3戦勝ちなしのチェルシー、指揮官はカップ戦での心機一転に期待 「前進のチャンス」

2023.09.27 16:13 Wed
Getty Images
マウリシオ・ポチェッティーノ監督が巻き返しを期して臨むEFLカップ(カラバオカップ)3回戦のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦を前にコメントを残した。クラブ公式サイトが伝えている。

昨シーズン、プレミアリーグ12位で終わったリベンジを果たすべく、ポチェッティーノ新体制で戦っている今シーズンのチェルシー。しかし、フタを開けてみると、第6節終了時点での成績は1勝2分け3敗。勝ち点「6」で14位に沈む厳しい状況となっている。

24日に行われた直近のアストン・ビラ戦を0-1で落として3試合未勝利となった中、EFLカップ2回戦から勝ち上がっているチェルシーは27日にブライトンと対戦。ブライトンはリーグ戦で3位につけるなど好調をキープしている相手だが、ポチェッティーノ監督は気持ちを切り替える機会だと述べた。
「これ(EFLカップ)は今シーズンの我々にとってポジティブなことの1つであり、トロフィーを獲得することができる機会だと考える必要がある。当然、日曜(24日)の敗戦の後で最高の気分ではないだろうから、選手たちに自信と信頼を与え、前へ進むためのチャンスになると思う」

「これは(リーグ戦とは)違う大会だから、気分も何もかも一変する必要がある。昨日と今日、我々はたくさん話し合ったし、チームにもっと自信を持たせようとした。明日に向け準備は整うだろう」
また、ポチェッティーノ監督は選手たちの状態にも言及。アストン・ビラ戦で長期離脱から復帰したアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤはまだ先発起用しないことを明言した。

「彼はまだ先発する準備ができていない。チームに貢献しているし、よくやっているが、試合に先発出場できるようコンディションを戻すには時間が必要だ。20分か30分は出場できると思うが、先発する準備はまだ整っていない」

開幕から左サイドの高い位置での出場が続いていたものの、直近2試合はスタメンから外れているイングランド代表DFベン・チルウェルについても触れ、イングランド代表DFレヴィ・コルウィルの好調がその理由だと述べた。

「レヴィのプレーぶりにとても満足している。彼は個性を発揮しているし、チームに非常に良いバランスをもたらしている。チリー(チルウェル)にはプレーする可能性があると思うし、明日もプレーすると思う」

「我々は常に選手たちに何かを期待している。チリーはおそらくベストなポジションで起用されていなかった。我々は彼をウイングで使っていたんだ。そうなった理由は、回復したミシャ(ミハイロ・ムドリク)や(ラヒーム・)スターリングのようなウイングをあの位置で起用するようになった後も、レヴィを今のポジションで起用し続けようと考えたからだ。彼(レヴィ)はよくやっている」

コルウィルを脇で支えるブラジル代表DFチアゴ・シウバの存在の大きさも称賛。今の最終ラインがバランス的にベストだと考えているようだ。

「チアゴは本当に調子が良い。我々が望むような形でプレーをする上で、ムドリクのような攻撃的な選手が戻ってきた今、彼が後方から非常に優れたビルドアップをしてくれることはチームの助けになる。彼は強いし、チームには強力な最終ラインが必要だ。守備に関するデータを見ると、このチームはリーグで最高のチームの1つであり、うまくいっているように見える」

「そして、前に攻撃的な選手がいるときは、攻撃に出ていくサイドバックが必要ないことがある。全てはバランスの問題であり、私はレヴィに満足している。彼はとても良いものをチームに提供してくれるし、サッカーは常に変わるものだ。我々は彼がそこでプレーすることに満足している」

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「メッシのよう」と称された三笘薫の衝撃ゴールがクラブ年間最優秀ゴールに選出! 2年連続での受賞に「キャリア最高のゴールの1つ」

日本代表MF三笘薫がブライトン&ホーヴ・アルビオンの年間最優秀ゴール賞を受賞した。2年連続の受賞となった。 2024-25シーズンの5つのゴールがノミネートされた中、三笘は2つのゴールが入選した。 3位に入ったのは、今年2月8日に行われたFAカップ4回戦のチェルシー戦で決めたゴール。ボックス内の混戦のこぼれ球をジョルジニオ・リュテールが浮き球のパス。これを三笘が胸トラップで納め、前に出てきたGKロベルト・サンチェスを嘲笑うループシュートを決めた。 圧巻のゴールを決めた三笘だったが、その1週間の2月14日に行われたプレミアリーグ第25節のチェルシー戦で決めた衝撃ゴールが見事に受賞した。 GKバルト・フェルブルッヘンからのロングボールに三笘は反応すると、目の覚めるような鮮やかなトラップを披露。そのまま完璧なコントロールシュートをボックス手前から流し込んだ。 「メッシのよう」とも称され、『BBC』の2月の月間ベストゴールにも選ばれていた衝撃ゴール。イングランド中でも話題を呼んだゴールで、三笘は2年連続の受賞となった。 授賞式に出席した三笘は改めてゴールについて聞かれ「あのゴールはキャリア最高のゴールの1つで、ある選手、バルトに特に感謝を伝えたいたいです。本当に素晴らしいゴールでした。バルト、本当にありがとう」と、正確なロングフィードを送ったGKフェルブルッヘンに感謝のコメントを残した。 2023-24シーズンはウォルバーハンプトン戦で左サイドからドリブルで突破して決めたゴールで受賞した三笘。2つのゴールから良い方を選ぶとしたら?という質問には「今回のゴールを選びます」とし、「正直もう一度同じゴールを決める難しいかもしれませんが、今回決めることができて嬉しかったです」と振り返った。 日本のファンはもちろん、イングランドでも絶大な人気を誇る三笘。ファンの存在については「ファンに皆さんから多くのサポートをいただいています。現地のブライトンファンも、日本のブライトンファンも、どんな時もサポートしてくれて、本当に素晴らしい熱量です。アメックスでプレーする時は、毎回その熱量を感じることができるので、本当に感謝しています」と、ファンからのサポートに感謝した。 <span class="paragraph-title">【動画】三笘薫が2年連続クラブの年間最優秀ゴールに選ばれた衝撃の一発</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tZg1hau3VMA";var video_start = 174;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.08 20:20 Thu
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チェルシー相手に連発の三笘薫が超絶トラップからゴラッソ、ブライトンが3発完勝【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第25節、ブライトン&ホーヴ・アルビオンvsチェルシーが14日に行われ、3-0でブライトンが完勝した。ブライトンのMF三笘薫はフル出場している。 前節ノッティンガム・フォレスト戦を0-7で惨敗して2連敗となった10位ブライトン(勝ち点34)は、先週行われたFAカップでは三笘の決勝ゴールでチェルシーを撃破。中5日での再戦に向けては負傷のダンクに代わってウェブスターのみを変更した。 一方、前節ウェストハム戦を2-1で逆転勝利し4位に浮上したチェルシー(勝ち点43)は、FAカップのブライトン戦のスタメンから4選手を変更。エンソ・フェルナンデス、マドゥエケ、コルウィル、GKヨルゲンセンが先発となった。 守備時にミンテを右バックに下げる5バックを形成してマンツーマンで対応するブライトンに対し、チェルシーがボールを持つ入りとなった一戦。 18分には右サイドを抜け出したマドゥエケのクロスにパーマーが合わせる好機を作ったチェルシーだったが、このプレーでマドゥエケが左ハムストリングを痛めてプレー続行不可能となりサンチョが投入される。 アクシデントに見舞われたチェルシーに対し、ブライトンが27分に先制する。GKフェルブルッヘンのロングフィードに抜け出した三苫が超絶トラップから完璧なコントロールシュートをボックス手前から流し込んだ。 チェルシー相手に三苫の2戦連続ゴラッソで試合を動かしたブライトンは、35分にエンソにヘディングシュートでネットを揺らされるもファウルがあって助かると、38分に追加点。 ボックス左で仕掛けたリュテールの折り返しがゴール前で混戦を生むと、ウェルベックのパスを受けたミンテがゴールに蹴り込んだ。 ブライトンが1点をリードして迎えた後半、引き続き構えながらカウンターを狙うと、63分に決定的な3点目。二次攻撃の流れからミンテがウェルベックとのパス交換でボックス右を打開すると、そのままシュートを決めきった。 3点を追う展開となったチェルシーはカイセド、ペドロ・ネト、グストを下げる3枚替えを敢行するも、73分には三笘がロングカウタンーからボックス左まで持ち上がってGK強襲のシュートを放ち牽制。 このままチェルシーに枠内シュートを打たせずブライトンが完勝とした。 ブライトン&ホーヴ・アルビオン 3-0 チェルシー 【ブライトン】 三笘薫(前27) ヤンクバ・ミンテ(前38) ヤンクバ・ミンテ(後18) <span class="paragraph-title">【動画】衝撃トラップから三笘薫がチェルシー相手に連発!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mSMnl8peoFI";var video_start = 9;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.15 07:02 Sat
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主力起用でチェルシーに惜敗、EL決勝控えるアモリム監督は試合勘を重視「試合を戦って準備をすることが最良だと判断」

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が16日に行われ、0-1で敗れたプレミアリーグ第37節チェルシー戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のトッテナム戦を控えるユナイテッドは、主力を起用。チェルシー相手に互角以上の戦いを見せるも71分に被弾して惜敗となった。 アモリム監督は試合勘を重視し、主力を起用したことを明かした。 「前回の試合ではフィーリングが良くなかった。そこを改善したかった。そして決勝までの準備期間が5日ある。2日は完全休養とし、次の2日間で決勝に向けて準備をする。今日起用しないと、10日間試合がないまま決勝を迎える選手が居た。それは嫌だった。だから決勝に向けて完全に回復できる時間があると考え、試合を戦って準備をすることが最良だと判断した。それに我々はユナイテッドであり、毎試合戦う必要がある」 プレミアリーグ3連敗でEL決勝を迎えることになった点については次のように述べた。 「それは認めざる得ない。今はEL決勝に向けて準備し、トロフィーを獲得することを目指す。そして次のシーズンへの準備をすることが最善だ。今季は苦戦を強いられているが、どうすることもできない。過去を顧みず、今を見つめる必要がある」 2025.05.17 11:00 Sat

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