アーセナルが首位リバプール圧倒で今季2敗目与える! 優勝争いは混戦模様に【プレミアリーグ】

2024.02.05 03:35 Mon
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プレミアリーグ第23節、アーセナルvsリバプールが4日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが3-1で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋、リバプールのMF遠藤航は共にアジアカップ招集の影響で欠場となった。
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3位のアーセナル(勝ち点46)は前節、ノッティンガム・フォレストとのアウェイゲームをガブリエウ・ジェズスの1ゴール1アシストの活躍によって2-1の勝利。リーグ2連勝を飾った。昨シーズン同様に、現時点での優勝候補筆頭相手に真のタイトルコンテンダーであることを証明すべく臨んだ一戦では前節から先発2人を変更。ヒザの問題で欠場のジェズスに代わってハヴァーツ、スミス・ロウに代わってジョルジーニョが起用された。
対する首位のリバプール(勝ち点51)は前節、90分の戦いでは公式戦7戦連続ドローだったチェルシー相手に4-1の完勝。リーグ4連勝を達成し首位を堅持した。3月初旬にマンチェスター・シティとの大一番を控えるなか、ロンドン勢とのタフな連戦2戦目に向けては前節から先発3人を変更。試合前日に父親の逝去の訃報が届いたブラッドリー、負傷のソボスライがメンバー外となり、アレクサンダー=アーノルド、グラフェンベルフが起用されたほか、軽傷を抱えてベンチスタートのヌニェス代役にガクポが入った。

立ち上がりから勢いを持って試合に入ったアーセナルは、連動性の高い強度の高い守備からリズムを作っていく。11分にはクロスをキャッチしたGKラヤの見事なロングスローから左サイドのマルティネッリが快足を飛ばしてボックス内に侵入し、ゴール前のサカに決定的なボールが供給される。だが、ここは相手DFに寄せられた影響もあって枠の右に外してしまう。

13分にはリバプールもマク・アリスターの絶妙な縦パスに反応したガクポがボックス付近に運んで際どいファーストシュートを記録したが、この直後にアーセナルが先制点を奪い切る。
14分、ビルドアップの流れからハーフウェイライン付近でジンチェンコのパスを内側で受けたウーデゴールが、絶妙なワンタッチパスを背後を狙うハヴァーツに通す。そのままボックス内に持ち込んだハヴァーツのシュートはGKアリソンの好守に阻まれたが、こぼれに詰めたサカが無人のゴールへ流し込んだ。

幸先よく先制に成功したホームチームは、これで落ち着くことなく前輪駆動の戦いを継続。ハイプレスで相手ディフェンスラインのパスワークに制限をかけながら高い位置、中盤でボールを奪い切ってカウンターに持ち込む。だが、ウーデゴールやハヴァーツのシュートはDFファン・ダイクらの好守に遭い、追加点につながる決定機には至らない。

前半半ばから終盤にかけてもアーセナルペースで試合が進むなか、リバプールはカウンターやセットプレーを軸に散発ながらフィニッシュの形を作り出す。だが、ボールを効果的に前進できずに停滞感が漂う。

それでも、ボックス内でのマルティネッリらの決定機を身体を張った守備で凌ぐと、前半終了間際に意外な形からスコアをタイに戻す。

前半アディショナルタイム3分、GKアリソンのゴールキックのセカンドを回収したグラフェンベルフが背後を狙うルイス・ディアスを狙った浮き球のパスを供給。これに対してDFサリバが先に回り込んでディアスをブロックしながらGKラヤにボールをキャッチさせようとしたところで、粘ったディアスがうまくボールをつつくと、カバーに入っていたDFガブリエウの手に当たったボールがそのままゴールネットに吸い込まれた。

迎えた後半、先に動いたのは追いつかれたアーセナル。負傷か戦術的な判断かは不明もジンチェンコを下げてキヴィオルが投入された。

一方、後半も同じメンバーで臨んだリバプールは左のディアスを起点にうまく背後を取っていくと、立ち上がりにディアス、マク・アリスター、カーティス・ジョーンズと積極的に足を振っていく。

徐々に試合がオープンになり始めると、リバプールは58分に3枚替えを敢行。アレクサンダー=アーノルド、グラフェンベルフ、ガクポを下げてロバートソン、エリオット、ヌニェスを同時投入。敵地からあくまで勝ち点3を持ち帰るべく攻撃のギアを上げていく。

前半からフルパワーで戦っていたこともあり、ここから厳しい戦いも想定されたアーセナルだったが、思わぬ形で勝ち越しに成功する。

67分、自陣後方からガブリエウが背後を狙って蹴り出したロングボールにマルティネッリとDFファン・ダイクが反応。先にボールに追いついたファン・ダイクがマルティネッリをブロックしながらGKアリソンに処理させようとしたところバウンドの問題などでクリアを空振り。これをまんまと回収したマルティネッリが無人のゴールへ難なく流し込んだ。

痛恨の連携ミスから再びビハインドを負ったリバプールは、ここからリスクを冒して攻めに出る。セットプレー流れからマク・アリスターが際どいシュートを放ったが、なかなか崩し切るには至らない。

その後、85分にはジョー・ゴメスを下げて今季初出場のチアゴを投入し、右サイドバックにディアスを配する攻撃的な布陣に変更する。だが、残り時間で猛攻を仕掛けたいタイミングで1枚カードをもらっていたコナテがハヴァーツへのファウルで2枚目のカードをもらって退場となるアクシデントに見舞われる。

これでリードだけでなく数的優位を手にしたアーセナルは逃げ切りを意識しつつカウンターで一発を目指すと、最後の最後にダメ押しの3点目が生まれる。92分、左サイドで見事な突破を仕掛けたトロサールがそのままボックス内に侵入。角度を消されたもののゴール左から左足を振ると、DFファン・ダイクの足先に当たってコースが変わったボールがGKアリソンの股間を抜いてゴールネットに吸い込まれた。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、首位リバプールに今季2敗目を与えたアーセナルがポイント差を「2」に縮めると共に暫定2位に浮上した。





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惜しくも20年ぶりの優勝を果たせなかったアーセナルのミケル・アルテタ監督が、シーズンを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 19日、プレミアリーグ最終節が行われ、アーセナルはエバートンをホームに迎えた。 優勝を争うマンチェスター・シティが未消化試合で勝利したことで最終節前に首位の座を明け渡したアーセナル。まずは勝利し、良い報告を待ちたいところだった。 試合はブロックを作るエバートンの前になかなかゴールを奪えないでいると、40分にボックス手前のFKをイドリサ・ゲイエが直接狙うと、デクラン・ライスに当たってゴールへ。アーセナルは失点する。 嫌なムードが漂う中、払拭したのはこの試合も左サイドバックで先発した日本代表DF冨安健洋。43分、ボックス右からのマルティン・ウーデゴールのグラウンダーのクロスをダイレクトで蹴り込み、同点ゴールを記録する。 前半をタイスコアで終えたアーセナル。しかし、後半も攻め込んでいたもののエバートンの前に苦戦。それでも89分にカイ・ハヴァーツが値千金の逆転ゴール。2-1で勝利を収めたが、シティがウェストハムに勝利したため、2年連続2位に終わった。 試合後、アルテタ監督は4連覇を果たしたシティを祝福した。 「まず第一に、マンチェスター・シティのプレミアリーグ優勝を祝福したい。彼らが成し遂げたことは信じられない」 わずか勝ち点2及ばなかったアーセナル。昨シーズンよりは近づいた優勝だったなか、チームは2024年に入ってからのプレミアリーグで驚異的な結果を残し、16勝1分け1敗の圧巻の成績を残すこととなった。 引き分けたシティ戦、ホームで完敗に終わったアストン・ビラ戦のどちらかで勝ち点を取れていればという結果だったが、この戦いぶりをアルテタ監督は称えたものの、やはり優勝できない悔しさが残るとした。 「12月以降、我々は信じられないほどの旅を続け、どのパフォーマンスもこれまで見た中で最高レベルにあった。それでもまだ十分ではない。それがこのレベルだ」 「今日は複雑な感情だ。まず第一に、信じられないような仕事をしてくれた選手たち、スタッフを本当に誇りに思う。彼らはこのプレミアリーグで優勝するために、我々が見つけられるあらゆる限界、あらゆるマージンを押し上げてきた」 「そして残念なことに、それは少しだけ足りなかった。望んでいたビッグタイトルを届けることはできなかったが、必死の思いが伝わってきた」 2年連続での優勝争いも、シティに及ばなかったアーセナル。アルテタ監督は、さらに引き上げる必要があるとし、次のステップに向かうと意気込んだ。 「それが唯一の方法だ。だからこそ今、我々はそこに座っていて、彼らは奪っていった」 「2年目だからやるしかない。もっと決意を固め、もっと野心的にならなければならない。たくさんの勇気を持ち、あらゆる限界や我々が持っている全てを押し広げなければならない。それが次のステップだ」 <span class="paragraph-title">【動画】冨安健洋が圧巻の股抜きシュートで今季2点目を記録!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="cMqc4JlhDus";var video_start = 7;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.20 09:50 Mon

「日本の誇り」「めっちゃカッコよかった」冨安健洋が優勝争う最終節で圧巻の股抜きゴール! チームの同点ゴールにファンが沸く「最高のゴール」

アーセナルの日本代表DF冨安健洋が、圧巻のゴールを記録した。 19日、プレミアリーグ最終節が行われ、アーセナルはホームにエバートンを迎えた。 最終節を前にマンチェスター・シティに首位の座を明け渡すこととなったアーセナル。この試合で勝利し、シティが引き分け以下に終われば逆転での優勝を果たすこととなる。 冨安は左サイドバックとして先発出場。試合は相手のFKがディフレクトする不運な形でアーセナルがビハインドとなった中、43分に冨安が見せた。 右サイドを崩したアーセナル。マルティン・ウーデゴールがニアゾーンへのスルーパスに反応すると、ボックス右からグラウンダーのクロスを送る。 マイナスのボールはぽっかり空いたスペースに出ると、走り込んだ冨安がダイレクトで右足シュート。慌てて戻ったジェームズ・タルコウスキ、待ち構えたシェイマス・コールマンの股を抜く鋭いシュートがゴール左に決まり、アーセナルに貴重な同点ゴールをもたらせた。 鋭いシュートを決めて今季2ゴール目を記録した冨安。ファンは「上手すぎ」、「日本の誇りだわ」、「冨安カッコよすぎ」、「優勝争いでスタメンでもすごいのに同点ゴールはおかしくなる」、「カッコ良すぎるわ〜」、「最高すぎる」、「めっちゃカッコよかった」、「最高のゴール」、「主人公すぎなのよ」とコメントが集まった。 アーセナルはその後に逆転に成功し2-1で最終節も勝利。しかし、首位のシティがウェストハムに勝利たため、2年連続での2位と悔しい結末に終わった。 <span class="paragraph-title">【動画】冨安健洋が圧巻の股抜きシュートで今季2点目を記録!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="cMqc4JlhDus";var video_start = 7;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.20 06:45 Mon

冨安が今季2点目を記録!ハヴァーツの決勝弾でアーセナルが逆転勝利も20季ぶりの優勝を逃す…【プレミアリーグ】

冨安健洋の所属するアーセナルは19日、プレミアリーグ最終節でエバートンと対戦し、2-1で勝利した。冨安はフル出場している。 奇跡の逆転優勝へ負けられない2位アーセナル(勝ち点86)は、直近のマンチェスター・ユナイテッド戦のスタメンから負傷のサカをマルティネッリに変更した以外は同じメンバーを採用。冨安は左サイドバックでスタメン出場している。 5試合負けなしと好調の15位エバートン(勝ち点40)に対し、アーセナルは6分に最初のチャンスを創出する。ボックス右角でボールを受けたライスのクロスをファーサイドの冨安が頭で合わせたが、ヘディングシュートはゴール右に外れた。 その後も攻勢を続けるアーセナルは、16分にもホワイトの絶妙なスルーパスで右サイドを抜け出したマルティネッリがボックス内まで切り込みシュート。しかし、これはGKピックフォードの好セーブに防がれた。 膠着状態が続くなか、アーセナルは32分にピンチ。エバートンは自陣でのボール奪取からカウンターを仕掛けると、左サイドを持ち上がったゲイエのパスを受けたキャルバート=ルーウィンがボックス左まで運びシュート。これが左ポストに弾かれると、跳ね返りを再びキャルバート=ルーウィンが詰めたが、シュートは左サイドネットに外れた。 ピンチを凌いだアーセナルだったが、40分にセットプレーから失点を許す。ボックス左手前でFKを与えるとゲイエの直接FKが壁のライスにディフレクトすると、このボールがゴール右に吸い込まれた。 先制を許したアーセナルはすぐに反撃。すると43分、ホワイトのパスでボックス右深くまで侵入したウーデゴールがマイナスに折り返すと、ボックス中央に走り込んだ冨安がダイレクトシュートをゴール左隅に流し込んだ。 迎えた後半、アーセナルは57分にアクシデント。直前のプレーでドゥクレとライン際でやり合った際にDFガブリエウが右肩を負傷。一度はプレー続けたガブリエウだが、すぐに交代を要求し58分にジンチェンコと交代。冨安がセンターバックへポジションを移した。 後半も主導権を握るアーセナルは67分、マルティネッリの右クロスをハヴァーツがヘディングで合わせたが、これが左ポストを直撃。さらに72分には、ライスのスルーパスでボックス左深くまで抜け出したトロサールの折り返しをウーデゴールが合わせたが、これはGKピックフォードのファインセーブに阻止された。 その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、アーセナルは試合終了間際の89分に勝ち越す。中盤でパスカットに成功したガブリエウ・ジェズスがカウンターを仕掛けると、ラストパスを受けたウーデゴールはボールが軸足に当たりのシュートミス。しかし、このこぼれ球に反応したハヴァーツがゴールに押し込み、待望の追加点を奪った。 結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。6連勝でシーズンを締めくくったアーセナルだが、首位マンチェスター・シティも勝利したため20シーズンぶりの優勝を逃す結果となった。 <span class="paragraph-title">【動画】冨安健洋が圧巻の股抜きシュートで今季2点目を記録!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="cMqc4JlhDus";var video_start = 7;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.20 02:18 Mon
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