ドイツでもゴールを分けた“1ミリ”が誕生、昇格争う首位攻防戦でのギリギリプレーが話題

2023.02.26 21:15 Sun
Getty Images
今度はドイツでゴールの判断を分ける“1ミリ”が生まれてしまった。
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そのシーンが起こったのは25日に行われた、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)第22節のダルムシュタットvsハンブルガーSVの一戦だ。
2部首位を走るダルムシュタットと、2位のハンブルガーSVという昇格を争う大一番。ハンブルガーSVは4分にゴールを奪い、そのまま押し込む展開で試合を進める。

すると迎えた41分にそのシーンが訪れる。ダルムシュタットが相手陣内のハーフウェイライン付近でボール奪取。スルーパスに反応したフィリップ・ティーツがドリブルで持ち出すと、ボックス内右からグラウンダーのクロスを送る。

これを並走していたマティアス・ホンサクがスライディングで合わせるが、ミートせずにシュートは左ポストに当たることに。ただ、これが跳ね返り、ラインを割りそうになったが、ハンブルガーSVのGKダニエル・ホイヤーが蹴り出すことに。ギリギリラインにボールが乗っており、ノーゴールの判定となった。
カタール・ワールドカップ(W杯)では世界中で話題になった“三笘の1ミリ”があるが、まさにそのような状況に。“ホイヤーの1ミリ”とでも言えるだろうか。首位攻防戦はギリギリの攻防となった。

なお、試合はダルムシュタットがフィリップ・ストイコビッチのゴールで追いつき、勝ち点1を分け合うこととなっている。



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