生え抜きDFパチェコの初ゴールでソシエダがリーグ戦3連勝!久保は前半途中に負傷交代…【ラ・リーガ】

2024.04.01 03:30 Mon
Getty Images
久保建英の所属するレアル・ソシエダは3月31日、ラ・リーガ第30節でアラベスと対戦し1-0で勝利した。久保は44分に負傷交代している。
PR
リーグ戦2連勝中の6位ソシエダ(勝ち点46)が、13位アラベス(勝ち点32)のホームに乗り込んだ一戦。日本代表から帰還した久保は[4-3-3]の右ウイングでスタメンとなった。
序盤の主導権争いを経て徐々にポゼッションを高めるソシエダは、29分に最初の決定機を創出する。右サイドのザハリャンが供給した斜めのパスでDFの裏に抜け出したオヤルサバルがGKとの一対一を迎えると、チップキックシュートでゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。

先制のチャンスを逃したソシエダは36分にピンチ。ビセンテのパスをボックス右手前で受けたルイス・リオハがペナルティアーク手前まで切り込み左足を振り抜くと、このシュートが右ポストを直撃した。

ハーフタイムにかけても拮抗した展開が続いたが、ソシエダにアクシデントが発生。41分、メリーノが頭で繋いだボールに反応した久保がスプリントした際に右ハムストリングを負傷。プレー続行不可能となり、44分にベッカーが緊急投入された。
ゴールレスで迎えた後半、ソシエダは59分にセットプレーから先制する。ザハリャンの右CKをニアに走り込んだパチェコがダイビングヘッドで合わせると、GKシベラの股下を抜いてゴールネットを揺らした。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。ソシエダは試合終了間際の93分にピンチ。レバシュの右CKから混戦が生まれたが、最後はDFパチェコがボールをクリアした。

結局、試合はそのまま1-0でソシエダが勝利。生え抜きDFパチェコの初ゴールでソシエダはリーグ戦3連勝を飾った。

PR
関連ニュース

【ラ・リーガ第34節プレビュー】2位の座懸けたジローナvsバルセロナ! CL控えるマドリーはカディス戦

先週末に行われた第34節ではアスレティック・ビルバオとの上位対決を制したアトレティコ・マドリーを始め、レアル・マドリー、バルセロナ、ジローナの上位4チームが順当に勝利。また、最下位のアルメリアが5節を残してのセグンダ降格が決定した。 5月最初に行われる第34節は、3位のジローナ(勝ち点71)と2位のバルセロナ(勝ち点73)による2位の座を懸けたカタルーニャ自治州ダービーに大きな注目が集まるところだ。 ジローナは前節、敵地でラス・パルマスと対戦。試合序盤に与えたPKを守護神ガッサニーガのビッグセーブで凌ぐと、前半半ばに獲得したPKはFWドフビクが止められるも、こぼれに詰めたDFダビド・ロペスのゴールで先制に成功。後半にはこの試合2度目のPKを今度はドフビクがきっちり決めて4試合連続ゴールを達成。その後、相手の反撃を凌ぎ切って2-0の勝利。リーグ連勝で今回の大一番を迎えることになった。4-2で快勝した前回対戦に比べ相手の状態は上がっており、ホームとはいえ簡単なゲームとはならないが、悲願のチャンピオンズリーグ(CL)出場と2位でのスーペル・コパ出場権獲得に向けてシーズンダブルを決めたい。 対するバルセロナは前節、ホームでバレンシアと対戦。チャビ監督の来季続投が決まった直後ということもあり、より注目が集まった名門対決は前半半ばにMFフェルミン・ロペスのゴールで先制するまでは良かったが、守護神テア・シュテーゲン、DFアラウホの軽率なプレーもあって逆転を許した。それでも相手守護神ママルダシュヴィリの退場で前半終了間際に数的優位を手にすると、後半に主砲レヴァンドフスキが圧巻の直接FKを含めトリプレーテを達成。4-2で競り勝ってクラシコ敗戦を払拭すると共に、今回のジローナ戦へ弾みを付けた。順位を考えれば敵地でドローでも問題はないが、前回対戦の屈辱を晴らす上でしっかりとリベンジを果たしたい。 週明けにバイエルンとのCL準決勝2ndレグを控える首位のレアル・マドリーは、ホームに降格圏の18位カディスを迎え撃つ。敵地で行われた1stレグはMFクロースの圧巻のアシストからFWヴィニシウスのゴールで先制し、前半は冷静にゲームをコントロール。だが、後半序盤に立ち位置を変えた相手に連続失点を喫し逆転を許した。それでも、FWロドリゴが獲得したPKをヴィニシウスが決め切り終盤に追いつくと、2-2のドローと悪くない結果で初戦を終えた。その運命の第2戦に万全の状態で臨むべく、今回のカディス戦はMFギュレルのゴールでウノセロ勝利を収めた前節レアル・ソシエダ戦と同じく大幅なターンオーバーが見込まれる。この試合では守護神クルトワの戦列復帰も期待されており、さらなるコンディション改善が求められるDFミリトンやギュレルと共にそのパフォーマンスに注目。優勝に向けて勝ち点を積み上げつつ、バイエルン戦へ弾みを付ける試合にしたい。 前節、アスレティックとのシックスポインターを制した4位のアトレティコは、これで勝ち点差を「6」に広げてCL出場権確保へ大きく前進。FWニコ・ウィリアムズに対する一部サポーターの人種差別虐待行為でホーム2試合のスタンド部分閉鎖という事件も起きてしまったが、堅い展開の中でツキも味方に3ゴールを重ねて勝ち切った点は評価に値する。ただ、今回の一戦は苦手のアウェイで、且つ残留に向けて勝ち点が必要な16位のマジョルカというタフな相手との対戦となるため、ある意味でアスレティック戦以上に難しい試合になりそうだ。堅守速攻を徹底してくる相手に対して、アタッキングサードでの崩しのアイデア、セットプレーを追求して勝ち切りたい。 そのアトレティコに敗れた5位のアスレティックは、難所コリセウムで10位のヘタフェとのタフな戦いでバウンスバックの白星を狙う。今季のアトレティコのアウェイ戦績を考えれば、まだまだ逆転の可能性は残されているだけに自分たちの戦いに集中したい。4試合未勝利が続くリーグ戦では全試合で失点し、複数得点を奪い切れていない部分で攻守両面での改善が求められる。 MF久保建英を擁する6位のレアル・ソシエダは、14位のラス・パルマス相手に4試合ぶりの白星を目指す。前節は主力温存のマドリー相手にイーブンの試合を見せながらも、味方のファウルで取り消された久保の幻の恩返しゴールを含め運や決定力の問題で勝ち切れず。また、この一戦に向けては主力MFスビメンディが左足大腿部の負傷によって欠場となり、中盤の構成力の部分で難しい試合を強いられそうだ。その中で引き続きスタメン起用が見込まれる久保にはチャンスメークと共にゴールという決定的な仕事を期待したい。 《ラ・リーガ第34節》 ▽5/3(金) 《28:00》 ヘタフェ vs アスレティック・ビルバオ ▽5/4(土) 《21:00》 レアル・ソシエダ vs ラス・パルマス 《23:15》 レアル・マドリー vs カディス 《25:30》 ジローナ vs バルセロナ 《28:00》 マジョルカ vs アトレティコ・マドリー ▽5/5(日) 《21:00》 オサスナ vs ベティス 《23:15》 セルタ vs ビジャレアル 《25:30》 バレンシア vs アラベス 《28:00》 ラージョ vs アルメリア セビージャ vs グラナダ 2024.05.03 19:00 Fri

ソシエダに痛手、スビメンディがトレーニング中に左大腿二頭筋を負傷

レアル・ソシエダは1日、スペイン代表MFマルティン・スビメンディの離脱を発表した。 クラブの発表によると、スビメンディは4月30日のトレーニング中に負傷したとのこと。左大腿二頭筋を負傷したという。 スビメンディは、理学療法による治療をスタート。リハビリをしながた、状態を見て復帰を目指していくという。 スビメンディはソシエダの下部組織育ちで2020年9月にファーストチーム昇格。チームの中心として中盤を支え、今シーズンはラ・リーガで31試合に出場し4ゴール1アシストを記録。チャンピオンズリーグ(CL)でも8試合に出場していた。 2024.05.01 20:30 Wed

鈴木唯人が5戦3ゴール4アシストで大暴れ、シティやリバプールなど12クラブが視察し今夏ステップアップか?

デンマークで躍動するU-23日本代表MF鈴木唯人(22)が今夏ビッグクラブに狙われることになるようだ。 鈴木は、2022-23シーズンはストラスブールに半年間レンタル移籍した中、今シーズンは清水エスパルスから完全移籍でブレンビーに加入した。 すると、デンマークで躍動。スーペルリーガのレギュラーシーズンでは16試合で5ゴール2アシストを記録したが、優勝を争うチャンピオンシップラウンドに入るとさらに凄みが増し、5試合で3ゴール4アシストとチームのタイトル争いで大きな貢献を見せている。 特に、優勝を争っているミッティラン戦(4/21)では2ゴールで勝利に貢献。28日のノアシェラン戦でもゴールを決め、チャンピオンシップラウンドでは5試合連続でゴールとアシストで得点に絡んでいる。 出色の活躍を見せている鈴木には多くの注目が集まっているとのこと。デンマーク『bold』によると、ミッティラン戦にはマンチェスター・シティ、リバプール、トッテナム、ナント、アヤックス、シュツットガルト、ウニオン・ベルリン、レアル・ソシエダ、ホッフェンハイム、ヘンク、ヴォルフスブルク、パルマと12クラブが視察に来ていたようだ。 また、あるクラブはフットボールディレクターが訪れていたとのこと。ブレンビーのフットボールディレクターを務めるカルステン・V・イェンセン氏はコメントした。 「彼らがどこからその情報を入手したのかはわからない。ただ、もちろん私はブレンビーを訪れるクラブを見てきたし、そこにいるクラブのいくつかは見覚えのあるものだ」 「しかし、それとは関係なく、鈴木は日常では見られない才能を持った熟練した選手だ」 「我々は彼を残留させたいと思っているが、この業界では絶対にないとは言えない。もちろん目標は、次に移籍する前にもう少し長くブレンビーに残ってもらうことだ。来シーズンもブレンビーでプレーしてもらいたい」 鈴木はブレンビーと2027年6月30日までの契約を結んでいる状況。市場価値も上昇しているが、自身もプレーしたU-23日本代表はパリ・オリンピック出場決定に王手をかけた状況。五輪本大会に出場し活躍したとなれば、さらに価値は向上し、より獲得レースは激しくなりそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】鈴木唯人がドリブル突破からの技ありゴールで2戦連発!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="da" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/BrondbyIF/status/1784874193932218769?ref_src=twsrc%5Etfw">April 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>。 2024.04.29 21:45 Mon

「CLだったら…」レアル戦を振り返った久保建英は不満、幻ゴールの判定や日程変更に苦言「クソみたいなことしかなかったファンを残念に思う」

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英がレアル・マドリー戦を振り返った。 26日、ラ・リーガ第33節でソシエダはレアル・マドリーと対戦。ホームにマドリーを迎えた一戦は久保にとっては古巣対決となり、先発出場を果たした。 試合はリーグ制覇を目指すマドリーをソシエダが押し込む展開に。それでも29分にアルダ・ギュレルのゴールでマドリーが先制する。 追う展開となったソシエダは32分にビッグチャンス。相手ボックス付近でアンデル・バレネチェアがボールを奪うと、こぼれ球を最後は久保が蹴り込み同点ゴール。しかし、オンフィールド・レビューの結果、バレネチェアのファウルが取られ、ゴールは取り消されることとなった。 その後はマドリーがペースを握るも、久保はスルーパスやドリブルの仕掛けでチャンスを演出。ゴールこそ生まれなかったが、チームの攻撃を牽引したものの、0-1のまま敗戦となった。 現地でも高く評価される久保のパフォーマンスとは裏腹に、このところホームで結果が出せないソシエダ。久保は試合後にスペイン『Movister +』のフラッシュインタビューで振り返った。 「残念な結果だ。勝利に値したと思う。こんな雨の中、日程の変更もあり、クソみたいなことしかなかったファンのことを思うと残念だ」 「ファンのサポートはとても近くで感じた」 この試合は、マドリーのチャンピオンズリーグの影響もあって日程が変更に。その結果悪天候に見舞われる事態となった。 チームはチャンスを作りながらもゴールが遠かったが、久保は相手よりも運がなかったと振り返る。 「わからない。でも僕はネットを揺らした。僕たちは2、3回の明確なチャンスがあった。正確性よりも、運がなかったと思う」 「彼らは1、2回、僕たちは6、7回はチャンスを作っていた」 「僕たちは支配して上回っていたけど、ここでのプレーのやり方を忘れてしまったようだった。大事なのは結果だ」 また、自身もネットを揺らしたが、直前のアンデル・バレネチェアのファウルが取られ取り消しに。ただ、この判定にも納得はいっていないようだ。 「バレネがボールを奪いに行って…ボールを失った選手は倒れていたということしか僕には言えない」 「チャンピオンズリーグではどうなるか分からないけど、笛を吹くとは思えない」 現在チームは6位。4位に入ることはかなりハードルが高く、ヨーロッパリーグ(EL)本戦出場の5位も厳しい状況に。下が迫ってきているだけに、次戦も続くホームゲームでしっかり結果を残したいとした。 「ホームで勝てるはずの試合を、今日のように落としている。だから苦しんでいるし、アウェイではよく戦えている。結果も出ている」 「ホームではファンのサポートがあるのに結果が出ない。勝利で応えたいと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英が古巣・レアル相手にゴールも幻に…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="q6HIXYYXKiw";var video_start = 203;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.27 12:42 Sat

「もっと何かを得るに値した」マドリー相手に惜敗…ソシエダ指揮官は「最終的にゴールが違いを生む」

レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、強豪相手の惜敗を悔やんだ。スペイン『マルカ』が伝えている。 26日、ホームでのラ・リーガ第33節でレアル・マドリーを迎えたソシエダは、ターンオーバーを敢行した相手を押し込みながらも29分に失点。直後にMF久保建英のゴールで同点に追いついたかに思われたが、VARでFWアンデル・バレネチェアのファウルがとられて取り消しに。その後もチャンスは作りながらも最後までゴールを奪えず、0-1で試合を終えた。 惜しくも敗れる形となったイマノル監督はチームのパフォーマンス自体には満足感を示しつつ、だからこそ結果を得られなかったことを悔やんでいる。 「ヨーロッパでもっとも調子の良いチーム相手に、我々が成し遂げたことを嬉しく思うし、誇らしくも思っている。この相手に対してこれほどの試合をできるチームはほとんどいないだろう」 「だが、それと同時に私は幸せというわけでもない。我々はこの試合でもっと何かを得るに値したと思うのだ。だから、この結果には怒りと苛立ちを残すことになる」 「これがフットボールだ。最終的には、ゴールが違いを生む。だが重要なのは、チームが良いフットボールをすることだ。チームは多くの面で上手くやっていたと思うし、守備もマドリーをしっかり抑えていた」 「私は楽観的だ。チームの仕事ぶりや、選手のプレーぶりを見ているし、今日のようなプレーをすれば勝利に近づき、負けはしないだろう。今のチームはとても生き生きしていると言える」 2024.04.27 11:25 Sat
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly