【日本代表プレビュー】複数の常連組が不在の中、目指すは5連勝…新たな力を見せつけられるか/vsカナダ代表
2023.10.13 12:55 Fri
13日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023のカナダ代表戦がデンカビッグスワンスタジアム(新潟)で行われる。
森保一監督の第二次政権となった日本は、今年に入り6試合を戦い、4勝1分け1敗。9月には新体制で初のヨーロッパ遠征を行い、ドイツ代表に4-1、トルコ代表に4-2で勝利を収め、6月のエルサルバドル代表戦(6-0)、ペルー代表戦(4-1)に続いて4連勝中だ。
ドイツ、トルコは指揮官が日本戦を最後に解任されるなどし、大きな注目も集めた中、11月からスタートする2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を前にした最後の親善試合となる。
◆約5年ぶりの新潟での試合
カタールW杯後、新たな領域に入りつつある日本代表。ヨーロッパでプレーする選手たちはクラブでも好調を維持し、今シーズンも結果を残し続けている。
ただ、今回の活動にはMF堂安律(フライブルク)、MF鎌田大地(ラツィオ)がコンディションの問題で招集外に。さらにはMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)、FW前田大然(セルティック)が不参加となり、試合前日には久々に招集を受けたGK前川黛也(ヴィッセル神戸)もケガにより離脱となった。
W杯メンバーであり、日本代表の常連でもあった選手がここまで不在になったことはない状況。厳しさもある一方で、森保監督は「まだまだ日本人の選手の中には良い選手がいるということもありますし、全体の経験値を上げる、レベルアップをするという意味では非常に良い機会だと思います」と語り、今いる選手にとってのチャンスでもあると捉えているとした。
特に攻撃陣に不参加の選手が多い状況を考えれば、新たなオプション、組み合わせ、戦い方を実戦で試す良い機会だ。「必ずその人が招集できるとは限らないということも考えておかなければいけない」と森保監督が語ったように、この先の予選でもこうした状況は起こり得るだけに、チャンスを掴む選手が出てきて欲しいところでもある。
すでにチケットは完売。2018年にパナマ代表と対戦して以来の新潟での試合で、5連勝と行きたいところだ。
◆暫定体制で戦うカナダも重要な試合に
対するカナダはカタールW杯にも出場し、直前のテストマッチで日本が敗れた相手。しかし、その体制はW杯後に終焉を迎え、現在は暫定的にマウロ・ビエロ監督がチームを指揮する。
新体制での初戦ということもあり、情報がほとんどない状況だが、ビエロ暫定監督は「継続性を持つことは非常に重要」と、これまでカナダがやってきた3バックと4バックの併用を示唆。ただ「ネーションズリーグに向け、システム等々可能な限り日本戦でテストしたい」と、向こうも重要なテストマッチにする考えがあるようだ。
カナダは2024年のコパ・アメリカに出場する可能性があり、11月には予選にも当たるCONCACAFネーションズリーグ2023-24の準々決勝が控えている。南米の強豪国との公式戦を戦い、自国開催となる2026年のW杯に向けて強化をする中で、アジアの強国との対戦を楽しみにしているようだ。
メンバーにはワールドクラスのサイドバックであるDFアルフォンソ・デイビス(バイエルン)やリーグ・アンで結果を残しているFWジョナサン・デイビッド(リール)も入っている状況。W杯を経験したメンバーも多く、簡単に戦える相手ではない。日本としては個々の局面をどう崩していくのかがポイントとなりそうだ。
森保一監督の第二次政権となった日本は、今年に入り6試合を戦い、4勝1分け1敗。9月には新体制で初のヨーロッパ遠征を行い、ドイツ代表に4-1、トルコ代表に4-2で勝利を収め、6月のエルサルバドル代表戦(6-0)、ペルー代表戦(4-1)に続いて4連勝中だ。
◆約5年ぶりの新潟での試合
©️CWS Brains,LTD.
カタールW杯後、新たな領域に入りつつある日本代表。ヨーロッパでプレーする選手たちはクラブでも好調を維持し、今シーズンも結果を残し続けている。
個々のレベルアップはもちろんのこと、チームとしても個の力をチームに落とし込んで戦えており、相手の状態の悪さもありながらも、結果が出ているのも事実だ。
ただ、今回の活動にはMF堂安律(フライブルク)、MF鎌田大地(ラツィオ)がコンディションの問題で招集外に。さらにはMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)、FW前田大然(セルティック)が不参加となり、試合前日には久々に招集を受けたGK前川黛也(ヴィッセル神戸)もケガにより離脱となった。
W杯メンバーであり、日本代表の常連でもあった選手がここまで不在になったことはない状況。厳しさもある一方で、森保監督は「まだまだ日本人の選手の中には良い選手がいるということもありますし、全体の経験値を上げる、レベルアップをするという意味では非常に良い機会だと思います」と語り、今いる選手にとってのチャンスでもあると捉えているとした。
特に攻撃陣に不参加の選手が多い状況を考えれば、新たなオプション、組み合わせ、戦い方を実戦で試す良い機会だ。「必ずその人が招集できるとは限らないということも考えておかなければいけない」と森保監督が語ったように、この先の予選でもこうした状況は起こり得るだけに、チャンスを掴む選手が出てきて欲しいところでもある。
すでにチケットは完売。2018年にパナマ代表と対戦して以来の新潟での試合で、5連勝と行きたいところだ。
◆暫定体制で戦うカナダも重要な試合に
©️CWS Brains,LTD.
対するカナダはカタールW杯にも出場し、直前のテストマッチで日本が敗れた相手。しかし、その体制はW杯後に終焉を迎え、現在は暫定的にマウロ・ビエロ監督がチームを指揮する。
新体制での初戦ということもあり、情報がほとんどない状況だが、ビエロ暫定監督は「継続性を持つことは非常に重要」と、これまでカナダがやってきた3バックと4バックの併用を示唆。ただ「ネーションズリーグに向け、システム等々可能な限り日本戦でテストしたい」と、向こうも重要なテストマッチにする考えがあるようだ。
カナダは2024年のコパ・アメリカに出場する可能性があり、11月には予選にも当たるCONCACAFネーションズリーグ2023-24の準々決勝が控えている。南米の強豪国との公式戦を戦い、自国開催となる2026年のW杯に向けて強化をする中で、アジアの強国との対戦を楽しみにしているようだ。
メンバーにはワールドクラスのサイドバックであるDFアルフォンソ・デイビス(バイエルン)やリーグ・アンで結果を残しているFWジョナサン・デイビッド(リール)も入っている状況。W杯を経験したメンバーも多く、簡単に戦える相手ではない。日本としては個々の局面をどう崩していくのかがポイントとなりそうだ。
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