ミラン、ロフタス=チークから若いチュクエメカへ標的変更? 鎌田獲得の方針は変わらずか
2023.06.12 14:57 Mon
チェルシーの元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(27)の獲得を断念したミランは同じチェルシーのU-20イングランド代表MFカーニー・チュクエメカ(19)にターゲットを切り替えたようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。
日本代表MF鎌田大地(26)やロフタス=チークの獲得を目指していると言われていたミラン。ところが、パオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)とフレデリック・マッサーラSD(スポーツディレクター)の退任が決まり、方針を転換。チェルシーの要求額が高いこともあり、ロフタス=チークの獲得から手を引いたと報じられていた。
そして、ミランは昨夏にも照準を定めていたチュクエメカの獲得を検討している模様。チュクエメカは1年前にアストン・ビラからチェルシーへと移籍した若手有望株であり、今季はチェルシーのトップチームで公式戦15試合に出場。チェルシーへ移った際の移籍金は1800万ユーロ(約27億円)だったというが、マルディーニ氏とマッサーラ氏がこれを高すぎると判断していたようだ。
奇遇にも、今回のロフタス=チークの移籍金も1800 万ユーロほどになるはずだった。マルディーニ氏とマッサーラ氏が去ったミランは、27歳のロフタス=チークに1800万ユーロを払うより、19歳のチュクエメカに1800万ユーロを払った方が良いという考えに至ったようだ。
一方、チェルシーは才能ある若者を簡単には手放したくないため、買取オプション付きのレンタルでの放出を検討しているとのこと。しかし、ミランはスペイン代表MFブラヒム・ディアス(23)がレアル・マドリーへレンタルバックしてしまった経緯も踏まえ、これを避けたいと考えているようだ。
日本代表MF鎌田大地(26)やロフタス=チークの獲得を目指していると言われていたミラン。ところが、パオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)とフレデリック・マッサーラSD(スポーツディレクター)の退任が決まり、方針を転換。チェルシーの要求額が高いこともあり、ロフタス=チークの獲得から手を引いたと報じられていた。
奇遇にも、今回のロフタス=チークの移籍金も1800 万ユーロほどになるはずだった。マルディーニ氏とマッサーラ氏が去ったミランは、27歳のロフタス=チークに1800万ユーロを払うより、19歳のチュクエメカに1800万ユーロを払った方が良いという考えに至ったようだ。
一方、チェルシーは才能ある若者を簡単には手放したくないため、買取オプション付きのレンタルでの放出を検討しているとのこと。しかし、ミランはスペイン代表MFブラヒム・ディアス(23)がレアル・マドリーへレンタルバックしてしまった経緯も踏まえ、これを避けたいと考えているようだ。
また、ミランは鎌田の獲得を引き続き目指していく模様。鎌田の代理人が事務的な問題を抱えているため、交渉が滞っている節もあるようだが、今月末には事態に決着がつく見込みだという。
ミランの関連記事
セリエAの関連記事
|
ミランの人気記事ランキング
1
コネ獲得失敗のミラン、フリーのラビオに接触か…ベナセルのマルセイユ移籍は頓挫
ミランがフランス代表MFアドリアン・ラビオ(29)の獲得に動いているようだ。 パウロ・フォンセカ新監督のもと、トリノ相手にぎりぎりで引き分け、パルマ相手に1-2の敗戦と苦しいスタートを切った今シーズンのミラン。一方、アルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル(26)には移籍の可能性が浮上していた。 代役として考えていたのはボルシアMGのフランス代表MFマヌ・コネ(23)だったが、ローマとの争奪戦に敗北。また、ベナセルに迫っていたマルセイユ移籍も実現しなかった。 しかし、アルジェリア代表MFはアル・カーディシーヤからの関心も報じられており、サウジアラビアへの移籍は9月2日まで可能。イタリア『スカイ・スポーツ』によると、コネ獲得が失敗に終わったミランは、ラビオの母親で代理人を務めるヴェロニク氏との会談を予定しているという。 ラビオは2019年夏から在籍したユベントスを契約満了により今夏退団。クラブからの慰留を断り、フリーの身で新天地を探している。 ユベントスでは在籍5シーズンで212試合に出場し、22ゴール15アシストを記録。ベナセルの去就にも大きく左右されそうだが、ミラン入りはあるのだろうか。 2024.08.31 16:02 Sat2
日本人選手12人が出場するCLリーグフェーズ出場36チームが決定! 気になるポット分けは?
8月28日の2024-25シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフが終了し、CLリーグフェーズに出場する全36チームおよびポット分けが決定した。 昨シーズンはレアル・マドリーの2シーズンぶり15度目の優勝で幕を閉じたCL。新シーズンのヨーロッパ王者争いの行方を左右する、リーグフェーズ組み合わせ抽選会は29日にフランスのモナコで開催される。 今シーズンからレギュレーションが変更となり、36チームが参加し、グループステージが排除。リーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。 上位8チームがラウンド16に進出し、9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととなる。 また、前レギュレーションではUEFAカントリーランキング上位6チームの国内王者がポット1に入ったが、新レギュレーションではこれを撤廃。2023-24シーズンのCL優勝クラブとUEFAクラブランキング上位8チームが入り、ポット2以降はUEFAクラブランキング順に入ることとなる。 これにポット1にはフランス代表FWキリアン・ムバッペも加入したディフェンディングチャンピオンのレアル・マドリーに加え、UEFAクラブランキング上位8チームのマンチェスター・シティ、バイエルン、パリ・サンジェルマン(PSG)、リバプール、インテル、ドルトムント、RBライプツィヒ、バルセロナが入り、ここにが入った。 さらに、ポット2には昨季ヨーロッパリーグ(EL)王者のアタランタやユベントス、ミランのイタリア勢3チーム、アーセナル、アトレティコ・マドリー、レバークーゼン、ベンフィカ、シャフタール・ドネツク、クラブ・ブルージュの9チームが入った。 ポット3にはフェイエノールト、スポルティングCP、PSV、ヤングボーイズ、セルティックに加え、予選を突破したレッドブル・ザルツブルク、ディナモ・ザグレブ、リール、ツルヴェナ・ズヴェズダ。 ポット4はグループステージ制導入以来初出場となるアストン・ビラやボローニャの2チームや欧州カップ初参加となるジローナやブレストに加え、モナコ、シュツットガルトらが入っている。 なお、今回のCLリーグフェーズには、DF伊藤洋輝(バイエルン)、MF遠藤航(リバプール)、DF冨安健洋(アーセナル)、FW上田綺世(フェイエノールト)、MF守田英正(スポルティングCP)、MF川村拓夢(ザルツブルク)、FW前田大然(セルティック)、FW古橋享梧(セルティック)、MF旗手怜央(セルティック)、MF岩田智輝(セルティック)、FW南野拓実(モナコ)、DF荻原拓也(ディナモ・ザグレブ)ら12人の日本人選手が参戦予定だ。 今回決定した2024-25シーズンのCLリーグフェーズ出場チーム及びポット分けは以下の通り。 ◆ポット1 レアル・マドリー(CL王者/スペイン) マンチェスター・シティ(イングランド) バイエルン(ドイツ) パリ・サンジェルマン(フランス) リバプール(イングランド) インテル(イタリア) ドルトムント(ドイツ) ライプツィヒ(ドイツ) バルセロナ(スペイン) ◆ポット2 レバークーゼン(ドイツ) アトレティコ・マドリー(スペイン) アタランタ(EL王者/イタリア) ユベントス(イタリア) ベンフィカ(ポルトガル) アーセナル(イングランド) クラブ・ブルージュ(ベルギー) シャフタール・ドネツク(ウクライナ) ミラン(イタリア) ◆ポット3 フェイエノールト(オランダ) スポルティングCP(ポルトガル) PSV(オランダ) ディナモ・ザグレブ(クロアチア) ザルツブルク(オーストリア) リール(フランス) ツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア) ヤングボーイズ(スイス) セルティック(スコットランド) ◆ポット4 スロバン・ブラチスラヴァ(スロバキア) モナコ(フランス) スパルタ・プラハ(チェコ) アストン・ビラ(イングランド) ボローニャ(イタリア) ジローナ(スペイン) シュツットガルト(ドイツ) シュトゥルム・グラーツ(オーストリア) ブレスト(フランス) 2024.08.29 06:50 Thu3
またも初勝利ならずのミラン、スタメン外のレオン&テオにフォンセカ監督「理解してくれた」
ミランのパウロ・フォンセカ監督が試合を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 1敗1分けスタートのミランは、8月31日に行われたセリエA第3節でラツィオと対戦。フォンセカ監督はポルトガル代表FWラファエル・レオン、フランス代表DFテオ・エルナンデス、イタリア代表DFダビデ・カラブリアをベンチに置いた。 新加入のセルビア代表DFストラヒニャ・パヴロビッチがCKから決め、8分に先制したミランだったが、後半に入ると62分、66分と立て続けにゴールを奪われ、逆転を許す展開に。フォンセカ監督はレオン、テオ・エルナンデスに加え、加入したばかりの元イングランド代表FWタミー・エイブラハムらを投入する。 すると直後の72分、テオ・エルナンデス、エイブラハムとボックス内で繋ぎ、落としを決めたのはレオン。初勝利こそならなかったものの、なんとか勝ち点「1」を手にした。 試合を振り返ったフォンセカ監督は、逆転を許した後半を課題に。継続性を求めている。 「我々はボールをよく動かせた。もう少し理性的にもなるべきだが、全体的には試合をコントロールできたと思う」 「前半とは違い、後半はプレーを止めてしまった。プレーを続ける勇気を持たなければならない。相手が高い位置からプレスをかけてくれば、我々のスペースが増える。だからプレーを続けなければならない」 「我々は今、ポジティブな状況にない。選手たちはゴールを奪えないと考えているが、実際はそうではない。後半はプレーへの意欲がなかった」 また、2-2とした直後のクーリングブレイクで、レオンとテオ・エルナンデスがベンチに戻らず、ピッチに留まった件にも言及。2人をベンチスタートとするまでの経緯も説明した。 「問題はない。彼らは入ってから2分だったし、休憩する必要がなかったから離れたままだった。何もないところに問題を起こしてはいけない」 「この1週間を通じて彼らと話し、理解してくれた。ピッチ上での彼らの動きは良かったし、だからこそ真実を言っている。私が問題ないと言えば、問題はない」 一方、テオ・エルナンデスもクラブメディアを通じて弁明。フォンセカ監督と同様の見解を示している。 「僕らがピッチに立ったのは2分間だったから、(クーリングブレイクは)必要なかった。そうしたらみんなは口々に真実でないことを言う。ラファと僕は常にチームを助けるために、チームとともにいる。これが重要なことだ」 <span class="paragraph-title">【動画】辛くもドロー…ラツィオvsミラン ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-J85G5k--2s";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.01 14:15 Sun4
エイブラハムがミラン、サーレマーケルスがローマへ…一時暗雲もレンタル移籍で決着
ローマの元イングランド代表FWタミー・エイブラハム(26)と、ミランのベルギー代表MFアレクシス・サーレマーケルス(25)が入れ替わるようだ。 昨シーズンは左ヒザ前十字じん帯断裂の大ケガにより、シーズン終盤での復帰となったエイブラハム。公式戦12試合のプレーで1ゴール1アシストに終わったなか、ミランやウェストハムからの関心が報じられていた。 一時はウエストハムが接近したが、サーレマーケルスと入れ替わる形でのミラン行きが浮上。しかし、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、550万ユーロ(約8億8000万円)+ボーナスというエイブラハムの高額な年俸が足かせとなった。 悲観的な見方も強まっていたが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、両者ともにレンタル移籍の形へ方向転換。お馴染みの「here we go」のフレーズが飛び出し、契約完了が決定的とみられている。 サーレマーケルスは昨シーズン、チアゴ・モッタ監督(現ユベントス)が率いたボローニャへレンタル移籍し、公式戦32試合4ゴール3アシストを記録。チームのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。 ミランに戻った今シーズンは、パウロ・フォンセカ新監督が開幕前からユーティリティ性の高さを重宝。サイドバックも任され、セリエA開幕節では先発起用されていた。 2024.08.30 15:30 Fri5