベルト(32)を獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月までの2年間となっている。 セルジ・ロベルトは13歳から過ごしたバルセロナとの契約が6月に満了し、再契約の可能性もありながら退団が決定。昨シーズンは公式戦24試合に出場し、3ゴール3アシス 2024.08.24 06:00 Sat

セリエAの関連記事

ユベントスは5日、ポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンの負傷を発表した。 クラブの発表によれば、コンセイソンは4日に行われたトレーニング中に筋肉系を負傷したとのこと。 また、5日に行われた検査で右足の腓骨筋の損傷が確認されたという。クラブは約10日後に再検査を実施すると明かしているが、イタリア『スカ 2024.09.06 07:00 Fri
ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が、思わぬ形で注目を集めることになった。 ラツィオのローカルライバルであるローマは4日、ドルトムントを退団したドイツ代表DFマッツ・フンメルスの加入を発表した。 バイエルンとドルトムント、ドイツ代表で多くの成功を収めた百戦錬磨のDFの到着に沸くロマニスタは、4日午後にミ 2024.09.05 18:00 Thu
ユベントスのセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)にガラタサライ移籍の可能性があるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。 2022年8月にフランクフルトからユベントスへ移籍し、2年間主力としてプレーしたコスティッチ。しかし、新たに就任したチアゴ・モッタ監督のもとでは構想外となり、フィオレンティ 2024.09.05 15:05 Thu
ローマは5日、ドルトムントを退団したドイツ代表DFマッツ・フンメルス(35)の加入を発表した。背番号は「15」に決定している。 契約に関する詳細は明かされていないが、移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、年俸250万ユーロ(約4億円)の1年契約となり、噂された1年の延長オプションは盛り込まれ 2024.09.05 13:28 Thu
ユベントスの新加入選手であるポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンが、いきなり負傷してしまったようだ。 今夏の移籍市場において、ポルトからレンタル移籍で加入したコンセイソン。2日に行われたセリエA第3節のローマ戦ではハーフタイム明けから投入され、早速デビューを果たした。 今後さらなる活躍が期待されるコ 2024.09.05 11:10 Thu

記事をさがす

アルトゥール・メロの人気記事ランキング

1

ユベントスのニコラス・ゴンサレス獲得が最終局面に…フィオレンティーナとの交渉決着へ

ユベントスがフィオレンティーナのアルゼンチン代表FWニコラス・ゴンサレス(26)の獲得に迫っているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。 今夏は早くからウイング補強が取り沙汰されたユベントス。二転三転しながらイタリア国内でプレーするアルゼンチン代表ウインガーと合意し、クラブ間合意を目指している。 アタランタも関心を示すなか、ユベントスは3000万ユーロ(約48億6000万円)+ボーナス400万〜500万ユーロ(約6億5000万〜8億1000万円)での決着を模索。選手自身もアタランタよりもユベントスを優先しているという。 目標は21日中の契約成立。23日にもトリノに迎え入れ、チアゴ・モッタ監督の新たな選択肢としたい模様だ。 ニコラス・ゴンサレスは2021夏にシュツットガルトからフィオレンティーナへ加入。テクニックとフィジカルを武器にセリエAでも継続的に活躍し、昨シーズンは公式戦44試合で16ゴール5アシストを記録した。 アルゼンチン代表でも主力の1人。今夏はコパ・アメリカ2024で5試合に出場し、2度目の制覇を味わった。 一方、ユベントスは元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(28)とクロアチア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)のフィオレンティーナ移籍に関しても交渉中。アルトゥールは昨シーズン、フィオレンティーナへレンタル移籍するも、買い取りオプションが行使されず、ユベントスに戻っていた。 実現すれば、アルトゥールは再起を果たしたクラブへ舞い戻ることに。コスティッチはレンタル移籍の可能性があるとのことだ。 2024.08.21 14:47 Wed
2

セスク監督率いるコモがアルトゥールも狙う? ヴィオラで復活もユーベで構想外

ユベントスの元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(27)を巡り、新シーズンをセリエAで迎えるコモが獲得を検討しているようだ。イタリア『スカイ』が報じた。 この夏はセリエAでのシーズンを睨み、それ仕様のチームを作ろうとここまで元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティ、元スペイン代表GKホセ・マヌエル・レイナ(41)、元スペイン代表DFアルベルト・モレノ(32)といった実力者を獲得済みのコモ。さらに、元フランス代表DFラファエル・ヴァラン(31)の獲得も濃厚視され、戦力強化を着々と進める。 セスク・ファブレガス監督の後押しをすべく、積極的に動くコモだが、さらなる補強としてアルトゥールを獲得するアイデアも。とはいえ、プレミアリーグからエバートンとレスター・シティが関心を寄せるとされ、アルトゥールの高額な年俸からもして簡単な取引にならず、交渉先となるユベントスの歩み寄りがなければ実現性が低いのが現状のようだ。 昨季のアルトゥールはフィオレンティーナにレンタル移籍し、公式戦48試合で2得点4アシストをマーク。リバプールにレンタル移籍し、わずか1試合にしか絡めなかった一昨季と比べても復活の1年だったが、ユベントスでは依然として構想外であり、ドイツでのトレーニングキャンプメンバーにも入っていない。 なお、フィオレンティーナは2000万ユーロ(約34億円)の買取オプションを有してのレンタルだったが、選手の高額なサラリーも考慮して、行使を見送ったといわれる。 2024.07.22 16:40 Mon
3

アルトゥールの今夏ユーベ復帰は既定路線…フィオレンティーナは主力MFの買取OP行使見送る意向

フィオレンティーナで主力を担う元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(27)だが、現時点では今シーズン終了後のユベントス復帰が既定路線のようだ。 これまでバルセロナとユベントス、2022年夏にレンタル加入したリバプールと3つのメガクラブで思うような活躍を見せられなかったアルトゥール。 昨夏にはキャリア再生へステップダウンを受け入れる形でフィオレンティーナへ買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入。すると、その新天地ではここまで公式戦36試合に出場。定期的な出場機会を得る中でパフォーマンスを向上させ、主力を担っている。 アルトゥール自身はフィレンツェの地で公私ともに充実した日々を過ごしており、来季以降の残留を希望している模様。だが、クラブサイドは2000万ユーロ(約32億4000万円)と言われる移籍金に加え、同選手の高額なサラリーを考慮した結果、買い取りオプション行使を見送る決断を下したようだ。 アルトゥールの代理人を務めるフェデリコ・パストレッロ氏は、イタリア『TuttoMercatoWeb』で、今季終了後のユベントス復帰が既定路線であることを明かした。 「フィオレンティーナはユベントスから彼と契約するための買い取りオプションを行使しないだろう。彼はユーベに戻り、その後我々が彼の将来を決めることになるだろう」 「彼はフィレンツェとフィオレンティーナを愛しており、残りたいと考えている。だが、彼の給料はヴィオラの計画に入っていない。とにかく何が起こるか見てみよう。もちろん、フィオレンティーナとユーベの間で契約を再交渉することは可能だ」 2024.03.19 07:45 Tue
4

アルトゥール、負傷に苦しんだ2022年を振り返る「痛みで眠れない夜が何日も…」

リバプールのブラジル代表MFアルトゥール・メロが2022年を振り返った。 ユベントスで出場機会が限られていたアルトゥールは昨夏の移籍市場最終日に1年間のレンタル移籍でリバプールへと電撃加入。しかし、ここまでの出番はチャンピオンズリーグ(CL)での1試合のみであり、出場時間にしてわずか13分のプレーのみとなっている。 さらに、10月には左足太ももを負傷し、手術を受ける事態に。年内の復帰は叶わず、カタール・ワールドカップ(W杯)のブラジル代表メンバー入りも逃した。 試練の1年となったアルトゥールは自身のインスタグラムを通じて心境を吐露。思うようにプレーできない苦しみは、私生活にも影響が及ぼしていたと明かした。 「2022年は僕の人生で最も困難な年だった。多くのケガをして、多くの批判に耳を傾けたが、少なくとも僕自身に何が起きているのかという真実を明らかにする機会もなかった」 「身体の痛みで眠れない夜が何日も続き、病院に通ったんだ。僕が愛しているサッカーをプレーできなくなるような事態でないことを願いながら、診断書を待つ苦悩に満ちた一年だった。また、自分の目標を達成するために選手として最も成長しようと努力した1年でもあったね」 「2022年は、ピッチ外で最も献身的に働き、最もトレーニングに打ち込み、最も努力した年だった。しかし、ピッチでは最も問題を抱えた年だったんだ。私生活でも感情の起伏が激しくなり、もがけばもがくほど物事が狂っていった」 一方で、「2022年のすべての学び、困難な年、困難な局面に感謝しているよ。多くの教訓を得たし、次の人生に活かすことができる年だったからだ。2022年ありがとう!良い2023年となりますように」とも語ったアルトゥール。今年はイングランドの地で真価を発揮できるだろうか。 2023.01.04 13:04 Wed
5

今季47試合に出場、フィオレンティーナで復活のアルトゥールは「またフットボーラーに戻れたような気分」

フィオレンティーナの元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(27)が、現在の充実ぶりを語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。 所属先のユベントスで売却候補となり、昨シーズンは1年のレンタル移籍でリバプールに加わったアルトゥール。しかし、加入直後に左足太ももの負傷で長期離脱を余儀なくされると、復帰後もチームに居場所はなくプレミアリーグに出場しないままユベントス復帰となった。 今シーズンは、フィオレンティーナに買い取りオプション付きのレンタルで加入。新天地でついに安定した出場機会を得たアルトゥールはパフォーマンスを向上させ、ここまで公式戦47試合出場2ゴール4アシストを記録している。 スペイン『Relevo』のインタビューに応じたアルトゥールも、現在の手応えについて強調。チームはヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝を控えている中で、今シーズンの充実ぶりを喜んでいる。 「とても良い気分だよ。本当、驚くくらいにね。キャリア最高の瞬間だ。フィジカル的にも、ここ数年で最も多くの出場時間を記録したシーズンだった。そして僕はいくつかのリーグやチームでプレーし、より多くの経験を積んできたと思う。だから、精神的にも成熟度にも素晴らしいものだ」 「レギュラーとしてプレーすることは重要だね。フィオレンティーナを選んだのも、それが目的の一つだった。僕の問題はいつだってフィジカル面だったんだ。週に3回プレーすべき場面もあるけど、コンスタントにプレーしていれば自信もつくし、多くの時間をプレーしたいと思うようになる」 「またフットボーラーに戻れたような気分だ。さっきも言ったように、僕のキャリアの中で最高の瞬間だと思う。グレミオを離れて以来では、間違いなく最高の瞬間だね。1試合も欠場せず、いつでも試合に出られる状態だった 」 2024.05.29 11:30 Wed

コモの人気記事ランキング

1

コモがヴァランと契約解除へ? 今季加入の超絶ビッグネームもデビュー戦で負傷、登録外が明らかに

コモの新戦力、元フランス代表DFラファエル・ヴァラン(31)が契約解除へ? 複数のイタリアメディアが伝えている。 レアル・マドリーでラ・リーガ優勝やチャンピオンズリーグ(CL)優勝、フランス代表ではロシアW杯優勝などなど、そのキャリアで数多のタイトルを獲得してきたヴァラン。 今季マンチェスター・ユナイテッドからフリートランスファーでコモ入りし、自身初のセリエA挑戦に。しかし、デビュー戦の立ち上がりで負傷してしまい、以降は出場がない。 ケガがちな体質がいきなり出てしまったなか、コモのセリエA登録メンバーから外れていることが明らかに。「ヴァランのコモでの挑戦は、すでに終了した」との見方が強まっている。 筋肉系の負傷で、当初の離脱見込みは1カ月半。ただ、セリエA登録外はそれ以上に長引くことを示唆するものなのか。クラブも移籍市場終盤に新たなセンターバックを獲得と、“一手”を打った格好なのは間違いない。 コモと2年契約を結ぶも、契約解除の可能性が指摘されているヴァランだ。 2024.08.31 22:17 Sat
2

開幕黒星の昇格組コモ、バルサ退団のセルジ・ロベルトやレアルの若手ニコ・パスらを獲得へ

コモが経験豊富なベテランと才能ある若手に目をつけている。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。 セスク・ファブレガス監督の下、2024-25シーズンは22年ぶりのセリエAに挑んでいる昇格組のコモ。19日の開幕節ではユベントス相手に0-3の敗戦を喫した。 すでに元フランス代表DFラファエル・ヴァランらを迎え入れたコモだが、現実的な目標となる残留に向け、さらなる補強に着手。バルセロナを退団した元スペイン代表DFセルジ・ロベルト(32)と交渉中で、2年契約を目指しているという。 また、レアル・マドリーのU-23アルゼンチン代表MFニコ・パス(19)の獲得も推進。こちらは決着へ向かい、買い戻しオプション付きの完全移籍で話が進んでいるようだ。 セルジ・ロベルトは13歳から過ごしたバルセロナとの契約が6月に満了し、再契約の可能性もありながら退団が決定。昨シーズンは公式戦24試合に出場し、3ゴール3アシストをマークした。 ニコ・パスは2016年7月にテネリフェからマドリーへ移り、下部組織で順調にステップアップ。昨シーズンはファーストチームデビューを飾り、ラ・リーガやチャンピオンズリーグ(CL)などで計8試合1得点を記録した。 さらに、レンタル先のラス・パルマスで経験を積んだマンチェスター・シティのアルゼンチン人MFマキシモ・ペローネ(21)にも注目。3選手の加入がありえる状況だが、セスク監督の選択肢はどこまで増えるのだろうか。 2024.08.21 16:23 Wed
3

“大型補強の煽り” セリエA昇格でヴァランまで加入のコモ…昨季奮闘した主軸センターバックが無念のセリエB残留に

セリエA昇格に伴い、空前の大型補強を敢行するコモ。その煽りを受け、退団を迫られた主軸選手もいる。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 2002-03シーズン以来となるセリエAでの戦いを控え、空前の大型補強に出たコモ。 “セスク・ファブレガス新監督”のインパクトも強いが、ラファエル・ヴァラン、アンドレア・ベロッティ、アルベルト・モレノ、ホセ・マヌエル・レイナといった歴戦の雄を確保。 また、イラク代表FWアリ・ジャシム・エライビ(20)、スロバキア人DFペーター・コヴァチク(22)など、欧州5大リーグ初挑戦の気概あふれる若手も獲得。2年前のモンツァすら凌ぐ勢いで補強を進めている。 その一方、昨季の主軸にして、セリエA昇格の立役者の1人となった選手が退団。世代別オランダ代表の経験も持つセンターバック(CB)、DFカス・オーデンタール(23)だ。 オーデンタールは22年夏にNECナイメヘンからコモへ移籍し、昨季はセリエBで30試合に出場。うち29試合がスタメンであり、まごうことなき主軸CBだった。 しかし30日、コモと入れ替わりでセリエBへ降格したサッスオーロへの完全移籍が発表に。市場価値250万ユーロの半分以下である120万ユーロで売り飛ばされた。 コモはCB陣に稀代の名手ヴァランを確保しただけでなく、カリアリで昨季セリエA35試合出場のDFアルベルト・ドッセーナ(25)も獲得。オーデンタールは序列低下の末に退団を迫られた格好か。 サッスオーロ公式サイトいわく、オーデンタールは「自陣ボックス内でのボール奪取数」が昨季のセリエBでNo.1。「クリア数」はコモ最多で、「デュエル勝利数」もセリエB上位。 際立つ数値を残し、キャリア初の欧州5大リーグを迎えるはずだったオーデンタールだが、その夢に向けては、1年でのセリエA復帰を期すサッスオーロで再挑戦することになった。 ちなみに、オーデンタールの祖父である故ヨープ・オーデンタール氏(1924-2005)は、サッカーと野球の「二刀流」でオランダ代表選手だったという極めて特殊な経歴が知られている。 2024.07.31 15:30 Wed
4

ヴァランの復帰は最低でも1カ月後か…コモデビュー23分で負傷交代

コモの元フランス代表DFラファエル・ヴァランが最低でも1カ月の離脱になるようだ。 この夏にマンチェスター・ユナイテッドでのキャリアを3年間で終わらせ、コモにフリー加入のヴァラン。かつてレアル・マドリーであらゆる栄冠を手にしたセンターバックとあって、セリエA昇格チームへの移籍は話題を集める。 そんな31歳DFは後にセスク・ファブレガス監督の存在も決め手の1つと明かし、11日のコッパ・イタリア1回戦で記念すべきコモでの第一歩。本職のセンターバックで公式戦デビューを果たしたが、23分に左ヒザを痛めて交代した。 故障癖をさっそくさらけ出してしまった形で、容体が心配されるが、イタリアの移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ記者の『Gianluca Di Marzio』によると、セスク監督がしばらくの離脱を示唆した。 「彼はヒザに問題がある。1カ月になるか、2カ月になるか、はたまた3カ月になるかは今のところ、言い難い。2日で治るものではないが、どれぐらい離脱するかわからない」 「把握するためにも、注意深く観察していく必要がある。じん帯といっても、十字ではなく、左の内側。ケガなんだ。2カ月、3カ月、1カ月半もありうるが、最低でも1カ月だろう」 2024.08.18 16:59 Sun
5

ヴァランがコモの今季初公式戦でいきなり負傷…先発も23分で途中交代

コモの元フランス代表DFラファエル・ヴァラン(31)がさっそく負傷だ。欧州各紙が伝える。 今夏マンチェスター・ユナイテッドとの3年契約を満了し、フリーでコモ入り、キャリア初のセリエA入りとなったヴァラン。近年カルチョでほぼ見かけない稀代のタイトルホルダーだ。 11日、昇格組コモは24-25シーズン最初の公式戦として、コッパ・イタリア1回戦のサンプドリア戦を戦い、幸先悪くPK戦負けで敗退。 また、4バックの一角で先発出場したヴァランが、左足に痛みを訴えて前半23分で交代。ケガがちな体質はよく知られるところだが、コモでもさっそくやってしまった格好だ。 2024.08.12 13:25 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly