「良い意味で想定内」プロデビューを含む若手のパフォーマンスに手応えの名古屋・長谷川健太監督、2ゴールのパトリックには「信頼を勝ち得ていくと思う」

2024.04.18 00:10 Thu
大宮との2回戦に勝利した名古屋・長谷川健太監督
©超ワールドサッカー
大宮との2回戦に勝利した名古屋・長谷川健太監督
名古屋グランパス長谷川健太監督が、YBCルヴァンカップの大宮アルディージャ戦を振り返った。
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16日、ルヴァンカップ2回戦で名古屋は大宮とアウェイで対戦した。今シーズンからJ1、J2、J3の全60クラブがトーナメント方式で戦うレギュレーションに変更されたルヴァンカップ。J3で無敗の首位に立つ大宮との一戦に臨んだ名古屋は、ターンオーバーして若手を起用した。
試合はなかなかゴールが奪えない中、前半終了直前にパトリックがCKからヘディングでゴールを奪い先制。後半はリードした中で54分にパトリックが大宮GK加藤有輝へプレスをかけると倒されPKを獲得。しっかりと決めてリードを広げ、0-2で勝利し3回戦に駒を進めた。

試合後、記者会見に出席した長谷川監督は、起用した若手について言及。リーグ戦に繋がる選手もいると手応えを語った。
「今日初めて合わせたメンバーでしたが、若い選手がしっかりとプレーしてくれて、まず2回戦を突破できたことはチームにとっても非常に大きな結果だと思っています」

「リーグ戦に絡んでいけそうな非常に活きのいい選手も何人かいたので、スケジュールもタイトですが状況を見ながら混ぜていきたいと思います。J3で好調な大宮に勝てたことは非常に良かったと思っています」

GKピサノアレクサンドレ幸冬堀尾はデビュー戦。その他、大卒ルーキーのMF榊原杏太もプロデビューを果たすなどしていた。

若手については「良い意味で想定内のプレーをしてくれたと思っています」と語り、「もしかしたらゲームに入れない選手も出てくるかもしれないと思っていましたが、みんなしっかりとゲームに入って、それぞれの持ち味を出してくれたと思います」と、初出場となった選手でもしっかりとプレーできていたと振り返った。

また「ピサノ(アレクサンドレ幸冬堀尾)も初めての公式戦とは思えないぐらい落ち着いてプレーしてくれましたし、榊原(杏太)も非常に彼の良さを出してくれたと思います」とデビューとなった2人についても言及。ただ「今後は、3点目を取れるチャンスが多々あったと思うので、ああいうところで決めきれる選手にそれぞれがなってもらいたいなと思っています」と、チャンスをものにできる力をつけて欲しいと期待を寄せた。

また、2ゴールのパトリックを含め、経験ある選手もしっかりとチームを支えた。「椎橋(慧也)には試合前に色々と話しました。内田(宅哉)も昨シーズン何試合かボランチとしてプレーしていたこともあり、彼ら2人が若い選手を引っ張ってくれたと思っています」と語り、「終盤に入った稲垣祥と三國(ケネディエブス)もしっかりと締めてくれたと思います。彼らの存在があってこその勝利だったと思います」と、支えがあってこその勝利だったとした。

長谷川監督にとっては、ガンバ大阪時代から知るFWパトリックが移籍後初ゴールを含む2ゴールの活躍。リーグ戦ではなかなか長い時間プレーさせていないが「リーグ戦ではなかなか彼の能力を生かしきれていない試合がいくつかありましたが、今日結果を出してくれました。みんなもパトの特長をつかんでいくと思いますし、信頼を勝ち得ていくと思います」とコメント。「ルヴァンカップでこういう形で結果を出してくれたことは、チームにとっても大きかったと思っています」と、数字を残せたことが信頼に繋がるだろうとした。



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名古屋グランパスは14日、2024シーズンのユニフォームを発表した。 14日に2024シーズンの新体制発表会を実施した名古屋。2023シーズンは上位を争っていた中、後半戦で大失速。17試合でわずか4勝に終わり、6位に終わっていた。 長谷川健太監督が続投する中、DF中谷進之介(→ガンバ大阪)、DF藤井陽也(→コルトレイク)、DF丸山祐市(→川崎フロンターレ)、DF森下龍矢(→レギア・ワルシャワ)、FW前田直輝(→浦和レッズ)と軸となる選手たちが多く退団。一方で、しっかりと補強を行い、退団選手以上の数を確保してチームを強化している。 新エンブレムにも変わる2024シーズン。「ミズノ」がサプライヤーを継続して務める中、ユニフォームのデザインは「新たなエンブレムを中心にグランパスファミリーの情熱が周囲を巻き込み、頂に力強く向かっていく風・上昇気流を生み出す様子を表現」したものとなった。 左胸にある新エンブレムを中心に、気流がうねるものに。クラブカラーの赤をベースに太さの違うオレンジのラインが気流を表している。 また、胸の中央には情熱の源泉となるグランパスのDNA「Never Give Up for the Win」を刻むことに。さらに、シャチの身体的な特徴をデザインに取り入れたオリジナルフォントのネーム&ナンバーを採用している。 FPの2ndやGKも同様のデザインとなり、2ndは白ベースにグレーのライン、GKはイエローにレッドのライン、ブルーにイエローのラインが入っている。 ファンは「これは良い!」、「新エンブレムとのフィット感が良い」、「良いデザインだな」、「この見せ方凄いわ」、「めっちゃ好きなデザイン」、「これはアリ中のアリ」、「カッコ良いデザインだ」、「めちゃくちゃ好み」、「チャントに乗せてデザインも合ってて最高」とコメントを寄せている。 <span class="paragraph-title">【動画&写真】名古屋の新ユニフォームは“上昇気流”! チャントの歌詞に合わせたデザイン発表が話題に!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="1ruhZjcF68c";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C2E4MLJvtrQ/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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3戦ぶり白星もたらす殊勲の3戦連発…名古屋FWパトリック「チャンスを自分のモノにするという気持ちで臨めているからこその結果」

絶好調の名古屋の主砲がチームに3試合ぶりの白星をもたらした。 名古屋グランパスは11日、豊田スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第26節の東京ヴェルディ戦を1-0で勝利した。 前節、MF内田宅哉の後半立ち上がりの一発退場もあって京都サンガF.Cに2-0から試合を引っくり返される、厳しい2-3の逆転負けを喫した13位の名古屋。約1カ月ぶりのホームゲームでは満員御礼の4万498人のファン・サポーターを集めたなか、勝ち点3差で10位に位置する東京Vと対戦した。 互いにロングボールを使ってセーフティーな入りを見せたなか、前半立ち上がりに決定的な仕事を果たしたのが、直近2試合連続を含む3ゴールを挙げていたFWパトリック。 開始7分、右サイドで押し込んだ流れからボックス手前中央で浮いたMF菊地泰智が左足の正確なクロスを差し込むと、オフサイドぎりぎりでゴール前に飛び出した名古屋の背番号10は絶妙な胸トラップから右足のシュートをゴール左に流し込み、3試合連続ゴールとした。 以降は相手にボールを握られる時間が長く、なかなかカウンターで引っくり返す形に持ち込めなかったが、チーム一丸となった守備で虎の子の1点を守り切って3試合ぶりの白星を奪取。順位を1つ挙げて12位に浮上した。 チームを勝利に導く殊勲の決勝点を挙げたパトリックは、苦しみながらも勝ち切った一戦をこう振り返る。 「前半はすごくいいスタートが切れたと思いますし、早い段階でゴールを決めることができました。前半からかなりプレッシャーをかけようと思ってプレッシャーをかけていました。今日はすごく暑かったですし、後半は少しインテンシティが落ちたのかなと思います。後半は多少苦労した部分がありましたが、1-0という状況を最後まで保つことができました」 サガン鳥栖からの新加入でこれがデビュー戦となった菊地のお膳立てから決めた決勝点については、「あの場面ではターンしてシュートを打つために(胸で)コントロールしてうまく打てました」と狙い通りの形から決められたと喜んだ。 酷暑の厳しいコンディションながら個人としては3試合連続ゴール。長谷川健太監督も「パトは今、非常にコンディションがいい」と好調を認めるなか、パトリックはここ最近の自身のトップフォームについてコンディション以上にメンタル面の充実を要因に挙げている。 「一生懸命仕事をして、そういうチャンスが来たときに、チャンスを自分のモノにするんだという気持ちで臨めているからこその結果だと思っています」 この勝利をきっかけに上位浮上を狙う名古屋は次節、直近4連勝で3位に浮上したサンフレッチェ広島という難敵とのホームゲームに臨む。 前回対戦ではパトリックの恩返しゴールを含め、3-2で打ち勝って相手のリーグ戦無敗記録を「17」でストップ。臆せず上位相手に臨めるはずだ。 その古巣対戦に向けては「順位的にも相手は上の方にいますし、難しい試合になると思う」とタフな試合を予想するが、彼らのホームでの前回対戦では勝利することができましたし、どんなチームであるかも僕らは把握しています。1週間通して練習していい形で広島戦に臨める」と、3カ月ぶりとなるリーグ連勝へ意気込んだ。 2024.08.12 07:30 Mon

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名古屋が新潟に3-0快勝 “35歳の韋駄天”永井謙佑の裏抜け爆走弾、菊地泰智のプロ初ゴールが炸裂【明治安田J1第29節】

18日、明治安田J1リーグ第29節の名古屋グランパスvsアルビレックス新潟が豊田スタジアムで行われ、名古屋が3-0と快勝だ。 ルヴァン杯4強も長谷川健太体制に停滞感が隠せなくなってきた14位名古屋と、松橋力蔵体制で脂が乗ってきた10位新潟。前半戦で新潟に軍配が上がったなか、今回は名古屋の快勝だ。 15分に名古屋が先制点。ボールポゼッションを高めていたなか、左サイド深くで完全にフリーとなっていた森島司へパスが渡り、森島のクロスに野上結貴が頭から飛び込んだ。 早めにリードを作れたなか、31分には、最終ラインでのボールハントから素速く前進し、背後へ走った35歳永井謙佑が左足シュート。枠を突けずも名古屋らしい攻撃が発揮される。 直後の32分は、新潟の“繋ぐ”ゴールキックを徳元悠平がカットしてそのままボックス内へ。ラストパスを受けた森島はゴール正面でGKと一対一も、打ちきれずに追加点のチャンスを潰す。 今度は新潟。34分、目下好調の長倉幹樹が巧みな動きでパスを引き出し、ボックス内でGKとの勝負に。ただ、かわしきれず、その後のクロスも精度を欠き、決定機とはならず。 前半は終盤にかけて新潟がポゼッションを引き上げるも、名古屋をこじ開けるに至らず。41分にはショートコーナーから宮本英治がロングシュートも、枠を突けずに攻撃を終える。 すると44分、“35歳の韋駄天”が本領発揮。 名古屋はピッチ中央でのボールハントから永井が一発で裏抜け。オーストラリア代表DFトーマス・デンの猛追を一切苦にせず、最後はGKとの一対一を制して右足シュートを流し込んだ。 永井の流石としか言いようがない追加点でリードを広げた名古屋である。 後半に入ると55分、新潟はセンターバックのトーマス・デンがピッチに座り込んでしまい、途中交代に。39歳の千葉和彦が投入され、千葉は約4ヶ月ぶりのJ1リーグとなる。 72分、新潟は右サイドを剥がしの連続で崩し、ゴール正面の長倉へラストパスが。長倉はDFを背負った状態での巧みなターンでシュートまで持ち込むが、力なくGKの正面へ。 名古屋が78分に3点目。 速攻から右ワイドで菊地泰智が前を向き、カットインから左足を一閃…新潟DFは菊地との距離感を詰めきれず、ファーネットへ突き刺さるビューティフルゴールとなった。菊地は加入後初弾とともにプロ初ゴールである。 新潟は後半アディショナルタイムに差し掛かる90分、決死の攻撃からゴール前でシュート連発。波状攻撃となって名古屋に襲いかかるが、いずれも1点に結びつかず。 結局、名古屋が3-0勝利でリーグ戦2試合ぶりの勝ち点3に。ホーム3連戦の初戦で好発進だ。 敗れた新潟は7試合ぶりの黒星となった。 名古屋グランパス 3-0 アルビレックス新潟 【名古屋】 野上結貴(前15) 永井謙佑(前44) 菊地泰智(後33) <span class="paragraph-title">【動画】恐るべし35歳の韋駄天、永井謙佑</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>スピードで負けることはない<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B0%B8%E4%BA%95%E8%AC%99%E4%BD%91?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#永井謙佑</a> の素早いドリブルから最後は<br>右足でシュートを浮かして決めた!<br><br>明治安田J1第29節<br>名古屋×新潟<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E6%96%B0%E6%BD%9F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#名古屋新潟</a> <a href="https://t.co/rNWsIxx9kO">pic.twitter.com/rNWsIxx9kO</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1836358394267013577?ref_src=twsrc%5Etfw">September 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.18 21:04 Wed
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Jリーグクラブが続々とエンブレムのデザインを刷新!2023年に新エンブレムを発表した5クラブ

Jリーグの開幕から30周年を迎えた2023年。全60クラブのうち5クラブがエンブレムの変更を発表した。 エンブレムのデザインの変更は国内だけでなく海外でも行われており、ここ10年でみれば、マンチェスター・シティやユベントス、インテル、アトレティコ・マドリーといった強豪クラブも行ってきた。 近年のJリーグでは、2020年に清水エスパルス、2022年にガンバ大阪が変更していた中、2023年は一気に5つのチームがエンブレムの変更を発表。多くの反響を呼んだ各チームの新エンブレムのデザインをみていく。 <span class="paragraph-subtitle">◆名古屋グランパス</span> 2022年にクラブ創設30周年を迎えた名古屋。エンブレムの変更はクラブ30周年を見据えた2021年から議論を重ねていたという。 そうした中、2023年1月にエンブレムの変更を発表。「GRAMPUS SOCIO PROJECT」というプロジェクトを発足し、サポーターとともにエンブレムを製作してきた。 その上で、2023年12月についに新エンブレムが発表。小西工己代表取締役社長が「噛めば噛むほど味が出るエンブレム」と説明したエンブレムは、デザインを大きく変えつつも要素を踏襲したものとなった。 中央の新たなシャチのシンボルは、これまでのエンブレムの「NGE(Never Give Up)」とシャチの絵柄を合わせて描き、上昇気流を表現したその形状は世界の頂点を目指して挑戦し続けるという強い意志を込められている。 また、盾の上の部分は「Challange for the Top」の意志を、盾の下の部分はシャチの尾ビレをイメージしている。 ファンからも好評の声が多く集まったこの新エンブレムは2024シーズンから使用される。 <span class="paragraph-title">【画像】名古屋グランパスの新エンブレムやフラッグデザイン</span> <span data-other-div="page2"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C0qebVptB89/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C0qebVptB89/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C0qebVptB89/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">名古屋グランパス(@nagoyagrampus)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> <span class="paragraph-title">◆FC東京</span> <span data-other-div="page3"></span> 2023年に1998年のクラブ設立から25周年を迎えたFC東京は、「FC東京VISION2030」を策定。よりブランド力を高めていくために、クラブエンブレムのアップデートを検討していた。 2023年2月から、SOCIO会員へのアンケートなども行ってきた中、2023年7月に改めてアップデートすることを発表。そして、2023年10月に新エンブレムが発表された。 新エンブレムは「継承と革新」というテーマのもと、盾形の青い意匠をベースに白字で「FC TOKYO」と加え、3種類から成る赤のストライプで構成されている。 1本のラインは、ファン・サポーター、選手とクラブがともに力強く進むOne Teamに加え、「+1ゴール」のフットボールスタイルを象徴。右肩上がりの11本のラインは、勝利を目指し、決して挑戦を止めず、常に高みを目指し続ける選手たちの姿を表現。4本のラインは、クラブの土台となり、文化を作り上げる4つのバリュー、最前線・クリエイティビティ・多様性・可能性を表している。 <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">新クラブエンブレム発表について<br>本日、新しいクラブエンブレムを発表いたしました。<br><br>クラブは1998年の設立以来、ファン・サポーター、および、FC東京に関わるすべての方々に支えていただき、多くの歓喜や悔しいことなど喜怒哀楽を分かち合いながら、歩みを進めて参りました。<br><br>「継承と革新」… <a href="https://t.co/iy1poQIcZP">https://t.co/iy1poQIcZP</a> <a href="https://t.co/QckVPFCkKv">pic.twitter.com/QckVPFCkKv</a></p>&mdash; FC東京【公式】 #東京が熱狂 (@fctokyoofficial) <a href="https://twitter.com/fctokyoofficial/status/1718182487778865520?ref_src=twsrc%5Etfw">October 28, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">◆徳島ヴォルティス</span> <span data-other-div="page4"></span> 2024年にクラブ設立20周年を迎える徳島は、2023年6月にエンブレムのリニューアルを発表。ファン・サポーターからの意見も募ったうえで、2023年9月に新デザインを発表した。 新たなエンブレムは、これまでとは大きく異なるデザインになっており、横長から縦長のデザインへと変更。VORTISの“V”をベースに、力強い渦潮の形としなやかな阿波踊りの腕の動きをデザインし、徳島伝統の藍色で「吉野川の恵み」を、緑色で「眉山や徳島の豊かな自然」を表現している。 また、藍色、緑色、白色のラインを合わせると12本になり、フィールドの選手11人とファン・サポーターが一丸となり勝利を目指すという想いが込められている。 <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">NEW EMBLEM<a href="https://twitter.com/hashtag/vortis?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#vortis</a> <a href="https://t.co/Z9GVPFX0AA">https://t.co/Z9GVPFX0AA</a> <a href="https://t.co/PshqGO5eq7">pic.twitter.com/PshqGO5eq7</a></p>&mdash; 徳島ヴォルティス 公式 (@vortis_pr) <a href="https://twitter.com/vortis_pr/status/1700807658515906824?ref_src=twsrc%5Etfw">September 10, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">◆ザスパクサツ群馬</span> <span data-other-div="page5"></span> 2022年にクラブ創設20周年を迎えた群馬は、2023年1月にクラブプロパティのリブランディングを発表。正式名称こそ変わらないものの、「ザスパクサツ群馬」から「ザスパ群馬」へと呼称も変更することも発表された。 2023年6月に一度デザイン案を発表し、ファン・サポーターからの意見を募集した上で新たに発表されたロゴやフラッグは一新。さらにはクラブマスコットも追加された中、新エンブレムのデザインも大きく変わることに。 これまでの獅子舞デザインがなくなり、「KUSATSU」の文字も「GUNMA」へ変更。赤城山の裾野をエンブレムの上辺で表現し、温泉記号の波線と、上毛三山の頂を表現したシンボルマークが中央に配置しており、雷と温泉から無限に湧き上がるパワーを表現している。 2024シーズンの新ユニフォームについても、このシンボルマークを全面に配置しており、新エンブレムとの一体感が表現されている。 <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">2024シーズンより使用いたします新クラブプロパティについて、<br><br>エンブレム<br>ロゴ<br>マスコット<br><br>のデザインを皆さまからご意見を可能な限り反映し決定しました。<br>ご意見をお寄せ頂きました皆さま、ありがとうございました。<br>詳細は➡️<a href="https://t.co/GmOODUjaE3">https://t.co/GmOODUjaE3</a><a href="https://twitter.com/hashtag/thespa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#thespa</a> <a href="https://t.co/BRnAXII9XK">https://t.co/BRnAXII9XK</a> <a href="https://t.co/hri5hDwWYW">pic.twitter.com/hri5hDwWYW</a></p>&mdash; ザスパクサツ群馬 (@OfficialThespa) <a href="https://twitter.com/OfficialThespa/status/1686285638218493952?ref_src=twsrc%5Etfw">August 1, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">◆FC琉球</span> <span data-other-div="page6"></span>  2023年にクラブ創設20周年を迎えた琉球は、多様化・グローバル化していくクラブの象徴としてクラブ名称・エンブレムなど各種プロパティをアップデートすることを発表。新クラブ名称も「FC琉球OKINAWA」に変更するとしていた。 エンブレムやシンボルマーク、クラブロゴも全て変更となる中、エンブレムのデザインについても大きく変更することに。 既存エンブレムから「勝利を呼び込み離さない『対のシーサー』」、「かつて日本で唯一の王国があった琉球の誇りを示す『王冠』」、「戦う11人の集団を意味する『11本のライン』」、「クラブカラーの『ベンガラ×ゴールド』」を引き継いだが、大きな面積を占めるシーサーのデザインが大きく変わっていたこともあり、かなり印象を変えていた。 すると、琉球は発表からおよそ半月後に一部見直しを発表。エンブレムについては、現行デザインを新クラブプロパティにカラーリング統一した上で使用することになった。 その上で、2025シーズンに向けては、ファン・サポーターの皆様やステークホルダーの皆様とも対話を重ねながら、よりオープン化した形で新エンブレムの制作を含めたリブランディングプロジェクトを再始動するとしている。 <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">2024シーズン使用プロパティの一部見直し <br>及びリブランディングプロジェクト再始動について<a href="https://t.co/1CNhI7Uwub">https://t.co/1CNhI7Uwub</a><a href="https://twitter.com/hashtag/FC%E7%90%89%E7%90%83?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FC琉球</a> <a href="https://t.co/MMH0bUTxxz">pic.twitter.com/MMH0bUTxxz</a></p>&mdash; FC琉球 |] (@fcr_info) <a href="https://twitter.com/fcr_info/status/1722510317698294147?ref_src=twsrc%5Etfw">November 9, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.02 12:00 Tue
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ルヴァンカップのベスト4決定! 横浜FMと名古屋は2年連続、川崎Fは4年ぶり、新潟は9年ぶりのベスト4

8日、YBCルヴァンカップのプライムラウンド準々決勝第2戦の4試合が行われ、ベスト4が決定した。 今シーズンはJ1、J2、J3の全60クラブが参加した初めての大会。新たな大会方式で行われ、リーグ戦が廃止され、全てトーナメントでの戦いとなっている。 ベスト8に残ったチームでは、ヴァンフォーレ甲府が唯一のJ2チームとして勝ち上がっていた中、川崎フロンターレと対戦。1stレグを0-1で落としていた中、2ndレグは31分に孫大河のゴールで先制。このまま勝利し、延長戦に突入するかと思われたが、後半アディショナルタイム3分に遠野大弥が起死回生のゴールを決め、1-1のドロー。甲府はベスト8で敗退し、川崎Fが劇的な勝ち上がりを決めた。 その他、J1で降格圏で苦しむ北海道コンサドーレ札幌は横浜F・マリノスと対戦。1stレグで1-6と大敗を喫し、逆転突破はかなり難しい状況の中、開始14分でヤン・マテウスに先制を許す厳しい展開に。最低でも6点が必要な状況となった中、降格圏に沈むチームにそこまでの力はなく、菅大輝の2ゴールやジョルディ・サンチェスのゴールで意地を見せ3-1で勝利。しかし、2戦合計4-7で大敗に終わり、横浜FMがベスト4に進出した。 J1首位のサンフレッチェ広島は名古屋グランパスと対戦。広島は、リーグ戦に加え、ルヴァンカップ、天皇杯、そしてAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)と4大会でプレーする可能性もあった中、第1戦は1-0で勝利していた。 しかし、この第2戦は9分に古巣大戦となったパトリックにゴールを許して0-1で90分間が終了。延長に入り、102分に東俊希のゴールで勝ち越しに成功したが、112分にまさかのオウンゴールで失点。PK戦に入ると、名古屋のGKミッチェル・ランゲラックが圧巻のパフォーマンス。ゴンサロ・パシエンシアは枠を外したが、満田誠、松本泰志のシュートをセーブし、1-3で敗退。名古屋がベスト4に進出した。 もう1試合は、J1で快進撃を見せているFC町田ゼルビアとアルビレックス新潟の対戦。第1戦で新潟は0-5と圧倒した中、第2戦は2-0で町田が勝利。前半終盤に中島裕希、下田北斗が連続ゴールを決めて勢いづくかと思われが、2戦合計では到底及ばず、2-5で新潟が勝ち上がった。 川崎Fは4年ぶりのベスト4入り。横浜FMと名古屋は2年連続でのベスト4となり、新潟は9年ぶりのベスト4進出となった。 なお、準決勝のカードは名古屋vs横浜FM、川崎Fvs新潟となり、第1戦が10月9日(水)、第2戦が10月13日(日)となる。 ■プライムラウンド準決勝 試合日程 【第1戦】 ▽10/9(水) 《19:00》 横浜F・マリノス vs 名古屋グランパス [日産スタジアム] アルビレックス新潟 vs 川崎フロンターレ [デンカビッグスワンスタジアム] 【第2戦】 ▽10/13(日) 《15:00》 名古屋グランパス vs 横浜F・マリノス [豊田スタジアム] 川崎フロンターレ vs アルビレックス新潟 [Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu] <span class="paragraph-title">【動画】鬼気迫るランゲラックの連続セーブ!名古屋がPK戦を制する</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="51597ZT7g5k";var video_start = 202;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.09 12:10 Mon
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名古屋でJ1得点王の元ブラジル代表FWジョーが逮捕...先発予定の試合直前に警察が連行

名古屋グランパスなどで活躍した元ブラジル代表FWジョー(37)が逮捕された。 名古屋で2018年のJ1リーグ得点王に輝いたジョー。セレソンの一員として2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)にも出場した点取り屋で、昨年2月に現役引退も、今年1月にブラジル2部のアマゾナスでカムバックした。 そんなジョー、以前から何かとお騒がせな部分の説明はここでは省くが、ブラジル『グローボ』によると、6日夜、リーグ戦第3節ポンチ・プレッタ戦の直前に逮捕。容疑は養育費の未払いだという。 ジョーを含めたアマゾナス一向は、アウェイでのポンチ・プレッタ戦に向け、滞在していたホテルから試合会場へバスで移動。州警察はスタジアムでジョーの到着を待ち、警察署へ連行したとのことだ。 ジョーの弁護を州から任命された弁護士によると、ジョーには離婚した妻との間に8人の子どもがおり、うち6人は未成年。司法機密で多くは明かせないそうだが、養育費を支払えば、最短で7日にも釈放されるという。 なお、ジョーはポンチ・プレッタ戦で先発予定も、急遽いなくなったことで代役が先発。チームは0-3で敗れている。 2024.05.07 13:32 Tue

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