マルセイユがPK戦の末にベンフィカを撃破!7季ぶりのベスト4進出【EL】

2024.04.19 07:07 Fri
Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグのマルセイユvsベンフィカが18日に行われ、1-0でマルセイユが勝利。2戦合計スコア2-2で並んだ中、PK戦を4-2で制したマルセイユが準決勝進出を決めた。
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先週行われた1stレグで敗れたマルセイユが、ホームにベンフィカを迎えた2ndレグ。
2戦合計スコアで1点ビハインドを背負うマルセイユが、立ち上がりからハイプレスをかけると、24分にディ・マリアのパスミスを敵陣でカットしたオーバメヤンにチャンスが訪れたが、ボックス外から放ったがミドルシュートは枠に上に外れた。

ゴールレスで迎えた後半、マルセイユはムベンバを下げてムリージョを投入。すると60分、ムンバグナの横パスをペナルティアーク内で受けたアリが左足で狙ったが、これはGKトルビンの好セーブ防がれる。

対するベンフィカは75分、ジョアン・ネヴェスの浮き球のパスをボックス右のバーが右足で折り返すと、中央のジョアン・マリオが落としたボールをラファ・シウバがシュート。さらにGKが弾いたボールをディ・マリアが詰めたが、これもGKパウ・ロペスの好セーブに阻まれた。
1点が遠いマルセイユは、直後にエンディアイエを下げてホアキン・コレアを投入。すると79分、ヴェレトゥのスルーパスで左サイドを抜け出したオーバメヤンのクロスをゴール前に走り込んだムンバグナがヘディングで流し込み、マルセイユが2戦合計スコアで追いついた。

結局、試合は2戦合計スコア2-2のまま延長戦に突入。延長戦でも決着が付かずに迎えたPK戦では、4人全員が成功したマルセイユに対し、ベンフィカは1人目のディ・マリアと4人目のアントニオ・シウバが失敗。この結果、マルセイユが7シーズンぶりのベスト4進出を決めた。

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