伊東純也がピンポイントクロスで先制点アシストもS・ランスはドローで4戦未勝利…中村敬斗は途中出場【リーグ・アン】

2024.02.19 03:03 Mon
Getty Images
リーグ・アン第22節、スタッド・ランスvsRCランスが18日にスタッド・オーギュスト・ドローヌで行われ、1-1のドローに終わった。なお、スタッド・ランスのMF伊東純也は88分までプレー、FW中村敬斗は71分からプレーした。
PR
前節、下位に沈むロリアン相手に痛恨の敗戦を喫した9位のスタッド・ランスは、6位のRCランスとのホームゲームで連敗ストップを狙った。この一戦では伊東が引き続き先発も、中村はベンチスタートとなった。
[3-4-3]のRCランスに対して、この日のスタッド・ランスは前節の[4-3-3]から伊東とディアキテを2トップに配した[3-5-2]の布陣でスタート。前から圧力をかけるアグレッシブな形で相手のビルドアップに制限をかけていく。
以降は決定機まで持ち込めないものの、ボール保持と強度の高い切り替えによって主導権を握り続けるランス。すると、前半終盤に日本代表が先制点を演出する。41分、自陣からの見事な繋ぎから相手陣内右サイドでムネツィからパスを受けた伊東が縦に運びながら中の状況を冷静に見極めてピンポイントのグラウンダークロスを供給。これに味方とのクロスの動きでニアに走り込んだディアキテがワンタッチで流し込んだ。

伊東の今季5アシスト目で先手を奪ったスタッド・ランスだったが、前半アディショナルタイムに一瞬の隙を突かれて右サイドのフランコフスキに絶妙なアーリークロスを入れられると、ゴール前でフリーのサイードに頭で叩き込まれた。

良いパフォーマンスを見せながらも1-1のイーブンで試合を折り返したホームチーム。後半も同様のアグレッシブな姿勢で入ったが、ハーフタイムで修正を施したRCランスに押し返されてやや劣勢の時間が続く。
後半半ばにかけて一進一退の攻防が続くなか、66分には伊東が中央の密集を抜く絶妙なスルーパスをディアキテに供給。これで完璧に背後へ抜け出したディアキテだったが、GKとの一対一で放ったシュートは枠の右に外れた。

その後、RCランスがビッグチャンスを逃すなど緊迫した攻防が続くと、70分付近で両ベンチが積極的に交代カードを切っていく。スタッド・ランスは71分にカドラ、ディアキテを下げて中村、リシャルドソンを同時投入した。

互いに選手交代は行ったものの、消耗戦色濃い展開となった後半終盤の攻防では伊東や中村もサイドからのクロスでチャンスを演出しようとするが、なかなかフィニッシュまで繋がらない。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、スタッド・ランスは連敗こそストップしたものの、これで4試合未勝利となった。

PR
関連ニュース

「だいぶ痩せた」「心配だな」スタッド・ランス公式がアップした伊東純也の最新の姿に心配の声…「めっちゃ細い気がする」

スタッド・ランスの日本代表MF伊東純也の最新の姿が話題を呼んでいる。 リーグ・アンで2年目のシーズンを戦っている伊東。リーグ・アンでは28試合で3ゴール6アシストを記録している。 ただ、今年1月に性加害問題が急浮上。これにより、参加していたアジアカップから離脱。その後は日本代表活動には参加できていない状況が続いている。 一方で、スタッド・ランスでは試合に出続けている状況だ。 シーズンも残りわずかになっている中、スタッド・ランスはウィル・スティル監督(31)の退任も決定。チームも浮上できない状況となっている。 10日には第33節でブレストと対戦するスタッド・ランスだが、公式X(旧ツイッター/@StadeDeReims)でチームのトレーニング様子をアップ。その中に伊東の姿もあった。 ジムでストレッチをする伊東は髪を切ったのか、どこかスッキリした風貌に。また、少し痩せた印象も受ける。 ファンは「公式様ありがとう!」、「ちょっと痩せた気がする」、「純也さんの供給ありがとうございます」、「めっちゃ細い気がする」、「だいぶ痩せた」、「相変わらず可愛い」、「心配だな」とコメントが寄せられている。 6月には日本代表戦が控えているが、日本代表復帰はあるのだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】スッキリした?痩せた?伊東純也の最新ショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="fr" dir="ltr"> <a href="https://t.co/pMnsjup4gq">pic.twitter.com/pMnsjup4gq</a></p>&mdash; Stade de Reims (@StadeDeReims) <a href="https://twitter.com/StadeDeReims/status/1788148356998472072?ref_src=twsrc%5Etfw">May 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.09 21:10 Thu

スタッド・ランスの31歳スティル監督が今季限りで退任へ クラブが公式発表

スタッド・ランスが2日、ウィル・スティル監督(31)の今シーズン限りでの退任を発表した。 日本代表MF伊東純也の1つ年上という31歳の青年指揮官、スティル監督。イギリス人の両親を持つベルギー人指揮官は、2022年10月にスタッド・ランスで指揮を執りはじめた。 就任当初はUEFAプロライセンスを保有していなかったため、試合ごとにクラブに2万5000ユーロ(約414万円)の罰金を払ってもらいながらの指揮という、特殊なプレッシャーを抱えての船出。それでも昨季途中にリーグ・アン新記録の19試合無敗を達成するなどし、欧州屈指の青年指揮官という称号を手に入れた。 契約は2025年6月まで残していたが、クラブは2日、午前中に開かれた面談の結果、今季限りでの退任で合意したと発表。スティル監督は「ユニークな機会を与えてくれた会長らに感謝している。ここは人生において特別な場所になり、今後もクラブのいちサポーターであり続ける」などと感謝を表明している。 28歳でプロレベルの監督業をスタートし、31歳にして欧州5大リーグの一角、リーグ・アンで指揮を執った、という履歴書を作れるスティル監督。両親の影響でウェストハムファンとして知られる青年指揮官だが、今後やいかに。 2024.05.02 21:47 Thu

「最高に美しい」、「やっぱりシュート上手い」中村敬斗が今季4点目! ヘッドで競り勝ったボールを自らボレー

スタッド・ランスの日本代表MF中村敬斗が圧巻のゴールを記録した。 28日、リーグ・アン第31節でスタッド・ランスはアウェイでクレルモンと対戦。中村、そして伊東純也が揃って先発出場している。 試合は30分にクレルモンが先制するも、32分に中村がゴールを決める。 ボックス手前でテディ・テウマのパスを受けたテレンス・クドゥがボックス内にクロス。ファーサイドで中村がヘディングで競り勝つと、相手DFにあたってこぼれたボールを右足でダイレクトシュート。叩きつけたシュートがネットを揺らし、スタッド・ランスが同点に追いついた。 これは今シーズンの中村にとってリーグ・アンで4点目。前々節のストラスブール戦以来2試合ぶりのゴールとなった。 ファンは「最高に美しい」、「やっぱりシュート上手い」、「今日は良い感じだ」とコメントが集まっている。 <span class="paragraph-title">【動画】中村敬斗が技ありボレーで今季4点目!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1784586991822160371?ref_src=twsrc%5Etfw">April 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.29 00:13 Mon

中村が今季4点目も10人のスタッド・ランスは最下位クレルモンに4失点の惨敗…【リーグ・アン】

スタッド・ランスは28日、リーグ・アン第31節でクレルモンと対戦し1-4で敗戦した。スタッド・ランスのMF伊東純也は75分までプレー、中村敬斗はフル出場している。 リーグ戦4試合勝利のない10位スタッド・ランス(勝ち点40)が、最下位に沈むクレルモン(勝ち点22)のホームに乗り込んだ一戦。スタッド・ランスは伊東と中村を左右のウイングに起用した[4-3-3]で試合に臨んだ。 立ち上がりから一進一退の展開が続く中、スタッド・ランスは13分にピンチ。左サイドを抜け出したボルジェスが供給したクロスのこぼれ球に反応したムハメド・チャムが左足でゴールに迫ったが、シュートはGKディウフが好セーブでゴールを死守した。 前半半ばを過ぎてもシュートまでボールを運ぶことができないスタッド・ランスは、29分に再びピンチ。右クロスに対応したアグバドゥが空振りすると、ワンバウンドしたボールを左手で触り、PKを献上。これをムハメド・チャムにゴール右に決められた。 失点を許したスタッド・ランスは、ファーストチャンスで同点に追いつく。33分、クドゥの右クロスをファーサイドの中村が頭で折り返すと、DFカウフリーズの背中に当たったボールに再び反応した中村が右足ボレーをゴール左に突き刺した。 さらにスタッド・ランスは40分、GKディウフのパントキックからカウンターを仕掛けると、DFの裏に抜け出した中村がボックス左からクロス。これを収めた伊東に決定機が訪れたが、シュートは相手GKの好セーブに防がれた。 迎えた後半、スタッド・ランスは開始早々の47分に決定機。右サイドでパスを受けた伊東のピンポイントクロスからゴール前でフリーのディアキテがヘディングシュートを放ったが、これはゴール右に外れた。 チャンスを逃したスタッド・ランスは53分にピンチ。右クロスの際にゴール前のポジション争いでクドゥがラシャニのシャツを引っ張って倒すと、主審はVARの末にこの試合2本目となるPKを宣告。これを再びムハメド・チャムがゴール右に沈め、勝ち越しに成功した。 66分に4枚替えを敢行したスタッド・ランスは、75分に伊東を下げてボジャンを投入。すると77分、自陣からのロングパスからカウンターを仕掛けようとしたヴァージニアスの腕を引っ張って止めたデ・スメットに対し、主審はレッドカードを提示。 数的不利となったスタッド・ランスは直後に失点する。79分、ゼファーヌのスローインからボックス右深くまで侵入したキエの折り返しをラシャニに流し込まれた。 さらに試合終了間際の90分にもラシャニにゴールネットを揺らされたスタッド・ランスは、そのまま1-4で敗戦。最下位相手に惨敗を喫したスタッド・ランスは5試合未勝利となっている。 <span class="paragraph-title">【動画】中村敬斗が技ありボレーで今季4点目!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1784586991822160371?ref_src=twsrc%5Etfw">April 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.29 00:05 Mon

伊東純也&中村敬斗先発のS・ランスはモンペリエに敗戦…日本人コンビは前半見せ場作るも4戦未勝利【リーグ・アン】

リーグ・アン第30節、スタッド・ランスvsモンペリエが21日にスタッド・オーギュスト・ドローヌで行われ、アウェイのモンペリエが1-2で勝利した。なお、ランスのMF伊東純也はフル出場、FW中村敬斗は57分までプレーした。 前節、伊東のアシストから中村が先制点を記録したものの、数的不利の影響でストラスブールに1-3の逆転負けを喫した8位のランス。4試合ぶりの白星を狙ったホームゲームでは13位のモンペリエと対戦した。この一戦で伊東と中村は[4-3-3]の左右のウイングでスタメンに名を連ねた。 互いに集中した入りを見せると、開始6分には伊東にいきなりの見せ場。右のハーフスペースで縦に運んだ伊東は一度右に流れる味方に預けて中央でクロスを右足ボレーで狙うが、これは枠を捉え切れない。この直後にはペナルティアーク付近で浮いた中村にもチャンスが訪れて右足を振り抜くが、DFにディフレクトしたシュートは枠の左に外れた。 前節同様に日本人コンビが良い入りを見せたが、決定機まで持ち込めずにいると、相手のセットプレーから先にゴールを奪われる。26分、右CKのショートコーナーからショタールが上げたクロスを、ゴール前で競り勝ったサニャンがヘディングシュート。これをGKディウフが見事な反応ではじき出したかに思われたが、ゴールライン・テクノロジーの結果、アウェイチームのゴールが支持された。 何とか前半のうちに追いつきたいランスは、ここから攻勢を強めていく。失点直後には中村がミドルシュートを狙うと、40分にはボックス左で見事な仕掛けを見せた中村が完璧なクロスを供給するが、ゴール前フリーのムネツィのヘディングシュートはGKルコントの好守に遭う。さらに、伊東らにも幾度かシュートチャンスが訪れたが、いずれも枠に飛ばせず。 1点ビハインドで試合を折り返したランスは後半も勢いを持って試合に入ったが、アタッキングサードで苦戦。逆に、相手のロングカウンターに手を焼く難しい戦いを強いられる。 これを受け、スティル監督は57分に中村とリシャルドソンを下げてテウマ、スタンブリを同時投入。この交代で攻撃が活性化されると、ムネツィの右ポスト直撃のヘディングシュートなど際どい場面を作り出す。 そして、66分には左CKの場面でテウマの左足アウトスウィングのクロスをアグバドゥがドンピシャのヘディングで右隅に流し込み、同点に追いついた。 1-1の振り出しに戻ってからは完全にホームチームのペースで進む。そして、幾度かボックス内で逆転ゴールに迫ったが、仕留め切れない。すると86分、虎視眈々とカウンターからの一発を狙っていたモンペリエにサヴァニエのスルーパスに抜け出したアル・ターマリにGKディウフの股間を抜くシュートを流し込まれて痛恨の勝ち越しゴールを許した。 何とか勝ち点1でも得ようと最終盤に猛攻を仕掛けたものの、相手にうまく時計を進められて1-2のスコアでタイムアップを迎えた。この結果、ホームで敗れたランスはリーグ4戦未勝利となった。 2024.04.22 00:00 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly