アーセナルからローン中のタヴァレスはマルセイユでも立場危うく…練習姿勢に問題

2023.04.03 08:00 Mon
Getty Images
アーセナルからマルセイユにレンタル中のU-21ポルトガル代表DFヌーノ・タヴァレスが、トップチームのトレーニングから一時的に追放されていたことが分かった。フランス『レキップ』が報じている。

ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコの加入に伴い、昨夏出場機会を求めてアーセナルから加入したタヴァレス。ここまでは左ウイングバックの主力として公式戦33試合に出場している。

ここまで6ゴールと持ち味の攻撃性能が光る一方、守備強度の低さや攻守両面に渡る判断の悪さもあってクラブ内での現状の評価は芳しくない。
そういった中、『レキップ』の報道によると、タヴァレスは練習姿勢が原因でトレーニングセッションから一時的に追放されていたことが判明した。

マルセイユを率いるイゴール・トゥドール監督は先週に行われたインタビューで、トレーニング中に選手に要求するコミットメントについて言及。その際、「必要な努力をしていなかった」という匿名の選手をドレッシングルームに引き上げさせたことを明かした。
そして、その匿名の選手はタヴァレスだったという。

「私のフットボールは、走らなければならないという特徴がある」

「そうしなければ求めるものを見せられない。トレーニングで走らないプレーヤーを1人でも見かければ、1回、2回は警告し、3回目でしかるべき対応をする」

「約1時間のトレーニングの間、私は常に要求している。プレーヤーたちはそれを理解している」

「しかし、彼らがオフを望むならば、私も彼らに与えることができる。冗談を言ったり笑ったりすることもできるが、仕事は仕事だ」

直近のモンペリエ戦では先発フル出場しており、トゥドール監督の追放措置はあくまで一時的なものだったようだが、現状ではマルセイユがタヴァレスを完全移籍で買い取る可能性は限りなく低いようだ。

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