横浜FMが痛恨のドロー! 攻め込みながらも決め手欠き、新潟GK小島亨介がセーブ連発…明日にも神戸がJ1初優勝の可能性【明治安田J1第33節】

2023.11.24 21:02 Fri
24日、明治安田生命J1リーグ第33節の横浜F・マリノスvsアルビレックス新潟が日産スタジアムで行われ、

今シーズンも残り2節。2位の横浜FMは今節引き分け以下に終わると、ヴィッセル神戸の優勝が決まる可能性がある状況だ。対する新潟は1桁フィニッシュに向けて勝利したい試合となった。
横浜FMは直近のリーグ戦から2名を変更。渡辺皓太西村拓真が外れ、山根陸ナム・テヒが起用された。対する新潟は5名を変更。千葉和彦舞行龍ジェームズ星雄次松田詠太郎谷口海斗が外れ、渡邊泰基トーマス・デン秋山裕紀高木善朗小見洋太が起用された。

今シーズンの新潟ホームでの対戦では、2-1で新潟が勝利していた試合。序盤から互いに主導権を握っていく展開となる。

12分、自陣からの角田涼太朗のフィードをヤン・マテウスが上手く収めると、そのままドリブルで持ち込みボックス内でGKと一対一に。右足でシュートを放ったが、GK小島亨介が右手でセーブした。
15分には新潟がチャンス。左サイドのスペースに抜けた秋山が持ち出し中央へ折り返すも、角田がプレスバックでしっかりと対応してピンチを防ぐ。

すると22分にも新潟がビッグチャンス。ラインの裏へのパスに反応した鈴木孝司と競り合った喜田拓也が腕を引っ張り倒してしまうことに。これにイエローカードが出され、キャプテンの喜田は最終節出場停止となってしまった。

新潟が徐々にペースを握ると29分にはビッグチャンス。スルーパスに上手く抜けた小見が独走してGKと一対一もシュートは枠外に。オフサイドにもなったが、非常に微妙な判定であり、枠に飛ばしておきたかった。

39分には横浜FMが大きなチャンス。ボックス手前からのFKからエウベルが直接狙うとGK小島が弾い、こぼれ球をアンデルソン・ロペスがヘッド。ここで小島と接触すると、浮き球に角田と新井直人が競り合うと頭部同士が激しく衝突。ヘッドギアをつけている角田がなかなか立ち上がれない。

前半アディショナルタイム2分にはエドゥアルドのパスカットからナム・テヒ、エウベル、アンデルソン・ロペスと繋ぎ、ボックス内から反転シュートもGK小島がセーブする。

ゴールレスで迎えた中、後半早々に新潟にアクシデント。49分に鈴木が足を痛めて交代を要求。そのまま担架で運び出され、谷口と交代した。

横浜FMが51分にビッグチャンス。ボックス右サイドからヤン・マテウスのクロスをDFが触るも、ファーに流れたところをエウベルがヘッド。しかし、GK小島がセーブする。

新潟は56分にビッグチャンス。細かくボールを繋ぐと、ボックス手前の太田から高木へ入れると、ダイレクトではたいたボールをボックス内で小見がシュートも枠を捉えられない。

横浜FMは63分にビッグチャンス。左サイドからのマイナスのパスを受けたナム・テヒがボックス手前から右足シュート。枠に飛んだ中、これは右ポストに嫌われてしまう。

横浜FMは喜田、吉尾海夏、ナム・テヒを下げて、渡辺、上島拓巳、西村を投入して流れを変えにいく。すると68分、ハーフウェイライン付近でエウベルがキープすると、右サイドへするパス。反応したヤン・マテウスがドリブルで持ち出し、左足で狙おうとするが、シュートは打たせない。

勝利が必要な横浜FMが攻勢を強めていくが、新潟は落ち着いた対応を見せて決定機を作らせない。横浜FMは83分にエウベルとヤン・マテウスの両翼を下げ、水沼宏太宮市亮を投入。ゴールを目指して攻撃的な交代となる。

すると86分に新潟がビッグチャンス。カウンターからスルーパスに完全に抜け出した長倉幹樹がボックス内からシュート。しかし、前に出たGK一森純が体に当ててセーブする。

横浜FMは87分に渡辺が強烈なミドルシュートも枠の左。88分には宮市が抜け出すが、GK小島がボックスの外に出て対応する。

オープンな展開となり、互いにゴールに迫る中、新潟は91分に再びビッグチャンス。スルーパスに抜け出た三戸舜介がシュートを放つが、これもわずかに外れていく。92分にも三戸がボックス内右からシュート。枠を捉えるがGK一森がセーブする。

結局最後までゴールは生まれず。横浜FMにとっては痛恨のドローとなり、25日に神戸が名古屋グランパスに勝利すれば、神戸のJ1初優勝が決定する。

横浜F・マリノス 0-0 アルビレックス新潟
関連ニュース

「斬新すぎる」「これは予想できなかった!」福岡のスペシャルユニフォームが話題に! 選手が蹴ったボールの跡がデザイン、PVにも注目「めっちゃカッコいい」

アビスパ福岡は17日、2024シーズンのスペシャルユニフォームを発表した。9月以降のホームゲーム3試合で着用することとなる。 スペシャルユニフォームのコンセプトは、「みんなで創り上げる」ユニフォーム。斬新かつ今までにない新しいデザインとなった。 ユニフォームには、クラブカラーのネイビー、ブルーヴェールダンス、シルバーの大きめのドットが散りばめられることに。このペイントは、実際に選手が蹴ったボールの跡をそのまま使用しているという。 これにより、「選手、スポンサー、サポーター、そしてアビスパに関わる皆様の思いがひとつに重ね合わさり、これまでの歴史に新たな歴史が積み重なり塗り替えられていく様」を表現しているという。 また、今シーズンのユニフォームで話題となったエンブレムに付く星だが、今回は「エンブレムに星を」を一番に表現するためエンブレムの真上に配置したという。レガシーへのリスペクトとして「藤枝ブルックス」を表す「藤色」も継続している。 GKは同じデザインで色の違う赤でボールの跡をつけている。 ファンは「ホントに斬新すぎるデザイン」、「これはカッコよ」、「これは予想できなかった」、「これは面白い!」とコメント。また星の位置についても「やっと真上に着いた!」、「星が!!」とコメントが集まっている。 また、クラブはこのデザインが造られた過程も動画でアップ。ツナギを着た選手たちがインクを塗られたボールをキャンバスに蹴っていく過程が明かされており、選手たちも楽しそうに作っている。 ファンは「アイデアが最高」、「この過程が見られるのも良い」、「どの選手のか妄想しちゃう」、「めっちゃカッコいい」とコメントした。 このユニフォームは、9月14日or15日に開催される明治安田J1リーグ第30節のFC町田ゼルビア戦、10月4日に開催される第33節の名古屋グランパス戦、11月3日に開催される第35節の柏レイソル戦で着用予定となる。 なお、先着1000枚の販売というレアなものに。5月18日(土)の10時からオンラインショップで予約販売。140、160は2万1780円、S〜3XOまでは2万3100円で販売となる。また、注文後に選手が移籍した場合も返金や交換はされないとのことだ。 <span class="paragraph-title">【動画】斬新すぎるアイデア!福岡のスペシャルユニフォームが話題に!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="3SXF5S93D9s";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.17 14:45 Fri

京都新GMに大熊清氏が就任! J1最下位に沈むなかの入閣

京都サンガ F.C.は17日、大熊清氏(59)のゼネラルマネージャー就任を発表した。6月1日付での就任となる。 かつて日本代表でコーチを務め、FC東京や大宮アルディージャ、セレッソ大阪で監督やフロントを歴任した大熊氏。2019年から清水エスパルスのゼネラルマネージャー兼サッカー事業本部長となり、昨年末に退任した。 クラブを通じて、「京都サンガF.C.のスポンサー、ファン・サポーターの皆様、この度、京都サンガF.C.のゼネラルマネージャーに就任することになりました大熊清です」と挨拶の言葉とともに、意気込みを語った。 「伝統と歴史あるチームに大変光栄なお話をいただき感謝いたします。チームが闘う集団へ更に進化するために、フロント、スタッフ、選手と一丸となって仕事に取り組む所存です」 「スポンサー、ファン・サポーターの皆様に愛される強いチーム作りをクラブとともにやっていきたいと思います。今後もご支援・応援をよろしくお願いします」 曺貴裁監督のもとで4年目になる京都だが、今季のここまで明治安田J1リーグではホーム6戦全敗も響き、2勝3分け9敗。先週末にアウェイの浦和レッズ戦も0-3の敗北で4連敗を喫し、最下位に転落した。 2024.05.17 13:35 Fri

【Jリーグ出場停止情報】DOGSOで一発退場、今季2度目の退場となった京都DFアピアタウィア久に2試合出場停止&罰金20万円

Jリーグは16日、明治安田Jリーグの出場停止選手を発表した。 15日に明治安田生命J1リーグ第14節が開催され、新たに2名が出場停止となった。 先週発表されたFC東京のGK波多野豪は2試合目の出場停止に。また、湘南ベルマーレのFW福田翔生、京都サンガF.C.のDFアピアタウィア久が出場停止となる。 福田は15日の柏レイソル戦で後半開始から出場。すると89分、相手のパスをカットすると、ルーズボールを回収しに滑った所で熊澤和希が寄せに来ると、スパイクの裏がそのまま入ってしまい一発退場となった。 Jリーグは「相手競技者の右脛付近に対し、足裏で過剰な力でキッキングした行為は、「著しい反則行為」に該当する」と判断し1試合の出場停止となった。 またアピアタウィアは15日に行われた浦和戦に先発出場。3-0とリードを許していた中、アデショナルタイム5分に酒井宏樹のロングフィードに裏に出されたパスに対し、興梠慎三が反応。GKとの一対一の前にボールをキープに行くと、後ろから来たアピアタウィアが完全にぶつかって倒してしまい一発退場となった。 アピアタウィアのプレーには「ペナルティーエリア手前付近で、ドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止め、決定的な得点機会を阻止した行為は、「著しい反則行為」に該当する」と判断。DOGSOにて一発退場となった。なお、アピアタウィアは第4節でもDOGSOで退場となっており、2度目の一発退場となっており2試合の出場停止と罰金20万円が課されることとなった。 【明治安田J1リーグ】 GK波多野豪(FC東京) 第15節 vs横浜F・マリノス(5/19) 今回の停止:2試合停止(2/2) FW福田翔生(湘南ベルマーレ) 第15節 vsアルビレックス新潟(5/19) 今回の停止:1試合停止 第16節 vs名古屋グランパス(5/26) 今回の停止:2試合停止(2/2) DFアピアタウィア久(京都サンガF.C.) 第15節 vsサンフレッチェ広島(5/19) 今回の停止:2試合停止(1/2) 第16節 vs名古屋グランパス(5/26) 今回の停止:2試合停止(2/2) 【明治安田J2リーグ】 FW佐藤大樹(ブラウブリッツ秋田) 第16節 vsモンテディオ山形(5/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF末吉塁(ファジアーノ岡山) 第16節 vsヴァンフォーレ甲府(5/19) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 DF佐古真礼(いわてグルージャ盛岡) 第14節 vsY.S.C.C.横浜(5/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF西山拓実(SC相模原) 第14節 vsガイナーレ鳥取(5/19) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF舘野俊祐(FC大阪) 第14節 vsカターレ富山(5/18) 今回の停止:1試合停止 DF生駒稀生(奈良クラブ) 第14節 vsFC岐阜(5/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF弓場堅真(FC今治) 第14節 vs福島ユナイテッドFC(5/18) 今回の停止:1試合停止 【YBCルヴァンカップ】 DF濃野公人(鹿島アントラーズ) 3回戦vsFC町田ゼルビア(5/22) 今回の停止:1試合停止 FW野田隆之介(FC琉球) 3回戦vsセレッソ大阪(5/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 <span class="paragraph-title">【動画】3点ビハインドの後半AT…裏に抜けた興梠慎三を倒したアピアタウィア久がDOGSO退場</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="IO5BHTx5kFI";var video_start = 504;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.16 18:50 Thu

福岡に痛手…DF前嶋洋太が右肩を負傷し手術、全治4カ月

アビスパ福岡は16日、DF前嶋洋太の負傷を発表した。 前嶋は、3日に行われた明治安田J1リーグ第11節のガンバ大阪戦で負傷。右肩甲骨関節窩骨折、右外傷性肩関節脱臼と診断され、手術を実施。全治は4カ月とのことだ。 前嶋はG大阪戦でベンチ入りすると、69分にシャハブ・ザヘディと交代して途中出場。しかし、95分に北島祐二と交代していた。 前嶋は今シーズンのJ1で10試合に出場。YBCルヴァンカップでも1試合に出場していた。 2024.05.16 15:45 Thu

ドイツ、ポーランド、イングランドから審判を招へい! ブンデスのシュテーゲマン氏、プレミアのイングランド氏ら

日本サッカー協会(JFA)は16日、「審判交流プログラム」 にてドイツ、ポーランド、イングランドの審判員が来日することを発表した。 ドイツからは主審のザッシャ・シュテーゲマン氏を招へい。2019年に国際審判員に登録されると、同年の女子ワールドカップでVARを担当。2021年にはドイツ・スーパーカップのドルトムントvsバイエルン、2022年にはDFBポカール決勝のフライブルクvsRBライプツィヒなどを担当した。シュテーゲマン氏は5月15日(水)〜6月11日(火)に来日する。 ポーランドからは、ダミアン・シルヴェストジャク氏、マレク・アリス氏、バルトシュ・ハイニヒ氏が来日。3名とも2022年に国際審判員登録されており、シルヴェストジャク氏はプロフェッショナルレフェリーとなった。また、アリス氏とハイニヒ氏は2024年にプロフェッショナル・アシスタントレフェリーとなった。 なお、3名は5月22日(水)から6月17日(月)にかけて招へいされる。 イングランドからは主審のダレン・イングランド氏が来日。2012年から2015年はプレミアリーグで副審を担当し、2020年にはプレミアリーグで主審を担当。2022年には国際審判員登録されている。 なお、6月12日(水)から7月2日(火)に招へいされる。 割り当て予定試合は、明治安田J1リーグの第15節〜第21節、明治安田J2リーグ第19節、YBCルヴァンカップ3回戦、天皇杯2回戦となる。 なお、9月11日(水)〜9月30日(月)にかけてメキシコから1名、9月18日(水)〜10月8日(火)にかけてカタールから1名が招へい予定となっている。 2024.05.16 15:20 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly