「以前のように効率的なら…」ユーロ準決勝敗退のフランス…デシャン監督はチームの将来性強調「若い選手が多くいる」

2024.07.10 09:05 Wed
ディディエ・デシャン監督が準決勝敗退となったユーロ振り返り
Getty Images
ディディエ・デシャン監督が準決勝敗退となったユーロ振り返り
フランス代表ディディエ・デシャン監督が、ユーロ2024準決勝敗退も前向きな姿勢を示した。『UEFA.com』が伝えている。

9日、スペイン代表とのユーロ2024準決勝に臨んだフランスは、9分にランダル・コロ・ムアニのヘディングシュートで先制する優位な展開になるも、21分にラミン・ヤマルのゴラッソで同点を許すと直後に逆転を許してしまいハーフタイムへ。後半、何としても追いつきたいチームはアントワーヌ・グリーズマンオリヴィエ・ジルーらを投入してゴールへと迫ったが、最後まで同点ゴールは生まれず1-2で敗れた。
準決勝でユーロの舞台から去ることが決まったデシャン監督は効率性が欠けていたことを認めつつ、チームの将来性は豊かであることを強調している。

「できるだけリラックスして、ゴールを狙う必要があった。これがここまでの我々に欠けていたものだろう。それでも、コロ・ムアニのおかげで準決勝まで進出し、得点する方法も見つけてきた。以前と同じように効率的であれば、より良かっただろう」

「ユーロ決勝後、代表から引退するつもりだと話していたオリヴィエ・ジルーが、日曜日の決勝戦で最後の試合をすることができていたら良かった。それでも、彼がしてくれたことすべてに感謝したい」
「我々のチームには若い選手がたくさんいる。これが将来に向けた助けになるだろう」

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リヨンMFアワールがフランスからアルジェリアへの代表変更を決断!

リヨンのMFフセム・アワール(24)が、フランス代表からアルジェリア代表への代表変更を決断した。 リヨン生まれでアルジェリアとの二重国籍を持つアワールは、U-17、U-21のカテゴリーで生まれ故郷のフランス代表を選択。その後、2020年7月に行われた国際親善試合のウクライナ代表戦で、フランスのA代表として1試合プレー。しかし、その後はディディエ・デシャン監督の信頼を得ることができず、招集から遠ざかっていた。 これを受けて、アルジェリアサッカー連盟(FAF)は代表変更が可能なアワールに対して、先日からコンタクトを取り説得を試みていた中、同選手はその申し出を受け入れることになった。 アワールは、17日に今月のインターナショナルマッチウィークに向けたアルジェリア代表メンバー発表が控える中、自身のインスタグラムに「アルジェリア万歳」のコメントと共に同国代表のユニフォームに身を包んだ自身のコラージュ画像を投稿。今後、アルジェリアのためにプレーする意向を示した。 長らくリヨンで主力を担い、今夏の移籍が有力視される24歳だが、その夏を前に代表変更という重要な決断を下すことになった。 <span class="paragraph-title">アワールがアルジェリア代表でのプレーを表明</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cp2QKu7NgcN/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); 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ジダンが笑顔で肩を組む日本の世界的ファッションデザイナー、2ショットに驚きの声「すごい」「2人のレジェンド」

元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏と日本の世界的ファッションデザイナーの2ショットが話題だ。 2020-21シーズン終了後にレアル・マドリーの指揮官を退任したジダン氏。フランス代表の指揮を望んでいたとされるも、カタール・ワールドカップ(W杯)後にディディエ・デシャン監督の続投が決まりその話は消滅。古巣ユベントスやパリ・サンジェルマン(PSG)など幾つかのメガクラブ行きの可能性が取り沙汰されたが、最終的に実現には至っておらず、フリーの状態が続いている。 そのジダン氏は19日にインスタグラムを更新。日本が世界に誇るファッションデザイナーの山本耀司氏との2ショットを投稿している。 2人は、肩を寄せあいジダン氏は満面の笑顔。山本氏が微笑みながらジダン氏のことを指差しており、2人の仲の良さが伝わってくる。 ジダン氏は、過去に山本氏とアディダスのコラボレーションで誕生した『Y-3』のキャンペーンに登場したことがあるなか、現在パリで行われている『Yohji Yamamoto (ヨウジヤマモト)』の2024年秋冬メンズコレクションの発表会場にも招待され、そこで再会となったようだ。 マドリーで活躍したジダン氏と、マドリーユニフォームをデザインしたこともある山本氏の豪華な2ショットには、ファンも「すごい」、「Y-3だ!」、「素敵な友情」、「2人のレジェンド」とコメントを寄せている。 <span class="paragraph-title">【写真】ジダンと山本耀司氏の豪華な2ショット!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C2QEAJ7rwzF/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); 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width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C2QEAJ7rwzF/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">zidane(@zidane)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.01.19 14:35 Fri
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ジルーがユーロ最後にレ・ブルーにも別れ! 今夏のMLS行きに続く大きな決断…「道を譲る」

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ユーロ2024ベスト4決定! 優勝経験国は3つ、わずか1ゴールや唯一の全勝など4強の今大会を振り返る【ユーロ2024】

ユーロ2024も準々決勝の4試合が終了。大会はベスト4の4カ国が残った。 勝ち上がったのはスペイン代表、フランス代表、イングランド代表、オランダ代表の4カ国。イングランド以外の3カ国はユーロの優勝経験があり、イングランドは前回大会のファイナリストだ。 優勝候補が勝ち残った今大会。改めて4カ国の今大会を振り返る。 <span class="paragraph-subtitle">◆悲願の初優勝へ〜イングランド〜</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro20240707_england_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> 2021年に行われた前回大会は決勝まで勝ち進んだものの、イタリア代表との決勝で敗れて優勝を逃すことに。今大会も優勝国保の一角だった。 しかし、グループCを戦った今大会は、初戦のセルビア代表戦こそ勝利したものの、デンマーク代表(1-1)、スロベニア代表(0-0)と低調なパフォーマンスに終わり、ガレス・サウスゲイト監督への批判が高まることとなった。 ラウンド16では、スロバキア代表との戦いで敗戦に終わると誰もが思った中、最終盤にジュード・ベリンガムが衝撃のバイシクルシュートを決めて追いつくと、延長戦ではハリー・ケインがゴールを奪い、2-1で勝利。準々決勝のスイス代表戦は先制を許すもブカヨ・サカのゴールで追いつくと、PK戦で勝利を収めた。 快勝はまだない今大会だが、しぶとく勝ち上がってきたとも言えるだけに、2大会連続の決勝進出が期待されている。 ◆最多得点:ジュード・ベリンガム、ハリー・ケイン/2点 ◆グループC 1-0 vs セルビア代表 1-1 vs デンマーク代表 0-0 vs スロベニア代表 ◆ラウンド16 2-1(延長) vs スロバキア代表 ◆準々決勝 1-1 (PK:5-3) vs スイス代表 ◆準決勝 vs オランダ代表 <span class="paragraph-subtitle">◆本領発揮はいつ?たった1ゴールでベスト4〜フランス〜</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro20240707_france_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> 優勝候補の一角であるフランス代表。2000年以来の優勝を目指して戦う大会となった。 厳しいグループに入ったフランスだが、初戦のオーストリア代表戦で1-0と勝利すると、続くオランダ代表(0-0)、ポーランド代表(1-1)と連続ドロー。エースのFWキリアン・ムバッペが初戦で鼻骨を骨折した影響もあり、ここまで大人しい状況だ。 ラウンド16では、同じ優勝候補のベルギー代表相手に1-0で勝利。準々決勝では、こちらも優勝候補のポルトガル代表と激闘を繰り広げてPK戦の末に勝利を収めている。 期待されるムバッペはここまでまだ1ゴール。それでいて、チームが上げたゴールもたったの「1」。ワールドカップに続いてのタイトル獲得に力を温存しているのだろうか? ◆最多得点:キリアン・ムバッペ/1点 ◆グループD 1-0 vs オーストリア代表 0-0 vs オランダ代表 1-1 vs ポーランド代表 ◆ラウンド16 1-0 vs ベルギー代表 ◆準々決勝 0-0 (PK:3-5) vs ポルトガル代表 ◆準決勝 vs スペイン代表 <span class="paragraph-subtitle">◆オランイェの復活なるか〜オランダ〜</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro20240707_netherlands_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> 最後に優勝したのは1988年と36年前。近年は国際舞台でもなかなかその名を轟かせることができていなかった。 レジェンドであるロナルド・クーマン監督が率いるチームは、グループステージの初戦でポーランド代表に勝利を収めると、フランス代表とは引き分け。最終節はオーストリア代表に敗れるという波乱があり、3位でのグループステージ突破となった。 3位チームとして唯一ベスト4まで勝ち上がったオランダ。ルーマニア代表に3-0と快勝すると、準々決勝ではトルコ代表に逆転勝利。得点ランキングトップタイに立つコーディ・ガクポは3ゴールを記録しており、2ゴールのドニエル・マレンとの強力コンビは注目だ。 ◆最多得点:コーディ・ガクポ/3点 ◆グループD 2-1 vs ポーランド代表 0-0 vs フランス代表 2-3 vs オーストリア代表 ◆ラウンド16 3-0 vs ルーマニア代表 ◆準々決勝 2-1 vsトルコ代表 ◆準決勝 vs イングランド代表 <span class="paragraph-subtitle">◆今大会唯一の全勝〜スペイン〜</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro20240707_spain_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> 過去3度ユーロで優勝を果たしているスペイン。今大会は死のグループとも言われたグループBに入り、王者イタリア代表、W杯3位のクロアチア代表、伏兵アルバニア代表と同居した。 それでも初戦でクロアチアに3-0と快勝スタートすると、イタリア代表に1-0、アルバニア代表に1-0と今大会唯一のグループステージ3連勝。ラウンド16ではジョージア代表に勝利すると、準々決勝はドイツ代表に延長戦の末に勝利した。 懸念点は準々決勝で負傷したMFペドリが復帰絶望になったこと。多くの選手がゴールを奪っていることがプラスに働くかどうかがポイントになる。 ◆最多得点:ファビアン・ルイス、ダニ・オルモ/2点 ◆グループB 3-0 vs クロアチア代表 1-0 vs イタリア代表 1-0 vs アルバニア代表 ◆ラウンド16 4-1 vs ジョージア代表 ◆準々決勝 2-1(延長) vs ドイツ代表 ◆準決勝 vs フランス代表 <span class="paragraph-title">【動画】優勝候補の一角、スペイン代表の戦いを振り返る</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="AIr9NxdbGxY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.07 12:55 Sun
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サプライズ招集で2年ぶりの復帰…レ・ブルーを再び頂に導けるか/エンゴロ・カンテ(フランス代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■フランス代表</span> 出場回数:9大会連続11回目 最高成績:優勝(1984、2000) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・1位 監督:ディディエ・デシャン <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFエンゴロ・カンテ(アル・イテハド) 1991年3月29日(33歳) サプライズ招集で2年ぶりの復帰。前回大会は屈辱のベスト16敗退となったが、今大会ではポルトガルやイングランド、開催国ドイツと共に優勝候補の一角を担うレ・ブルー。指揮官の保守的なメンバー選考もあってほぼ予想通りのメンバー構成となったが、唯一のサプライズが2年ぶりの招集となったベテランMFの復帰だ。 チェルシー晩年の負傷癖や競争力が落ちるサウジアラビア移籍、カマヴィンガ、チュアメニ、フォファナ、ザイール=エメリら有望な若手の台頭もあり、事実上の代表引退と見られていた33歳だが、シーズンを通してほぼフル稼働となったアル・イテハドでのプレーが評価され、この大舞台で声がかかった。 今大会直前の2つのテストマッチでは上々のパフォーマンスを披露し、回復途上のチュアメニの状態、ブレない指揮官の選手起用を鑑みれば、ベテランMFがグリーズマン、ラビオ、カマヴィンガらと共に中盤で重要な役割を果たす可能性は十二分にあるはずだ。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月17日(月) 《28:00》 【D】オーストリア代表 vs フランス代表 ▽6月21日(金) 《28:00》 【D】オランダ代表 vs フランス代表 ▽6月25日(火) 《25:00》 【D】フランス代表 vs ポーランド代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ブライス・サンバ(RCランス) 16.マイク・メニャン(ミラン/イタリア) 23.アルフォンス・アレオラ(ウェストハム/イングランド) DF 2.バンジャマン・パヴァール(インテル/イタリア) 3.フェルラン・メンディ(レアル・マドリー/スペイン) 4.ダヨ・ウパメカノ(バイエルン/ドイツ) 5.ジュール・クンデ(バルセロナ/スペイン) 17.ウィリアム・サリバ(アーセナル/イングランド) 21.ジョナタン・クラウス(マルセイユ) 22.テオ・エルナンデス(ミラン/イタリア) 24.イブラヒマ・コナテ(リバプール/イングランド) MF 6.エドゥアルド・カマヴィンガ(レアル・マドリー/スペイン) 7.アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー/スペイン) 8.オーレリアン・チュアメニ(レアル・マドリー/スペイン) 13.エンゴロ・カンテ(アル・イテハド/サウジアラビア) 14.アドリアン・ラビオ(ユベントス/イタリア) 18.ウォーレン・ザイール=エメリ(パリ・サンジェルマン) 19.ユスフ・フォファナ(モナコ) FW 9.オリヴィエ・ジルー(ミラン/イタリア) 10.キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン) 11.ウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン) 12.ランダル・コロ・ムアニ(パリ・サンジェルマン) 15.マルクス・テュラム(インテル/イタリア) 20.キングスレー・コマン(バイエルン/ドイツ) 25.ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン) 2024.06.17 20:00 Mon
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鼻骨骨折のムバッペはオランダ戦出場へ! 特注フェイスガードも間に合い指揮官が起用示唆

鼻骨を骨折したフランス代表FWキリアン・ムバッペだが、オランダ代表戦に出場できる見込みとなった。フランス『RMC Sport』が伝えている。 ムバッペは17日に行われたユーロ2024グループD第1節でオーストリア代表戦に先発出場。決勝点となるオウンゴールを誘発する活躍を見せたが、試合終盤にヘディングシュートを狙ったところ、相手DFケビン・ダンソの肩と顔面が接触。鼻から激しく流血し、一度はピッチに戻ったが、最終的にFWオリヴィエ・ジルーとの交代でピッチを後にした。 試合後すぐに病院へと向かい検査を受けた中、鼻骨骨折と診断されたものの、大会期間中に手術を受けないこととなった。 ムバッペはフェイスガードを作って戦い続けることを選択したが、骨が安定するには2週間程度かかるとのこと。そのため、グループステージ残り2試合を欠場する可能性も報じられた。 そういった中、21日に行われるグループD第2節のオランダ代表戦の前日会見に出席したディディエ・デシャン監督はエースの状態に言及。 「昨日はすべて順調に進んでいた。彼は今晩のように外出して活動することができ、明日も出場できるように順調に進んでいる」と、チームメイトと共にトレーニングをこなした同選手がオランダ戦でプレー可能であると主張した。 また、コンディションと同様に懸念材料となっていた負傷箇所を保護するフェイスガードに関しては、メディカルスタッフと関係各所の懸命な努力によって何とか間に合い、ムバッペはトリコロールの特注フェイスガードを着用し、重要な一戦に臨むことになった。 2024.06.21 06:30 Fri
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ジルーがフランス代表引退を表明…歴代最多の57ゴールを記録

昨季限りでミランを退団したFWオリヴィエ・ジルー(37)がフランス代表からの引退を発表した。 ユーロ2024をベスト4で終えた37歳FWは15日、自身の公式インスタグラムを通じて代表引退を表明した。 「あれは2018年7月15日だった。ワールドカップを制覇してから6年後の今日、フランス代表に別れを告げる恐ろしい瞬間がやってきた」 「思い出が蘇る瞬間だ…。1998年7月12日、私は12歳だった。フランスがワールドカップを優勝の夜、いつか自分もワールドカップチャンピオンになると心に誓った。それから13年後の2011年11月11日、私の夢は実現した。青いジャージを着てフランスを代表できることをとても誇りに思う!」 「このチームに加わって、選手やスタッフと本当の家族のような関係を築けました。喜びも失望も、勝利も敗北も、笑いも涙も経験しながらも、常に団結し、お互いに支え合ってきた。私たちは、ディディエ・デシャン監督という一人の男に見守られながら、切っても切れない仲間になった」 「デシャン監督の信頼に感謝したい。浮き沈みはあったものの、143試合に出場して57ゴールを挙げ、私がレ・ブルーの歴代得点王になるのを助けてくれた。また、親切心とプロ意識によって私たちの安全と健康状態を保証してくれたすべての裏方たちにも感謝したい」 「フランス代表での私のキャリアは、常に順調だったわけではない。疑心暗鬼に陥り、批判に苦しむこともあったが、心の底では信じることを止めなかった。努力、謙虚さ、そして祈りによって、困難な時期を乗り越えることができた。また、妻と4人の素晴らしい子供たちの揺るぎないサポートのおかげで、私はいつも、そのたびにさらに強くなるために戦う強さを見出してきた」 「心から感謝しているファンのことも忘れられない。彼らに多くの幸せをもたらすことができたことを嬉しく思う。私の記憶には4つの日付が刻まれている。まず、2013年11月19日、ウクライナ代表を3-0で下したときの聖地での一戦だ」 「次にユーロ2016の決勝戦。決勝戦での敗北は、チームにとって忘れられない思い出のひとつとなった。フランス代表の最大の失望の1つとして語り継がれるであろう決勝戦での敗北にもかかわらず、私たちは大会を通して忘れがたい人間ドラマを経験した」 「そして2018年7月15日…最高の瞬間!私たちの生涯の目標だったあの瞬間だけは、忘れられない。私は今でも私たちがお互いの腕の中に倒れ込み、こう叫んだ瞬間を今でも覚えている!そう、私たちはやり遂げた。私たちは世界チャンピオンになったのだ!」 「最後に2022年ワールドカップ。決勝で敗れた大きな失望にもかかわらず、この大会は私のキャリアで最も強烈な思い出のひとつとなった。私は3ゴールを挙げてティエリ・アンリの記録を塗り替えた。さらにイングランド代表戦では4ゴール目を決め、準決勝進出を決めたんだ」 「今、私の人生の一ページが閉じようとしている…。私は新たな冒険へと飛び立つ。これからはレ・ブルーの一番のサポーターになる。13年間仕えたこのフランスの代表は、私の心に永遠に刻まれ続けるだろう。私の最大の誇りであり、最高の思い出だ」 2011年11月にに行われたアメリカ代表戦でフランス代表デビューを飾ると、以降はFWFアントワーヌ・グリーズマンらと共に長らく代表の主力に君臨。 2014年大会から3大会連続でワールドカップ本大会に出場。2012年大会から4大会連続でユーロ本大会にも出場。2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)優勝や2022年のカタールW敗準優勝、2016年のユーロ準優勝などに貢献した。 なお、通算137試合出場はウーゴ・ロリス(145試合)、リリアン・テュラム(142試合)に次ぐ歴代3位で、通算57ゴールは歴代最多得点記録となっている。 2024.07.16 07:00 Tue
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「安心した」ユーロ前にレアル移籍が決まったムバッペ、改めて移籍を語る「解放され、安堵し、誇りに思う」

レアル・マドリーへの移籍が決定したフランス代表FWキリアン・ムバッペが、改めて移籍について語った。フランス『レキップ』が伝えた。 3日、パリ・サンジェルマン(PSG)からの退団が決定していたムバッペのマドリー移籍が正式発表。2029年までの5年契約が結ばれることが発表された。 幼少期からの憧れのクラブへと移籍を果たしたムバッペ。憧れていたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドからも祝福を受けるなどした中、ユーロ2024に向けて準備しているフランス代表に合流した。 5日にルクセンブルク代表との試合を控えているフランス。試合前の記者会見に出席したムバッペは、冒頭に自ら切り出し、今回の移籍についてコメント。代表以外のことは話さないと牽制もした。 「この記者会見を始める前に、いくつか話したいことがある。僕はレアル・マドリーの選手になる予定だ。これは大きな喜びであり、夢だ」 「このクラブに来ることができ、僕は解放され、安堵し、とても誇りに思っている。とても興奮もしている」 「そして、とても謙虚な気持ちでここに到着した。複雑なことだったので、僕をサポートし、直接的、または間接的に貢献してくれたすべての人々に感謝したいと思う。注目すべきはフロレンティーノ・ペレス会長だ」 「今、僕には責任があり、キャプテンとしての役割に戻らなければならない。アンフェアかもしれないけど、代表に関すること以外の質問には答えるつもりはない」 それでも、ユーロの前に移籍の話がまとまったことについて問われ、「安心した」とコメント。意気込みを語った。 「とても安心した。それは僕の顔にすぐ出ていると思う。シーズンの終わりはかなりプレーする機会が減った。ただ、これはユーロに対する言い訳にはならない。僕たちは、監督やグループと共に、たくさんのフィジカル的なトレーニングを行った」 「僕の目標はユーロに向けて最高の状態になること。たとえ多くのプレッシャーがあったとしても、これは複雑な大会であり、おそらくワールドカップより難しい」 「僕たちは難しいグループに入った。そして、24年間優勝していない大会であり、僕たちの国にとってもとても大きなことだ。準備を整えて到着し、グループステージからパフォーマンスを発揮しなければいけない」 また、移籍が決まったことが影響することについては「幸せな人は、不幸な人よりもパフォーマンスが良い可能性が高くなる」とコメント。「僕たちにはやるべき仕事があり、笑ったからといってゴールを決められるわけではない」と語り、移籍が決まって幸せであっても、良い結果がついてくるわけではないとし、ユーロに集中していくとした。 2024.06.05 10:45 Wed

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