「多くの選択肢を持てるため」選手たちに複数の役割を求める森保一監督、将来を見据えた“コンバート”戦略「スペシャル+他のポジションでも機能」

2023.06.20 08:10 Tue
©超ワールドサッカー
日本代表の森保一監督が、キリンチャレンジカップ2023のペルー代表戦に向けて前日会見に臨んだ。

15日に行われたエルサルバドル代表戦では、開始1分で先制すると、2分で相手が一発退場となり、ほとんどの時間を数的有利な状態で過ごすことに。しかし、チームはそれでも90分間トーンダウンすることなくプレーを続け、終わってみれば6-0での勝利となった。
新たなことにチャレンジしている日本代表。一方で、「世界一」を目標に掲げて活動する中、今やっていることについては「チーム作りの中で、W杯なのか、アジアの戦いかの区分けはしていません。チームコンセプトの浸透と、我々の現在のレベルアップをどうしていくかにフォーカスしています」とコメント。「目標はもちろんありますが、常に我々がレベルアップすることが大事だと思うので、目の前の試合に向けて、今の我々の力を上げていくというところで積み上げていこうと思っています」と、何かにフォーカスするのではなく、自分たちが強くなることが最優先だと語った。

その中で、練習では新たな選手の組み合わせも試している。3トップにはFW古橋亨梧(セルティック)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)を並べていた。

狙いについては「彼らだけでなく、選手それぞれの個の良さを発揮しながらということと、チームとして戦術的に一丸となって戦うという、難しいですが両方表現して欲しいと思います」と語り、「組み合わせに関しては、我々が今後力をつけていく上で、誰が出ても勝つということと、誰と組んでも機能するという部分。固定した選手だけではなく、チームの選手層の幅を広げる、システム的にも人の組み合わせとしても多くの選択肢を持てるための試合に明日はできればと思っています」と語り、固定化させずに多くの組み合わせを試し、特徴が一番出る形を見つけていきたいという。
また、「選手層も1チームだけでなく、2チーム分、3チーム分とより高いレベルの選手層から、その都度の大会にベストな選択ができればと思っています」と、多くの選手が機能するように厚みを持たせたいとコメント。「今の日本代表の選手を見ても、力のある選手たちは非常に各ポジション多いですし、ポジションの中でもちろん競争は見ていかなければいけないですが、同等の力を持っている選手たちを各ポジションで少しでも多く、何があっても準備していけるようなチーム作りをしていきたいです」と、多くの選手がレベルアップし、代表のポジション争いを活性化させていきたいと語った。

その点では、今回はトレーニングを含めてサイドバックに新たな手を加えている。クラブでは本職ではないFW中村敬斗(LASKリンツ)とMF相馬勇紀(カーザ・ピア)をサイドバックに配置。相馬はエルサルバドル戦で右サイドバックで出場していた。

この狙いについては「チームのコンセプト、考え方の中にも良い守備から良い攻撃にというものがあり、まず守備の部分があり、そこで役割を果たしてもらいたいと思っていますし、どっちがどっちではなく、攻撃であったり守備であったりではなく、良い守備からというチームのコンセプトの中で、役割、力を発揮してもらいたいと思います。同時に攻撃の部分でもそれぞれの良さを出して、プレーに関わって欲しいなと思っています」とコメント。攻守両面で期待を寄せているとした。

相馬に関しては「チームでは4バックでは戦っていなくて、3バックのチームでシャドーやウイングバックでプレーしている部分。サイドの上下動をしながら、局面でも守備が強い。前回もアシストしたように、攻撃でも良さを発揮したように、4バックではウイングでもできますが、サイドバックでも力を発揮して欲しいなと」と、対人守備は一定のレベルがあり、攻撃面で違いを見せて欲しいとした。

中村については「中村敬斗も、攻撃の部分で良さ、特徴がある選手だと思っていますが、全ての選手たちに1つのポジションのスペシャルな部分を持ちながらも、ポリバレントな複数のポジションをやってもらえるようにということは、これまでも要求してきましたし、これからもそういった形で、スペシャル+他のポジションでも機能できるようにやってもらいたいと思っています」と、サイドバックに限らず、多くの選手が複数ポジションを務められるチームにしたいと語った。

実際にボランチとCB、SBとCB、ウイングとトップ、ウイングとインサイドハーフなど、多くの選手が複数のポジションができる状況だ。

また、これは長期的にチームを強化していく上では必要だと語る森保監督。「短期の親善試合2試合、1試合であるならば1つのポジションでも良いと思いますが、ワールドカップやアジアカップなど大きな大会では7試合、8試合を想定したときに限られたメンバーの中で、色々な想定のことが起こった時に、1つのポジションだけでなくプラスのポジションができる選手がいることで、色々な想定外のことにも対応できると考えています」とコメント。招集人数が限られ、タイトに試合を行っていくところでは、尚更重要になるポイントだとした。

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なでしこジャパンの宮本ともみコーチが女子AFC Coach of the Yearにノミネート!

アジアサッカー連盟(AFC)の年間男子最優秀監督ノミネート3名には、日本代表の森保一監督が最終候補に残ったほか、年間女子最優秀監督にもなでしこジャパンの宮本ともみコーチがノミネートされている。 4年ぶりの開催となるAFCアウォーズへ向けては、13日に各賞のノミネート選手や監督が発表。女子のAFC Coach of the Yearには宮本コーチのほか、中国女子代表のシュイ・チンシア監督、U-16韓国女子代表のキム・ウンジョンコーチがノミネートされた。 日本における監督はHead coach、ヘッドコーチにあたる英語がAssistant coachであるため、日本語でいう"コーチ"も同賞に該当する。 宮本コーチは現役時代の多くを、プリマハム時代を含めて伊賀FCくノ一(現:伊賀FCくノ一三重)で過ごし、日本女子代表としても中盤の軸に。出産後に現役復帰、女子ワールドカップ(W杯)メンバー入りも果たした女子サッカーの先駆者的存在だ。 指導者としては、池田太監督とともに年代別の日本女子代表を指導。2021年からなでしこジャパンのコーチに就任し、セットプレー時は前面に立って指示を送るなど、戦術家としての手腕を振るった。 池田監督の右腕としてオーストラリア&ニュージーランド女子W杯では、スペイン女子代表に快勝を収めるなど、グループステージを3戦全勝。準々決勝でスウェーデン女子代表に敗れはしたものの、育成時代から目をかけてきた長野風花や宮澤ひなたらが躍動し、その戦いは世界で大きな注目を浴びた。 また、シュイ・チンシア監督は、2022年のAFC女子アジアカップで中国を率いて日本や韓国を下し、9度目の大会制覇を達成。キム・ウンジョンコーチはU-16韓国女子代表を率い、AFC U-17女子アジアカップの1次予選、2次予選を通じて5試合51得点2失点の圧倒的強さで、チームを本戦出場へ導いていた。 <span class="paragraph-title">【写真】女子AFC Coach of the Yearにノミネートされた3名</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <br><br> Shui Qingxia <br> Tomomi Miyamoto <br> Kim Eun-jung <br><br>Let us know which tactician made the biggest impact in spearheading the women’s game to greater heights in 2022! <a href="https://twitter.com/hashtag/AFCAwards2022?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AFCAwards2022</a> <a href="https://t.co/v5GhB1hIdU">pic.twitter.com/v5GhB1hIdU</a></p>&mdash; AFC (@theafcdotcom) <a href="https://twitter.com/theafcdotcom/status/1716665850168823900?ref_src=twsrc%5Etfw">October 24, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.10.25 18:30 Wed
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「まさに圧巻だった」スーパーゴールの三笘薫が快挙! 2週連続でプレミアリーグベスト11選出、元イングランド代表FWも脱帽

スーパーゴールを決めたブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が快挙を成し遂げた。 三笘は、21日に行われたレスター・シティ戦で先発すると、27分に先制ゴールを記録。左サイドでパスを受けると、ボックス左角付近で一気にスピードアップ。縦ではなくカットインすると、大きく持ち出したところから右足一閃。弧を描いたシュートがゴール右隅に決まった。 海外でも大きな話題となったスーパーゴールには、ロベルト・デ・ゼルビ監督も「素晴らしいゴール」と称賛。また、元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏も「ミトマは金銭的に最も価値のある選手だと思う」、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏は「おめでとう、ミトマ!素晴らしいゴールだ」と称えるほどだった。 その三笘は、プレミアリーグの週間ベストイレブンに選出。なんと2週連続での選出となった。 元イングランド代表FWアラン・シアラー氏が選出したベストイレブンに名を連ねた三笘。[4-3-3]の左サイドに配置された。 シアラー氏は「試合を重ねるごとに影響力を増していく彼のゴールは、まさに圧巻だった」と称賛の言葉を添えている。 カタール・ワールドカップ後のリーグ戦5試合で3ゴール。さらに記録には残らないアシスト未遂もあり、ブライトンの攻撃を牽引しているのは間違いない。 ◆プレミアリーグ第21節ベストイレブン GK ニック・ポープ(ニューカッスル) DF クリス・リチャーズ(クリスタル・パレス) チアゴ・シウバ(チェルシー) ナイーフ・アゲルド(ウェストハム) オレクサンドル・ジンチェンコ(アーセナル) MF ブカヨ・サカ(アーセナル) ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) FW ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム) アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ) エディ・エンケティア(アーセナル) <span class="paragraph-title">【画像】錚々たるメンバーの中、2週連続のベストイレブンに入る三笘薫は左サイドに配置</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"><br><br>What do you make of his choices? <a href="https://t.co/11cPvNEp0M">pic.twitter.com/11cPvNEp0M</a></p>&mdash; Premier League (@premierleague) <a href="https://twitter.com/premierleague/status/1617934948874293248?ref_src=twsrc%5Etfw">January 24, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.25 08:40 Wed
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三笘薫や松木玖生、熊谷紗希に森保一監督らAFC年間表彰の各賞に日本人7名がノミネート!

アジアサッカー連盟(AFC)が、2022年の年間表彰のノミネート選手を発表した。 すでに伝えている通り、AFC年間最優秀コーチ賞(男子)には日本代表の森保一監督、AFC年間最優秀コーチ賞(女子)にはなでしこジャパンの宮本ともみコーチが最終3人の候補のノミネートしていた。 AFC年間最優秀男子選手賞には日本人はノミネートされなかったものの、AFC年間最優秀女子選手賞にはなでしこジャパンのキャプテンを務めるDF熊谷紗希(ローマ)がノミネート。また、AFCアジア国際年間最優秀選手賞には日本代表MF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)がノミネートした。 その他にも、AFC年間最優秀ユース選手賞(男子)にはU-22日本代表MF松木玖生(FC東京)、AFC年間最優秀ユース選手賞(女子)にはなでしこジャパンFW浜野まいか(チェルシー)がノミネートされた。 サッカー以外では、AFC年間最優秀フットサル選手賞にはフットサル日本代表のGK黒本ギレルメ(しながわシティ)がノミネートされている。 ◆AFC年間最優秀男子選手賞 マシュー・レッキー(オーストラリア/メルボルン・シティ) アルモエズ・アリ(カタール/アル・ドゥハイル) サレム・アル・ドサリ(サウジアラビア/アル・ヒラル) ◆AFC年間最優秀女子選手賞 サマンサ・カー(オーストラリア/チェルシー) チャン・リンヤン(グラスホッパー/スイス) 熊谷紗希(日本/ローマ) ◆AFCアジア国際年間最優秀選手賞 メフディ・タレミ(イラン/ポルト) 三笘薫(日本/ブライトン&ボーヴ・アルビオン) キム・ミンジェ(韓国/バイエルン) ◆AFC年間最優秀ユース選手賞(男子) モハマド・アミン・ハズバヴィ(イラン/アル・サッド) 松木玖生(日本/FC東京) イ・スンウォン(韓国/江原FC) ◆AFC年間最優秀ユース選手賞(女子) メアリー・ファウラー(オーストラリア/マンチェスター・シティ) ホー・ユエシン(中国) 浜野まいか(日本/チェルシー) ◆AFC年間最優秀コーチ賞(男子) グラハム・アーノルド監督(オーストラリア代表) 森保一監督(日本代表) サアド・アル・シェフリー監督(U-23サウジアラビア代表) ◆AFC年間最優秀コーチ賞(女子) 宮本ともみ コーチ(なでしこジャパン) シュイ・チンシア監督(中国女子代表) キム・ウンジョン コーチ(U-16韓国女子代表) ◆AFC年間最優秀フットサル選手賞 ムスリム・オラドゴバド(イラン/AEパルマ・フットサル) サイード・アーメド・アッバシ(イラン/ヴィニャ・アルバリ・バルデペーニャス) 黒本ギレルメ(日本/しながわシティ) <span class="paragraph-title">【写真】AFC年間表彰にノミネートされた日本人7人</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cy2xqVYpXk4/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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