ミラン指揮官が21歳デ・ケテラエルに期待、1月補強は「署名があるとすれば...」

2022.12.20 17:39 Tue
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ミランのステファノ・ピオリ監督がベルギー代表FWチャールズ・デ・ケテラエルへの期待を語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。
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中断期間前のセリエAを2位で折り返し、連覇への期待も大きいミラン。一方、今夏に獲得した21歳デ・ケテラエルは新加入組の中で最大の注目選手だったが、同選手は期待に見合う活躍を披露できていない。
カタール・ワールドカップも閉幕し、欧州各国のクラブがリーグ戦再開に向けてギアを上げるなか、ピオリ監督はイタリア『スカイ』のインタビューでカタール帰りのデ・ケテラエルに言及。チームへのフィットや成長の過程にあると述べた。

「性急な評価と言える。我々は適応を必要とする1人のために、全員で手助けすることができるグループだ。彼(デ・ケテラエル)もじきに良くなるだろう。より優れた存在へと進歩したと判断するのは私の責任だ」

「彼は穏やかな青年。ミラノで経験しているプレッシャーは、これまでのクラブとは比べ物にならないはずだ。これこそが成長過程で、若い選手は誰だって技術面と精神面の両方を伸ばす必要があるのさ」
一方、来年1月の移籍市場でスカッドに選手を加える考えがあるかと問われ、否定はせずとも具体的な補強プランの明言は避けた。

「マーケット?この時期にこの手の質問が増えるのは承知しているよ。署名があるとすれば、それは負傷している選手とその回復具合による。だが、私はグループ全員のクオリティに確信と自信があるよ」

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