相馬勇紀 Yuki SOMA
ポジション | FW |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1997年02月25日(27歳) |
利き足 | |
身長 | 166cm |
体重 | 68kg |
ニュース | クラブ |
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「あれが今の僕の限界」と失望感を抱いたアジアカップから2カ月。攻撃陣の主軸・久保建英は北朝鮮2連戦で違いを示せるか?/久保建英(レアル・ソシエダ)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.36】
未知なる国・北朝鮮と対峙する21・26日の2026年北中米ワールドカップアジア2次予選。社会的関心も非常に高い2連戦となるが、日本代表としては、1〜2月のアジアカップ2023年(カタール)惨敗から再起を図らなければならない。森保一監督も停滞感を打破すべく、37歳の大ベテラン・長友佑都(FC東京)を1年3か月ぶりに再招集。闘争心を掻き立てることからスタートしている。 18日の練習初日から偉大な先輩と時折、談笑しながらプレーしていたのが、15歳年下の久保建英(レアル・ソシエダ)だ。第2次森保ジャパン発足後はムードメーカー的な役割を担ってきた彼だが、早速“長友効果”を実感したという。 「(長友選手が来て)雰囲気はすごくいいと思いますし、今日(19日)のミニゲームでマッチアップしたんですけど、久しぶりにいい意味でのしつこさがあった。楽しかったです」と本人も嬉しそうにコメント。平壌に持っていくものを聞かれて「あんま考えてなかったけど、それこそ、長友選手なんかが“すべらない話”をしてくれればいいんじゃないですかね」と報道陣を笑わせた。余裕のトークを含めた立ち振る舞いは緊張感に包まれていたアジアカップの時とは全く異なるものがあったと言っていい。 そんな久保にしてみれば、この2連戦でアジアカップで味わった屈辱を晴らし、代表攻撃陣の絶対的中心の地位を固めることが肝要だ。カタールの地でイランに苦杯を喫した後、「もっとやれたかなと思いますし、厳しい時間帯で、もっともっと得点に絡みたかったなと思いますけど、大会を通して、あれが今の僕の限界かなと思います」 「数字も欲しかったですし、チームを勝たせるプレーもっとやりたかったですけど、自分がやれることはやったので、特に何が惜しかったとかはないです」とどこか淡々と語った彼だが、頂点に立てなかった悔しさを人一倍感じたはず。バーレーン戦の1点に終わったゴール含め、もっともっと違いを見せなければならないのは確かだろう。 ただ、北朝鮮はほとんど情報のない相手。レアル・ソシエダの同僚からも「どんな感じか教えてよ」と言われるほど、不気味な部分が少なくない。 「結構前からプレスかけてくるかなという感じはしてますけど、やっぱり球際のところは来るので、自分たちがそれによって崩れないようにやっていければと思います」 伊藤洋輝(シュツットガルト)もミーティングを踏まえながら警戒ポイントを口にしていたが、トップ下に入るであろう久保のところは徹底マークされるのは想像に難くない。ラフプレーも辞さない相手ということで、ケガなどのリスクもあるだけに、より慎重にプレーしなければならないはずだ。 「北朝鮮はよく言う球際だったり、戦う気持ち、メンタルな部分がすごく強いイメージがありますけど、ヘンに気を遣いすぎないようにはしたいと思ってます」 「そういう中で、そもそも審判がどの程度のラインを敷いてくるかっていうのが第一だと思います。流してくれるような審判なら、僕たちもある程度、強くいかなきゃいけないなと思いますけど、逆にしっかりファウル取ってくれる審判なら、アフター(タックル)とかはできなくなってくる。それでカードが出てくれたらラッキーですし、僕らからしたら、まずは審判がどういう人なのかっていうところも見極めていきたいなと思ってます」と国際経験豊富な久保らしい言い回しで、頭脳的な戦いを仕掛ける覚悟を口にした。 今回の日本は伊東純也(スタッド・ランス)と三笘薫(ブライトン&ほーヴ・アルビオン)の両サイドの槍が揃って不在。おそらく右に堂安律(フライブルク)、左には中村敬斗(スタッド・ランス)、あるいは相馬勇紀(カーザ・ピア)あたりのスタメンが想定されるが、彼らをうまく後押ししながら、自らも生きることを考えていくことが勝利への近道だ。 リスタートに関しても、久保にかかる部分が大だろう。A代表でプレーするようになってから5年の月日が経過するが、FKの名手に直接ゴールが生まれていないのはやはり物足りない。本人としてもそこは納得いかないはず。そろそろ一発を決めて、相手の士気を低下させてほしいものである。 「2連戦なので、こっちのホームとあっちのホームだったら全く別の戦いになるでしょうけど、まずはホームでしっかり勝ち点3を狙っていければいいかなと思ってます」 久保自身も言うように、東京・国立競技場での勝ち点3はマスト。平壌決戦を前に敵の希望を奪うような展開に持ち込めれば理想的だ。アウェーの厳しさを感じることなく戦えるようになるように、しっかりとカウンターパンチを浴びせることが重要だ。久保にはそのけん引役になることを強く求めたい。 <hr>【文・元川悦子】<br/><div id="cws_ad">長野県松本市生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターとなる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォローし、日本代表は特に精力的な取材を行い、アウェイでもほぼ毎試合足を運んでいる。積極的な選手とのコミュニケーションを活かして、選手の生の声を伝える。 2024.03.21 11:00 Thu日本代表、北朝鮮代表戦の地上波テレビ放送、ネット配信の予定は? キックオフ時間、無料視聴方法を紹介
日本代表は21日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼2027アジアカップ予選で北朝鮮代表と対戦する。 この記事では、サッカー日本代表の試合日程・キックオフ時間・テレビ放送予定・視聴方法をまとめた。 <span class="paragraph-subtitle">■日本代表vs北朝鮮代表 試合日程・キックオフ時間</span> 2次予選では2連勝スタートを飾った日本と1勝1敗で2位の北朝鮮。本時間2024年3月21日(木)19:20にキックオフ予定だ。 <span class="paragraph-subtitle">■日本代表vs北朝鮮代表 放送・配信予定</span> 8大会連続8度目のW杯出場を懸けて戦う日本。今回の試合は、地上波では『日本テレビ』にて全国生中継される。 またインターネットでは『Tver』で同時配信となり、無料で視聴することが可能だ。 ◆2026北中米ワールドカップW杯アジア2次予選兼2027アジアカップ予選 北朝鮮代表戦詳細 日時:2024年3月21日(木)19:20キックオフ 会場:国立競技場 対戦国:日本代表vs 朝鮮民主主義人民共和国代表 放送局:日本テレビ系列にて全国生中継(放送開始は19:00予定) <span class="paragraph-subtitle">■日本代表vs北朝鮮代表 無料視聴方法</span> 今回は地上波と無料で楽しめるインターネットサービスの『Tver』で放送されるため、誰でも無料で視聴が可能となる。 <span class="paragraph-subtitle">■日本代表メンバー(vs北朝鮮代表)</span> GK 前川黛也(ヴィッセル神戸) 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 鈴木彩艶(シント=トロイデン/ベルギー) DF 長友佑都(FC東京) 谷口彰悟(アル・ラーヤン/カタール) 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ) 渡辺剛(ヘント/ベルギー) 町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー) 毎熊晟矢(セレッソ大阪) 伊藤洋輝(シュツットガルト/ドイツ) 橋岡大樹(ルートン・タウン/イングランド) 菅原由勢(AZ/オランダ) MF/FW 遠藤航(リバプール/イングランド) 浅野拓磨(ボーフム/ドイツ) 南野拓実(モナコ/フランス) 守田英正(スポルティングCP/ポルトガル) 相馬勇紀(カーザ・ピア/ポルトガル) 小川航基(NECナイメヘン/オランダ) 前田大然(セルティック/スコットランド) 堂安律(フライブルク/ドイツ) 上田綺世(フェイエノールト/オランダ) 田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ) 川村拓夢(サンフレッチェ広島) 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス) <span style="text-decoration: line-through;">佐野海舟(鹿島アントラーズ)</span>※ケガのため不参加 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン) <span class="paragraph-subtitle">■2026北中米ワールドカップW杯アジア2次予選兼2027アジアカップ予選</span> アジアの36カ国が4カ国ずつ9組に分かれ、ホーム・アンド・アウェイの2回総当たりで対戦。各組1位、2位のチームが、3次予選に進出すると同時に、アジアカップ2027の出場権を獲得することができる。 日本は2023年11月に行われたミャンマー代表戦(ホーム)とシリア代表戦(アウェイ)をどちらも5-0と快勝スタート。3月の2試合では、北朝鮮との連戦となり、2次予選突破が懸かっている。 21日には国立競技場で、26日に行われるアウェイゲームは13年ぶりに北朝鮮の首都・平壌の金日成スタジアムでの開催が決定している。 なお、アウェイゲームに関しては、現時点での放送は未定となっており、今後も実現は難しいと見られている。 2024.03.20 13:30 Wed伊東純也の代わりに呼んで欲しい選手/六川亨の日本サッカーの歩み
「ヤングなでしこ」ことU-20日本女子代表は、AFC U-20女子アジアカップ決勝でU-20北朝鮮女子に1-2で敗れて大会4連覇はならなかった。内容的にも後半は押されていて、グループステージ(ミスからの失点で0-1)に続いての完敗だった。 北朝鮮の実力は侮れない――ということで、21日から始まる北中米W杯アジア2次予選の北朝鮮戦もかなりの苦戦が予想されるのではないだろうか。というのも、日本の主力選手のほとんどが“海外組”なのに対し、北朝鮮の“海外組”はJ3の岐阜でプレーする左SB文仁柱(ムン・インジュ)ただ一人。それも日本でプレーしているのだから、時差に苦しむことはない。 過去の北朝鮮代表には2010年南アW杯に出場したFW鄭大世(チョン・テセ)、MF安英学(アン・ヨンハ)の他にもMF梁勇基(リャン・ヨンギ)、MF李漢宰(リ・ハンジェ)らがいた。「北朝鮮には3人の在日コリアン枠」があるとも噂されている由縁だ。 日本での試合には多くの在日コリアンが応援に駆けつけるが、在日の選手が試合に出れば応援にも力が入るのは間違いない。ただ、以前に比べるとJリーガーになる選手が減っていることも確か。「裕福な家庭の子供が多いから、ハングリー精神が希薄になった」と指摘するのは在日のサッカー関係者だが、日本との対戦で刺激を受けてプロを目指す選手が増えるかもしれない。 試合に話を戻すと、2試合とも時差の影響を受けない北朝鮮にはかなりのアドバンテージがあると見ていいだろう。そこで日本代表のスタメンを、時差等のコンディション面から予想してみた(システムは4-2-3-1)。GKはこれまでの実績と国内組ということで大迫敬介。CBは板倉滉と町田浩樹が有力だが、町田の帰国は19日と試合の2日前。このため1日早く帰国する谷口彰悟の方が試合にフィットするかもしれない。 SBは、右はC大阪の毎熊晟矢で決まりだろう。左は18日に帰国する伊藤洋輝か橋岡大樹か悩むところ。コンディション次第では2年ぶりに代表へ復帰した長友佑都という選択もあるかもしれない。 ボランチは“国内組”なら川村拓夢(広島)と佐野海舟(鹿島)※ということになるが、いくらなんでも経験不足の2人を同時にスタメン起用することはないだろう。これまでなら遠藤航とケガからの回復次第だが守田英正ということになるが、2人とも帰国は19日だ。そこで一人は17日に帰国している田中碧で、遠藤にはコンディション次第だが強行出場してもらうしかない。(※編集部注:佐野はケガで不参加が決定) 攻撃陣は南野拓実、相馬勇紀、小川航基、堂安律、上田綺世、中村敬斗の6人が19日に帰国と厳しいスケジュールになっている。そこでトップ下には17日に帰国した久保建英、左FWはアジアカップのイラン戦でプレスバックから久保と好連携を見せた前田大然、1トップに浅野拓磨(2人とも18日に帰国)と、スピードを武器にする2選手を前線に配置。問題となるのは右FWで、ここは堂安に無理をしてもらうしかなさそうだ。 こうしてコンディション面から人選を考えていて、是非とも今回招集して欲しかったのが浦和に移籍して好プレーを連発している前田直輝だ。スピードとキレのあるドリブル突破を武器に、カットインからの左足シュートに加え、タテにも仕掛けられるウインガーで、第4節の湘南戦では今シーズン初ゴールも決めた。 伊東純也の招集が難しい現状のなか、森保一監督には6月シリーズで前田直の招集を期待したいところである。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.03.19 13:00 Tue【日本代表選手紹介】両サイドは不在者の穴を埋められるか? 北朝鮮との2連戦に挑む26選手の現状と期待
日本代表は14日に2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選・北朝鮮代表との2連戦に向け、招集メンバー26名を発表した。ベスト8で涙のアジアカップからのリスタートになる今活動のスカッドは前回から7選手が変更。ここではサバイバルでもある26選手の「現状」と「期待」をテーマに攻撃的的MF陣を紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">MF堂安律(25)</span> 所属先:フライブルク(ドイツ)<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/news_ritsu_doan_20240317_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>■今季公式戦(アジアカップ後) ※3/15 時点 成績:33試合4得点(9試合1得点) 先発出場/途中出場:27/6(8/1) 代表での主戦場:LMF 代表通算:47試合8得点 昨季躍進したフライブルクで今シーズンも右ウイングの主力を担う堂安律。親知らずの問題がありシーズン序盤はコンディションが上がらなかったが、徐々にコンディションを上げている。アジアカップ後にはリーグ戦で1ゴール1アシスト。ヨーロッパリーグも敗退となったが、10試合を戦い抜いた。もう少しゴールに絡みたいところだろう。 アジアカップでは1ゴール1アシストを記録も満足はできていない。より数字を残したかったはずだが、10番としての責務を果たせていないと悔しがっていた。W杯予選ではミャンマー戦で1ゴール1アシスト。大事な試合で結果を残してくる“持っている男”として、北朝鮮撃破に結果で貢献してもらいたいところだ。 <span class="paragraph-subtitle">MF久保建英(22)</span> 所属先:レアル・ソシエダ(スペイン)<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/news_takefusa_kubo_20240317_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>■今季公式戦(アジアカップ後) ※3/15 時点 成績:33試合7得点(8試合1得点) 先発出場/途中出場:29/4(8/0) 代表での主戦場:OMF、RMF 代表通算:34試合4得点 2年目を迎えたソシエダにおいて、攻撃のキーマンに。ダビド・シルバの電撃引退を払拭するかのような活躍をシーズン序盤は見せてゴールを量産した。しかし、アジアカップ以降は1ゴールこそ決めているが、マークも厳しくなり精細を欠くプレーが目立ち、ケガを抱えてのプレーには不安もよぎる。ただ、キーマンであることには変わりなく、再び輝き放つことが期待される。 アジアカップでは5試合に出場し4試合で先発起用。ゴールとアシストを1つずつ記録した。しかし、本人としては不完全燃焼であることは間違いない。悔しさもある中で、W杯予選のシリア代表戦では1ゴール1アシストを記録。北朝鮮戦は今まで以上にハードなマークを受けることが容易に想像できるが、しっかりといなして攻撃にアクセントをつけられるか。囮になる動きも重要になりそうだ。 <span class="paragraph-subtitle">MF南野拓実(29)</span> 所属先:モナコ(フランス)<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/news_takumi_minamino_20240317_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>■今季公式戦(アジアカップ後) ※3/15 時点 成績:23試合6得点(7試合1得点) 先発出場/途中出場:19/4(6/1) 代表での主戦場:OMF 代表通算:57試合20得点 モナコ1年目の昨シーズンはキャリアワーストとも言える成績だったが、その不安を払拭するかのような獅子奮迅の活躍を開幕から見せ日本代表にも復帰した。アジアカップ後は、敗退翌日に早速試合に出場するという脅威的なタフネスさを見せると、7試合で1ゴール1アシストを記録。コンディションの良さ、そしてチームメイトとアディ・ヒュッター監督からの信頼の強さが窺える。 2023年10月にカタールW杯後、初めて招集を受けると、ここまで全試合に出場。アジアカップでは初戦のベトナム代表戦で2ゴール1アシストと出色の出来を見せたが、先発出場は2試合に終わった。[4-2-3-1]のトップ下でのプレーがメインとなっているが、攻撃的なポジションで流動性を見せてゴールに絡んでいく動きに期待。カタールW杯予選では7試合連続ゴールも記録しており、今予選でも期待は高まる。 <span class="paragraph-subtitle">MF相馬勇紀(27)</span> 所属先:カーザ・ピア(ポルトガル)<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/news_yuki_soma_20240317_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>■今季公式戦(アジアカップ後) ※3/15 時点 成績:28試合2得点(5試合1得点) 先発出場/途中出場:23/5(2/3) 代表での主戦場:LMF 代表通算:12試合4得点 ポルトガルで2年目を過ごす相馬。今シーズンは[3-4-3]の右ウイングでのプレーがメインとなっており、左ウイングでもプレーする。アジアカップには参加しなかった中、今年に入り序列が低下。先発起用される機会が減っていき、直近の試合は出場時間もかなり短くなっている。それでも8日に行われたエストレラ戦では今季2点目を記録。良い状態で合流することになりそうだ。 アジアカップは不参加となり、昨年11月以来の代表活動に。W杯予選の初戦のミャンマー代表戦ではフル出場も果たしていた。今回は負傷で三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)が不在。同じ左サイドで個の突破が期待される相馬だが、森保一監督もユーティリティ性とクオリティに期待を寄せての招集と説明。苦しい局面を打開する力はあるだけに、サイドで違いを見せられるかに期待したい。 <span class="paragraph-subtitle">MF中村敬斗(23)</span> 所属先:スタッド・ランス(フランス)<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/news_keito_nakamura_20240317_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>■今季公式戦(アジアカップ後) ※3/15 時点 成績:17試合2得点(4試合0得点) 先発出場/途中出場:11/6(2/2) 代表での主戦場:LMF 代表通算:8試合6得点 今シーズン開幕後にスタッド・ランスへと移籍しリーグ・アンに挑戦することとなった中村。MF伊東純也と両ウイングを形成し攻撃を牽引。ここまでリーグ戦2ゴールを記録している。アジアカップにも参加したが、復帰後は4試合に出場。10日のパリ・サンジェルマンとの大一番では起用されないなど、少し低調気味と言える。それでも、出ればチャンスメイクに加わるなど、一定のパフォーマンスは見せている。 日本代表に招集され始めてから1年が経過。ケガをしていた11月のW杯予選以外では常に招集を受け、5試合連続ゴールも記録した。アジアカップでは3試合の出場に終わったが1ゴールを記録した。今回もアジアカップ同様に三笘は不在。その代役として、ゴール、アシスト、チャンスメイクに期待が寄せられる。また初のW杯予選参加となるが、無念の不参加となっているチームメイトの伊東の思いもプレーにぶつけてもらいたい。 2024.03.17 19:45 Sun「覚悟を持って臨む」13年ぶりの北朝鮮での試合に森保一監督、「想定したことでない部分の対処が上手くいかずに終わった」アジカップの反省を生かす
日本代表の森保一監督が、北朝鮮代表との連戦に意気込みを語った。 14日、日本サッカー協会(JFA)は2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の北朝鮮代表戦に臨む日本代表メンバー26名を発表した。 予選2連勝の日本は、ホームとアウェイで北朝鮮との連戦を戦う中、アジアカップ2023のメンバーを中心に招集。その中で、DF長友佑都(FC東京)が電撃復帰を果たした他、FW小川航基(NECナイメヘン)、MF相馬勇紀(カーザ・ピア)、MF田中碧(デュッセルドルフ)、DF橋岡大樹(ルートン・タウン)らが復帰した。 予選4連勝に向けて北朝鮮との連戦を控える中、森保監督は意気込みを語った。 「2026年北中米ワールドカップに向けてアジア2次予選を戦うということで、すでに2試合を消化していますが、今度の北朝鮮との対戦で2次予選突破に向けて、その先のアジア予選突破に向けて、チームとしても経験値を上げてレベルアップしていきたいと思います」 「何よりも一戦必勝という目の前の試合に向けて最善の準備をする。試合に勝つということ、ホーム国立競技場で結果を出せるように、最善の準備をしたいと思います」 「そして、我々を応援してくださっているサポーターの皆さん、国民の皆さん、試合を応援してくださっている方に喜んでいただけるように、全力で戦って勝利を届けられればと思っています」 連勝を求めていくという森保監督。アウェイでの試合は13年ぶりの開催となるが、これまで1度も勝利を挙げておらず、ゴールすら決められていない場所だ。 やりにくさも当然ある中で、アウェイゲームについては「おそらく想定外のことはたくさんあると思いますし、覚悟を持って平壌での戦いに臨まなければいけないと思います」と語り、「これまでの戦いの中でも、我々の最善の準備というのは変わりませんが、都度色々なアクシデント、想定外のことが起きた中でベストを尽くして最大限の力を発揮することを意識してきました」と、様々なことを想定しているとした。 ただ「色々な意味で厳しい戦いになると思いますが、我々が最善の準備をして最大限の力を発揮するということは、今まで通り自分たちがやれることに目を向けて、落ち着いて準備をし、戦いに臨めればと思います」と語り、自分たちにフォーカスして結果を残したいとした。 一方で、アジアカップは優勝候補筆頭に挙げられながらもベスト8で敗退。大会を通じて苦戦し、アジアでの勝負弱さも痛感させられることとなった。 森保監督は「アジアカップでの成績というところにおいては、選手たちもそうですし、応援してくださる方にも良い結果をお見せできなかったことは申し訳ない気持ちですし、私自身、深く悲しい気持ちになっています」と振り返り、「アジアカップからの修正点という部分では、アジアカップだけでなく、過去に起こったことの成果と課題をしっかりと改善していく。成果の部分であれば、過去にできたことよりも今から未来に向かってできることを考えてやっていく上で、同じ気持ちでいます」と、しっかりと糧にしていきたいとした。 また「何を改善するという点では、全ての部分。攻撃も守備もですが、課題としてセットプレーからの失点が多かったと思うので、そこは改善できるようにということと、セットプレーと違うオープンプレーの中でも、ロングボールの対応から我々に取って難しい戦いになってしまったことはあるので、ゴール前に相手がよりシンプルにボールを入れてきたときにどうやって守備の対処をするか、そこからどう攻撃につなげていくかをチームとして確認して、課題にできればと思います」と、課題を克服していきたいという。 北朝鮮は未知な部分もある中で、間違いなくタフで力強く戦ってくることになるだろう。 「次の試合では相手がどう戦ってくるかというところでは強く戦ってくること、構えて戦ってくることも含めて両方できるので、相手がどのような戦い方をしてきても対応できるようにやっていきたいと思います」 「臨機応変さというところでアジアカップは自分たちが想定したことでない部分の対処が上手くいかずに終わったので、基本的な想定をしながらも想定外のことに対応できることは次の戦いで大切になってくると思います」 2024.03.14 19:55 Thu日本代表に復帰した小川航基、相馬勇紀、橋岡大樹…森保一監督が理由を語る「パフォーマンス、結果をもとに」
日本代表の森保一監督が、久々の招集となった3選手について言及した。 14日、日本サッカー協会(JFA)は2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の北朝鮮代表戦に臨む日本代表メンバー26名を発表した。 予選2連勝の日本は、ホームとアウェイで北朝鮮との連戦を戦う中、アジアカップ2023のメンバーを中心に招集。その中で、DF長友佑都(FC東京)が電撃復帰を果たして話題となっている。 その他にも、FW小川航基(NECナイメヘン)、MF相馬勇紀(カーザ・ピア)、DF橋岡大樹(ルートン・タウン)と復帰組がいる状況。森保監督は3選手に関して、招集を決めた理由を語った。 「久しぶりの招集になった選手たちですが、チームの活動を見て、選手たちが見せてくれているパフォーマンス、結果をもとに招集しました」 「相馬勇紀に関しては、このところ出場時間という点では少なくなっていますが、チームとして戦う上で、彼が持っているユーティリティ性は代表レベルの力を持っている選手の中でもチームにとって必要だということで招集させてもらいました」 「直近の試合ではゴールも決めていますし、彼の個の局面でバトルを制していきながら、ゲームに勝っていきながら攻撃につなげていくところ。W杯でのコスタリカ戦で、国と国との戦いの厳しさを知っている選手なので、今回の北朝鮮戦は非常に厳しくなる中で、個々の戦い、チームの戦いには必要だと思って招集させてもらいました」 「小川航基に関しては、まさに点を取っているという結果が彼を招集することになりました。点を取るだけでなく、チームとして守備にハードワークしながら点を取るというところ、個々の役割の中で結果を出すということで、チームとして組織的に戦うという部分でも非常に良いパフォーマンスを見せているので招集させてもらいました」 「橋岡に関しては、世界最高峰のリーグと言っても過言ではないプレミアリーグで今しっかりチームの中で評価され、プレーする時間を与えてもらっている。その中で、局面局面の戦いでは、数試合ですけど成長している。できることを見させてくれているので、招集させてもらいました」 「今は左のセンターバックをやる機会が多いですが、右も左もできる、局面で相手に勝って攻撃に繋げるということを見せてくれているので、今回の代表活動でも今やっていることを見せて貰えればと思います」 今回はMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)やDF中山雄太(ハダースフィールド・タウン)、MF旗手怜央(セルティック)らが負傷で招集できず、DF冨安健洋(アーセナル)も見送るなどし、ベストメンバーが揃わない中で、久々に復帰した選手たちがどんなプレーを見せるか注目だ。 2024.03.14 19:25 Thuオランダで躍動する小川航基が2019年以来の日本代表入り! 北朝鮮戦に向け長友佑都がカタールW杯以来の招集、伊東純也は招集見送り【2026W杯アジア2次予選】
日本サッカー協会(JFA)は14日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選に向けた日本代表メンバー26名を発表した。 アジアカップ2023ではベスト8で敗れ、優勝候補筆頭に挙げられながらも失意の中で終わることに。一方で、アジア2次予選では連勝スタートを記録している中、21日に国立競技場で、26日にはアウェイ・平壌の金日成スタジアムで北朝鮮代表との連戦を行う。 2011年以来13年ぶりに北朝鮮で試合を行うことも話題となっている中、日本は4連勝を飾り、早々に2次予選通過を決めたいところだ。 その日本だが、MF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)、DF中山雄太(ハダースフィールド・タウン)が今季絶望の負傷、MF旗手怜央(セルティック)もアジアカップで負った負傷から復帰しておらず招集外に。また、トレーニングに復帰しているDF冨安健洋(アーセナル)も見送られることとなった。また、性加害問題が報じられ、アジアカップを途中離脱したMF伊東純也(スタッド・ランス)も招集が見送られることに。現在は訴訟に発展しているが、クラブではこれまでと変わらずプレーを続けているだけに、異例の対応とも言える。 一方で、横浜FCから2023年夏にNECナイメヘンへと移籍し、エールディビジで23試合8ゴールを記録しているFW小川航基が2019年12月以来の招集を受けることとなった。 さらに、カタールW杯を最後に招集されていなかったDF長友佑都(FC東京)も復帰。また、アジアカップは招集されなかったMF田中碧(デュッセルドルフ)、MF相馬勇紀(カーザ・ピア)も復帰した。 ◆日本代表メンバー GK 前川黛也(ヴィッセル神戸) 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 鈴木彩艶(シント=トロイデン/ベルギー) DF 長友佑都(FC東京) 谷口彰悟(アル・ラーヤン/カタール) 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ) 渡辺剛(ヘント/ベルギー) 町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー) 毎熊晟矢(セレッソ大阪) 伊藤洋輝(シュツットガルト/ドイツ) 橋岡大樹(ルートン・タウン/イングランド) 菅原由勢(AZ/オランダ) MF/FW 遠藤航(リバプール/イングランド) 浅野拓磨(ボーフム/ドイツ) 南野拓実(モナコ/フランス) 守田英正(スポルティングCP/ポルトガル) 相馬勇紀(カーザ・ピア/ポルトガル) 小川航基(NECナイメヘン/オランダ) 前田大然(セルティック/スコットランド) 堂安律(フライブルク/ドイツ) 上田綺世(フェイエノールト/オランダ) 田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ) 川村拓夢(サンフレッチェ広島) 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス) 佐野海舟(鹿島アントラーズ) 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン) 2024.03.14 14:01 Thuカーザ・ピア相馬勇紀が9試合ぶりのゴール、前節出場なしも途中出場で豪快アピール弾!
カーザ・ピアのMF相馬勇紀が9試合ぶりのゴールをマークした。 カーザ・ピアは8日、プリメーラ・リーガ第25節でエストレラ・アマドーラとアウェイで対戦。ベンチスタートとなった相馬は2点を追い掛ける78分に右のワイドで投入され、86分に結果を残した。 中盤のルーズ争いを制して左のスペースを突いたカーザ・ピアは、抜け出したアンドレ・ラクシミカントがダイレクトのグラウンダーで折り返すと、逆サイドから走り込んだ相馬が豪快に蹴り込み、1点を返した。 前節は出場なしに終わり、先発からも4試合遠ざかっていた相馬。9試合ぶりのゴールで、今季2得点2アシストとした。 途中出場の2人が絡んで差を詰めたカーザ・ピアだったが、アディショナルタイムに再び失点を喫し、1-3で敗戦。2試合未勝利に終わっている。 <span class="paragraph-title">【動画】相馬勇紀がクロスに合わせる豪快な一撃!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UVrxwTBJEJA";var video_start = 154;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.10 20:45 Sun相馬勇紀が今季初ゴール!日本代表メンバー選外もカーザ・ピアで健在アピール
カーザ・ピアのMF相馬勇紀が今季初ゴールをマークした。 プリメイラ・リーガは第16節が5日から8日にかけて行われ、カーザ・ピアは8日にアウェイでモレイレンセと対戦した。 ここまで出場15試合中、13試合がスタメンと、定位置を確保している相馬は、この試合も先発出場。81分までプレーし、1得点を挙げた。 14分に失点を喫し、追い掛ける展開となったカーザ・ピアだが、その4分後に相馬が同点ゴールを奪う。 左サイドからの折り返しはニアでクリアされるも、こぼれ球を拾ったラファエル・ブリトが中央へ横パス。ボックス手前で受けた相馬が思い切りよく右足を振り抜くと、シュートはコースに入ったDFに当たって浮き上がり、大きな弧を描いてゴールに吸い込まれた。 アジアカップ2023に臨む日本代表メンバーからは漏れた相馬だが、健在ぶりをアピール。4-1の勝利に貢献している。 <span class="paragraph-title">【動画】思い切りの良さが生んだ相馬勇紀の今季初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> GOLO<br>Y. Soma 18'<br>I Liga (#16) | Moreirense 1-1 Casa Pia <a href="https://twitter.com/hashtag/LigaPortugalBetclic?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#LigaPortugalBetclic</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/MFCCPAC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#MFCCPAC</a> <a href="https://t.co/0qGMumUaPh">https://t.co/0qGMumUaPh</a> <a href="https://t.co/a0JETIAZsd">pic.twitter.com/a0JETIAZsd</a></p>— VSPORTS (@vsports_pt) <a href="https://twitter.com/vsports_pt/status/1744460218543595966?ref_src=twsrc%5Etfw">January 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.10 18:30 Wed移籍履歴
移籍日 | 移籍元 | 移籍先 | 種類 |
2024年6月30日 | カーザ・ピア | 名古屋 | レンタル移籍終了 |
2023年7月20日 | 名古屋 | カーザ・ピア | レンタル移籍 |
2023年6月30日 | カーザ・ピア | 名古屋 | レンタル移籍終了 |
2023年1月20日 | 名古屋 | カーザ・ピア | レンタル移籍 |
2020年1月31日 | 鹿島 | 名古屋 | レンタル移籍終了 |
2019年8月7日 | 名古屋 | 鹿島 | レンタル移籍 |
2019年2月1日 | 早稲田大学 | 名古屋 | 完全移籍 |
2019年1月31日 | 名古屋 | 早稲田大学 | レンタル移籍終了 |
2018年6月29日 | 早稲田大学 | 名古屋 | レンタル移籍 |
2015年4月1日 | 早稲田大学 | 完全移籍 |