急遽先発のスポルティエッロが躍動、3位ユベントスと2位ミランは譲らずゴールレスドロー【セリエA】

2024.04.28 02:57 Sun
Getty Images
セリエA第34節、ユベントスvsミランが27日に行われ、0-0で引き分けた。
PR
前節カリアリ戦を辛くもドローとした3位ユベントス(勝ち点64)は、4日前に行われたコッパ・イタリアではラツィオに終始劣勢を強いられた中、1-2として1stレグのアドバンテージを生かし決勝に進出した。そのユベントスはヴラホビッチとユルドゥズが2トップを形成した。
一方、前節ミラノ・ダービーに敗れて眼前でインテルに優勝を決められた2位ミラン(勝ち点69)は退場したテオ・エルナンデスとカラブリアが、累積でトモリがそれぞれ出場停止となった。さらに守護神のメニャンがウォーミングアップ中のアクシデントで欠場となり、ディフェンスの主軸4枚を欠く中、ムサが右サイドバックでスタメンとなった。

立ち上がりからややユベントスが押し込む流れで推移すると8分、ヴラホビッチがGK強襲のシュートを浴びせた。さらに22分、ボックス右からカンビアーゾがシュートに持ち込むも枠を捉えきれない。

前半半ば以降も互いに隙を見せない展開が続いた中、追加タイム2分にユベントスに決定機。ボックス手前左で得たFKをヴラホビッチが直接狙うと鋭いシュートが枠を捉えたが、GKスポルティエッロの好守に阻まれゴールレスで前半を終えた。
迎えた後半、開始5分にもユベントスに先制のチャンス。コスティッチがボックス左で前を向きGK強襲のシュートを浴びせ、ルーズボールに反応したダニーロが詰めたが、GKスポルティエッロのファインセーブに阻まれた。

その後は互角の攻防が続いた中、ミランは66分、ロフタス=チークが際どいミドルを浴びせると、ユベントスは73分、キエーザの左クロスからミリクのヘディングシュートが枠を捉えたが、ここもGKスポルティエッロの好守に阻まれた。

終盤の86分、押し込むユベントスに好機。マッケニーのヘディングシュートを再三好守を見せてきたGKスポルティエッロがファンブル。ルーズボールをラビオがプッシュしたが、チャウのブロックに阻まれた。

直後のCKでミリクのヘディングシュートがわずかに枠を外れた中、ユベントスがゴールに迫り続けたものの得点は生まれずタイムアップ。勝ち点1を分け合っている。

PR
関連ニュース

ユベントスの売却候補…コスティッチやミリクら市場に投下か

夏が近づくにつれ、ユベントスの売却候補が鮮明になってきたようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 セリエA第35節を終え、来季のチャンピオンズリーグ(CL)復帰が濃厚となる3位も、どうしても停滞感が拭えぬユベントス。2月初旬にインテルとの首位攻防戦を落として以降、リーグ戦の連勝が1度もない。 クラブの財政状況を考えれば、CL権を確保するだけでも御の字といったところだが、今季ここまでパフォーマンスが振るわない選手らの売却によって、資金を増やしたい思惑も。 ここ最近、恩師オリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスから関心が寄せられるセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)。加入から一貫して左サイドの1番手に君臨も、売りに出されているのは間違いないという。 ゴールに直結した貢献が乏しいフォワード2枚も市場へ投下。ポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリク(30)と、イタリア代表FWモイゼ・ケアン(24)だ。 ミリクはレンタル加入の昨季こそ序盤戦で絶大なインパクトも、その後はゴール数が伸びず。公式戦41試合9得点の1年を終えて完全移籍に切り替わると、今季は途中出場メインで32試合7得点…クリスティアーノ・ジュントリSDの一任で売却したいようだが、選手側がそれを望まず、買い手が付くかも微妙とされる。 ケアンについては安売りも辞さず。今季公式戦19試合出場でノーゴールノーアシストの現役イタリア代表について、1000万ユーロ(約16億8000万円)での売却も視野に。こちらはセビージャおよびスタッド・レンヌと水面下で協議しているようで、放出の可能性は低くないものとみられている。 2024.05.11 18:30 Sat

今季17ゴールのヴラホビッチがユベントスとの新契約を希望、高額年俸の扱いが焦点に?

セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ(24)は、ユベントスとの新契約に前向きなようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 ヴラホビッチは2022年1月に、フィオレンティーナから4年半契約でユベントスに加入。今シーズンはセリエAで30試合16ゴール3アシスト、コッパ・イタリアで4試合1ゴールの成績を残しており、リーグ得点ランキングでは2位につけている。 当然、チームにとって欠かせない選手であるはずのヴラホビッチだが、その契約内容がクラブにとっては頭痛の種に。ヴラホビッチの年俸は2024-25シーズンから引き上げられる条項が契約に存在しており、来季から年俸1200万ユーロ(約20億円)を受け取る予定となっている。 しかし、財政難に苦しむクラブにとってこの年俸は非常に厳しいものとなっており、それゆえ今夏にヴラホビッチ売却の可能性も取りざたされていた。 そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ヴラホビッチはユベントスとの新契約に乗り気とのこと。クラブも契約期間延長によって年俸負担を分散させたいと考えており、現在のところ両者の思惑は一致しているようだ。 ユベントスとしては年俸問題さえ解決されれば、大きな戦力であるヴラホビッチを売却する理由はなし。このまま交渉が順調に進んでいけば、今夏によほど巨大なオファーが届かない限り、引き続きユベントスでプレーすることが予想される。 2024.05.09 11:55 Thu

今冬ユベントス加入も出番なし…ジャロは今夏にレンタル移籍の可能性

ユベントスのポルトガル代表DFチアゴ・ジャロ(23)は、今夏の移籍市場でレンタルされる可能性があるようだ。 ジャロはスポルティングCPやミランの下部組織を経て、2019年夏にリーグ・アンのリールへ移籍。公式戦通算102試合出場の右利きセンターバックにはユベントスが関心を示し、今年1月に総額510万ユーロ(約8億2000万円)の移籍金で完全移籍が発表された。 しかし、ジャロは元々昨年3月に前十字じん帯断裂の重傷を負った影響で、今シーズン出場がなかったこともあり、ユベントス加入後もポジションを掴めておらず。加入から3カ月以上が経った現在も出場はなく、セリエAで13試合ベンチ入りするにとどまっている。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ユベントスは今夏の移籍市場でジャロをレンタルに出す選択肢も除外していないとのこと。クラブはレンタル先で試合勘を取り戻してもらうプランも持っているようだ。 一方で、ジャロの起用に消極的だったマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、今シーズン限りでの退任が濃厚に。これによって序列に変化が生じる可能性もあるが、果たして。 2024.05.08 12:45 Wed

人気銘柄グズムンドソン、希望はイタリアでのキャリア続行?「この国、このリーグが大好き」

ジェノアのアイスランド代表MFアルベルト・グズムンドソン(26)は、セリエAでのキャリア続行を望んでいるようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 グズムンドソンは2021-22シーズン途中に、AZからジェノアへ加入。セリエBでの昨季を経て、今季は公式戦34試合で16ゴール4アシストと優れたパフォーマンスを披露しており、チームを牽引する存在になっている。 当然、そんなグズムンドソンをビッグクラブは放っておかず。インテル、ナポリ、ユベントス、トッテナムなどが関心を示しており、ジェノアも2027年夏まで契約を残す同選手の売却を除外していないことから、夏の去就が注目されている。 そんな中で、アメリカ『CBSスポーツ』のインタビューに応じたグズムンドソンは、セリエAでプレーを続けたいと断言。イタリアでの生活を愛しており、これが続くことを願うと語っている。 「僕は子供の頃、プレミアリーグでのプレーを夢見ていた。でも、イタリアに来てからは少し変わったんだ。僕はこの国、このリーグが大好きになった。そしてフットボールやこの人生も愛している」 「正直に言うと、イタリアから出ていく気はない。ここでは本当に快適だから、もし僕がこの国やこのクラブを離れなければならないとしたら、それは何か良いことが理由でなければならない」 2024.05.08 11:10 Wed

ユベントスの主将ダニーロがハムストリングを負傷…コッパ・イタリア決勝は欠場か

ユベントスは6日、ブラジル代表DFダニーロが負傷したことを発表した。 ダニーロは5日に行われたセリエA第35節のローマ戦にフル出場したが、この試合で左足を負傷。その後の検査で左足ハムストリングに軽度の損傷が見つかったとのことだ。 クラブから詳細な離脱期間は明かされていないが、イタリア『スカイ』は12日の次節サレルニターナ戦は欠場が確実で、15日に行われるコッパ・イタリア決勝のアタランタ戦での復帰を目指しているが、間に合うかは不透明だという。 ユベントスのキャプテンを担うダニーロは、今季2度の負傷離脱に見舞われたが、ここまで公式戦31試合に出場し、手堅く勝ち点3を積み上げるチームをまとめ上げてきた。 2024.05.07 07:30 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly