「完璧な対戦相手」横浜FMを絶賛するセルティックのロジャーズ監督、日本人の良さを語る「驕らない、ハードワーク、質の高さ」

2023.07.19 08:30 Wed
©超ワールドサッカー
19日、国際親善試合で横浜F・マリノスセルティックが日産スタジアムで行われる。

2022-23シーズンは国内3冠を達成したセルティックがジャパンツアーで来日。2試合を戦う中、初戦では2022シーズンの明治安田生命J1リーグ王者の横浜FMと対戦する。
試合に先立ち記者会見を実施。セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、来日を喜び、横浜FM戦へ意気込みを語った。

「日本に来ることができて大変嬉しいし、とても光栄に思っている。ここ横浜で我々がプレーする際、日本の選手がいるので、そういった意味でも特別な試合となる」

「明日の試合についてだが、我々が優先順位を置いているのは、プレシーズンということもあり、選手たちのフィットネスレベルを高めるということ。それから、ケヴィン(・マスカット)監督とコーチが素晴らしいリーダーシップを発揮している大変優れたチームが対戦相手なので、今の自分たちにとっては完璧な対戦相手だ」
「ケヴィン監督が率いる選手たちのプレー、監督のキャリアを見ても、どれだけ相手が優れたチームかは承知している。2022年はJリーグでチャンピオンになっているし、素晴らしい成功を収めている。1回きりではなく、1つの試合に偏った戦い方もしていない。このチームの対戦相手になれてとても嬉しい」

対戦相手の横浜FMを称えたロジャーズ監督。過去に2年連続国内3冠の偉業を達成した中、再び監督に就任。改めて意気込みを語った。

「以前も監督をするという幸運な機会があった。離れた時も、いつかまた戻ってくると思っていたが、思ったよりも早かった」

「それでも、このチームを率いることに対して誇りに感じ、光栄であり、良い結果を残したいという野心もある」

前任のアンジェ・ポステコグルー監督(現:トッテナム監督)が作り上げたチームは6つの国内タイトルのうち5つを獲得。3冠という偉業を成し遂げている。

自身も監督キャリアで結果を残してきた中で、今回のセルティックでのチーム作りについて言及。似たスタイルであると認識し、ブラッシュアップしていきたいと語った。

「アンジェはセルティックで素晴らしい実績を残した。今季はプレミアリーグに行き、私はセルティックに戻ってきた」

「私も監督としてのキャリアとして、自分が構築してきたものがある。だから、アンジェが作り上げたものの上に、ある段階ごとに戦術的な部分で調節していこうと考える」

「ただ、アンジェが作った原則は重要であり、アンジェもケヴィンも私も同じようなスタイルのサッカーをする。守りはするが攻撃的だ。そして同期が取れており、協調も取れている。さらにアグレッシブで、感情がほとばしるサッカーをして、ボールを奪えばゴールに向かうというスタイルのサッカーだ」

「フットボールということになれば、理論的には特に誰かの理念が大きく異なるということはない。ただ、少しずつ改善していくべきところは改善し、素晴らしいパフォーマンスを見せていきたい」

より高みを目指すチームを作りたいと語るロジャーズ監督だが、チームには5人の日本人選手が。ポステコグルー監督のチームでは中心となっていた中、日本人選手がヨーロッパで活躍できる理由についても語った。

「日本の選手は前田大然も含めて、スコットランドに来る前にすでに日本で成功していた。そしてセルティックに入って2年間たくさんの試合に出ており、6つのカップのうち5つを掲げている」

「前田は日本代表としてワールドカップにも出ている。素晴らしい成功を収めているが、日本の選手の特徴は非常に謙虚であるということだ」

「レスターで監督をしていた時、わずかな期間だが岡崎慎司と接点があった。その時に感じたことと同じだが、驕らないという態度、ハードワーク、質の高さ、何年も選手として海外でプレーする選手を見ると、戦術的なアイデアにも長けている」

「世界中で、スコットランドに限らずイギリス全体で、もちろんスコットランドやドイツでも大きな成功を収めていると思う」

ブレンダン・ロジャーズの関連記事

EFLリーグ1(イングランド3部)のバーミンガム・シティは30日、セルティックからDF岩田智輝(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「24」に決定。契約期間は2027年6月30日までの3年となる。 セルティックで不遇をかこったなか、移籍市場最終日にイングランド行きが決まった27歳DFは、クラブ公式チ 2024.08.31 07:57 Sat
セルティックのDF岩田智輝(27)にイングランド行きの可能性が浮上している。 2022シーズンの明治安田生命J1リーグでMVPを獲得し、横浜F・マリノスの優勝に貢献した岩田。2023年1月にセルティックへとレンタル移籍すると、2023年7月には完全移籍に切り替わった。 横浜FMではセンターバックとしてプレー 2024.08.30 23:10 Fri
ポルティモネンセは25日、セルティックから日本人DF小林友希(24)を完全移籍で獲得した。契約期間は2027年6月30日までとなる。 小林はヴィッセル神戸の下部組織で育ち、FC町田ゼルビアや横浜FCへの武者修行を経験。2023年1月にセルティックへと完全移籍していた。 しかし、セルティックでは加入から1年半 2024.08.26 06:30 Mon
セルティックの日本代表FW古橋亨梧(29)に急浮上したマンチェスター・シティ移籍の話を巡り、指揮官ブレンダン・ロジャーズがコメントした。 今夏補強をサヴィオの1人にとどめ、今季開幕を迎えたシティだが、フリアン・アルバレスがアトレティコ・マドリーに移籍。そこで取り沙汰された穴埋めの動きとして、候補に浮かんだのが近年 2024.08.24 17:45 Sat
セルティックで構想外となっているDF小林友希(24)の新天地がポルトガルに決定したようだ。ポルトガル『O Jogo』が報じている。 小林はヴィッセル神戸の下部組織で育ち、FC町田ゼルビアや横浜FCへの武者修行を経験。2023年1月にセルティックへと完全移籍していた。 しかし、セルティックでは加入から1年が経 2024.08.22 06:45 Thu

セルティックの関連記事

日本代表のFW前田大然(セルティック)が、5日に行われる2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の初戦となる中国代表戦に向けて意気込みを語った。 いよいよ始まるW杯の切符を懸けた戦い。日本は、8大会連続8度目の出場に向けて、中国とのホームゲームでスタートする。 日本は、2018年のロシアW杯、 2024.09.04 23:40 Wed
セルティックは1日、セルティック・パークで行われたスコティッシュ・プレミアシップ第4節でレンジャーズとのオールドファームを戦い、3-0で勝利した。 開幕3連勝中のセルティックが、2勝1分けのレンジャーズとの今季初のオールドファームに臨んだ。この試合ではFW古橋亨梧とFW前田大然、MF旗手怜央がスタメンで起用された 2024.09.01 22:26 Sun
セルティックは31日、アウグスブルクのベルギー代表MFアルネ・エンゲルス(20)の獲得したと発表した。契約は4年となる。 9月の代表活動にも呼ばれ、デビューを目指すエンゲルスは若きセントラルMFで、昨季のブンデスリーガで32試合3得点5アシストをマーク。セルティックではデンマーク代表MFマット・オライリーの後釜と 2024.08.31 14:40 Sat
EFLリーグ1(イングランド3部)のバーミンガム・シティは30日、セルティックからDF岩田智輝(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「24」に決定。契約期間は2027年6月30日までの3年となる。 セルティックで不遇をかこったなか、移籍市場最終日にイングランド行きが決まった27歳DFは、クラブ公式チ 2024.08.31 07:57 Sat
セルティックのDF岩田智輝(27)にイングランド行きの可能性が浮上している。 2022シーズンの明治安田生命J1リーグでMVPを獲得し、横浜F・マリノスの優勝に貢献した岩田。2023年1月にセルティックへとレンタル移籍すると、2023年7月には完全移籍に切り替わった。 横浜FMではセンターバックとしてプレー 2024.08.30 23:10 Fri

記事をさがす

ブレンダン・ロジャーズの人気記事ランキング

1

岩田智輝が三好康児去った英3部バーミンガム加入! 今夏加入の横山歩夢と共闘へ

EFLリーグ1(イングランド3部)のバーミンガム・シティは30日、セルティックからDF岩田智輝(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「24」に決定。契約期間は2027年6月30日までの3年となる。 セルティックで不遇をかこったなか、移籍市場最終日にイングランド行きが決まった27歳DFは、クラブ公式チャンネル『BluesTV』を通じて早くもプレーへの渇望を示している。 「ここに来られてとても嬉しいです。できるだけ早くピッチで自分のプレーを見せたいです」 2022シーズンの明治安田生命J1リーグでMVPを獲得し、横浜F・マリノスの優勝に貢献した岩田。2023年1月にセルティックへとレンタル移籍すると、2023年7月には完全移籍に切り替わった。 横浜FMではセンターバックとしてプレーした中、セルティックではボランチでの起用が多くなる。横浜FMで指導を受けたアンジェ・ポステコグルー監督の下で出番が見込まれたものの、そのオーストラリア人指揮官はトッテナムへステップアップ。すると、後任のブレンダン・ロジャーズ監督の下では出番が限られることに。これまでセルティックで42試合1ゴール3アシストを記録しているが、今シーズンはまだピッチに立っていなかった。 なお、新天地のバーミンガムは岩田の加入直前にMF三好康児のボーフム移籍が発表されたが、今夏はサガン鳥栖からFW横山歩夢が加入しており、引き続き日本人2選手がプレーする形となる。 バーミンガムの指揮を執るのは、39歳の青年指揮官であるクリス・デイビス監督。かつてはセルティックやレスター・シティ時代のロジャーズ監督のアシスタントコーチを務め、昨シーズンはポステコグルー監督の下でトッテナムでアシスタントコーチを務めており、岩田についてロジャーズ監督やポステコグルー監督に何か聞いている可能性はありそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】笑顔が印象的なバーミンガム加入発表に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="und" dir="ltr">It’s <a href="https://twitter.com/hashtag/TimeForTomoki?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#TimeForTomoki</a> <a href="https://t.co/b6M8dves3l">pic.twitter.com/b6M8dves3l</a></p>&mdash; Birmingham City FC (@BCFC) <a href="https://twitter.com/BCFC/status/1829643528290308507?ref_src=twsrc%5Etfw">August 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.31 07:57 Sat
2

元JリーグMVPの岩田智輝が最終日にイングランド行きの可能性? セルティックで出番なく、3部バーミンガムが獲得を目指す

セルティックのDF岩田智輝(27)にイングランド行きの可能性が浮上している。 2022シーズンの明治安田生命J1リーグでMVPを獲得し、横浜F・マリノスの優勝に貢献した岩田。2023年1月にセルティックへとレンタル移籍すると、2023年7月には完全移籍に切り替わった。 横浜FMではセンターバックとしてプレーした中、セルティックではボランチでの起用が多くなる。横浜FMで指導を受けたアンジェ・ポステコグルー監督の下で出番が見込まれた中、ブレンダン・ロジャーズ監督の下では出番が限られることに。これまでセルティックで42試合1ゴール3アシストを記録しているが、今季はまだピッチに立っていない。 戦力外状態となっている岩田だが、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、EFLリーグ1(イングランド3部)のバーミンガム・シティが岩田の獲得に動いているという。 バーミンガムはMF三好康児が昨シーズンから所属しており、今夏はサガン鳥栖からFW横山歩夢が加入。三好はドイツ行きの噂が出ている状況だ。 30日が移籍期限のため、ほとんど時間がないものの、バーミンガムはオファーを出しているとのこと。セルティックでは戦力外に近い状況だけに、移籍が纏まる可能性もあるという。 バーミンガムの指揮を執るのは、39歳の青年指揮官であるクリス・デイビス監督。かつてはセルティックやレスター・シティ時代のロジャーズ監督のアシスタントコーチを務め、昨シーズンはポステコグルー監督の下でトッテナムでアシスタントコーチを務めており、岩田についてロジャーズ監督やポステコグルー監督に何か聞いている可能性はありそうだ。 2024.08.30 23:10 Fri
3

「おそらく控えだが…」シティ移籍が浮上した古橋亨梧に元スコットランド代表FWが言及「良い仕事ができるはず」と評価、神戸時代を知るリージョ氏の存在も

突如として浮上した日本代表FW古橋亨梧(29)のマンチェスター・シティへの移籍話。元スコットランド代表FWクリス・ボイド氏は、シティでもプレーできるだろうと評価した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 ヴィッセル神戸から2021年夏にセルティックへと完全移籍し、ヨーロッパでのキャリアをスタートさせた古橋。アンジェ・ポステコグルー監督の下ですぐに花開くと、持ち前の得点力を遺憾なく発揮し、あっという間にエースに成長する。 ポステコグルー監督の下で2シーズン、そしてブレンダン・ロジャーズ監督の下で1シーズンプレーした古橋は、公式戦通算134試合73ゴール16アシストを記録。スコティッシュ・プレミアシップ3連覇に大きく貢献し、国内3冠を達成するなど、7個のタイトルを獲得。2022-23シーズンは27ゴールを記録してリーグ得点王にも輝き、MVPを受賞していた。 その古橋だが、突如として浮上したシティへの移籍。今夏のプレシーズンではシティと対戦してゴールを決めるなど活躍したほか、ジョゼップ・グアルディオラ監督のアシスタントコーチを務めるフアン・マヌエル・リージョ氏は、かつてヴィッセル神戸の監督をしており、古橋のことを知っている存在だ。 シティはアトレティコ・マドリーへ移籍したアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの後釜を探しており、控えに位置するストライカーを望んでいる中、古橋をターゲットの1人に。ボイド氏は、古橋について語り、シティでもしっかり仕事ができるはずだと評価した。 「彼は今、明らかに肩の痛みに苦しんではいるが、スコットランドに来てからは素晴らしい活躍を見せている」 「マンチェスター・シティではおそらく控え選手だろうが、もちろん彼の動きやスピード、運動量があれば、良い仕事ができるはずだ」 また、今夏のセルティックは移籍期限が迫る中で主軸選手の移籍話が多く浮上。古橋の他にも、日本代表MF旗手怜央はレスター・シティに、デンマーク代表MFマット・オライリーはブライトン&ホーヴ・アルビオンへの移籍が噂されている。 現役時代はライバルであるレンジャーズでもプレーしたボイド氏は、セルティックというクラブの在り方についても言及。チームにとって重要な存在である一方で、より大きなクラブに引き抜かれることも仕方ないだろうとした。 「セルティックでは、旗手怜央がレスター・シティ、マット・オライリーがブライトンに移籍する可能性がある。セルティックは選手を獲得することになるだろうが、スコットランドで最大の移籍は、オライリーの移籍になるかもしれない」 「彼は素晴らしい活躍を見せており、セルティックのプレースタイルにとっては極めて重要だ。ブレンダン・ロジャーズ監督は彼を失いたくはないだろうが、セルティックというクラブのモデルを理解している」 「クラブが成長しきれなくなる段階になれば、選手を失うことになる。ブライトンへの移籍は、どうやら成功しそうだ」 <span class="paragraph-title">【動画】これがアピールになった? プレマッチのシティ戦で古橋亨梧がゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xiYjs_JPFg4";var video_start = 206;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.08.21 23:40 Wed
4

シーズン絶望予想の前田大然がトレーニング復帰、ロジャーズ監督もタイトル争いに期待「素晴らしいニュース」

負傷離脱しているセルティックの日本代表FW前田大然がトレーニングに復帰。シーズン中にプレーする可能性が出てきた。イギリス『デイリー・レコード』が伝えた。 今シーズンはスコティッシュ・プレミアシップで25試合に出場し5ゴール2アシストを記録するなど、公式戦32試合で9ゴール3アシストの前田。しかし、7日に行われたレンジャーズとの“オールドファーム"で負傷していた。 ハムストリングを傷めた前田に関して、ブレンダン・ロジャーズ監督は離脱を認め、数週間はいないとしていた。 今シーズン中の復帰は絶望とも見られていた前田だが、驚異の回復を見せているという。 ロジャーズ監督は28日のダンディー戦に向けた記者会見で前田について言及。トレーニングに復帰したことを認めた。 「我々に与えられた情報は、彼はおそらくシーズン残りは欠場するだろうというものだった」 「しかし、彼はとても良く反応しており、スキャンとウルトラスキャンを受けた後、ピッチに戻ってきた」 「今朝、我々のメディカルチームの責任者であるティム(・ウィリアムソン)と話していたが、彼(前田)はここにいる間、回復と全体的な身体能力の点で常に驚かされ続けていると言っていた」 「(レンジャーズ戦の)試合後に彼が感じた腱の損傷は何もないというのは素晴らしいニュースだが、まだいくつかのステップを踏む必要がある」 前田は、ダンディー戦はさすがに起用できないものの、次節のハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)戦では起用可能になる見込み。熾烈なリーグ優勝争いに向けて、大きな戦力となることは間違いない。 また、5月11日にはスコティッシュカップ決勝が控えており、レンジャーズとのタイトルマッチでも大きな役割を果たすことになると期待されている。 2024.04.27 23:15 Sat
5

横浜FMの新監督決定! “オズの魔法使い”キューウェル氏が就任…「ハードワークはこの瞬間から始まります」

横浜F・マリノスは31日、ハリー・キューウェル氏(45)の監督就任を発表した。 現役時代にリバプールなどでプレーし、オーストラリア代表での活躍も印象深いキューウェル氏。“オズの魔法使い”の異名を取り、2014年に現役を退いてからイングランドで指導者キャリアを歩み始め、2022年6月からセルティックのコーチに就任した。 アンジェ・ポステコグルー監督が去った今季もブレンダン・ロジャーズ監督のもとでコーチに留任したが、最近では今季限りでケヴィン・マスカット監督が退任した横浜FM行きが噂に。ロジャーズ監督からも認める発言がなされるなか、ついに決定した。 キューウェル氏は「横浜F・マリノスというクラブに加入できることをとても誇りに思いますし、今からワクワクしています」と心境を綴り、意気込みを語っている。 「チームをさらに進化させるため、信頼してくださったクラブに感謝申し上げます。我々には多くのやるべきことがあり、ピッチ上で選手たちと共に取り組むことが待ち遠しいです。このクラブに成功をもたらすため、我々は一丸となり闘います。ハードワークは、この瞬間から始まります。熱いご声援をよろしくお願いします」 また、横浜FMは代表取締社長を務める中山昭宏氏のコメントも掲載。選定にあたり、「マリノスの魅力あるアタッキングフットボールを継続しながら、さらに深化させられること」に重きを置いたとし、そうした条件を満たす人材としてキューウェル氏の招へいを決めたという。 一方、セルティック側もキューウェル氏の横浜FM監督就任に伴う退団を発表。新たなコーチとして、レスター・シティ時代にロジャーズ監督のもとで働いたアダム・サドラー氏の就任を明らかにしている。 2023.12.31 18:30 Sun

セルティックの人気記事ランキング

1

岩田智輝が三好康児去った英3部バーミンガム加入! 今夏加入の横山歩夢と共闘へ

EFLリーグ1(イングランド3部)のバーミンガム・シティは30日、セルティックからDF岩田智輝(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「24」に決定。契約期間は2027年6月30日までの3年となる。 セルティックで不遇をかこったなか、移籍市場最終日にイングランド行きが決まった27歳DFは、クラブ公式チャンネル『BluesTV』を通じて早くもプレーへの渇望を示している。 「ここに来られてとても嬉しいです。できるだけ早くピッチで自分のプレーを見せたいです」 2022シーズンの明治安田生命J1リーグでMVPを獲得し、横浜F・マリノスの優勝に貢献した岩田。2023年1月にセルティックへとレンタル移籍すると、2023年7月には完全移籍に切り替わった。 横浜FMではセンターバックとしてプレーした中、セルティックではボランチでの起用が多くなる。横浜FMで指導を受けたアンジェ・ポステコグルー監督の下で出番が見込まれたものの、そのオーストラリア人指揮官はトッテナムへステップアップ。すると、後任のブレンダン・ロジャーズ監督の下では出番が限られることに。これまでセルティックで42試合1ゴール3アシストを記録しているが、今シーズンはまだピッチに立っていなかった。 なお、新天地のバーミンガムは岩田の加入直前にMF三好康児のボーフム移籍が発表されたが、今夏はサガン鳥栖からFW横山歩夢が加入しており、引き続き日本人2選手がプレーする形となる。 バーミンガムの指揮を執るのは、39歳の青年指揮官であるクリス・デイビス監督。かつてはセルティックやレスター・シティ時代のロジャーズ監督のアシスタントコーチを務め、昨シーズンはポステコグルー監督の下でトッテナムでアシスタントコーチを務めており、岩田についてロジャーズ監督やポステコグルー監督に何か聞いている可能性はありそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】笑顔が印象的なバーミンガム加入発表に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="und" dir="ltr">It’s <a href="https://twitter.com/hashtag/TimeForTomoki?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#TimeForTomoki</a> <a href="https://t.co/b6M8dves3l">pic.twitter.com/b6M8dves3l</a></p>&mdash; Birmingham City FC (@BCFC) <a href="https://twitter.com/BCFC/status/1829643528290308507?ref_src=twsrc%5Etfw">August 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.31 07:57 Sat
2

前田大然&古橋享梧のアベック弾でセルティックが今季初のオールドファームを制す!【スコティッシュ・プレミアシップ】

セルティックは1日、セルティック・パークで行われたスコティッシュ・プレミアシップ第4節でレンジャーズとのオールドファームを戦い、3-0で勝利した。 開幕3連勝中のセルティックが、2勝1分けのレンジャーズとの今季初のオールドファームに臨んだ。この試合ではFW古橋亨梧とFW前田大然、MF旗手怜央がスタメンで起用された。 立ち上がりから積極的な姿勢でゴールを目指すレンジャーズに対し、セルティックは11分にネットを揺らす。カラム・マグレガーのロングスルーパスで右サイドを突破したキューンがボックス右まで侵攻。中央へ折り返しを供給すると、並走していた古橋がゴールに流し込んだが、これがVARの末にキューンのオフサイドを取られ、取り消しとなった。 先制のチャンスを逃したセルティックだったが、すぐにスコアを動かす。17分、キューンのパスからボックス右深くまで駆け上がったアリスター・ジョンストンがマイナスに折り返すと、ボックス中央に走り込んだ前田がダイレクトシュートをゴールに流し込んだ。 先制点で主導権を握ったセルティックは、40分にも中盤でパスカットに成功したグレッグ・テイラーが素早く前線にパスを送ると、これを受けた古橋がバイタルエリア中央手前から右足一閃。狙い澄ましたコントロールショットがゴール右隅に吸い込まれた。 迎えた後半は一進一退の展開が続くなか、セルティックは59分にチャンス。旗手のスルーパスに反応した古橋がボックス中央右から侵入し、飛び出したGKの脇を抜くシュートを放ったが、これはゴール右に外れた。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが拮抗した展開が続く。それでもセルティックは75分、ハイプレスを掛けた前田が敵陣でボールを奪うと、前田の落としを受けたC・マクレガーがペナルティアーク右手前まで切り込み、左足一閃。相手DFにディフレクトしたボールがゴール左隅に突き刺さった。 直後の77分にお役御免となった旗手と古橋を下げてセルティックは、そのまま3-0で完勝。前田と古橋のアベック弾などで今季初のオールドファームを勝利で飾った。 セルティック 3-0 レンジャーズ 【セルティック】 前田大然(前17) 古橋享梧(前40) カラム・マグレガー(後30) <span class="paragraph-title">【動画】前田&古橋がオールドファームで共にゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><br>\<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#セルティック</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レンジャーズ</a><br><br><br>大一番で貴重な先制点をもたらす<a href="https://twitter.com/hashtag/CELRAN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#CELRAN</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%89%8D%E7%94%B0%E5%A4%A7%E7%84%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#前田大然</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/SPOTVNOW?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SPOTVNOW</a><a href="https://t.co/qfzGyPw2ec">pic.twitter.com/qfzGyPw2ec</a></p>&mdash; SPOTV NOW JAPAN (@SPOTVNOW_JP) <a href="https://twitter.com/SPOTVNOW_JP/status/1830213892955681105?ref_src=twsrc%5Etfw">September 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><br>\<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#セルティック</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レンジャーズ</a><br><br>狙い澄ました見事なシュートで<br>日本人コンビがアベック弾<a href="https://twitter.com/hashtag/CELRAN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#CELRAN</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%8F%A4%E6%A9%8B%E4%BA%A8%E6%A2%A7?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#古橋亨梧</a><a href="https://twitter.com/hashtag/SPOTVNOW?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SPOTVNOW</a><a href="https://t.co/7B03W78oED">pic.twitter.com/7B03W78oED</a></p>&mdash; SPOTV NOW JAPAN (@SPOTVNOW_JP) <a href="https://twitter.com/SPOTVNOW_JP/status/1830221771976724597?ref_src=twsrc%5Etfw">September 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.01 22:26 Sun
3

日本人選手12人が出場するCLリーグフェーズ出場36チームが決定! 気になるポット分けは?

8月28日の2024-25シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフが終了し、CLリーグフェーズに出場する全36チームおよびポット分けが決定した。 昨シーズンはレアル・マドリーの2シーズンぶり15度目の優勝で幕を閉じたCL。新シーズンのヨーロッパ王者争いの行方を左右する、リーグフェーズ組み合わせ抽選会は29日にフランスのモナコで開催される。 今シーズンからレギュレーションが変更となり、36チームが参加し、グループステージが排除。リーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。 上位8チームがラウンド16に進出し、9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととなる。 また、前レギュレーションではUEFAカントリーランキング上位6チームの国内王者がポット1に入ったが、新レギュレーションではこれを撤廃。2023-24シーズンのCL優勝クラブとUEFAクラブランキング上位8チームが入り、ポット2以降はUEFAクラブランキング順に入ることとなる。 これにポット1にはフランス代表FWキリアン・ムバッペも加入したディフェンディングチャンピオンのレアル・マドリーに加え、UEFAクラブランキング上位8チームのマンチェスター・シティ、バイエルン、パリ・サンジェルマン(PSG)、リバプール、インテル、ドルトムント、RBライプツィヒ、バルセロナが入り、ここにが入った。 さらに、ポット2には昨季ヨーロッパリーグ(EL)王者のアタランタやユベントス、ミランのイタリア勢3チーム、アーセナル、アトレティコ・マドリー、レバークーゼン、ベンフィカ、シャフタール・ドネツク、クラブ・ブルージュの9チームが入った。 ポット3にはフェイエノールト、スポルティングCP、PSV、ヤングボーイズ、セルティックに加え、予選を突破したレッドブル・ザルツブルク、ディナモ・ザグレブ、リール、ツルヴェナ・ズヴェズダ。 ポット4はグループステージ制導入以来初出場となるアストン・ビラやボローニャの2チームや欧州カップ初参加となるジローナやブレストに加え、モナコ、シュツットガルトらが入っている。 なお、今回のCLリーグフェーズには、DF伊藤洋輝(バイエルン)、MF遠藤航(リバプール)、DF冨安健洋(アーセナル)、FW上田綺世(フェイエノールト)、MF守田英正(スポルティングCP)、MF川村拓夢(ザルツブルク)、FW前田大然(セルティック)、FW古橋享梧(セルティック)、MF旗手怜央(セルティック)、MF岩田智輝(セルティック)、FW南野拓実(モナコ)、DF荻原拓也(ディナモ・ザグレブ)ら12人の日本人選手が参戦予定だ。 今回決定した2024-25シーズンのCLリーグフェーズ出場チーム及びポット分けは以下の通り。 ◆ポット1 レアル・マドリー(CL王者/スペイン) マンチェスター・シティ(イングランド) バイエルン(ドイツ) パリ・サンジェルマン(フランス) リバプール(イングランド) インテル(イタリア) ドルトムント(ドイツ) ライプツィヒ(ドイツ) バルセロナ(スペイン) ◆ポット2 レバークーゼン(ドイツ) アトレティコ・マドリー(スペイン) アタランタ(EL王者/イタリア) ユベントス(イタリア) ベンフィカ(ポルトガル) アーセナル(イングランド) クラブ・ブルージュ(ベルギー) シャフタール・ドネツク(ウクライナ) ミラン(イタリア) ◆ポット3 フェイエノールト(オランダ) スポルティングCP(ポルトガル) PSV(オランダ) ディナモ・ザグレブ(クロアチア) ザルツブルク(オーストリア) リール(フランス) ツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア) ヤングボーイズ(スイス) セルティック(スコットランド) ◆ポット4 スロバン・ブラチスラヴァ(スロバキア) モナコ(フランス) スパルタ・プラハ(チェコ) アストン・ビラ(イングランド) ボローニャ(イタリア) ジローナ(スペイン) シュツットガルト(ドイツ) シュトゥルム・グラーツ(オーストリア) ブレスト(フランス) 2024.08.29 06:50 Thu
4

セルティックがデッドラインデイに3選手を獲得! クラブ記録の移籍金で加入の若きベルギー代表MFはオライリー後釜か

セルティックは31日、アウグスブルクのベルギー代表MFアルネ・エンゲルス(20)の獲得したと発表した。契約は4年となる。 9月の代表活動にも呼ばれ、デビューを目指すエンゲルスは若きセントラルMFで、昨季のブンデスリーガで32試合3得点5アシストをマーク。セルティックではデンマーク代表MFマット・オライリーの後釜と目され、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、移籍金はクラブ記録の1100万ポンド(約21億1000万円)という。 また、このがデッドラインデイではダンディーFCのスコットランド人MFルーク・マッコーワン(26)、シェフィールド・ユナイテッドの元アメリカ代表DFオーストン・トラスティ(26)も獲得。契約はマッコーワンが3年、トラスティが5年となる。 2024.08.31 14:40 Sat
5

元JリーグMVPの岩田智輝が最終日にイングランド行きの可能性? セルティックで出番なく、3部バーミンガムが獲得を目指す

セルティックのDF岩田智輝(27)にイングランド行きの可能性が浮上している。 2022シーズンの明治安田生命J1リーグでMVPを獲得し、横浜F・マリノスの優勝に貢献した岩田。2023年1月にセルティックへとレンタル移籍すると、2023年7月には完全移籍に切り替わった。 横浜FMではセンターバックとしてプレーした中、セルティックではボランチでの起用が多くなる。横浜FMで指導を受けたアンジェ・ポステコグルー監督の下で出番が見込まれた中、ブレンダン・ロジャーズ監督の下では出番が限られることに。これまでセルティックで42試合1ゴール3アシストを記録しているが、今季はまだピッチに立っていない。 戦力外状態となっている岩田だが、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、EFLリーグ1(イングランド3部)のバーミンガム・シティが岩田の獲得に動いているという。 バーミンガムはMF三好康児が昨シーズンから所属しており、今夏はサガン鳥栖からFW横山歩夢が加入。三好はドイツ行きの噂が出ている状況だ。 30日が移籍期限のため、ほとんど時間がないものの、バーミンガムはオファーを出しているとのこと。セルティックでは戦力外に近い状況だけに、移籍が纏まる可能性もあるという。 バーミンガムの指揮を執るのは、39歳の青年指揮官であるクリス・デイビス監督。かつてはセルティックやレスター・シティ時代のロジャーズ監督のアシスタントコーチを務め、昨シーズンはポステコグルー監督の下でトッテナムでアシスタントコーチを務めており、岩田についてロジャーズ監督やポステコグルー監督に何か聞いている可能性はありそうだ。 2024.08.30 23:10 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly