ゴールへの突破口はスピナ! ガッロ&ディバラの元パレルモコンビ弾でローマが逆転で16強入り《EL》
2023.02.24 07:00 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントのプレーオフ2ndレグ、ローマvsレッドブル・ザルツブルクが23日にスタディオ・オリンピコで行われ、2-0で勝利したローマが2戦合計2-1で逆転でのベスト16進出を決めた。
一方、守護神ケーンの奮闘にカパルドが終盤のゴールで応えて先勝に成功したオーストリア王者は、週末に行われたWSGティロル戦にも3-1で快勝。好調を維持して難所オリンピコに乗り込んだ。
試合は熱狂的なロマニスタの後押しを受けるローマが先にゴールへ迫る。開始9分、ペッレグリーニの右CKの流れからファーでフリーのディバラが左足、ヘディングで連続シュート。だが、GKケーンの好守とクロスバーに阻まれる。
開始早々のゴールを逃したホームチームだが、以降もリスクを冒して攻勢を仕掛けていく。普段に比べて両ウイングバックが高い位置を取り、3バックの両脇に入るマンチーニとイバニェスも再三の攻撃参加で厚みをもたらす。そして、サイドを起点に崩しを試みつつ、そこから得た得意のセットプレーで幾度も際どいシーンを作り出す。
2戦合計1-1のイーブンに戻ったことでローマが、よりリスクを管理し始めると、ザルツブルクも徐々に押し返していく。以降、しばらくは一進一退の攻防となるが、ローマの切り込み隊長が再びゴールへの突破口を開いた。
40分、カウンターから左サイドで見事な突破を見せたスピナッツォーラが深い位置から正確な浮き球のクロスを供給。これをボックス中央に走り込んだディバラが抑えの利いた左足のダイレクトボレーでゴール左隅へ流し込んだ。
スピナッツォーラ演出の2ゴールで2戦合計スコアで優位に立ったホームチームは、その後相手の枠内シュートをゼロに抑え込んで試合を折り返した。
後半はより攻撃的なスチッチの投入で前がかるザルツブルクが押し込む入りとなったが、ローマは要所を締める守備で決定機まで持ち込ませない。その後、得意のカウンターを繰り出していくと、59分にはクリスタンテがボックス手前からの弾丸ミドルシュートでGKケーンを脅かす。
後半半ばから終盤にかけて互いに交代カードを切っていく中、拮抗した展開が続く。ローマはなかなかトドメの3点目を奪い切れないが、スモーリングを中心とするソリッドな守備陣が相手に決定機を許さない。
その後、殊勲のゴールスコアラーたちを下げてエイブラハムやワイナルドゥムの投入で試合をクローズしたローマが、会心の2-0の勝利で逆転でのベスト16進出を決めた。
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先週に敵地で行われた1stレグでは概ね試合を優位に進めながら試合終盤の失点によって0-1と競り負けたローマ。それでも、先週末に行われたセリエAではヴェローナ相手に1-0で競り勝ってバウンスバックを果たした。ホームアドバンテージを生かして逆転での突破を目指すモウリーニョのチームは、1stレグから先発2人を変更。エル・シャーラウィとエイブラハムに代えてスピナッツォーラ、ベロッティを起用。状態が懸念されたディバラは先発、エイブラハムもベンチに入った。試合は熱狂的なロマニスタの後押しを受けるローマが先にゴールへ迫る。開始9分、ペッレグリーニの右CKの流れからファーでフリーのディバラが左足、ヘディングで連続シュート。だが、GKケーンの好守とクロスバーに阻まれる。
開始早々のゴールを逃したホームチームだが、以降もリスクを冒して攻勢を仕掛けていく。普段に比べて両ウイングバックが高い位置を取り、3バックの両脇に入るマンチーニとイバニェスも再三の攻撃参加で厚みをもたらす。そして、サイドを起点に崩しを試みつつ、そこから得た得意のセットプレーで幾度も際どいシーンを作り出す。
試合開始30分で早くもシュート数が2桁に到達した中、11本目のシュートがオリンピコに歓喜をもたらす。33分、相手陣内左サイドで縦に仕掛けたスピナッツォーラがボックス内に持ち込んで鋭いクロスを供給。手前のDFにディフレクトしてコースが変わるも、ゴール前に勢いよく飛び込んだベロッティが見事な反射神経によって頭で押し込んだ。
2戦合計1-1のイーブンに戻ったことでローマが、よりリスクを管理し始めると、ザルツブルクも徐々に押し返していく。以降、しばらくは一進一退の攻防となるが、ローマの切り込み隊長が再びゴールへの突破口を開いた。
40分、カウンターから左サイドで見事な突破を見せたスピナッツォーラが深い位置から正確な浮き球のクロスを供給。これをボックス中央に走り込んだディバラが抑えの利いた左足のダイレクトボレーでゴール左隅へ流し込んだ。
スピナッツォーラ演出の2ゴールで2戦合計スコアで優位に立ったホームチームは、その後相手の枠内シュートをゼロに抑え込んで試合を折り返した。
後半はより攻撃的なスチッチの投入で前がかるザルツブルクが押し込む入りとなったが、ローマは要所を締める守備で決定機まで持ち込ませない。その後、得意のカウンターを繰り出していくと、59分にはクリスタンテがボックス手前からの弾丸ミドルシュートでGKケーンを脅かす。
後半半ばから終盤にかけて互いに交代カードを切っていく中、拮抗した展開が続く。ローマはなかなかトドメの3点目を奪い切れないが、スモーリングを中心とするソリッドな守備陣が相手に決定機を許さない。
その後、殊勲のゴールスコアラーたちを下げてエイブラハムやワイナルドゥムの投入で試合をクローズしたローマが、会心の2-0の勝利で逆転でのベスト16進出を決めた。
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