ユーベ残留か、ユナイテッド移籍かで揺れるラビオ、今週末までに自らの意向を決定

2023.06.26 17:42 Mon
Getty Images
ユベントスのフランス代表MFアドリアン・ラビオ(28)は今週中にユベントス残留か、マンチェスター・ユナイテッド移籍を選ぶことになりそうだ。イタリア『Sport Mediaset』が伝えている。
PR
2019年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)からユベントスへフリーで移籍して以来、4シーズンにわたって主力として活躍してきたラビオ。今季も公式戦48試合に出場するなど健闘したが、クラブとの契約はあと数日で満了となる。
ユベントスはすでにラビオに対して1年の契約延長を打診しており、現在と同じ年俸700万ユーロ(約10億9000万円)を提示していることが報じられていた。ラビオ側は今週末までに答えを出すとクラブに約束しているようだ。

しかし、かねてからラビオへの関心が噂されていたユナイテッドが実際に動き出したことにより、事態は複雑化している。

ラビオの代理人に接触したというユナイテッドは、ユベントスと同じ年俸700万ユーロでありながら、複数年の契約を提案しているとのこと。プレミアリーグに挑戦しつつ、チャンピオンズリーグ(CL)でも引き続きプレーできるユナイテッド移籍という選択肢はラビオを誘惑しているという。
なお、ユベントスの対抗策としては、特別条項によって来シーズン終了後に退団することも可能な2年契約、もしくは1年契約+1年の契約延長オプション付という条件を改めて提示することが考えられるようだ。

そして、ユベントスはラビオの退団が決まった場合、ラツィオとの契約が残り1年となるセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(28)の獲得を目指すことになるとのこと。

ラツィオの要求額は4000万ユーロ(約62億4000万円)とかなり高額だが、ラツィオ指揮官のマウリツィオ・サッリ監督が今季ユベントスからモンツァへとレンタル移籍したU-21イタリア代表MFニコロ・ロベッラ(21)を気に入っているため、ロヴェッラがミリンコビッチ=サビッチ獲得の鍵を握る可能性があるという。

PR
関連ニュース

ユベントスの売却候補…コスティッチやミリクら市場に投下か

夏が近づくにつれ、ユベントスの売却候補が鮮明になってきたようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 セリエA第35節を終え、来季のチャンピオンズリーグ(CL)復帰が濃厚となる3位も、どうしても停滞感が拭えぬユベントス。2月初旬にインテルとの首位攻防戦を落として以降、リーグ戦の連勝が1度もない。 クラブの財政状況を考えれば、CL権を確保するだけでも御の字といったところだが、今季ここまでパフォーマンスが振るわない選手らの売却によって、資金を増やしたい思惑も。 ここ最近、恩師オリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスから関心が寄せられるセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)。加入から一貫して左サイドの1番手に君臨も、売りに出されているのは間違いないという。 ゴールに直結した貢献が乏しいフォワード2枚も市場へ投下。ポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリク(30)と、イタリア代表FWモイゼ・ケアン(24)だ。 ミリクはレンタル加入の昨季こそ序盤戦で絶大なインパクトも、その後はゴール数が伸びず。公式戦41試合9得点の1年を終えて完全移籍に切り替わると、今季は途中出場メインで32試合7得点…クリスティアーノ・ジュントリSDの一任で売却したいようだが、選手側がそれを望まず、買い手が付くかも微妙とされる。 ケアンについては安売りも辞さず。今季公式戦19試合出場でノーゴールノーアシストの現役イタリア代表について、1000万ユーロ(約16億8000万円)での売却も視野に。こちらはセビージャおよびスタッド・レンヌと水面下で協議しているようで、放出の可能性は低くないものとみられている。 2024.05.11 18:30 Sat

今季17ゴールのヴラホビッチがユベントスとの新契約を希望、高額年俸の扱いが焦点に?

セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ(24)は、ユベントスとの新契約に前向きなようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 ヴラホビッチは2022年1月に、フィオレンティーナから4年半契約でユベントスに加入。今シーズンはセリエAで30試合16ゴール3アシスト、コッパ・イタリアで4試合1ゴールの成績を残しており、リーグ得点ランキングでは2位につけている。 当然、チームにとって欠かせない選手であるはずのヴラホビッチだが、その契約内容がクラブにとっては頭痛の種に。ヴラホビッチの年俸は2024-25シーズンから引き上げられる条項が契約に存在しており、来季から年俸1200万ユーロ(約20億円)を受け取る予定となっている。 しかし、財政難に苦しむクラブにとってこの年俸は非常に厳しいものとなっており、それゆえ今夏にヴラホビッチ売却の可能性も取りざたされていた。 そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ヴラホビッチはユベントスとの新契約に乗り気とのこと。クラブも契約期間延長によって年俸負担を分散させたいと考えており、現在のところ両者の思惑は一致しているようだ。 ユベントスとしては年俸問題さえ解決されれば、大きな戦力であるヴラホビッチを売却する理由はなし。このまま交渉が順調に進んでいけば、今夏によほど巨大なオファーが届かない限り、引き続きユベントスでプレーすることが予想される。 2024.05.09 11:55 Thu

今冬ユベントス加入も出番なし…ジャロは今夏にレンタル移籍の可能性

ユベントスのポルトガル代表DFチアゴ・ジャロ(23)は、今夏の移籍市場でレンタルされる可能性があるようだ。 ジャロはスポルティングCPやミランの下部組織を経て、2019年夏にリーグ・アンのリールへ移籍。公式戦通算102試合出場の右利きセンターバックにはユベントスが関心を示し、今年1月に総額510万ユーロ(約8億2000万円)の移籍金で完全移籍が発表された。 しかし、ジャロは元々昨年3月に前十字じん帯断裂の重傷を負った影響で、今シーズン出場がなかったこともあり、ユベントス加入後もポジションを掴めておらず。加入から3カ月以上が経った現在も出場はなく、セリエAで13試合ベンチ入りするにとどまっている。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ユベントスは今夏の移籍市場でジャロをレンタルに出す選択肢も除外していないとのこと。クラブはレンタル先で試合勘を取り戻してもらうプランも持っているようだ。 一方で、ジャロの起用に消極的だったマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、今シーズン限りでの退任が濃厚に。これによって序列に変化が生じる可能性もあるが、果たして。 2024.05.08 12:45 Wed

人気銘柄グズムンドソン、希望はイタリアでのキャリア続行?「この国、このリーグが大好き」

ジェノアのアイスランド代表MFアルベルト・グズムンドソン(26)は、セリエAでのキャリア続行を望んでいるようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 グズムンドソンは2021-22シーズン途中に、AZからジェノアへ加入。セリエBでの昨季を経て、今季は公式戦34試合で16ゴール4アシストと優れたパフォーマンスを披露しており、チームを牽引する存在になっている。 当然、そんなグズムンドソンをビッグクラブは放っておかず。インテル、ナポリ、ユベントス、トッテナムなどが関心を示しており、ジェノアも2027年夏まで契約を残す同選手の売却を除外していないことから、夏の去就が注目されている。 そんな中で、アメリカ『CBSスポーツ』のインタビューに応じたグズムンドソンは、セリエAでプレーを続けたいと断言。イタリアでの生活を愛しており、これが続くことを願うと語っている。 「僕は子供の頃、プレミアリーグでのプレーを夢見ていた。でも、イタリアに来てからは少し変わったんだ。僕はこの国、このリーグが大好きになった。そしてフットボールやこの人生も愛している」 「正直に言うと、イタリアから出ていく気はない。ここでは本当に快適だから、もし僕がこの国やこのクラブを離れなければならないとしたら、それは何か良いことが理由でなければならない」 2024.05.08 11:10 Wed

ユベントスの主将ダニーロがハムストリングを負傷…コッパ・イタリア決勝は欠場か

ユベントスは6日、ブラジル代表DFダニーロが負傷したことを発表した。 ダニーロは5日に行われたセリエA第35節のローマ戦にフル出場したが、この試合で左足を負傷。その後の検査で左足ハムストリングに軽度の損傷が見つかったとのことだ。 クラブから詳細な離脱期間は明かされていないが、イタリア『スカイ』は12日の次節サレルニターナ戦は欠場が確実で、15日に行われるコッパ・イタリア決勝のアタランタ戦での復帰を目指しているが、間に合うかは不透明だという。 ユベントスのキャプテンを担うダニーロは、今季2度の負傷離脱に見舞われたが、ここまで公式戦31試合に出場し、手堅く勝ち点3を積み上げるチームをまとめ上げてきた。 2024.05.07 07:30 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly