好調維持するスペインFWパラジュエロ、代表2度目のハットで今季35試合32得点「こんなに取れるとは」

2024.04.06 22:10 Sat
Getty Images
スペイン女子代表FWサルマ・パラジュエロ(バルセロナ)が、大勝したベルギー女子代表戦を振り返った。スペイン『マルカ』が伝えた。
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スペインは5日、女子欧州選手権(ユーロ)2025予選グループA2のグループステージ第1節でベルギーとアウェイで対戦し、7-0と圧勝。先発出場したパラジュエロは8分にCKのこぼれ球を蹴り込み、大量点の口火を切ると、30分、47分にもネットを揺らし、代表通算2度目のハットトリックを達成した。
62分でお役御免となった弱冠20歳FWは、「すべてにおいて素晴らしかった」と試合を振り返る。

「このチームは強いハングリー精神を持っています。裏では多くの努力をしていて、対戦相手や試合の瞬間に関わらず、メンタリティは常に同じ。ベルギー戦のチームはすごく良かったと思いますし、とても素晴らしかったです。多くのチャンスを生み出し、すべてにおいて素晴らしい仕事でした」

今季はクラブと代表を合わせ、35試合で32得点をマーク。「こんなにたくさん取れるとは予想していませんでした」と謙遜するが、「野心は持っているので、昨年よりも良い数字を出したいと思っていました。すべてがともてスムーズに進んでおり、非常に満足しています」との想いも明かす。
2022年のU-20女子ワールドカップ(W杯)で大ブレイクしたパラジュエロは、同年11月にスペイン代表デビュー。2023年の女子ワールドカップ(W杯)メンバーにも選出され、優勝したことで、U-17、U-20を含めた女子W杯全カテゴリーを制した史上初の選手となった。

代表での成績は21試合で12ゴール。パリ・オリンピックではなでしこジャパンとも同居するスペインの超新星の勢いは、まだまだ止まりそうにない。

「矢印が上向いていてとてもうれしい。ゴールを決め続けることができて、貢献できてうれしいです。今シーズンはとても楽しんでいます」



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