チェルシーと契約解除のオーバメヤン、マルセイユ移籍が完了

2023.07.22 06:00 Sat
Getty Images
マルセイユは21日、チェルシーとの契約を解除した元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(34)の獲得を発表した。契約期間は2026年6月までの3年間となっている。
PR
これまでドルトムントやアーセナル、バルセロナで活躍したオーバメヤンは、2022年9月にチェルシーへ加入。ドルトムント時代を知るトーマス・トゥヘル監督のラブコールに応じる形での移籍となったが、その恩師は自身が加入して早々に解任。結果としてチェルシーでの居場所が徐々に無くなり、2022-23シーズンは公式戦21試合で3ゴールに終わった。
フランス出身のオーバメヤンにとってリーグ・アンでのプレーは2013年まで在籍したサンテチェンヌ以来となる。

PR
関連ニュース

【EL準決勝プレビュー】欧州無敗記録更新で逃げ切りか、奇跡の逆転突破か…ダブリン行き懸けた運命の第2戦

ヨーロッパリーグ(EL)準決勝の2ndレグが9日に開催される。ファイナル進出を懸けた第2戦の展望を紹介していく。 ◆準決勝2ndレグ ▽5/9(木) 《28:00》 レバークーゼン vs(AGG:2-0) ローマ アタランタ vs(AGG:1-1) マルセイユ ◆欧州記録更新でリベンジか、奇跡の逆転か <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240508_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ★予想スタメン ◆レバークーゼン◆ 【3-4-2-1】 GK:コヴァル DF:タプソバ、ター、インカピエ MF:スタニシッチ、アンドリッヒ、ジャカ、グリマルド FW:フリンポン、ヴィルツ、アドリ ◆ローマ◆ 【4-3-3】 GK:スヴィラール DF:チェリク、マンチーニ、スモーリング、スピナッツォーラ MF:クリスタンテ、パレデス、ペッレグリーニ FW:ディバラ、ルカク、エル・シャーラウィ 2シーズン連続の対峙となった因縁の対戦カードは、ブンデスリーガ初優勝の勢いに乗るレバークーゼンが難所オリンピコで2-0と先勝した。 前半からほぼ五分五分の攻防が繰り広げられたが、半ば過ぎの28分にDFカルスドルプのミスを突いたDFグリマルドのお膳立てからMFヴィルツが先制点を奪取。ここから完全に主導権を握ったアウェイチームは幾つかの決定機で仕留め切れずにいたが、後半半ば過ぎの73分にMFアンドリッヒが見事なミドルシュートを突き刺し、待望の追加点を奪取。以降はローマが攻勢を強めたものの、後半アディショナルタイムの絶好機でFWエイブラハムが決め切れず、開幕からの無敗記録を「47」に更新したレバークーゼンが先勝に成功した。 昨季、敗戦を喫した敵地で先勝に成功したシャビ・アロンソ率いるチームは、先週末に行われたブンデスリーガのフランクフルト戦では先発7人を入れ替えたアウェイゲームを5-1で快勝。MFジャカの先制点を皮切りに、FWシックやFWボニフェイスと控え選手が得点を重ねて完勝し、公式戦48戦無敗としたチームは、ベンフィカが1963年12月~1965年2月にかけて樹立した欧州公式戦無敗記録に並んだ。そして、万全の状態で臨むバイ・アレーナでの一戦では、1987-88シーズン以来の決勝進出に加え、欧州新記録を樹立を狙う。 一方、相手に主導権を握りながらチャンスも作っていたものの、ミスや決定機逸によって2シーズン連続のファイナル進出へ暗雲たれ込めるローマ。先週末のリーグ戦では上位のユベントスとのビッグマッチを1-1のドローで終えた。熾烈なセリエAでのチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いにおいて、1試合未消化のアタランタに同勝ち点で並ばれて6位に後退したが、先発6人を入れ替えて主力を早めのタイミングでベンチに下げたなか、手応えを得るドローでもあった。 今季未だ無敗の難敵相手の逆転突破は至難の業と言わざるを得ないが、2017-18シーズンのCL準々決勝で初戦を1-4で落とした中、バルセロナ相手に“オリンピコの奇跡”と称される3-0の勝利を収めた不屈のジャッロロッシは“バイ・アレーナの奇跡”を狙う。当時、カピターノとして“オリンピコの奇跡”を起こしたデ・ロッシ監督は、その再現に向けて必ずやチームを鼓舞するはずだ。 ◆2戦連続の激闘制するのは <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240508_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ★予想スタメン ◆アタランタ◆ 【3-5-2】 GK:ムッソ DF:スカルヴィーニ、ディムスティ、コラシナツ MF:ザッパコスタ、デ・ローン、コープマイネルス、エデルソン、ルッジェーリ FW:デ・ケテラエル、スカマッカ ◆マルセイユ◆ 【3-5-2】 GK:パウ・ロぺス DF:ムベンバ、ジゴ、バレルディ MF:クラウス、アリ、コンドグビア、ヴェレトゥ、メルラン FW:サール、オーバメヤン 初顔合わせとなった実力者同士の一戦は、イーブンの状態で第2戦を迎えることになった。 スタッド・ヴェロドロームで行われた1stレグは、アウェイのアタランタが絶好調のFWスカマッカのゴールで先制に成功。だが、マルセイユも伏兵DFムベンバの圧巻のミドルシュートで20分に追いついた。以降は熱狂的なホームサポーターの大声援を後押しに、ホームチームが攻勢を仕掛けたが、FWオーバメヤンが前半終盤のGKとの一対一のチャンスを決め切れず。後半もマルセイユペースながら、アタランタも要所で際どいシーンを作り出す睨み合いの展開が続いた中、1-1のドロー決着となった。 敵地での初戦を最低限のドローで終えたアタランタは、先週末のセリエAですでに降格が決定したサレルニターナに2-1の逆転勝利。ローマを得失点差で上回り、CL出場圏内の5位に浮上した。先発6人を入れ替えて臨んだアウェイゲームでは立ち上がりに先制点を奪われたが、後半立ち上がりのスカマッカの同点ゴールに、MFコープマイネルスの見事な左足ミドルシュートで得点を重ねてきっちり勝ち切った。今週末にローマとのシックスポインター、ユベントスとのコッパ・イタリア決勝と重要な連戦を控えるが、まずはこのマルセイユ戦をしっかりと勝ち切ってシーズン最終盤の重要な連戦へ弾みを付けたい。 内容面を鑑みれば先勝を逃した印象が強いマルセイユだが、下馬評では苦戦必至と見られた一戦を五分以上の内容で終えられた点では、間違いないく自信と勇気を得られたはずだ。また、リーグ側の配慮によって先週末のスタッド・ランス戦は来週ミッドウィークに延期されており、相手に比べてよりフレッシュな状態で臨める。この間にサスペンション明けのDFジゴや負傷明けの一部選手がコンディションを上げており、初戦に比べて選手層に厚みが加わった中で敵地へ乗り込める。 ほぼイーブンの状態で臨むダブリン行きを懸けた両雄の運命の第2戦は、いずれにせよ激戦必至となりそうだ。 2024.05.09 18:00 Thu

いざEL初優勝へ…アタランタ127年史の悲願へ指揮官からサポーターにお願い「決勝進出を確信」「パスポート更新を」

アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、アツい言葉をサポーターへ投げかけた。『フットボール・イタリア』が伝える。 チャンピオンズリーグ(CL)8強時代を彷彿とさせる熱気に満ちた、2023-24シーズンのアタランタ。 佳境突入のセリエAでCL出場権争いに食い込む一方、ヨーロッパリーグ(EL)は現在準決勝マルセイユ戦を戦い、アウェイで行われた1stレグ(2日)は1-1の引き分け。9日にホームで決勝戦進出を決めたいところだ。 アタランタで長期政権を敷くガスペリーニ監督は、長い監督キャリアで選手への平等な姿勢、また洗練された戦術が高く評価されてきた66歳の老将。しかし、意外にもタイトル獲得経験が一切ない。 決勝戦進出、ひいては自身初のタイトル、さらにはクラブ史上初の欧州タイトル、1962-63シーズンのコッパ・イタリア優勝以来61年ぶりのビッグタイトル獲得(※1)を見据える、大事な大事なマルセイユとのリターンマッチ。 ガスペリーニ監督は「これほど力強い雰囲気のスタジアムを私は他に知らない。ホームでの2ndレグを経て、私たちは決勝戦に進出できる。私には確信がある」と自信を示す。 EL決勝戦はアイルランド・ダブリンの「ダブリン・アリーナ(AVIVAスタジアム)」が会場。レバークーゼンかローマと激突する決勝行きを前提として、ファンにもダブリン遠征を呼びかけた。 「ベルガモ人がEL決勝のためにダブリンへ、私たちと共に旅行してくれることを願っている。思い返せば私は、アタランタに来て最初の日からこれを望み、ファンへ求めてきた。私からのお願いだ。皆、パスポートを更新するんだ」 (※1)アタランタは過去にセリエBを5回制覇も、トップディビジョンでのタイトル獲得は1963年のコッパ・イタリアのみ 2024.05.07 16:25 Tue

好機作るもホームで勝ち切れず、マルセイユ指揮官はEL1stレグの結果に「満足しているわけではない」

マルセイユのジャン=ルイ・ガセ監督が、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝の一戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えている。 2日にホームでアタランタとのEL準決勝1stレグを迎えたマルセイユは、11分に失点を許すもすぐさまセットプレーの流れからDFシャンセル・ムベンバが得点を記録して同点に。ホームで逆転したいところだったが、後半にはオフサイドでゴールが取り消されるなどあと一歩が出ず、1-1のドローに終わった。 この結果、EL決勝進出のためには敵地での2ndレグで勝利する必要があるガセ監督は、結果に満足せずもチームのパフォーマンスを評価している。 「この結果に完全に満足しているわけではない。2-1で試合に勝つチャンスが2、3回あったのだからね。もし、チャンスを活かしていれば、私は試合に満足していたかもしれない」 「とはいえ、まだイーブンの状況でハーフタイムに入ったようなものだ。我々はイタリアでも、全力を尽くすつもりでいる。今夜は我々が、彼らにとって危険な存在になり得るとわかった」 2024.05.03 11:40 Fri

敵地でアタランタは価値あるドロー、ガスペリーニ監督「2ndレグは今夜より良い試合ができる」

アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、ヨーロッパリーグ(EL)でのドローに前向きな姿勢を示した。『UEFA.com』が伝えている。 2日、敵地で行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグでマルセイユと対戦したアタランタは、11分にFWジャンルカ・スカマッカのゴールで先制する幸先の良いスタートに。しかし、9分後にセットプレーの流れから失点すると、その後は一進一退の攻防が続きハーフタイムへ。後半も拮抗した展開は変わらず、最後まで両者譲らぬまま1-1のドローに終わった。 EL決勝進出はホームで行われる2ndレグ次第となったガスペリーニ監督だが、来たる一戦に向け自信を示している。 「我々は素晴らしい先制ゴールを決めたと思う。動き出しもパスのタイミングも良かった。こうしたタイプの試合なら、(ホームの)ベルガモではもっとチャンスを作ることが基本になるだろう。実際のところ、今日の我々が彼らを再び脅かしたのは終盤だけだった」 「今夜は苦戦することになってしまったが、マルセイユはこのスタジアムでシーズンを通して負けたのは1度だけだ。そうしたスタジアムでベストを尽くしたのだから、良い結果ではあったと思う」 「我々にとっては非常に難しいスタジアムで、強敵相手に敗れなかった。2ndレグではホームアドバンテージを得ると思うが、マルセイユのカウンターには強く警戒しなければならない。特に攻撃面で質の高い試合をする必要があるが、サポーターの協力があれば今夜よりも良い試合ができるだろう」 2024.05.03 10:45 Fri

マルセイユvsアタランタは互いに譲らず1-1の激戦で1stレグを終了【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグのマルセイユvsアタランタが2日にスタッド・ヴェロドロームで行われ、1-1の引き分けに終わった。 準々決勝でベンフィカをPK戦の末に下したマルセイユは、直近のRCランス戦からスタメンを4人変更。エンディアイエ、パプ・ゲイエ、ジゴらに代えてルイス・エンヒキやイスマイラ・サール、コンドグビアらをスタメンで起用した。 一方、準々決勝でリバプールを下したアタランタは、直近のエンポリ戦からスタメンを6人変更。ルックマンやE・トゥーレ、マリオ・パシャリッチ、GKカルネセッキらに代えてスカマッカ、デ・ケテラエル、コープマイネルス、GKムッソらをスタメンで起用した。 試合は早い時間にスコアが動く。アタランタは11分、バイタルエリア中央でボールを受けたコープマイネルスのラストパスでゴール前に抜け出したスカマッカがゴールネットを揺らした。 先制を許したマルセイユだったが、すぐに反撃に出る。すると20分、ショートコーナーの流れからコンドグビアの横パスをペナルティアーク手前で受けたムベンバが右足一閃。このシュートは左ポストに当たったボールがそのままゴールに吸い込まれた。 前半半ば以降は一進一退の展開が続く中、マルセイユは42分に自陣からのロングカウンターでチャンスを迎える。ヴェレトゥのスルーパスを受けたアリがバイタルエリアまで切り込みラストパス。これ受けたオーバメヤンはボックス左からシュートを放ったが、これはわずかにゴール右に外れた。 迎えた後半、先にネットを揺らしたのはマルセイユ。64分、アリのスルーパスでボックス左に抜け出したルイス・エンヒキのクロスをオーバメヤンがヘディングシュート。さらにGKムッソが弾いたボールをサールが押し込んだが、これはルイス・エンヒキが抜け出した場面のオフサイドを取られ、ゴールは取り消された。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。そんな中、アタランタは90分に自陣でのボール奪取からカウンターを仕掛けるとマリオ・パシャリッチのパスを受けたミランチュクがペナルティアーク付近まで切り込み、左足を振り抜いたがシュートはわずかにゴール右に外れた。 結局、試合はそのまま1-1で譲らずドロー。来週行われる2ndレグに決着が委ねられることになった。 2024.05.03 06:10 Fri
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly