「残留を求められているように感じなかった」、ヘンダーソンがアル・イテファク行き決断理由を改めて説明
2023.09.05 23:48 Tue
イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンが、リバプールからアル・イテファクへの今夏の移籍を改めて振り返った。
今回の決断に関しては週給70万ポンド(約1億3000万円)と言われる破格の給与が大きな要因との見方が一般的だが、レッズの元スキッパーはイギリス『The Athletic』のインタビューでこれを否定している。
「(週給70万ポンドを受け取っているのか?)そうであればいいのにね! いや、正直に言って、この数字は真実ではないよ。だけど、経済的にもうまくいく必要があったことは確かだ」
「僕は、そうではなかったと言っているわけではないし、『ああ、僕は裕福ではない』とも言っていない。なぜなら、それは良い金額であり、良い取引だったけど、それは報じられた数字ではなかった」
「多くの人たちはこのクラブが多額の資金を持ってやって来て、僕が去っていったと考えていると思う。だけど、実際には、そんなことはまったくなかった。人々が僕の話を信じるか信じないかは分からないけど、僕の人生とキャリアにおいて、お金がモチベーションになったことは一度もなかった。これまでずっとね…」
そして、今夏中盤の刷新を図ったリバプールで、もはや自身が必要とされていないと感じたことを理由に挙げている。
「警鐘を鳴らすようなことがいくつかあったんだ。僕はユルゲン(・クロップ監督)と非常に良い関係を築いている。彼は僕に対してとても正直だった。プライベートなことなので会話の詳細には触れないよ。ただ、その会話の中で自分があまりプレーできなであろうという状況に置かれ、自分のポジションに新しいプレーヤーが入ってくるであろうことは分かっていた」
「そして、誰もが知っているように、特に監督は僕がプレーしていない場合、それは僕にとって非常に困難になる可能性があり、特に長い間このクラブにいて、チームのキャプテンを務めてきたことも影響した。イングランド代表が僕にとって大きなものであるという意味でもね」
「ユーロが近づいている。そして、アル・イテファクからクラブに、僕が移籍可能かどうかという問い合わせがあった。クラブの反応は、やはりノーとは言わなかった」
「あの瞬間、監督やクラブ内で、自分の価値や残ってほしいという気持ちが変わったように感じた。いつかはその時が来ると思っていた。それが今だとは思わなかった。それを受け入れなければならなかったんだ」
「もしその中の誰かが、『君に残ってほしい』と言ってくれたら、こんな話はしていなかっただろう。そして、自分のキャリアにおいて次に何があるのかを考えなければならない。でも、クラブからも誰からも残留を望まれているとは感じなかったよ」
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ヘンダーソンはこれまでリバプールのキャプテンとして、チャンピオンズリーグ(CL)やプレミアリーグ優勝に尽力。しかし、今夏にスティーブン・ジェラード監督が率いるアル・イテファクからオファーが届くと移籍を希望し、7月27日にサウジアラビア行きが正式発表された。「(週給70万ポンドを受け取っているのか?)そうであればいいのにね! いや、正直に言って、この数字は真実ではないよ。だけど、経済的にもうまくいく必要があったことは確かだ」
「僕は、そうではなかったと言っているわけではないし、『ああ、僕は裕福ではない』とも言っていない。なぜなら、それは良い金額であり、良い取引だったけど、それは報じられた数字ではなかった」
「スティービー(ジェラード監督)は金銭面について一度も言及しなかった。僕がスティービーと話したのはフットボールとプロジェクトのことだけだった。そして彼は実際、お金のことには一切関与したくないと言っていた。すべては何か特別なことを達成するために僕たちが一緒に何ができるかということだけだった」
「多くの人たちはこのクラブが多額の資金を持ってやって来て、僕が去っていったと考えていると思う。だけど、実際には、そんなことはまったくなかった。人々が僕の話を信じるか信じないかは分からないけど、僕の人生とキャリアにおいて、お金がモチベーションになったことは一度もなかった。これまでずっとね…」
そして、今夏中盤の刷新を図ったリバプールで、もはや自身が必要とされていないと感じたことを理由に挙げている。
「警鐘を鳴らすようなことがいくつかあったんだ。僕はユルゲン(・クロップ監督)と非常に良い関係を築いている。彼は僕に対してとても正直だった。プライベートなことなので会話の詳細には触れないよ。ただ、その会話の中で自分があまりプレーできなであろうという状況に置かれ、自分のポジションに新しいプレーヤーが入ってくるであろうことは分かっていた」
「そして、誰もが知っているように、特に監督は僕がプレーしていない場合、それは僕にとって非常に困難になる可能性があり、特に長い間このクラブにいて、チームのキャプテンを務めてきたことも影響した。イングランド代表が僕にとって大きなものであるという意味でもね」
「ユーロが近づいている。そして、アル・イテファクからクラブに、僕が移籍可能かどうかという問い合わせがあった。クラブの反応は、やはりノーとは言わなかった」
「あの瞬間、監督やクラブ内で、自分の価値や残ってほしいという気持ちが変わったように感じた。いつかはその時が来ると思っていた。それが今だとは思わなかった。それを受け入れなければならなかったんだ」
「もしその中の誰かが、『君に残ってほしい』と言ってくれたら、こんな話はしていなかっただろう。そして、自分のキャリアにおいて次に何があるのかを考えなければならない。でも、クラブからも誰からも残留を望まれているとは感じなかったよ」
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