攻撃陣は多士済々、2年目のクラモフスキー体制は真価を発揮できるか【J1開幕直前ガイド|FC東京】

2024.02.14 19:00 Wed
©超ワールドサッカー
2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、FC東京を紹介していく。

【直近3シーズンの成績】
2023シーズン:11位(12勝7分け15敗)
2022シーズン:6位(14勝7分け13敗)
2021シーズン:9位(15勝8分け15敗)
【昨季チーム得点王】
ディエゴ・オリヴェイラ 15ゴール

【今季ノルマ】
上位

【編集部イチオシ】
MF松木玖生
昨季J1:22試合出場/1ゴール
◆不完全燃焼に終わった昨シーズン
アルベル監督の下で2年目を迎えた2023シーズン。タイトル争いを目標としながら開幕から成績が安定せず、6月にリーグ戦3連敗を喫して12位にまで沈み、アルベル監督解任の決断を下した。後任にピーター・クラモフスキー監督が就任してからも劇的な改善はなく、パフォーマンスも低調に。最終的にはリーグ11位、3シーズン無冠の結果に終わり、誰にとっても不満の残る1年となった。

◆即戦力を補強し攻撃陣は多士済々
思うような結果を残せなかった昨シーズンからの巻き返しを目指し、即戦力の補強に成功した。主だったところでは北海道コンサドーレ札幌から小柏剛、アルビレックス新潟から高宇洋、鹿島アントラーズから荒木遼太郎を獲得。さらに、ウニオン・ベルリンからは遠藤渓太が加わり、アタッカーの選択肢が豊富になったことは頼もしい。一方で、守備陣についてはユースからの昇格や大卒の加入など、最小限にとどまった。

◆クラモフスキー監督にとって勝負の年に
即戦力の補強に成功し、渡邊凌磨こそ去ったもののディエゴ・オリヴェイラ、松木玖生、小泉慶ら多くの主力は残留。上位を争える戦力は十分揃っているだけに、就任2シーズン目を迎えるクラモフスキー監督の手腕が問われることになるだろう。昨シーズンは途中就任の難しさもあり、最後まで説得力のあるサッカーは見せられず。前クラブのモンテディオ山形でも2シーズン目に成績を上げJ1参入プレーオフにチームを導いているだけに、指揮官がどのような采配を振るうかは注目だ。

◆新時代に向けた第一歩を踏み出せるか
ここ最近はタイトル争いに絡めず、もどかしい想いを抱くファンも少なくない。そんな中で、クラブは創設25周年を契機にエンブレムを一新。ここから新しい歴史を築いていく決意を新たにした。今シーズンは東京ヴェルディやFC町田ゼルビアの昇格により、にわかに首都が熱気を帯びているが、そんな中で長年J1を戦ってきた矜持を示し、ファンを熱狂させるサッカーが見せられるか、クラブの真価が問われる。

◆2024年冬移籍情報
【IN】
GK小林将天(18)←FC東京U-18/昇格
GK波多野豪(25)←V・ファーレン長崎/期限付き移籍より復帰
DF岡哲平(22)←明治大学/新加入
DFペク・インファン(18)←チョナンジェイル高校(韓国)/新加入
DF東廉太(19)←SC相模原/期限付き移籍より復帰
MF高宇洋(25)←アルビレックス新潟/完全移籍
MF安斎颯馬(21)←早稲田大学/新加入
MF荒木遼太郎(22)←鹿島アントラーズ/期限付き移籍
MF遠藤渓太(26)←ウニオン・ベルリン(ドイツ)/期限付き移籍
MF安田虎士朗(20)←栃木SC/期限付き移籍より復帰
MF品田愛斗(24)←ヴァンフォーレ甲府/期限付き移籍より復帰
MF原川力(30)←セレッソ大阪/完全移籍移行
FW小柏剛(25)←北海道コンサドーレ札幌/完全移籍
FW野澤零温(20)←松本山雅FC/期限付き移籍より復帰

【OUT】
GKヤクブ・スウォビィク(32)→コンヤスポル(トルコ)/完全移籍
DF木村誠二(22)→サガン鳥栖/期限付き移籍
DFペク・インファン(18)→ツエーゲン金沢/期限付き移籍
DF大森理生(21)→いわきFC/期限付き移籍
DF蓮川壮大(25)→清水エスパルス/期限付き移籍
DF岡庭愁人(24)→ジェフユナイテッド千葉/期限付き移籍
MF渡邊凌磨(27)→浦和レッズ/完全移籍
MF青木拓矢(34)→未定/契約満了
MF塚川孝輝(29)→京都サンガF.C./期限付き移籍
MFアルトゥール・シルバ(28)→大宮アルディージャ/完全移籍
MF西堂久俊(22)→鹿児島ユナイテッドFC/期限付き移籍
MF梶浦勇輝(20)→ツエーゲン金沢/育成型期限付き移籍延長
MF内田宅哉(25)→名古屋グランパス/完全移籍移行
FWアダイウトン(33)→ヴァンフォーレ甲府/完全移籍
FW熊田直紀(19)→ヘンク(ベルギー)/期限付き移籍
FWペロッチ(26)→シャペコエンセ(ブラジル)/期限付き移籍満了
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FC東京は4日、トップチームの移動時におけるファンサービスに関して、一律で対応しないことを発表した。 FC東京は、4月27日に行われたアウェイのアルビレックス新潟戦の移動時、サインや写真撮影を目的に選手に声を掛けたり、チームが集まったところに近付く人がいたとのこと。一般の利用者などへの迷惑となるため止めるように伝えている。 また、トレーニング場である小平グラウンドで選手と触れ合う機会が少ないことを理由とする人もいるものの、このような行為が続けば、ファン・サポーターとのふれあいそのものを見送る可能性もあるとし、行為者特定のための撮影も辞さないとした。 ーーーーー これまでもお願いをさせていただいておりますが、トップチームの安全でスムーズな遠征先への移動を目的とし、公共の場で周囲の方々に迷惑がかかることを避けるため、サインや写真撮影の対応は一律で行いません。 4月27日(土)開催のアルビレックス新潟戦における移動時に、サインや写真撮影を目的に選手に声を掛けたり、チームが集まったところに近付く方がこれまで以上に多く見受けられました。 ゴールデンウィーク期間は移動需要が非常に高まっており、通常の週末よりも多くの方々が公共交通機関を利用され、空港、駅、周辺施設は利用者が非常に多い状況です。 そのなかで移動中や待機中のチームにお声掛けされますと、一般の利用者のみなさまの人流を止めてしまい混雑を生じさせる要因にもなり、公共施設や利用者のみなさまに非常に迷惑が掛かります。絶対にお止めください。 小平グランドでのふれあい対応の機会が少ないことを理由に、移動中のこうした行為を正当化するようなご意見も見受けられますが、公共の場でのルールをお守りいただけることを前提に、選手のコンディション面を最優先に考えながらも、より多くの機会を作れるようにFC東京選手会と調整を継続しております。しかし、今後も移動中のルールをお守りいただけない状況が続きますと、ファン・サポーターのみなさまとのふれあいについて見送らせていただく可能性がございます。 今後、該当する行為を帯同スタッフが見掛けた際には、行為者の特定のための撮影をさせていただく場合がございます。さらに、警備の増強や移動手段の変更などを検討せざるを得なくなります。 あらためて、トップチームの移動中の声掛けは絶対にお止めください。また、周りの方がそのような行為をされている方をお止めいただくように、みなさまのご協力をお願いいたします。 みなさまのご理解とご協力を何卒よろしくお願いいたします ーーーーー 今シーズンは横浜F・マリノスやサンフレッチェ広島、ブラウブリッツ秋田などがすでに声明を発表。選手の移動時の駅や公共施設、宿泊施設などでの迷惑行為が散見され、ファンサービスの対応を一切しないことを発表していた。 2024.05.04 19:35 Sat

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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C6XJr2oMLZ_/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">小川諒也/Ryoya Ogawa(@ryoya_ogawa_6)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.04.30 10:40 Tue

「優勝するためにここに来ている」攻守に躍動の松木玖生の想い、21歳を迎え「人生で一番最高のプレゼント」

パリ・オリンピック出場を決めたU-23日本代表のMF松木玖生(FC東京)が、U-23イラク代表戦を振り返った。 29日、AFC U23アジアカップ準決勝で日本はイラクと対戦。この試合に勝てばパリ・オリンピックの切符を掴む大事な一戦となった。 8大会連続12度目のオリンピック出場を懸けて戦った日本。28分に細谷真大が2試合連続ゴールを決めると、42分には荒木遼太郎が追加点。後半は攻め込みながらも、しっかりとイラクに対応して2-0で勝利。見事にオリンピック出場を決めた。 試合後、フラッシュインタビューに応じた松木。試合に懸けた思いを語った。 「今日は自分を犠牲にして、チームのために献身的にやろうと試合前に決めていました。今日勝って、パリに行けることが決まったことでホッとしています」 チームへの献身性を大会通じて見えている松木。その松木は、日付が変わって30日が21歳のバースデー。パリ五輪行きが決まったが「人生で一番最高のプレゼントかなと思います」とコメント。「やっぱりチームメイトですね」と、この結果を報告したい相手を語った。 ただ、今大会はここで終わりではない。「自分たちは優勝するためにここに来ているので、最後の一戦で負けられないですし、日本に良いニュースを届けたいと思います」とコメント。トロフィーを持ち帰りたいとした。 決勝の相手は2大会連続ファイナリストのU-23ウズベキスタン代表。5月3日(金・祝)の24時30分キックオフ。NHKとDAZNで生中継される。 <span class="paragraph-title">【動画】細谷真大が巧みなトラップ&反転で流し込み先制!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="12BxyH07K4s";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】藤田譲瑠チマのダイレクトパスを荒木遼太郎が落ち着いて沈める!!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="sLN6xLyicEA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.30 06:50 Tue

「流し込むだけ」貴重な追加点を奪った荒木遼太郎、パリ五輪への思い「犠牲にしてでも日本のために戦う」

パリ・オリンピック出場を決めたU-23日本代表のMF荒木遼太郎(FC東京)が、U-23イラク代表戦を振り返った。 29日、AFC U23アジアカップ準決勝で日本はイラクと対戦。この試合に勝てばパリ・オリンピックの切符を掴む大事な一戦となった。 8大会連続12度目のオリンピック出場を懸けて戦った日本。28分に細谷真大が2試合連続ゴールを決めると、42分には荒木が追加点。後半は攻め込みながらも、しっかりとイラクに対応して2-0で勝利。見事にオリンピック出場を決めた。 試合後、フラッシュインタビューに応じた荒木。自身のゴールについては「チマ(藤田譲瑠チマ)から良いボールが来たので、冷静にGKを見ながら流し込むだけでした」とコメント。ダイレクトのパス交換からの見事なゴールを振り返った。 大事な一戦。試合に向けた意識については「自分を犠牲にしてでも、足を攣ってでも走って、日本のために戦いたいと思いました」とコメント。パリ・オリンピックへ行くために全てを捧げたという。 改めてパリ・オリンピック出場が決まった。「今までやってきたものが今日の試合で全て出て最高です」とコメント。積み上げてきたものが成果となって喜んでいた。 決勝の相手は2大会連続ファイナリストのU-23ウズベキスタン代表。5月3日(金・祝)の24時30分キックオフ。NHKとDAZNで生中継される。 <span class="paragraph-title">【動画】藤田譲瑠チマのダイレクトパスを荒木遼太郎が落ち着いて沈める!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="sLN6xLyicEA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.30 06:20 Tue
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