ミランがオリジを1年で売却へ…ジルーの負担減らすどころかたった2ゴール

2023.05.18 13:51 Thu
Getty Images
元ベルギー代表FWディヴォク・オリジ(28)は1年でミランを去ることになる可能性が高いようだ。

リバプール時代に大舞台での勝負強さが光ったオリジ。8年間の在籍で主力選手にはなれなかったが、2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)では準決勝のバルセロナ戦と決勝のトッテナム戦でゴールを決め、ビッグイヤー獲得に貢献している。ファンの記憶に色濃く残る活躍を披露した選手だ。
そんなオリジもリバプールとの契約を昨季で終え、今季からミランに加入。30代後半を迎えた不動のワントップ、フランス代表FWオリヴィエ・ジルーの負担を減らす働きが期待されたが、ここまで公式戦35試合の出場でわずか2ゴールにとどまっている。

1年での売却が噂されても仕方のないパフォーマンスが続いているなか、イタリア『カルチョメルカート』によると、やはりミランはオリジへのオファーに耳を傾ける方針。ここ数日の間にもトルコのベシクタシュ、フェネルバフチェ、アランヤスポルから照会の依頼があったという。

オリジの去就はこれから夏の移籍市場にかけて何らかの動きがあるとされ、遅かれ早かれ「今夏でミランに別れを告げることになるだろう」と考えられている。
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